下ノ廊下は難易度上級者レベルの登山道!絶景が見られるルートなどを紹介!

黒部ダムから出発する下ノ廊下は、難易度上級者レベルの険しい登山道です。今回は、多くの登山者の憧れと言われる下ノ廊下の絶景が見られるおすすめルートなどを紹介します。難易度上級者レベルと言われる下ノ廊下ならではの絶景、そして温泉を存分に楽しみましょう。

下ノ廊下は難易度上級者レベルの登山道!絶景が見られるルートなどを紹介!のイメージ

目次

  1. 1登山上級者は下ノ廊下に挑戦してみよう
  2. 2下ノ廊下の魅力を徹底解説!
  3. 3下ノ廊下は難易度が上級者向けのコース
  4. 4下ノ廊下の絶景ポイント
  5. 5下ノ廊下のおすすめ登山ルート
  6. 6下ノ廊下へのアクセス方法
  7. 7下ノ廊下の絶景でリフレッシュしよう

登山上級者は下ノ廊下に挑戦してみよう

長野県大町市にある下ノ廊下は、黒部ダムから出発する登山道です。”下ノ廊下”はとてもインパクトの強い山として登山者の間で有名です。

その理由は、1年の間に登山が楽しめるのはわずか1ヵ月であること、登山上級者の人も舌を巻く難易度の高さであること、そして下ノ廊下でしか出会うことのできない絶景ポイントがたくさん用意されていることなどにあります。

決して標高の高い場所にある登山道ではありませんが、圧倒的な難易度の高さは初心者では踏破できないとされており、多くの登山者のあこがれの山となっています。

下ノ廊下の魅力を徹底解説!

今回の記事では、登山上級者におすすめの下ノ廊下を徹底解説します。下ノ廊下の登山が楽しめるシーズン、登山を楽しむうえでの注意点、下ノ廊下でしか出会うことのできない絶景ポイントなど、下ノ廊下の魅力をたっぷり紹介します。

難易度の高い下ノ廊下のおすすめ登山ルート、下ノ廊下へのおすすめアクセス方法なども詳しくご案内しますので「下ノ廊下に興味がある」「黒部ダム観光をもっと楽しみたい」という登山上級者の人は参考にしてみましょう。

下ノ廊下は危険個所を避けて一部の絶景を楽しむこともできますので、登山上級者でない人も興味があればチェックしてみてはいかがでしょうか。

なお紹介する情報は2021年9月時点のものとなり、紹介する宿泊料金や駐車料金、バス乗車料金など時期によって異なる可能性があります。

下ノ廊下は難易度が上級者向けのコース

黒部ダムから出発する下ノ廊下の登山ルートは、登山上級者向けのコースとされています。それにはさまざまな理由がありますが、黒部ダムから仙人谷ダムへ向かう難関ルートが待ち構えていることが最大の理由です。

登山の人気シーズン9月下旬から10月頃となっていますが、限られたシーズンしか登山を楽しめないことも登山上級者向けの理由と言っていいのではないでしょうか。

黒部ダムから仙人谷ダムへ向かう難関ルート

下ノ廊下は、登山難易度上級者レベルの登山道であるといわれています。黒部ダムから仙人谷ダムへ向かう難関ルートについては登山初心者が立ち入る場所ではないとされるほど危険です。しかし、その危険の先にまっているのが黒部ダムをはじめとした絶景の数々です。

黒部ダムをはじめとした下ノ廊下の絶景ポイントについては、後ほど紹介する”下ノ廊下の絶景ポイント”のなかで詳しくご案内していますのでそちらを参考にしてみましょう。

登山シーズンは9月下旬~10月頃

今回紹介する下ノ廊下は峡谷ということもあって、周囲の山々に比べて雪解けが遅いことが特徴です。

例年9月下旬から10月頃の登山シーズンに向けて登山道などの整備が9月中旬から行われ、問題がなければ開通し山開きとなりますが、残雪量によってその年の開通が見送りとなることがあります。

そういった意味でも、下ノ廊下は登山上級者向けの山と言っていいのかもしれません。この時期を楽しみにしていた登山客としては残念な限りですが、「毎年決まった時期に必ず登山を楽しめるわけではない」という希少さも、下ノ廊下の人気の理由となっているようです。

開通状況は阿曽原温泉小屋の公式ホームページ、富山県警察の山岳情報で調べることができますので、下ノ廊下での登山を楽しみにしている人は逐一チェックするようにしましょう。

下ノ廊下の絶景ポイント

続いて、無事下ノ廊下の登山道が開通し、登山を楽しむ時の醍醐味である絶景ポイントについてご案内します。

ご案内するのは下ノ廊下を代表する絶景ポイント「黒部ダム」「白竜峡」「十字峡」「S字峡」「仙人谷ダム」の計5つです。

黒部ダム

1つ目に紹介したい下ノ廊下の絶景ポイントは、黒部ダムになります。下ノ廊下の絶景ポイントの1つ”黒部ダム”は、言わずと知れた日本最大級のアーチ式ダムです。

日本人観光客だけでなく海外からの観光客の多くが、黒部ダムならではの絶景を楽しみに足を運ぶという、言わずと知れた絶景ポイントです。その黒部ダムの絶景ポイントの放水を見上げるポイントにあるのが、下ノ廊下の登山口です。

黒部ダムの圧倒的な放水量を眺めながらスタートする登山は格別なものがあります。黒部ダムの放水を楽しむだけでも、下ノ廊下に訪れる価値は十分にあると言えます。

白竜峡

2つ目に紹介したい下ノ廊下の絶景ポイントは、白竜峡です。下ノ廊下の絶景ポイントの1つ”白竜峡”は、下ノ廊下の登山ルートのなかでも極めて危険な箇所であり、同時に最大級の絶景ポイントでもあります。

峡谷沿いを回り込むように歩くルートとなっており、眼下には思わず引き込まれそうになるほど美しいエメラルドグリーンの雪解け水が激しく流れています。

あまりの美しさに目を奪われそうになる白竜峡ですが、足場は非常に狭く天候によってはとても滑りやすい、下ノ廊下のルートのなかでも特に難易度の高いコースです。登山上級者の人ならアイゼンやヘルメットを装着して挑みましょう。

登山初心者の人が下ノ廊下に挑戦したい場合、白竜峡の絶景を堪能したら引き返すことをおすすめします。もしくは白竜峡の手前にある難所・大ヘツリのハシゴで引き返すというのも1つの手です。

どちらも十分に絶景を楽しめるポイントとなっていますので、先に進むのが難しいと感じたら即座に引き返しましょう。白竜峡から先のルートも非常に険しく、長時間の旅となります。

十字峡

3つ目に紹介したい下ノ廊下の絶景ポイントは、十字峡です。下ノ廊下の絶景ポイントの1つ”十字峡”は、白竜峡を90分ほど歩いた先にある絶景スポットです。下ノ廊下を代表する景勝地の1つであり、吊り橋から見下ろす十字峡の美しさは息を飲むものがあります。

美しさと迫力を同時に楽しめるスポットでもあるため、高いところが苦手な人は注意が必要かもしれません。十字峡は棒小屋沢と剱沢が交わるめずらしいポイントであり、上から見下ろした時に十字のように見えることからその名が付いています。

S字峡

4つ目に紹介したい下ノ廊下の絶景ポイントは、S字峡です。下ノ廊下の絶景ポイントの1つ”S字峡”は、紅葉が見事なスポットでもあります。ただしほかの絶景ポイント同様、非常に危険な箇所となっているため紅葉の美しさに目を奪われすぎないよう注意しましょう。

S字峡は、谷底を流れる川がアルファベットのS字のように見えることからその名が付いたとされています。

ここまで来れば、最後の絶景スポットである仙人谷ダムまでもう少しです。非常に難易度の高いスポットですが、絶景を楽しみながらゆっくりと歩みを進めましょう。

仙人谷ダム

5つ目に紹介したい下ノ廊下の絶景ポイントは、仙人谷ダムになります。下ノ廊下の絶景ポイントの1つ”仙人谷ダム”は、スタートの黒部ダムからはじまる下ノ廊下の登山道の最終地点です。

剱沢と棒小屋沢のエメラルドグリーンの雪解け水を豊富に湛えたダムであり、多くの人が目的地とする阿曽原温泉のすぐ手前にあるゴール地点でもあります。

仙人谷ダム観光の面白いところは、ダム内の宿舎や管理棟に直接入れるというところ、そして宿舎や管理棟を通らなければ阿曽原温泉にたどり着けないというところです。

スタートの黒部ダムから仙人谷ダムまでの距離は約16.6キロメートルとされており、コースタイムは約7時間40です。登山道の険しさはもちろん、体力的にも登山上級者の人でなければここまで来れない理由がよくわかります。

ここまでくれば阿曽原温泉まではあと1時間ほどの道のりとなります。登山上級者の人であればなんとか阿曽原温泉まで歩けることでしょう。もうひと頑張りして、ぜひ阿曽原温泉で疲れを癒しましょう。

下ノ廊下のおすすめ登山ルート

ここまでは下ノ廊下の絶景ポイントを中心にご案内してきましたが、実際に下ノ廊下を歩くとのおすすめルートを見ていきましょう。下ノ廊下は非常に難易度の高い登山道のため、はじめて挑戦する人は一度確認しておくことをおすすめします。

下ノ廊下のおすすめルートは阿曽原温泉ルートです。下ノ廊下のおすすめルート”阿曽原温泉ルート”はその名の通り阿曽原温泉を目指すルートになります。阿曽原温泉ルートは下ノ廊下ならではの絶景と、目的地である阿曽原温泉を同時に楽しめる定番人気ルートです。

ただし注意が必要なのが、なんと言っても危険個所が多いこと、8時間ほど歩き続ける体力を持っている必要があること、無理だと判断してもエスケープできるルートが用意されていないことです。

そしてコースタイムが長いため、とにかく早い時間に家を出発する必要があります。それらを承知のうえで「それでも挑戦したい!」という人はぜひ阿曽原温泉ルートの詳細を確認しておきましょう。

絶景と温泉を楽しむ『阿曽原温泉ルート』

絶景と温泉を同時に楽しめる阿曽原温泉ルートは、黒部ダムからスタートします。黒部ダムを出発し約160分かけて白竜峡に向かいます。白竜峡を出発し約90分の時間をかけて十字峡を経由、十字峡から約135分の時間をかけて仙人谷ダムに向かいます。

仙人谷ダムから阿曽原温泉までは、先ほどご案内した通り約50分です。たくさんの難所が待ち構えるルートとなっていますが、その分たくさんの景勝地に出会えるルートでもあります。

登山初心者の人は最初の難所とされる大ヘツリのハシゴまでの絶景を楽しみ、先に進むのが困難だと感じたらすぐに黒部ダムに引き返しましょう。登山経験の豊富さ、十分な体力が必要なルートですが、アイゼンやヘルメットをはじめとした装備も欠かせません。

本格登山用の装備を持っていない人は、登山上級者であっても阿曽原温泉を目指さない方が良いでしょう。阿曽原温泉を目指す前には、必ず登山届を提出します。

下ノ廊下は標高1,534メートルとそこまで高い山ではありません。ゴールの阿曽原温泉小屋では、極上の温泉と料理などを楽しむことができますので、準備万端という人は阿曽原温泉を存分に楽しみましょう。

阿曽原温泉小屋で日帰り温泉・宿泊を利用してみよう

長野県大町市の下ノ廊下のおすすめ登山ルート・阿曽原温泉ルートのゴール地点にある阿曽原温泉小屋についての情報をご案内します。阿曽原温泉小屋は例年7月中旬から10月下旬の期間限定で営業している温泉宿になります。

日帰り温泉が楽しめるだけでなく、素泊まり、1泊2食付きの宿泊、さらにテント泊をすることもできます。料金についての目安は日帰り温泉が800円、素泊まり8,000円、1泊2食付きの宿泊11,000円、テント泊1,000円ととても良心的です。

黒部の大自然に360°を囲まれた露天風呂は、絶景と癒しを同時に提供してくれることでしょう。阿曽原温泉で、登山の疲れを大いに癒してみてはいかがでしょうか。

住所 富山県黒部市宇奈月町音澤奥山 国有林地内
電話番号 0765-62-1148

下ノ廊下へのアクセス方法

今回の記事の最後に、下ノ廊下へのアクセス方法をご案内します。下ノ廊下の登山口は黒部ダムとなりますので、黒部ダムにアクセスすれば自然と下ノ廊下にたどり着くことができます。

黒部ダムは長野県大町市と富山県立山町の中間ほどの場所にあるため、長野県方面もしくは富山県方面からアクセスする形になるでしょう。黒部ダムまでのアクセス方法は様々ありますが、最終的には登山口の黒部ダムへはバスでのアクセスがおすすめとなります。

登山口の黒部ダムへはバスでのアクセスがおすすめ

登山口の黒部ダムへはバスでのアクセスがおすすめです。なぜなら、黒部ダムに向かうためには扇沢駅から発着している関電トンネル電気バスに乗る必要があるためです。

扇沢駅から黒部ダムまでは約16分の時間をかけて、トンネルをくぐり6.1キロメートルの時間をかけて黒部ダムに向かいます。関電トンネル電気バスの乗車料金は大人一名につき片道1,570円・往復2,610円、子供一名につき片道790円・往復1,310円です。

電車で扇沢駅までアクセス

電車で扇沢駅まで向かう場合、JR信濃大町駅から路線バスもしくはタクシーに乗り換え扇沢駅を目指しましょう。

JR長野駅から扇沢駅行き特急バスの便もありますので、電車で扇沢駅を目指す時は長野方面からアクセスが良好かもしれません。

扇沢駅の駐車場情報

車で扇沢駅に向かう人のために、扇沢駅周辺の駐車場情報についてご案内します。扇沢駅には、便利な無料駐車場と有料駐車場が用意されています。扇沢駅から遠い市営駐車場の駐車料金が無料となり、計210台分の駐車スペースが用意されています。

扇沢駅から近い場所にある有料駐車場は計350台分の駐車スペースが用意されており、第1・第2駐車場が12時間1,000円、第3駐車場が24時間の駐車料金となります。

下ノ廊下の絶景でリフレッシュしよう

下ノ廊下はとても難易度の高い登山道ですが、ここでしか出会うことのできない絶景を堪能することができます。

下ノ廊下の絶景、そしてゴール地点の温泉で日頃の疲れをリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター
ピーナッツ

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