抹茶の正しい飲み方を徹底解説!茶道でのルールやマナー・作法は?

近年いろいろなところでお茶席が用意されており、興味を持っている方も多いのではないでしょうか。しかし抹茶の正しい飲み方については自信がない方も多いでしょう。そこで抹茶の飲み方についてその作法やお茶席でのマナーなど、知っておきたいポイントを紹介します。

抹茶の正しい飲み方を徹底解説!茶道でのルールやマナー・作法は?のイメージ

目次

  1. 1抹茶の飲み方をわかりやすく解説
  2. 2茶道での抹茶の飲み方・服装マナー
  3. 3茶道の流派によるマナーの違いは?
  4. 4茶道での抹茶の飲み方の基本的な作法
  5. 5茶道での抹茶の飲み方の基本動作
  6. 6おうちで抹茶が楽しめる人気商品
  7. 7マナーを守って美味しく抹茶を頂こう

抹茶の飲み方をわかりやすく解説

近年では美術館や博物館などでも茶道を楽しめる空間が作られていることがあり、実際に目にした方も多いでしょう。しかし茶道というと飲み方などのマナーが難しいイメージがあるのではないでしょうか。そこで抹茶の飲み方など、一通り押さえておきたいマナーや作法について紹介します。

茶道での抹茶の飲み方・服装マナー

さて、茶道の席にお呼ばれしたりした際、まず気になるのが服装や持ち物などのマナーです。特に服装に関しては、茶道イコール着物というイメージがあり、着物がない方はどうしたらいいのか悩んでしまう方もいるでしょう。

そこでまずは、茶道の席に招いていただいた際のおすすめの服装や持ち物について紹介します。特に入手が難しいものはないので、ぜひ用意して行くことをおすすめします。

目立ちすぎない服装がおすすめ

まずは服装です。正式には男性は紋付に袴、女性は付け下げや訪問着が基本なのですが、近年では着物を着用しなくても問題はありません。洋服の場合は男性はスーツ、女性は膝が隠れる丈のスカートがよいとされています。

基本的にはリクルートスーツのような服装であれば問題ないと言われます。女性の場合、リクルートスーツだとスカート丈が短い場合があるので、ワンピースやブラウスにひざ丈スカートもおすすめです。パンツスーツなどはあまり好まれないと言われます。

服装の点で心がけるポイントは「目立ちすぎないこと」です。例えば男性であれば派手すぎないネクタイにするなどです。なお、襟付きワイシャツにブレザーのような服装でも作法的には問題ないとされます。

女性の場合、注意すべき点は「露出」です。先ほどスカート丈について述べましたが、和室の部屋の場合、星座をすることになります。ミニスカートなどは避けましょう。また肌が大きく露出する服装はマナー違反とされます。

また、デニムも茶道の服装としてはおすすめではありません。基本的にはある程度きちんとした服装で行くことを念頭に置いて選べば、作法的にはクリアできると考えてよいでしょう。

無地の白靴下を持参

近年の茶道では着物を着なくてもいいなど、マナーが緩くなっている部分があるのですが、一つだけ忘れてはいけないものがあります。それは「白靴下」です。着物の場合は白足袋、洋服の場合は白無地の靴下を必ず履くことになっています。

これは茶道の席に外の汚れを持ち込まないという意味があり、着物の場合は半襟なども白にするというのがマナーとされています。女性の場合、スカートにストッキングという方が多いでしょうが、その場合茶席に入る時に白靴下を履いて入ります。

アクセサリーはつけない

気を付けなければならないもう一つのポイントは、アクセサリーをつけないということです。せっかくお茶席に呼ばれたのなら、おしゃれをしていきたいという方も多いかもしれませんし、また結婚指輪などを日常的にしている方は男性女性を問わずいるでしょう。

アクセサリーがだめなのは、茶器を傷つけないようにするためです。茶道の場合、由緒ある茶器を使うことも多く、アクセサリーのついた手で触ると傷がつく可能性が高まります。特に指輪や時計、ブレスレットなど手の周りは要注意です。

同様にネイルもおすすめできません。近年ではストーンなどを使ったきらびやかなネイルが人気ですが、そもそも派手なネイルは茶席の雰囲気を壊してしまう可能性が高いです。ネイルもしないでいくことをおすすめします。

懐紙と菓子切(ようじ)などを持参

次にお茶席に呼ばれた際に持っていくべき道具を紹介します。まず確実に必要になるのが「懐紙」、「菓子切」、「袱紗」、「扇子」です。懐紙はお菓子をいただくときに使い、着物なら懐にいれておきましょう。一回使い捨てです。「菓子切」は楊枝のことでお菓子を食べやすいサイズに切るのに使います。

袱紗は一般的な茶会の場合、「使い袱紗」と言い、茶器をきれいにするのに使います。そして扇子は挨拶の時、お茶道具を拝見する時に使いますが、茶道の場合決まりごとがあるので、前もって確認しておくことをおすすめします。

これらの持ち物は「数寄屋袋」と呼ばれる袋に入れてセットにしておきます。茶道を本格的に習いたいというのであれば、一通り揃えておけば、行く際には袋を持っていけばいいので安心です。

茶道の流派によるマナーの違いは?

さて、茶道というと気になるのが流派です。茶道の流派はいろいろあるのですが、一般的に三大流派と言われるのが、表千家、裏千家、武者小路千家です。一般的に茶道を習う、お茶席に招かれる場合、このいずれかである確率が高いです。

とはいえ、扇子などの道具には多少違いがありますが、それぞれの流派はマナーや作法などにそれほど大きく違いがあるわけではありません。どちらかというと表千家や武者小路千家は伝統を重んじ、裏千家は比較的オープンと言われます。

お茶席にお呼ばれしたなど、その時だけ参加するというような場合、流派の違いにまで頭を悩ませる必要はないと考えてよいでしょう。ぜひお茶席そのものを楽しんでください。

茶道での抹茶の飲み方の基本的な作法

それでは次に、茶道で抹茶をいただく際の飲み方について、基本的な作法を紹介していきましょう。最初にも述べたように、茶道で抹茶の飲み方というと、堅苦しくて考えただけでも緊張するという方が多いかもしれませんが、そのようなことはありません。

まずは茶席に招待された時の全体の流れから紹介していきます。いくつか守るべきマナーがあるものの、まずは一通りの流れを押さえておきましょう。

茶室に入って席につくまで

まず、お茶席に呼ばれた場合、遅刻は厳禁です。身支度などもあるので、できれば30分前には着いておきたいものです。身支度というのは先ほど述べたように、茶室に入る前に白い靴下に履き替えるなどのことをいい、寄付(よりつき)という控えの間で用意をします。

茶室での座席ですが、お点前をする方を「亭主」と言い、亭主から最も近い座席が「正客」、最も離れた席を「末客」と言い、この二つは亭主により指定されます。他の方は正客の次の「次客」から末客までの間になりますが、初心者は三客がおすすめです。

指定された座席に全員が着くといよいよお茶席の始まりとなります。お茶席には床の間に掛け軸がかけられ、さまざまな道具が用意されています。これらは四季や歳時記、テーマなどに合わせて亭主が用意しているので、その雰囲気をまずは味わいましょう。

お菓子とお茶を頂く

お茶席が始まると、まず菓子鉢に入ったお菓子が運ばれてきます。亭主が「お菓子をどうぞ」と言ったら、菓子鉢のお菓子をいただきます。順番が来たら隣に「お先に」と声をかけ、まず菓子鉢を軽く持ち上げ、礼をします。そして自分の懐紙にお菓子を一つ取り、取った箸を懐紙の端でぬぐって、隣の方に回します。

お菓子をいただくと今度は亭主が点てた抹茶がふるまわれます。こちらも順番が来たら隣の方に「お先に」と声をかけ、亭主に「お点前ちょうだいいたします」と声をかけてからいただきます。

なお、お茶席というとわびさびの精神であるとか、知識が必要と感じがちですが、基本的に亭主と会話をするのは正客のみです。それ以外の方は無理に会話をする必要はありません。

退席

全員が抹茶を飲み終わるころにはお点前が終わっているので、その方が下がって座ったら総礼をします。そして亭主が終わりの挨拶をします。それを受けてお茶そのものは終わりとなります。

ただし一般的にはこの後、亭主から茶道具の拝見を促されます。茶席の主役は茶道具であり、その茶道具を拝見することが大切になります。おそらくお抹茶をいただいている間に、正客がそれに関係したお話をしているでしょうから、それを聞いたうえで茶道具を見るという流れになるでしょう。

茶道具の拝見が終わったら亭主や他のお客さんに礼を言い、退席となります。そのまま寄付に戻り、身支度を整えて帰宅という流れになります。

茶道での抹茶の飲み方の基本動作

さて、近年お抹茶の作法はマナーの中でも人気が高いと言われますが、その理由の一つが「美味しいお菓子をいただけること」だそうです。以上のようにだいたいのお茶席の流れはわかったのですが、問題はそのお抹茶の飲み方ではないでしょうか。

たとえば動画などで見ていると、お茶碗をくるくる回しているのが見えますが、何回くらい回せばよいのでしょうか。また人気のポイント、お菓子はいつ食べたらいいのでしょうか。そのあたりについて紹介しましょう。

抹茶の飲み方①お菓子を先に食べる

まず、お菓子を食べるタイミングについてです。一般的に抹茶に添えられるお菓子は、薄茶と濃茶で違います。基本的に濃茶の場合は饅頭、きんとん、餅菓子などの主菓子、薄茶の場合は煎餅、落雁、有平糖などの干菓子が多いです。ただし、一般の茶席では薄茶が多いので、その場合は主菓子のこともあります。

このお菓子は抹茶を美味しくいただくために食べるものなので、抹茶より先にいただきます。亭主が「お菓子をどうぞ」と言いますから、そのタイミングでいただきます。大福、干菓子は手で、生菓子系は黒文字や楊枝を使って食べましょう。

なお、サイズが大きいものはかみ切るのではなく、楊枝や黒文字で一口サイズにカットして食べます。だらだら食べると次のお茶が運べなくなるので、周りに合わせていただくことをおすすめします。

抹茶の飲み方②感謝の一礼

次に抹茶の飲み方です。流派により多少の違いがありますが、まず作法の最初は「礼」です。ここまで述べてきたように、自分のお菓子を取るとき、お菓子をいただくとき、いずれも挨拶をしていただくのですが、お茶の場合も同様です。

一般的な抹茶の場合、主客と次客の分は亭主が点てたものをいただくことが多いですが、それ以外の方は水屋で点てたものが運ばれてくることが多いようです。いずれにしても自分と次の方の間に茶碗が置かれるので、それを受け取ります。

このように自分の前に抹茶が運ばれて来たら、まずは隣の方に「お先に」と声をかけ、次に亭主に「お点前、ちょうだいします」と挨拶をしていただきます。

抹茶の飲み方③抹茶を頂く

抹茶の飲み方で気になる「何回回すか」なのですが、ポイントは飲む「位置」にあります。お茶席の場合、自分に向いた方向が「正面」になります。この正面にはその茶碗の絵柄などが入っているのですが、ここに口をつけてはいけません。化粧などの脂分がついて絵が汚れるのを防ぐためです。

手に取ったら、まず左手の上にお茶碗を乗せ、時計回りに2回茶碗を回します。そして正面を避けた位置に口をつけて抹茶をいただきます。3回半くらいで飲み切るのが作法ですが、この最後の時に「ズズッ」と音を立てます。これを「吸い切り」と言います。

この吸い切りは飲み終わったことを示すものであり、終わったら指で飲んだところをぬぐい、その指を懐紙で拭きます。そうしたら今度は茶碗を反時計回りに2回回します。そして今度は正面が亭主側に向くようにして縁外に置きます。

そして茶碗全体の形などを拝見し、供された時の位置に置くということになります。ポイントは出された時の自分に向いている「正面」を避けて飲み、飲み終わったらそちらを亭主に向けるというところです。

慣れないとちょっと難しい作法ではありますが、何度かやっているうちにうまくできるようになるので焦らなくても大丈夫です。慌てずに前の方の作法なども確認してすることをおすすめします。

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おうちで抹茶が楽しめる人気商品

さて、抹茶の飲み方などがわかったところで、お茶席に呼ばれる予定があるので作法などを練習したい、またせっかく作法を学んだから復習したいという方もいるのではないでしょうか。とはいえ、家で抹茶を点てるためには茶筅などの道具が必要であり、そのために購入するのかと考えてしまう方もいるでしょう。

抹茶そのものはお茶屋さんなどでさまざまな値段のものがあるため、それらを簡単に購入することができるのですが、茶道具となるとそうはいきません。

実は近年の人気商品で、茶筅などの道具がなくてもお抹茶を点てることができるものがあります。これを使うと道具などがなくても抹茶を点てることができるため、抹茶そのものが好きという方にも人気が高い、おすすめ商品なのです。

ふるっ茶 抹茶用ボトルシェーカー

人気商品「ふるっ茶 抹茶用ボトルシェーカー」というのはその名の通り、抹茶専用のシェイカーです。見た目はごく普通のシェイカーの形をしており、まず、付属の茶こしをセットして抹茶を小さじ1杯入れてこします。次に80度くらいまでの水を60ccなど注ぎ、ふたをします。後は10回から20回ほどリズムよく振るだけです。

この商品が人気なのは、振るだけでちゃんとお茶室の抹茶ができるうえ、水でもお湯でも作れる点にあります。さらに牛乳を加えれば抹茶ラテも作れるなど、いろいろな抹茶の楽しみ方ができるのです。まさに現代の抹茶の楽しみ方と言えるでしょう。

この人気商品を使い、おうちで抹茶の飲み方を練習してお茶席に行くのもおすすめですし、またお茶席の抹茶だけでなく、いろいろな抹茶の飲み物を楽しむのも人気です。ぜひチェックしてみてください。

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マナーを守って美味しく抹茶を頂こう

茶道というと特別な人しかできない難しい作法があるものと考えられがちですが、近年では一般の方が気軽に参加できる場も増え、和を楽しむということで外国人にも人気が高まっています。いくつかマナーを覚えておけば、気軽に楽しむことができるでしょう。ぜひ人気のお茶席を楽しんでください。

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この記事のライター
茉莉花

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