飯能・天覧山でお手軽ハイキングを楽しもう!おすすめのコースは?

埼玉県飯能市にある「天覧山」は、アクセスがしやすいうえ、初心者でも安心してハイキングが楽しめる場所として人気があります。そこで天覧山とその周辺を含めたハイキングコースや、そのコースにある見どころ、そしてアクセス方法などについて紹介します。

飯能・天覧山でお手軽ハイキングを楽しもう!おすすめのコースは?のイメージ

目次

  1. 1埼玉県飯能市の山「天覧山」をご紹介
  2. 2天覧山とは?特徴や歴史を簡単に解説
  3. 3天覧山の見どころ
  4. 4天覧山の初心者におすすめのハイキングコース
  5. 5天覧山周辺の人気スポット
  6. 6天覧山へのアクセス
  7. 7天覧山でのんびりハイキングを楽しもう

埼玉県飯能市の山「天覧山」をご紹介

気温が上がって快適に外での活動ができる季節になってくると、ハイキングなどを楽しんでみたいという方も増えてきます。初心者におすすめのハイキングコースがある場所というのはそれなりにありますが、中でも埼玉県の飯能にある「天覧山」は特におすすめです。天覧山のハイキングコースや見どころについて紹介します。

天覧山とは?特徴や歴史を簡単に解説

天覧山というのは埼玉県飯能市にある「山」です。山とついてはいるのですが、標高は197メートルほどであり、登り口から山頂までなんと20分で登ることができるという、どちらかというと「丘陵」のようなところです。

もともと天覧山は山麓に愛宕権現が祀られていたことから愛宕山と呼ばれていました。それが江戸時代になり五代将軍の徳川綱吉の生母・桂昌院が、十六羅漢の石仏を奉納したことから、この山は羅漢山と呼ばれるようになったのです。

明治に入り1883年、この地で近衛兵の演習が行われました。その際、この山には明治天皇がやってきて、この山頂から演習の模様を統監しました。これが現在の「天覧山」という名前になった由来なのです。山にはその時の記念として行幸記念碑が建てられています。

このように歴史があることから、天覧山にはその歴史にちなんだ見どころが多く、歴史が好きだがハイキングは初心者という方でもチャレンジが可能な山であるということが第一のおすすめポイントです。

さらに天覧山は山としての高さはさほどないにもかかわらず、山頂に行くと眺望がよいという点も人気が高いです。ハイキングの際に美しい景色が楽しめるというのは大きな魅力の一つであり、初心者でも比較的楽にそれが体験できるという点もおすすめポイントなのです。

子供連れでも問題なく行くことができ、山頂からは美しい景色が楽しめる天覧山は、見どころが多い、初心者にもおすすめのハイキングコースと言っていいでしょう。

天覧山の見どころ

それでは次に、天覧山そのものの見どころについて、いくつか紹介していきましょう。今述べたように、天覧山には途中にもおすすめの見どころポイントがあるのですが、まずは山そのものにある見どころです。天覧山はハイキングそのものを楽しむことができる山でもあるのです。

山道のパワースポット

先ほど述べたように、天覧山はもともとお寺などに関わりの深い山でもあります。それらの寺社は現在も天覧山にあるため、寺社巡りを楽しんでいる方も多く訪れています。

ハイキングコースには途中に石仏がある場所などがあり、また自然がとても豊かであるということもあり、近年ではパワースポットとしての人気が高まっています。ハイキングがてらの里山散歩をすることでパワースポットの力が得られると言われているのです。

実は天覧山はあるアニメの「聖地」と言われており、そのアニメの中で何度となく取り上げられているため、アニメファンの方も聖地巡礼という形で訪れることが多いです。パワースポットと共に聖地巡礼の場としても人気が高まっているのです。

山頂展望台からの眺め

天覧山でぜひおすすめしたいのが山頂からの景色です。山頂からの景色を楽しむという場合、それなりの高さの山に行かないとなかなかそこまできれいには見えないことも多く、初心者のハイキングでは少し厳しいこともあります。

しかし天覧山は最初に述べたように、標高は197メートルと高くはないのですが、十分に美しい景色を堪能することができます。山頂からは飯能市街が一望できるのはもちろんなのですが、奥武蔵、奥多摩の山々まで拝むことができます。

さらにすごいのは、埼玉県の山でありながら、なんと富士山まで見ることができるという点です。さすがに距離はあるのですが、周囲の山々の間から、富士山の頭の部分が見えるというのは、天覧山のおすすめポイントの一つと言えるでしょう。

ロープウェイなどを使わず、自分の足で歩いていくことができる山で、飯能の景色はもちろん、富士山まで見ることができるわけですから、その達成感はかなりのものがあるでしょう。初心者の方でもぜひひとがんばりしてこの景色を体験してみたいところです。

天覧山の初心者におすすめのハイキングコース

では、天覧山にハイキングに行く際にはどのようなコースを取っていくのでしょうか。天覧山のハイキングコースですが、天覧山だけに行く方法と、周辺の山々まで足を伸ばす方法があります。

まず、天覧山のみに行くハイキングコースの方は、「飯能」駅をスタートし、まずは天覧山登山口を目ざします。登山口のところにはコンビニがあるので、それが目印となります。車で来る方は近くにある飯能市市民会館の駐車場を利用すると、そこからスムーズに進むことができます。

「天覧山登り口」という表示があり、舗装路が伸びているので、そこを進んでいきます。そうすると少しずつ斜度が急になっていきますが、そのまま進みます。舗装路が切れたところに「天覧山中段」があります。ここにはトイレ、休憩所があります。

天覧山中段から奥に進んでいくと、今度は土の道になります。少し進むと分岐になります。左側を進むと後で述べる十六羅漢像などがありますが、途中にちょっとした岩場があります。

この岩場のところが天覧山の難所ですが、とはいえほとんどが階段、ちゃんと鎖がついていて、つかまって登れるので、登山初心者の方でもさほど心配はいりません。初心者の方だと練習のような感じで行けるでしょう。

この岩場をクリアできれば、念願の山頂到着となります。ここまで登山口からの所要時間は20分前後、飯能駅から歩いてきても40分ほどで到着となります。

山頂の看板があるところから左の方に進んでいくと、今度は多峯主山への道になります。初心者でももう少し頑張れるという方は、次のコースである多峯主山へのコースに進んでいきましょう。こちらは標高271メートルと天覧山よりも少し高い山になります。

天覧山を後にして見返り坂を進んで多峯主山に行くと、更に眺望が開けて飯能の街の景色などがよく見えるようになります。景色を楽しんだら木立の尾根道を通り、ぐるっと回る形で飯能駅、駐車場の所まで降りてくることになります。

天覧山だけに行くコースよりも距離が長くなりますが、それでも天覧山と多峯主山往復でプラス2時間程度というくらいで行くことができます。道しるべなども多いので迷うことなく行くことができます。

天覧山周辺の人気スポット

それでは次に、天覧山周辺にある人気のおすすめポイントについて紹介しましょう。天覧山は初心者におすすめのハイキングコースではあるのですが、ただコースを歩くだけではなく、ゆっくりおすすめのスポットを見ながら移動するのも人気です。ぜひチェックして一休みしつつ、観光も楽しみましょう。

中央公園

天覧山にハイキングに行く際に車を利用してアクセスする方は、ここがスタート、ゴール地点となります。先ほど述べた飯能市市民会館の北側に隣接している公園で、電車で来た方などが利用する登山口もこの公園のすぐそばにあります。

春には400本のソメイヨシノが咲く、埼玉県内でも有数の桜の名所となり、また中には世界唯一の鉄腕アトムの銅像もあります。アスレチック遊具なども揃っているので、子供連れの方は降りてきてからここで遊ぶこともできるでしょう。

また、後でアクセスのところでも紹介するように、車の場合はこの飯能市市民会館の駐車場に停車して、天覧山へ向かうことになります。多峯主山の方を回って木立の尾根道を下山してきた場合もここに戻ってくる形になります。

能仁寺

天覧山の登山口を出発し、山頂に行く途中にあるのが「能仁寺」です。こちらのお寺は1501年、地元の豪族が諸国を巡歴していた名僧を招聘し創建したもので、1573年にその子が父の菩提を弔うために本格的な寺として、菩提寺にしたとされています。

江戸時代になると、1705年に当時埼玉の飯能周辺を治めていた常陸下総藩の大名、黒田氏により改築され、伽藍が完成し、七堂伽藍を構える禅寺となります。ところが1868年、この地は戊辰戦争のうちの飯能戦争の舞台となり、寺がほとんど焼失してしまいました。現在の本堂は1936年に再興されたものです。

能仁寺の本堂の裏手には桃山時代末期の作とされる池泉回遊式蓬莱庭園があります。これは天覧山とその周囲の景色を借景として取り入れ、飯能市の指定文化財になっているほか、日本の名園百選にも指定されています。

十六羅漢像

最初に天覧山の歴史について紹介したところでも述べましたが、江戸時代、五代将軍徳川綱吉の病気平癒のお礼として、綱吉の生母である桂昌院が十六羅漢の石仏を奉納しました。このことからこの山は「羅漢山」と呼ばれたと言われます。

この十六羅漢は先ほど述べたように途中の分岐を左に進んでいくと、岩肌のところにたくさんの羅漢像を見ることができます。歴史や仏像が好きという方に人気が高い場所となっています。

なお、この十六羅漢があるあたりからは岩の階段になっていきます。初心者でも登ることは可能なのですが、子供の場合は少し段差が大きいかもしれません。小さい子供と一緒にハイキングをする場合、ちょっと注意していきましょう。

見返り坂

天覧山の山頂から多峯主山の方に進む途中にあるのが「見返り坂」です。この見返り坂という名前ですが、源義経の母である常磐御前がこの地に来た時にあまりに風景がいいので、何度も後ろを振り返ったことからついたといわれています。

現在ではすっかり木が生い茂っており、ここからの眺望はないのですが、段差が小さな階段がつづら折りになって進んでいくようになっています。段差が小さいため子供でも安心して行くことができますが、飽きないように、またあちこち行ってしまわないように注意が必要です。

雨乞い池

多峯主山に到着すると、その横のあたりに「雨乞い池」があります。この池は多峯主山の山頂近くにあるのですが、今まで水が枯れたことがないと言われており、そのことから雨乞いという名前がつけられています。

池としてはさほど大きな池ではありませんが、池の周囲にぐるりとベンチと東屋が設置されています。そのためゆっくりと座って一休みをすることができます。ちょうどこのあたりまで歩いてくるとかなり疲れているでしょうから、休憩を取るのもいいでしょう。

御嶽八幡神社

多峯主山から下山する時に木立の尾根道を使って降りる途中にあるのが「御嶽八幡神社」です。このあたりには昔牛頭天王社など小さな神社が多く鎮座していました。江戸時代の末期に、この場所で山仕事をしていた人が昼寝をしていたところ、気づいたら麓に転げ落ちていたのです。

山仕事をしていた人は不思議に感じ、この山に琴平宮を祀り、階段を築きました。その後明治時代になって御嶽教の行者がここに御嶽神社の分霊を安置し、1907年に八幡神を合祀して現在の名前になりました。

尾根道を降りてくる途中にある神社なので、埼玉のパワースポットの一つとしても人気があり、帰りにこちらを参拝していく方も多く見られます。神社巡りなどを楽しむ方にも人気となっているので、ぜひこちらも参拝して帰るとよいでしょう。

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天覧山へのアクセス

最後に、天覧山へのアクセスについて紹介します。先ほども述べたように、天覧山は埼玉県飯能市にあるのですが、山が低いこともあって駅から山頂まで歩いていくことができるということで初心者にも人気のある山です。

公共交通機関を利用してアクセスする方法から紹介します。まず最寄り駅である「飯能」駅まで行きましょう。飯能駅は西武鉄道池袋線の駅で、埼玉県内はもちろんですが、東京方面からアクセスするのも比較的楽にできます。駅からは先ほどハイキングコースで紹介したようにして天覧山まで歩くことができます。

飯能駅から登山口までは20分ほどなのですが、なるべく歩く距離を少なくしたいのならば、バスを利用するのがおすすめです。飯能駅から天覧山に行くバスがいくつかあり、それに乗り、「天覧山入口」バス停まで行きます。これが先ほど述べた飯能市市民会館のそばのバス停となります。

一方、車の方は先ほど述べたように飯能市市民会館の所の駐車場まで行くことができます。アクセスですが圏央道の「狭山日高」ICが最寄りとなります。ここから県道347号線などを使い秩父市街に入り、さらに進んでいきます。

車は8時から21時30分まで駐車でき、毎週月曜日などの閉館日も18時まで利用できます。ただしイベントなどによって利用者専用となることもあるので、前もって確認して行くことをおすすめします。

天覧山でのんびりハイキングを楽しもう

天覧山は初心者でも気軽にハイキングが楽しめ、なおかつ景色もいいので、埼玉県内でも人気のハイキングすポットです。また、埼玉県内はもとより東京などからのアクセスも良く、桜の季節には埼玉の桜の名所として多くの方も訪れます。ぜひ天覧山で人気のハイキング体験をしてみてください。

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この記事のライター
茉莉花

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