ムーゼの森は軽井沢で人気の専門ミュージアム!入場料金やアクセスは?

軽井沢にある「ムーゼの森」は絵本やおもちゃを専門に扱うという珍しいミュージアムなどがある施設で、子供はもちろん大人にも人気です。そこでムーゼの森について、それぞれの施設のおすすめポイントや入場料、アクセス方法などについて紹介します。

ムーゼの森は軽井沢で人気の専門ミュージアム!入場料金やアクセスは?のイメージ

目次

  1. 1軽井沢にある専門ミュージアム『ムーゼの森』とは?
  2. 2『ムーゼの森』のおすすめポイント
  3. 3『ムーゼの森』の施設(1) ピクチャレスク・ガーデン
  4. 4『ムーゼの森』の施設(2) 軽井沢絵本の森美術館
  5. 5『ムーゼの森』の施設(3) エルツおもちゃ博物館・軽井沢
  6. 6『ムーゼの森』に割引チケットってあるの?
  7. 7『ムーゼの森』へのアクセス
  8. 8『ムーゼの森』の周辺観光スポット
  9. 9人気スポット『ムーゼの森』へ行ってみよう!

軽井沢にある専門ミュージアム『ムーゼの森』とは?

おしゃれな施設が多く、特に夏の時期には多くの観光客に人気が高い長野県軽井沢町に、大人も子供も楽しめるおすすめの美術館があります。「ムーゼの森」というのですが、どのようなところなのでしょうか。ムーゼの森のおすすめポイントや入場料の割引情報、アクセス方法などについて紹介します。

『ムーゼの森』のおすすめポイント

まず、「ムーゼの森」というのはどのような施設なのかということから紹介していきましょう。ムーゼの森というのは約2万平方メートルの敷地に、後に述べる3つの施設があるミュージアムパークです。この全体をまとめてムーゼの森と言います。

「探求 大人の知的好奇心」というのがコンセプトで、絵本やおもちゃといったものを通じて、大人は忘れかけていた心を呼び戻し、子供は古き良き芸術、文化などを体験することを目的としています。そのため軽井沢らしい落ち着いた雰囲気の中で、ゆっくりと展示品が楽しめるようになっています。

絵本とおもちゃということで、子供はもちろん楽しめるのですが、特に大人の女性に人気が高く、そのメルヘンチックな雰囲気はどんな年代の方でも十分に楽しむことができると評判です。具体的にそのおすすめポイントを見て行きましょう。

充実した施設

後で詳しく述べますが、「ムーゼの森」には「軽井沢絵本の森美術館」、「エルツおもちゃ博物館軽井沢」の2つのミュージアムと、「ピクチャレスクガーデン」という緑豊かな庭が広がっています。まさに軽井沢の豊かな森の中に博物館、美術館があるという、絵のような景色が楽しめるのです。

しかも、これらの博物館は絵本やおもちゃに特化したものであり、展示も専門的で充実しているため、知的好奇心を満足させることができる点もおすすめポイントの一つです。豊かな自然と一体化した形で充実した時間を過ごしたい方におすすめです。

ムーゼの森全体に施設などが広がっており、もちろんカフェやミュージアムショップなども充実しています。軽井沢でのんびりと時間を過ごしたい方にも人気が高いのです。

子供から大人まで楽しめる

展示が充実した博物館、美術館というと、なんとなく堅苦しい印象を持つ方もいるかもしれません。しかしムーゼの森にある博物館、美術館は絵本やおもちゃを扱っていることもあり、子供でも安心して楽しむことができます。

また大人でも博物館ということで知的好奇心が満たせる点もおすすめです。絵本やおもちゃであれば、子供のころに実際に読んだことがあるものや遊んだことがあるものなどもあるでしょう。そうすれば懐かしい気分も味わえますし、大人の目で見学することで新たな発見ができることも多いからです。

さらにピクチャレスクガーデンは豊かな軽井沢の自然が目の前に広がるので、行くたびに新たな発見があります。なかなか緑に囲まれた中で過ごすというのは難しいことも多いので、心まで豊かな気分になれる点も人気が高いポイントなのです。

『ムーゼの森』の施設(1) ピクチャレスク・ガーデン

それでは次に、具体的に「ムーゼの森」にあるさまざまな施設について紹介していきましょう。まずは「ピクチャレスクガーデン」について紹介します。ピクチャレスクガーデンはイギリス人のランドスケープデザイナーによってつくられた庭です。「絵のように美しい庭」ということでこの名前になっています。

「軽井沢絵本の森美術館」の庭に作られたこの施設は、イギリス人の方が作っているのですが、このデザイナーの方は2009年から八ヶ岳の南麓に拠点を持ち、ナチュラルガーデンについての指導やワークショップをしています。

四季の変化を楽しめる

イギリス人の方が「作った」庭ということで、真っ先に思い浮かぶのはいわゆるイングリッシュガーデンです。しかしピクチャレスクガーデンの特徴として挙げられるのは「自然な庭」という点です。

ピクチャレスクガーデンは、軽井沢にもともとある原生植物を中心として作られています。軽井沢にもともとあった宿根草などを中心にして植栽することで、いわゆる軽井沢の原風景をこの場所に移して作った庭なのです。

軽井沢の自然の植物を中心に作っているわけですから、軽井沢の四季の変化によりさまざまに姿を変えるのも魅力的であり、季節が変わればまた違った風景が楽しめます。もちろん中を散策することも可能です。

また、ピクチャレスクガーデンの中には「森の願い」というシンボルツリーがあります。ここには4つの木製のオブジェがあります。このオブジェに「絵本の森美術館」にある「絵本のお店」で購入した「言の葉」という板をくくりつけると願いが叶うと言われます。

この言の葉には星座と4つのエレメントがデザインされており、心に浮かんだ願い事を書くことができます。書いたらそれを2つに折り、ツリーにくくりつけると、この木の「葉」になります。そして夜になると満天の星に包まれるのです。

また、カメラマンやヘアメイク、ドレスなどは用意されていないのですが、入場料を払えばフォトウェディングをすることもできます。豊かな軽井沢の自然にあふれているため、フォトウェディングの人気も高いそうです。

入場料

次にピクチャレスクガーデンの入場料についてです。先に述べたように、ピクチャレスクガーデンは軽井沢絵本の森美術館の中にある庭です。そのため、絵本の森美術館に入った方が展示室を移動したりする際に中を散策する形になります。

ですから、ピクチャレスクガーデンのみの入場料というものは特になく、絵本の森美術館の入場料に含まれる形となっています。

『ムーゼの森』の施設(2) 軽井沢絵本の森美術館

次にムーゼの森の施設の一つである「軽井沢絵本の森美術館」について紹介します。この美術館は1990年に開館した施設であり、約15000平方メートルの敷地の中に美術館の展示館が3つ、イベントスペース森の家、絵本図書館、そしてピクチャレスクガーデンがあるという構成になっています。

軽井沢絵本の森美術館は欧米絵本の創成期から現代までを広く紹介する絵本の専門美術館です。近現代に活躍する作家の絵本原画や初版本のほか、四季折々に年数回の企画展の開催もあるなど、展示も充実していると人気です。

欧米絵本の創成期などと言われると、難しいのではと考えてしまうかもしれませんが、美しい原画は思わず目が奪われます。また企画展では、人気のゲームなどとのコラボ企画なども行われており、それらを楽しみに訪れる方も多いようです。

懐かしのピーターラビットの本など充実

子供の方はもちろんですが、大人の方でも小さい時にさまざまな絵本を楽しんだ経験のある方は多いでしょう。軽井沢絵本の森美術館の魅力はその子供の頃に楽しんだ絵本がたくさん展示されている点にもあります。

複雑な木組みでできている第1展示館は、絵本の歴史と文化を知ることができる常設展示が行われています。初版本や原画など、貴重な資料も多く展示されており、絵本について体系的に知ることができます。

第2展示館は企画展の展示室として使われます。先ほど述べたように年に数回企画展が行われており、有名な絵本や物語、童謡や童話などに関する企画展が行われ、ファンの方を中心に多くの方が訪れます。企画展情報をチェックして行くことをおすすめします。

特に人気が高いおすすめの展示が「ピーターラビット」です。軽井沢絵本の森美術館の第3展示館は、ピーターラビットの常設展示が行われています。「ビーターラビットの秘密の部屋」と名づけられた展示室には限定デザインの装丁の展示や、ピーターラビットについての紹介もあり、新たな発見が多いと人気となっているのです。

また、第3展示館の横にある「絵本図書館」では、木を基調にして作られた円形の建物の壁際に約1800冊の絵本が並び、中の机で座って読むことができるようになっています。日本のさまざまな絵本が所蔵され、だれもが子供に帰って楽しむことができます。

このように、軽井沢絵本の森美術館は見どころがとても多く、特に絵本が好きという方にとってはどれだけ時間があっても足りないほどに充実した時間を過ごすことができる、おすすめの施設となっています。

入場料

次に軽井沢絵本の森美術館の入場料についてです。こちらの入場料は大人が950円、中高生が600円、小学生が450円となります。先ほど述べたように、ピクチャレスクガーデンはこちらの庭となっているため、この入場料でそちらも一緒に見ることができます。

なお、30名以上のグループで利用する場合は料金が100円割引になるほか、障がいがある方本人も半額の割引となります。さらに次に述べる「エルツおもちゃ博物館軽井沢」と両方行く方は割引料金で入れるので、共通券を購入することをおすすめします。

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『ムーゼの森』の施設(3) エルツおもちゃ博物館・軽井沢

次に、「ムーゼの森」の道路を挟んだ南側にある「エルツおもちゃ博物館軽井沢」について紹介します。こちらはドイツのザクセン州ザイフェン村にある「エルツ地方のおもちゃ博物館」の姉妹館として1998年にオープンしました。

エルツというのはドイツのエルツ地方のことで、ザイフェン村もその中にあります。おもちゃ作りが盛んなところとして知られており、なんと人口約3000人の約半数がおもちゃに携わる仕事をしていると言われるほどのところです。

エルツおもちゃ博物館軽井沢では、このエルツ地方で作られた木工のおもちゃや知育玩具などを中心に展示しています。素朴で温かみの感じられる展示品は、大人も子供もほっこりした気分にさせてくれます。

歴史ある伝統的なおもちゃを楽しめる

300年以上もの間、ドイツのマイスターの手によって作り続けられてきた伝統的なおもちゃが所狭しと展示された展示館は、まさに「芸術」と呼ぶのにふさわしいものが多く、どれも目を引きます。館内にはおもちゃと一緒に写真撮影ができるスポットも多く、おもちゃの世界に飛び込んで楽しむことができます。

内部には3つの展示室があり、常設展示のほか、年に数回企画展も行っています。例えば音楽をモチーフとしたおもちゃの展示では、さまざまな楽器を演奏する様子の人形などもあり、メルヘンチックな雰囲気を楽しむことができ、人気です。

展示館はスロープがあり、木のおもちゃのお店、絵本のお店ともつながっています。木のおもちゃのお店では、有名なくるみ割り人形やヨーロッパの知育玩具など、さまざまな木製のおもちゃが揃っています。温かみの感じられるおもちゃは、お土産にもおすすめです。

さらにその隣にはカフェ「ルーエ」があり、緑に囲まれた中でランチやケーキ、ドリンクなどを楽しむことができます。絵本やおもちゃに囲まれた豊かな自然は、まるでドイツの森の中で時を過ごしているかのような雰囲気を味わうことができます。

入場料

次に入場料についてです。エルツおもちゃ博物館軽井沢の入場料は大人750円、中高生500円、小学生350円となります。なおカフェや木のおもちゃのお店、絵本のお店に入るのには入場料は必要ありません。

こちらも先ほどの軽井沢絵本の森美術館と同様に、30人以上のグループの場合には割引がありますし、障がいのある方も入場料が割引となります。エルツおもちゃ博物館軽井沢はハートビル法施設なので、障がいのある方も展示などを楽しむことができるので、ぜひおすすめします。

『ムーゼの森』に割引チケットってあるの?

次に「ムーゼの森」の割引チケットの有無についてです。ここまで述べてきたように、ムーゼの森の中で入場料がかかるのは、「軽井沢絵本の森美術館」、「エルツおもちゃ博物館軽井沢」の2つの施設についてです。そのため割引となるのは、この2つの施設に関係するところとなります。

ここまで述べてきたように、30人以上のグルーブで行く場合、障がいがある方の場合は割引があります。そのほかに共通割引券を利用する方法があります。これは2施設両方行くという場合、共通セット券を買うことで割引料金で入れるようになるものです。

大人の場合、それぞれの館の入場料を単独で払えば合計で1700円となります。それが共通セット券なら1400円ですから、300円ほど割引になります。かなりお得になるので、両方行くならぜひこのセット券をおすすめします。

『ムーゼの森』へのアクセス

次に「ムーゼの森」へのアクセスです。ムーゼの森は長野県軽井沢町にある塩沢・風越公園にあります。そのため車もしくは電車とバスを利用してのアクセスとなります。車でアクセスする方は「碓氷軽井沢」IC、「小諸」ICが最寄りで、それぞれそこから15分から20分でアクセスできます。

電車でのアクセスは「軽井沢」駅が最寄りです。駅からはタクシーで約10分でアクセスできますし、バスも利用できます。バスなら軽井沢町内循環バスの東・南廻り線を利用し、「風越公園」もしくは「塩沢湖」バス停で下車しましょう。

また軽井沢駅からのバスでは急行の塩沢湖、風越公園線を使ってアクセスすることもできます。「絵本の森美術館」バス停で下車します。ムーゼの森へのアクセス方法はいろいろあるので、都合がいいものでアクセスするとよいでしょう。

『ムーゼの森』の周辺観光スポット

最後に、「ムーゼの森」の近くにある周辺観光スポットです。このムーゼの森周辺には美術館などが多く、徒歩圏内でも行くことができるところがたくさんあります。

「軽井沢タリアセン」は塩沢湖周辺に広がる総合レクリエーション施設です。イングリッシュローズガーデンや軽井沢高原文庫、深沢紅子野の花美術館、ペイネ美術館などのほか、ボートやテニスなどを楽しむスペースもあり、ゆっくり一日楽しむことができます。

また、「軽井沢ガラス工房」では小学生以上の方なら本格的なガラスづくり体験ができる場所として人気が高く、ガラス細工やアロマキャンドルなどさまざま作って楽しむことができます。

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人気スポット『ムーゼの森』へ行ってみよう!

「ムーゼの森」は豊かな自然の中で絵本やおもちゃなどをゆっくり楽しむことができるため、大人も子供も楽しいひと時を過ごすことができるということでとても人気です。絵本やおもちゃを本格的に知ることができるのは大人にとっても満足するひと時となるでしょう。ムーゼの森で心まで豊かな気分を味わってください。

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この記事のライター
茉莉花

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