福井空港は定期便がない!アクセス方法やイベント情報など魅力まとめ!

日本各地に空港がありますが、その中でも福井空港は知られていない空港の一つです。その理由は定期便がないためです。福井空港の歴史、どのように使われているのか、またイベントの予定の有無やアクセス方法などについても合わせて紹介します。

福井空港は定期便がない!アクセス方法やイベント情報など魅力まとめ!のイメージ

目次

  1. 1定期便の無い空港「福井空港」をご案内
  2. 2県の玄関口として開港した福井空港
  3. 3福井空港の魅力を解説
  4. 4福井空港のイベント「福井空港スカイフェス」
  5. 5福井空港へのアクセス
  6. 6福井空港周辺の観光スポット
  7. 7福井空港は無料で見学可能なので行ってみよう

定期便の無い空港「福井空港」をご案内

近年では新幹線網が全国に発達していますが、距離の遠い移動はやはり飛行機という方は多いでしょう。それもあって各地にある空港は、その土地の交通網の重要な役割をはたしています。そんな中、なんと定期便がない空港があるのです。そんな福井空港について、定期便の問題やイベント、アクセス方法などを紹介します。

県の玄関口として開港した福井空港

定期便のない空港と述べましたが、それではいったいなんのためにこの空港は存在しているのか不思議に感じる方もいるのではないでしょうか。もちろん福井空港は最初から定期便のない空港として誕生したわけではありません。

そればかりか、もともと福井空港は福井県の玄関口として生まれた空港であり、ちゃんと定期便、それも複数の路線が飛んでいたこともあった空港なのです。なぜそのような空港の定期便がなくなってしまったのでしょうか。

またそれと同時に気になるのが、福井空港が廃止されなかった理由です。今福井空港は一般の人は利用することはできるのでしょうか。そのあたりも含め、紹介していきましょう。

福井空港は坂井市の地方管理空港

福井空港は福井県の北西部、福井県坂井市にある地方管理空港です。1966年、当時の坂井郡春江町に作られました。空港のオープンとともに福井空港と羽田空港を結ぶ便が1日に1便から2便就航し、地元の人の足となりました。さらにその後、小松空港、名古屋空港、新潟空港とも航路が結ばれたのです。

ところが1973年、隣の石川県にある小松空港がジェット化すると、空港としては滑走路が短くて大型機が就航できない福井空港は採算が悪化します。1974年には名古屋乗り継ぎ便になり、ついに1976年、定期便がなくなったのです。

1985年、福井県は福井空港の滑走路を2000メートルにする計画を立てます。ところが地元からの大反対が起こり、一方で小松空港には空港連絡バスが走るようになり、アクセスがよくなります。

結局滑走路を拡張する計画は白紙になり、福井空港は現在の滑走路を利用することを軸にして有効活用する方法を探ることになりました。2021年からはJAXAの実証実験なども行われるようになっています。

かつてあった羽田便は現在休航

今述べたように、現在の福井空港は定期便が運航しておらず、羽田便は休航という扱いになっています。休航ですから、理論的にはふたたび定期便が飛ぶ可能性もゼロではありません。とはいえ、定期便がない現在、福井空港は使い道があるのでしょうか。

現在の福井空港は地方管理空港ということで、福井県が管理しています。そのため福井県警のヘリコプターや福井県の消防防災ヘリコプター、さらにはドクターヘリなども利用しており、福井県の安全を守るためには欠かせない重要な役割を果たしています。

さらに後で述べますが、福井空港は定期便がないということで、グライダーや小型機を使う方が利用することもあります。もちろんこのグライダーや小型機に関しては事前申請は必要ですが、一般の方でも利用することができるのです。

福井空港の魅力を解説

さて、このように定期便がない今でも知る人ぞ知るということで利用されている福井空港なのですが、実は飛行機に乗らない方でも福井空港に入ることができるのです。しかもなんと見学だけなら無料でできるというのですから、ぜひおすすめです。

それでは定期便がない福井空港を観光スポットとして見た時にぜひチェックしたいおすすめポイントについていくつか紹介していきましょう。

二階展望デッキからの眺め

現在の福井空港はターミナルビル自体は今でもちゃんと残っており、中を自由に見学することができるようになっています。1階のロビーには、福井空港を実際に利用した飛行機の写真やミニチュアの模型などが展示されています。

そして福井空港観光に外せないのが2階です。2階には展望台があり、こちらも自由に行くことができます。展望台からは目の前に1200メートルの滑走路が、そして遠景には周囲の刈安山、浄法寺山、富士写ヶ岳などの山が一面に広がっています。

目の前が滑走路になり開けていることから、この景色を遮るものもほとんどなく見えるため、写真を趣味にする方にも人気が高く、後で述べるグライダーやヘリコプターとの組み合わせが楽しめると人気が高いです。また社会見学などの子供たちも多く訪れて景色を楽しんでいます。

1200mの滑走路

先ほど述べたように、福井空港の滑走路は1200メートルです。先ほど1200メートルの福井空港は大型機が就航できず、その結果として定期便がなくなってしまったと述べました。そして2000メートルに拡張しようという計画があったことも述べました。

実は条件により多少の違いはあるのですが、一般的にボーイング737型機などの小型ジェット機が飛ぶために、滑走路は約1800メートルの長さが必要と言われます。そのボーイング737型機ですら席数は200前後ですから、これが飛べないとなると採算が難しいというのも理解できそうです。

しかし逆に言うと、大型の飛行機は飛べなくても、小型機であれば十分に使える空港だということも言えます。しかも小型機を運転できるならば一般の方でも事前申請し着陸料さえ払えば、利用することができるのです。

福井県は近年北陸新幹線が開通したこともあり、交通の便はだいぶよくなりました。とはいえ距離はそれなりにありますから、中には観光やグルメツアーで小型機を使い、福井空港に降りるという方もいるということです。

実は福井空港は定期便がないにもかかわらず、着陸する飛行機の数は富山空港の国内線とほぼ変わらないと言われます。それだけ福井空港は定期便がなくてもさまざまな利用が行われていることをあらわしています。

なお、後で述べますが、福井空港では「福井空港スカイフェス」というイベントが行われており、この際に小型機での体験飛行が企画されることもあるということです。もしチャンスがあれば空からの景色を楽しむのもおすすめです。

グライダースポーツの聖地

福井空港はもう一つ「グライダー天国」と呼ばれるグライダーのメッカとしての顔も持っています。福井空港は定期便が就航していないうえ、気象上グライダーなどが飛びやすい上昇気流が起きやすいという特徴を持っています。そのためグライダーを楽しむ方には人気の空港となっています。

特にピュアグライダーと呼ばれるタイプのグライダーを飛ばすことを許可している地方管理空港は他にはないということで、グライダーを趣味にしている方はもちろん、大学のグライダー部などでも福井空港で訓練をすることが多いのです。

しかも福井空港でグライダーを飛ばす場合、ピュアグライダーは小型機でえい航して飛ばすことになるため、高度を自由に設定できるうえ、管制官との交渉をする必要もあり、安全性が高いというメリットもあります。定期便の離発着がないため、大規模なグライダーの競技会なども行われています。

これらの学生の中には、航空会社、さらにはパイロットの道に進む方も多いということで、次世代の航空業界で働く人々の育成という役割も果たしていることがわかります。

競技会などのイベントの時はもちろん、ふだんの時でもグライダーが滑空する様子を間近で見ることができる点も福井空港の見どころと言えるでしょう。ぜひこちらも楽しんでください。

防災用ヘリコプターの基地

もう一つ、福井空港の忘れてはならない役割として挙げられるのが、ヘリコプターの基地であるという点です。先ほども述べたように、福井県の警察や消防防災ヘリコプターの基地として使われ、多くの人々の安全を守っています。

実際、福井県で起こった豪雨の時や大きな被害を出した台風などの際、福井空港を拠点に多くのヘリコプターが災害が起こっている所に出動し、多くの人を助けました。ヘリコプターならば同じ福井県の西部にある敦賀市まででも20分ほどで行けるので、より早くアクセスすることができるのです。

さらに2021年からは福井県立病院を拠点としてドクターヘリの運行が行われるようになり、他の地域のドクターヘリとの共同運航と合わせて、緊急事態の際の対応に当たっており、こちらのヘリコプターも多くの人々の命を救う働きをしています。

福井空港のイベント「福井空港スカイフェス」

さて、このように福井空港は定期便がなくても、日常的に一般の方に解放されている空港なのですが、特に多くの方に人気となっているのが「福井空港スカイフェス」というイベントです。このイベントは隔年で開催されており、2021年はその開催年にあたります。

2021年にこのイベントが行われるのは9月26日なのですが、イベントのすべてが事前申し込み制で抽選となっており、想定以上の応募数だったということでなかなか参加できないほどの人気イベントとなっています。

イベントの内容ですが、グライダーの曲技飛行や航空機展示、防災航空隊の救助訓練、そしてヘリコプターの体験搭乗などが行われる予定です。他に小型機の搭乗体験が行われることもあるなど、ふだん体験できない楽しみが多いので、チャンスがあればぜひ参加してみてください。

福井空港へのアクセス

さて、このように福井空港にはイベントがあるときだけでなく、ふだんでもグライダーやヘリコプターの飛ぶ様子が見られるなど、楽しみが多いのですが、ではどのようにして福井空港に行けばよいのでしょうか。

もちろん小型機があれば福井空港に直接行くことができますが、一般的にはそのようなことはできません。電車やバス、車などでアクセスするしか方法はないわけです。

そこで、福井空港に公共交通機関、そして車を使ってアクセスする方法について紹介していきます。空港は行きにくいというイメージがあるのですが、実は案外福井空港はアクセスしやすい空港と言われているのです。

電車・バスでのアクセス方法

まずは公共交通機関を使ってアクセスする方法について紹介します。福井空港は先ほども述べたように、福井県坂井市にあります。公共交通機関を使う場合、電車の最寄り駅、もしくはバス停から歩くことになりますが、歩く距離は大きく違いはありません。

電車の場合はえちぜん鉄道の「西春江ハートピア」駅が最寄りです。「福井」駅から乗ることができる便もあり、そちらがより便利です。駅からは徒歩で20分ほどかかります。またJRの場合は「春江」駅が最寄りで、こちらは徒歩で25分ほどと少し離れます。

「福井」駅からはバスを利用することもできます。京福バスのエンゼルランド線を使い「春江郵便局」バス停で降りて徒歩で15分ほどです。遠方からならば北陸新幹線を利用し、「金沢」駅で下車し、在来線に乗り換えてのアクセスとなります。

車でのアクセス方法

車を利用する場合はもう少しアクセスが楽になります。福井空港そのものが福井市の市街地から車で20分ほどと比較的近いので、楽にアクセスできるでしょう。また北陸自動車道「丸岡」ICが最寄りであり、ここから6キロほどのところに福井空港があります。

福井空港は現在は定期便はありませんが、道路の標識などはちゃんと今でもあるため、アクセスする時にはそれを見ながら行くこともできます。また駐車場もあり、無料で利用することができます。

飛行機でアクセスする方法はある?

せっかく空港の観光にいくのなら、やっぱり飛行機を利用してみたいという方や、遠方からアクセスする予定の方はどうしたらいいのでしょうか。飛行機を使ってアクセスするというのであれば、やはり利用しやすいのは小松空港です。

小松空港は先ほども触れましたが、隣の石川県にあり、加えてジェット化されているため、福井県なども含めたアクセス拠点でもあります。空港からは福井駅、また先ほど述べた丸岡インターに停留所があるため、こちらを利用して福井空港に行くことができます。

ただし、この小松空港から福井方面に行くリムジンバスは、2021年1月より感染症の影響で運休となっているため、利用する場合は確認が必要です。もし使えなければ電車を使い福井駅までアクセスするのがおすすめです。

福井空港周辺の観光スポット

最後に、福井空港の観光と組み合わせたい、おすすめの観光スポットをいくつか紹介します。まず、福井空港と同じ坂井市にある観光スポットとして人気なのが、「越前松島水族館」、「東尋坊」と「丸岡城」です。

越前松島水族館は1959年に開館した水族館で、いきものと来館者が触れ合うことが多い水族館です。いきものとの距離も近く、じっくりと好きないきものを観察することができます。イルカのショーやゴマフアザラシなどもいて、人気となっています。

またこの水族館の裏手は日本海になっており、夏には磯遊びを楽しむことも多く、時には地引網体験などをしていることもあります。これらも来館者が楽しめるので、その点も人気です。

この水族館の近くにあるのが、有名な「東尋坊」です。日本海に面した海食崖で、安山岩の柱状節理であり、これだけの規模は世界的にもほとんどありません。そのため国の天然記念物、名勝にも指定されていて、福井県に来る方なら外せない観光スポットです。

歴史ファンの方に人気の「丸岡城」は柴田勝家の甥である勝豊により築城され、1624年、丸岡藩の成立後は藩庁として使われました。現在は天守のみが残り、重要文化財に指定されています。

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福井空港は無料で見学可能なので行ってみよう

福井空港は定期便がない空港なので、あまり知られていないのですが、グライダーやヘリコプター、小型機などが多く利用しており、一般の方の見学などもできるようになっています。間近でヘリコプターなどが見られるのでその点も人気です。ぜひ福井空港を福井観光に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター
茉莉花

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