日本三大怪魚を釣りたい!それぞれの種類や特徴・釣り方を徹底調査!

日本中の釣り人が憧れる「日本三大怪魚」。日本三大怪魚はとにかく大きなサイズの魚で、日本には多くの怪魚ハンターがいます。日本三大怪魚は魚の生態や特徴によって釣り方やポイントが変わっていくので、事前に情報をチェックしておくのがおすすめです。

日本三大怪魚を釣りたい!それぞれの種類や特徴・釣り方を徹底調査!のイメージ

目次

  1. 1マニアな釣り好き必見・日本三大怪魚をご紹介!
  2. 2日本三大怪魚とは?
  3. 3日本三大怪魚その1:ビワコオオナマズ
  4. 4日本三大怪魚その2:アカメ
  5. 5日本三大怪魚その3:イトウ
  6. 6日本三大怪魚の注意点
  7. 7世界中の怪魚
  8. 8日本三大怪魚を釣りに行こう!

マニアな釣り好き必見・日本三大怪魚をご紹介!

日本中の釣り人が憧れている「日本三大怪魚」。日本三大怪魚は大きなサイズの珍しい魚となっており、生息しているポイントや釣り方によって釣果が変わります。釣り人からも人気が高く、日本中に怪魚ハンターがいることでも人気。

今回はそんな釣り人におすすめの「日本三大怪魚」について詳しくご紹介します。日本三大怪魚の特徴や釣り方はもちろん、平均的なサイズや釣りやすいポイントまでお伝えしていくので、ぜひ参考にしてみてください。

日本三大怪魚とは?

釣り人に人気のある「日本三大怪魚」とは、国内でも限られた場所にしか生息していない珍しい魚種を言います。サイズは1mを超える大物ばかりで、日本でも絶滅危惧種に登録されている魚もいます。

日本三大怪魚として知られているのが「ビワコオオナマズ」・「アカメ」・「イトウ」の3種類になります。日本三大怪魚を釣り上げる「日本三大怪魚ハンター」として人気を集めているのが、武石憲貴氏・鵜山和洋氏です。

武石憲貴氏・鵜山和洋氏は世界的にも有名な怪魚ハンターで、日本三大怪魚をすべて釣り上げている動画やDVDが配信されています。この2人に憧れて、日本でも日本三大怪魚を狙っている釣り人が増え続けています。

日本三大怪魚その1:ビワコオオナマズ

日本三大怪魚の1種である「ビワコオオナマズ」。ビワコオオナマズは他のナマズとあまり特徴が変わらないので、初めての方は見分け方が分からないとの声が多いです。サイズも大きく、釣りの際のファイトを楽しみたい方に人気があります。

今回はそんな日本三大怪魚でおすすめの「ビワコオオナマズ」について詳しくご紹介します。通常のナマズとの違いはもちろん、サイズやポイント、釣り方までお伝えしていくので初めての方は目を通しておきましょう。

ビワコオオナマズの特徴・サイズ

ビワコオオナマズは先ほども紹介した通り、通常のナマズとの大きな違いがありません。ですが、特徴として日本の川に生息しているナマズよりもサイズが大きくなります。日本三大怪魚の中で最も大きく育つ魚種です。

また、見分ける特徴としては川のナマズは緑がかった色、一方ビワコオオナマズは青色のイメージがあります。ビワコオオナマズのサイズは大きいもので120cmを超えてくるので、釣り方や釣り具の調整をして行う必要があります。

ビワコオオナマズは固有種なので、地方からも釣りあげたいと多くのハンターが挑戦しにきています。アユやマス、外来種のブルーギルまで食す魚食性が強い魚種なので、日中でもエサを探して動いている可能性があります。

ビワコオオナマズの釣り方やポイント

日本三大怪魚で人気のあるビワコオオナマズは、主に琵琶湖と淀川水系のみ生息しています。ビワコオオナマズのポイントとしては夜の時間、もしくは産卵期に活発に動いているので、釣果が上がる傾向があります。

ビワコオオナマズは6月から7月の雨季になると産卵を始めるので、初めて釣る方は雨季を狙うのがおすすめ。琵琶湖のあちらこちらにポイントが設置されているので、散策しながら1番良い場所を見つけていきましょう。

ビワコオオナマズはサイズの大きい魚種になるので、釣り方も予め知っておく必要があります。ビワコオオナマズの釣り方は、泳がせ釣りもしくはルアー釣りが一般的。フィッシュイータなので基本的には何でも釣れます。

ビワコオオナマズは個体のサイズが大きいので、タックルはヘビークラスのものを用意しておきましょう。怪魚用タックル・ビッグベイトタックルがおすすめになり、予想外の大型ビワコオオナマズでも対応することが可能です。

ビワコオオナマズは国内で唯一ブラックバスを捕食する魚種でもあるので、琵琶湖でブラックバスのいるポイントを探してみるのもおすすめ。琵琶湖内では多くの釣り人がビワコオオナマズを狙っています。

日本三大怪魚その2:アカメ

日本三大怪魚の1つである「アカメ」は、スズキ目アカメ科の魚になります。アカメは日本で絶滅危惧種に認定されており、国内でも決まった場所にしか生息していません。実際に釣り上げた際は、傷つけないようにリリースしましょう。

今回はそんな「アカメ」について詳しくご紹介します。アカメはルアー釣りを行っている人々の憧れの魚として知られており、上級者ハンターでも釣るのが難しい魚です。事前に情報を把握して、万全の態勢で挑むようにしましょう。

アカメの特徴・サイズ

釣り人に人気のあるアカメは、夜や暗い場所で目を赤く光らせる生態から名づけられています。特徴として、頭や身体の色はスズキと似ていますが、身体の形が変わります。アカメの身体は赤みがかって、体高があるのも特徴的です。

アカメは大きなサイズで1mを超えており、日本最重量の39kgを超えた個体種も。アカメの産卵は未だ謎に包まれているので、どこで、どんな時期に産卵しているのか研究が進められています。

アカメはビワコオオナマズと同じく、フィッシュイーターで主に夜の時間帯になると活発に動き始めます。雨の日でもエサを探して動き回っているので、夜の時間帯や雨の日に汽水域を探ってみるのがおすすめです。

アカメの釣り方やポイント

日本の絶滅危惧種で釣り人に人気のあるアカメは、主に宮崎県と高知県に生息しています。国内でも西日本の沿岸域だけに見られる固有種なので、釣りポイントを見つけるのは難しいです。現地の人に聞いてみるのもおすすめ。

そんな幻の魚として人気のあるアカメは、他の魚種よりも臆病な性格をしています。ですが、エサがくると狂暴性が増して力強く狙ってきます。そのため、アカメ釣りは引きがとても強く、釣り上級者でも楽しめると人気があります。

アカメの釣り方はシーバスと同じタックルを利用するのがおすすめです。ですが、通常のシーバスのタックルでもヘビークラスのものを選び、大型のアカメでも対応できるようにしておく必要があります。

アカメはルアー釣り・泳がせ釣りが一般的な釣り方になり、泳がせ釣りの方がサイズの大きいアカメを釣る可能性が高いので、丈夫なタックルで挑むようにしてください。ラインに関しては最低でもPE2号以上を用意しておきましょう。

アカメをルアー釣りで行う場合は、手返しが必要になっていくので初心者には不向きです。ルアーでも大きめのサイズをつけておけば大型サイズが狙ってきます。生態が謎に包まれているアカメは、夜の時間帯に釣果が上がります。

日本三大怪魚その3:イトウ

日本で初めて日本三大怪魚を狙う方におすすめなのが「イトウ」。イトウは北海道で伝説を残している魚になり、熊が然別湖でエサを探すために泳いでいた際、イトウに飲み込まれてしまったと言う伝説です。

今回はそんな日本三大怪魚の1つである「イトウ」について詳しくご紹介します。日本三大怪魚の中でも伝説の残っているのはこのイトウだけとなり、未だに発見されていない大型サイズが生息している可能性もあります。

イトウの特徴・サイズ

イトウの特徴と言えば身体の模様。背中側が少し青くなっており、黒い斑点がたくさんあるのがイトウになります。見た目はニジマスと似ていますが、よくよく見ると違う顔をしているので分かりやすいです。

また、イトウは熊を飲み込んだ伝説が残されているほど大きく育つ魚種になります。イトウのサイズは1mから2mを超えており、淡水魚の中ではとても大型です。ちなみに、熊を飲み込んだ伝説のイトウは5mあったと言われています。

昭和12年には北海道で2m超えのイトウを釣り上げたとの報告も挙がっています。今まで釣りあげられなかった大きんサイズのイトウが生息している可能性もあります。

イトウの釣り方やポイント

日本三大怪魚であるイトウは、サケ目サケ科イトウ属の魚です。基本的の北海道にある河川や湖沼、南千島に生息しており、流れの緩い河川を好みます。そのため、釣りポイントとしては湿原を緩やかに流れる場所がおすすめ。

小さいサイズのイトウは水生昆虫を中心に補色しています。ですが、陸地に暮らしている昆虫を食べる習性がないので、ルアーの種類などに注意が必要です。大きなサイズになっていくと、小魚をはじめ小動物も襲う凶暴な魚になります。

イトウの釣り方はトラウト用のルアーロッドを用意して、ルアー釣りが基本となっています。ミノーやスプーンなどで攻めていく日本三大怪魚ハンターも多く、大物サイズは引きがとても強いので足場の良い場所を見つけておきましょう。

イトウは先ほども紹介した通り、小動物をも狙う習性があります。そのため、ルアーもカエルやヘビの形を用意しておくことで、釣果が上がる傾向も。夏の時期には「トップウォーター」を使用している釣り人も多く見かけます。

イトウは大きなサイズの目撃情報が多数寄せられているので、日本でも記録を出す大物を釣り上げられる可能性が高いです。そのため、釣り人はより大きなサイズのイトウを狙う方が多く、SNSなどを利用してポイントを見つけておくのもおすすめ。

日本三大怪魚の注意点

釣り人の憧れである「日本三大怪魚」は、絶滅危惧種も含まれるほど希少な魚種が選ばれています。そのため、日本三大怪魚を釣り上げる際はいくつか注意点を把握しておく必要があり、1人1人ルールを守っていきましょう。

今回はそんな日本三大怪魚の釣りを楽しむための注意点について詳しくご紹介します。初めて日本三大怪魚を狙う方は、釣りを始める前に目を通しておくのがおすすめです。

外来種に注意

日本三大怪魚として人気のあるビワコオオナマズ・アカメ・イトウに関しては日本古来の種類として認定されているので、基本的に釣りあげても問題がありません。ですが、怪魚と呼ばれる中には外来種も多く含まれています。

少し前に日本でもブームとなった怪魚「アリゲーターガー」などは、外来種に登録されています。釣りの場所によっては外来種を特別に取り扱っている自治体も多くあるので、釣りをする前に自治体に確認を獲る必要があります。

また、外来種だけでなく日本三大怪魚の中には絶滅危惧種も含まれているので、リリースしなければならない魚種も多いです。なるべく個体を傷つけないように配慮し、元気なままリリースする必要があります。

世界中の怪魚

日本の釣り人に人気のある日本三大怪魚をはじめ、世界中には「怪魚」と呼ばれている魚がたくさん生息しています。日本三大怪魚ハンターの中には海外に目を向けている方も多く、魚種によって色んな釣りを体験できます。

今回はそんな世界中に生息している怪魚について詳しくご紹介します。世界には日本では生息できない怪魚をはじめ、驚くほど大きなサイズに育つ怪魚も釣り上げることができるので、ぜひチェックしてみてください。

ピラルク

世界最大の淡水魚として知られる「ピラルク」。ピラルクはアマゾンに生息している怪魚になり、サイズは大きいもので5mにもなります。小さいサイズでも2、3mと言われているので、引きがとても強いです。

ピラルクは約1億年前から姿を変えていないと言われる魚種でもあり、怪魚ハンターの間では憧れの魚。生きた化石とも呼ばれており、アマゾンでは食用として知られていますが、今ではワシントン条約で保護対象とされています。

ピラルクは身体を傷つけないように釣りあげる必要があるので、迅速な対応が必要です。また、釣りあげた後はリリースするのが条件となっているので、ファイトに長い時間かけてしまうと弱ってしまうので注意しましょう。

ピーコックバス

南米に生息している淡水魚で、獰猛な性格をしていることで人気のある「ピーコックバス」。ピーコックバスは日本にもいるブラックバスよりも凶暴性があり、ルアーでも一気に反応してくるためゲームを楽しみたい方におすすめです。

ピーコックバスは怪魚ハンターの間でも人気が高く、ブラジルではほとんどの釣り人がピーコックバスを狙っているほど。ピーコックバスの付け根部分には斑点がついており、大きなサイズの個体種には後頭部にコブがあると言われています。

ピーコックバスはアマゾン川に生息しており、先ほどのピラルクと一緒に狙うことができます。ピーコックバスは日本でも琵琶湖や多摩川で目撃されており、ブラックバスの仕掛けで釣れる可能性もあります。

日本三大怪魚を釣りに行こう!

多くの釣り人の間で人気を集めている「日本三大怪魚」。日本三大怪魚はサイズの大きいものまで生息しているので、釣りのゲーム性を楽しみたい方にピッタリです。生息地域が限られているので、事前にポイントを把握しておきましょう。

国内には日本三大怪魚以外にも怪魚と呼ばれる魚が多く生息しています。ぜひ、日本三大怪魚や怪魚を釣り上げたい方は、この記事を参考にポイントや釣り具を用意してみてください。

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