「シナノスマイル」は長野産の希少ぶどう!特徴や食べ方・価格は?

日本には美味しいぶどうがさまざまありますが、「シナノスマイル」というぶどうをご存知でしょうか。シナノスマイルというぶどうはどのような特徴があるぶどうで値段はどのくらいなのか、また味はどうか、そのおすすめポイントについて紹介します。

「シナノスマイル」は長野産の希少ぶどう!特徴や食べ方・価格は?のイメージ

目次

  1. 1長野産シナノスマイルの魅力を解説
  2. 2シナノスマイルの特徴や味
  3. 3シナノスマイルの旬の時期
  4. 4シナノスマイルの価格
  5. 5シナノスマイルの食べ方
  6. 6シナノスマイルの入手方法
  7. 7希少なシナノスマイルを味わおう

長野産シナノスマイルの魅力を解説

スーパーに行くと、さまざまな色のぶどうが並んでいるのに気がつきます。巨峰などはよく知られていますし、一見してすぐわかるのですが、中には見たことがないようなものもあるでしょう。中でも珍しい「シナノスマイル」について、その食べ方やおすすめポイントを紹介します。

シナノスマイルの特徴や味

さて、ぶどうが大好きでよく食べるという方でも、「シナノスマイル」という名前のぶどうは聞いたことがないという方が多いのではないでしょうか。実はシナノスマイルというぶどうはとても珍しく、なかなか見る機会がないぶどうなのです。

シナノスマイルというのは長野県須坂市で生まれました。1982年、「高墨」というぶどうの種をまき、その自然交雑実生を選抜、育成した結果生まれた大粒で赤い実のぶどうがシナノスマイルなのです。1995年に品種登録されました。

もとになった「高墨」は巨峰の中から優良株を選抜し、育成して作り上げたぶどうであり、このぶどうを生み出したのもまたシナノスマイルを生み出した方と同じ方なのです。ふつうの巨峰よりはやめに成熟する優良品種とされています。ですからシナノスマイルは巨峰の孫にあたるということになります。

高墨は墨のように黒いぶどうということでこの名前がつけられましたが、シナノスマイルは大粒できれいな赤い球形の実が実るぶどうです。皮は少し厚みがあるので、きれいに皮がむけます。

見た感じでは、赤っぽい色の巨峰という感じで、別の品種というよりも巨峰の色が薄いのではというふうに見えてしまうかもしれません。日本で赤い色のぶどうというとデラウェアが知られていますが、シナノスマイルもその赤い色のぶどうの仲間です。

酸味・甘味のバランスが良い

ではシナノスマイルはどのような味のぶどうなのでしょうか。ぶどうを色で分けると、巨峰などのような黒系、マスカットなどの黄緑系、そしてシナノスマイルなどのような赤系に分けられ、それぞれに味の特徴があります。

おおまかにいうと、黒系はコクがあり濃厚な味わい、黄緑系は爽やかな香りと渋みの少なさ、そして赤系は酸味が少なく甘みが強いという特徴があります。特にシナノスマイルは甘みが強いのが大きな特徴であり、人気のポイントと言っていいでしょう。

房により違いはもちろんあるのですが、シナノスマイルの糖度は18度から20度あると言われます。一般的なぶどうの糖度は12度から14度と言われているので、シナノスマイルの糖度はかなりのレベルということがわかるのではないでしょうか。

また全体にとてもジューシーな味わいであり、実もしっかりめです。そのため、皮をむいても実があまり崩れず、口に入れた時に甘い果汁がたっぷりと味わえます。甘いぶどうが好きという方には特に人気が高い、おすすめのぶどうといっていいでしょう。

栽培の少ない人気のぶどう

さて、最初に述べたように、ぶどうというと巨峰やシャインマスカットなどがよく知られており、すぐに頭に思い浮かぶという方が多いのではないでしょうか。一方で、シナノスマイルという名前は聞いたことがないという方が多いでしょう。いやそもそも、赤いぶどうそのものをあまり見ないかもしれません。

実は日本では、もともと赤系のぶどうであるデラウェアが多く育てられ、販売されていました。しかしその後巨峰の人気が増大するのに伴い、シェアを伸ばしてトップになり、これに伴って黒系のぶどうが多く生産されるようになりました。

現在では日本の栽培面積のうちの約3割は巨峰、次がピオーネとなっており、日本の栽培面積の5割以上が黒系ぶどうで占められています。実際スーパーなどでも黒系のぶどうは種類も販売スペースも大きいことが多いです。

さらに昨今では、種がない、皮まで食べられるタイプのぶどうの人気が高まっています。具体的にいうと2006年に品種登録されたシャインマスカットがそうですが、皮が薄くて皮ごと食べられ、しかも実が割れにくく日持ちがし美味しいということで、人気が高まっているのです。

このような流れの中にあって、シナノスマイルは栽培面積が非常に少ないぶどうの一つです。日本のぶどうの品種別栽培面積を見ると、シナノスマイルはなんと45位であり、先ほど述べた「高墨」の10分の1、5.8ヘクタールほどしかありません。

この数字がどのくらい少ないかということですが、1位の巨峰は約5465ヘクタールですから、巨峰と比べると1000分の1です。いかにシナノスマイルの栽培面積が狭いのかということがよくわかるのではないでしょうか。

しかもこのシナノスマイルが珍しいのは、生産地の中心が長野ではないという点です。日本のぶどうの生産地の1位は山梨県ですが、2位には長野県が入っています。そもそもシナノスマイルが生まれたのが長野県ですから、当然長野でたくさん生産されていると考えるでしょう。

しかし栽培面積を調べると、シナノスマイルの栽培面積1位は宮崎県で2.1ヘクタール、2位が秋田県で1.7ヘクタールであり、長野県、新潟県は1ヘクタールほどずつとなっています。宮崎、秋田、新潟はぶどうの生産ランキングトップテンに入らないわけですから、その点でも珍しいのです。

シナノスマイルはもともと栽培面積が少ないわけですから、当然収穫量も少ないです。加えて長野などぶどう産地で直売所などが多いところでなければ、出回る機会も少ないでしょう。その点でもシナノスマイルは「幻のぶどう」でもあるのです。

糖度が高く、美味しいのに栽培面積が少なく、収穫量が少ないとなれば、もし見つけられたらそれだけでもラッキーなことかもしれません。それだけに人気も高まっており、おすすめのぶどうと言えるのです。

つるんと簡単に皮が剥ける

ぶどうを日ごろいろいろ食べている方はご存知でしょうが、ぶどうは品種により皮が厚いものと薄いものがあります。実はぶどうの栄養は皮と種の部分にあると言われ、外国では種ごと食べるのが一般的なのだそうです。

しかしいくら皮に栄養があると言われても、口に入れた時に皮が気になるようであれば、さすがに食べることはできません。その場合、皮を手でむいてから口に入れることになりますが、今度は実が柔らかかったりして、きれいにむけないということもあります。

先ほども述べたように、近年ではシャインマスカットなどのように皮が薄いタイプのぶどうが人気となっています。このようなタイプのぶどうだと、食べ方も、そのまま口にいれるだけでよく、皮をむく手間がいりません。

では、シナノスマイルはどのような食べ方をするタイプなのかというと、皮に厚みがあるタイプです。そのため、皮をむいて食べるのが正しい食べ方ということになります。

しかしシナノスマイルの場合、皮は厚みがあるのですが、一方で実離れもよいタイプです。そのため、枝から外したところから指で皮をひっぱるとつるりとむけて、実だけを食べることができるのです。皮をむく食べ方がしやすいぶどうなのです。

ぶどうの皮はどうしても気になる、皮をむいた食べ方がしたいという方にはシナノスマイルはおすすめのぶどうです。ヨーグルトなどに入れて食べたいという方にもおすすめです。

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シナノスマイルの旬の時期

次に、シナノスマイルの旬の時期について紹介しましょう。ここまで述べてきたように、シナノスマイルは非常に生産量が少ない、幻のぶどうです。そうなると生産量の多い巨峰などのように長い期間にわたり店頭に並ぶということはなかなか難しいと言わざるを得ません。

シナノスマイルを食べてみたいというのであれば、シナノスマイルが収穫される旬の時期を狙い、生産地近くに行くのがおすすめということになるのですが、シナノスマイルの旬の時期は長いのでしょうか。

おすすめの時期は9月下旬

シナノスマイルの育成地である長野県須坂市では、シナノスマイルは中生種のぶどうに分類されています。このタイプのぶどうの成熟時期は9月下旬とされています。ですから、この9月下旬というのが、シナノスマイルが最もおすすめである旬の時期の中心と考えていいでしょう。

ただ、この時期はあくまでも長野県を基準とした時期となります。先ほど述べましたが、シナノスマイルが最も多く栽培されているのは宮崎県であり、当然ながら長野県よりも温暖な気候となります。その分収穫時期も早まると考えていいでしょう。

そのため、シナノスマイルの収穫は早いところでは8月下旬ごろからスタートし、だいたい9月下旬ごろまで収穫されると考えてよいようです。つまりこの8月下旬から9月下旬がシナノスマイルの旬であり、最も美味しいおすすめの時期ということになります。

ちなみにこの時期がほかのぶどうと比べてどうなのかということですが、巨峰やピオーネ、シャインマスカットなどもほぼこの時期が収穫のピークと言われます。一方デラウェアはもう少し早く、7月から8月となっています。

そう考えると、シナノスマイルの旬の時期というのはいろいろなぶどうが最も美味しくなり、人気も高まる時期、文字通りのぶどうの季節というわけです。最も美味しい時期ですから、人気も高まりますし、栄養などの面でもおすすめの時期と言えるのではないでしょうか。

シナノスマイルの価格

次にシナノスマイルの値段についてです。ものの値段というのは需要と供給によって決まりますから、人気があるのに供給が少なければ値段は高くなることになります。シナノスマイルは供給が少ないという点では間違いないところですが、では値段はどうなのでしょうか。

まず、スーパーで販売されていたシナノスマイルの値段についてですが、1房1パックで398円で販売されているという口コミが見つかりました。またインターネットでの販売では、あるぶどう農園のもので、1キロ2376円で販売されているというものがありました。

このぶどう農園で他に販売されているぶどうの値段を見ると、巨峰、ピオーネは同じ値段、シャインマスカットは4320円での販売となっています。これらから見ると、シナノスマイルの値段は巨峰などとあまり変わらないと言えそうです。

もちろん、シナノスマイルは市場に出回っている量が少なく、ネットなどでも他のぶどうのように商品がありません。ですからこれらのデータはごく一部でしかないわけなのですが、値段の点では極端に高いものではないと言っていいのではないでしょうか。

今後、シナノスマイルの旬の時期が近付けば、シナノスマイルを商品として販売するところも増え、もう少し値段などのデータが出てくるかもしれません。いずれにしても巨峰などと同様に気軽に購入することができるぶどうとして、人気が出てくる可能性は高いでしょう。

シナノスマイルの食べ方

それでは次に、シナノスマイルの食べ方についてです。先ほども述べたように、シナノスマイルの特徴は糖度が高いこと、皮がするっとむけ、実が比較的しっかりしていることなどが挙げられます。そのためこのような特徴をもとにして食べ方を考えていきます。

まず、そもそものぶどうの食べ方である生食はもちろんおすすめです。ジューシーで甘いので、子供にも人気が高いです。なお、シナノスマイルは種なしのものが多いですが、種なし処理をしても種が残る場合があるということなので、子供の場合はちょっと注意してください。

また、皮が簡単にむけるので、ヨーグルトなどにトッピングするという食べ方もおすすめです。ジューシーで甘みが強いので、ヨーグルトなど酸味があるものに合わせるとヨーグルトが食べやすくなりますし、皮も気になりません。

ぶどうは皮の部分に栄養があるということで、皮も食べたいというのであれば冷凍するのがおすすめです。シナノスマイルは実がしっかりしているため日持ちがよいぶどうですが、冷凍すればさらに長持ちしますし、皮が気になりにくくなります。

なお、冷凍の場合もそうですが、長持ちさせたい場合は、ぶどうの実のついている少し上の枝の部分をはさみなどで切るのがおすすめです。手で引っ張ってはずすと皮に穴ができるため、そこから傷みやすくなります。

シナノスマイルの入手方法

最後に、シナノスマイルを入手する方法です。ここまで述べてきたようにシナノスマイルは非常に希少なぶどうです。ですからスーパーなどで見つけられれば運がよいと言っていいでしょう。旬の時期には出る可能性が高くなりますから、スーパー、直売所などをのぞくのがおすすめです。

希少なものを手に入れるならネットチェックも重要です。先ほども触れましたが、シナノスマイルを栽培している農園などでは、ネットでの予約販売をしているところがあります。比較的早い時期から予約を受け付けますので、こちらも必須です。

希少なシナノスマイルを味わおう

甘くて美味しいぶどうは、大人から子供まで人気のフルーツです。日本では生食で消費されることがほとんどですが、なんと60種類以上のぶどうが栽培されています。その中にあってシナノスマイルは希少なぶどうであり、美味しいと人気です。ぜひチャンスがあったらこの幻のぶどうを味わってみてください。

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この記事のライター
茉莉花

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