2021年10月01日公開
2021年10月01日更新
熊野筆の洗顔ブラシがおすすめ!伝統工芸品を使った人気アイテムの口コミは?
広島県熊野の伝統工芸品「熊野筆」の洗顔ブラシが効果が高いと話題になっています。ふわっとした優しい肌触りが特徴で、洗顔料を泡立てて使うと、肌がつややかになると好評です。熊野筆の洗顔ブラシの効果や人気の理由、おすすめ商品などをご紹介しましょう。

目次
広島・熊野筆の洗顔ブラシが今大人気!
熊野筆(くまのふで)は、広島県安芸郡熊野町の伝統工芸品です。ウマ、ヤギ、タヌキ、シカ、イタチ、ネコなどの獣毛を使い、伝統的な製法で作った筆で、滑らかで適度なコシがあるのが特徴です。
書筆や画筆、化粧筆などさまざまな製品が作られており、どれも「一生もの」と言われています。女性には化粧筆が人気ですが、熊野筆の洗顔ブラシもおすすめです。柔らかく、肌に負担をかけずに、細部まできれいにしてくれると好評です。
ニキビに悩んでいる方や敏感肌の方にもおすすめで、肌のトラブルを軽減してくれる効果もあると言われています。今回はそんな熊野肌の洗顔ブラシの人気の理由や種類、使い方などについてご紹介しましょう。
熊野筆の洗顔ブラシをヒットさせた文宏堂ってどんな会社?
熊野には熊野筆の製造会社は約130社あると言われています。数多い製造会社のうち、文宏堂は明治に創業した老舗で、熊野筆の洗顔ブラシをヒットさせた会社として知られています。
まず最初に洗顔ブラシで有名な文宏堂についてみてみましょう。また、伝統工芸品として名高い熊野筆の歴史についても簡単にご紹介します。
化粧筆の会社で創業明治40年の老舗
文宏堂は明治40年(1907年)に広島の熊野町で創業した老舗で、大正9年に会社組織となりました。昭和63年(1963年)に社名を株式会社文宏堂としています。現在も職人が一本、一本丁寧に熊野筆を作っており、品質の高さには定評があります。
文宏堂では書道筆、赤ちゃん筆、化粧筆(メイクブラシ)を作ってします。熊野筆の伝統的な技術を使った化粧筆は大変人気があり、海外のセレブの間でも愛用されています。
熊野筆は熊野町の伝統工芸品
熊野筆の歴史は古く、江戸後期に始まったと言われています。広島県の熊野地方は、農民の多くが農閉期に現在の和歌山や奈良に出稼ぎに行っていました。故郷に戻る時に、それぞれの地方の特産品や筆、墨などを持ち帰り行商を行っていました。
江戸時代後期に、筆作りの方法を身につけて戻った熊野町の住人が、筆の作り方を広めたのが始まりと言われています。筆作りは当時の広島藩主にも奨励され、盛んに作られるようになりました。
明治以降、教育の普及によって毛筆の需要が高まり、熊野筆の生産も大きく伸びました。戦争中は生産が中断されましたが、戦後に再び需要が高まり、1975年(昭和50年)には伝統工芸品の認定を受けています。2004年(平成16年)に団体商標を取得し、現在は筆の国内生産の約8割を占めています。
広島の熊野筆はその品質の高さから、日本だけではなく海外でも知られています。現在は書道筆だけではなく、画筆や化粧筆、洗顔ブラシなどさまざまな製品が作られています。
熊野筆の洗顔ブラシはどうして人気なの?
熊野筆の洗顔ブラシとは、伝統工芸品の熊野筆を使った洗顔用のブラシのことで、筆のような形をしています。筆に洗顔料を付けて泡立て、顔をマッサージするように洗います。
広島の伝統工芸品熊野筆の洗顔ブラシは、自然の獣毛で作っているため肌あたりがよく、滑らかなのが特徴です。肌に負担をかけず、毛穴まできれに汚れを落としてくれるため、効果が高く大変人気があります。
落ちにくい毛穴の汚れまですっきり落とすと評判
健康は肌を保つためには、汚れや皮脂をきれいに落とすことが大切です。汚れをそのままにしておくと、肌のバランスが崩れ、ニキビや肌荒れの原因にもなります。また皮脂が肌に残ると、エイジングが加速されることにもなります。
肌に負担をかけずに、汚れや皮脂を効果的に落とせるのが熊野筆の洗顔ブラシです。洗顔をする時に、泡立てネットを使って洗顔料を泡立てる方も多いのですが、泡立てネットは水分が少なくてもよく泡立つため、洗顔料の濃度が高くなってしまいます。
その点、熊野筆の洗顔ブラシは水分を含ませないと泡立たないため、洗顔料が濃すぎることがなく、肌への負担が少なくて済みます。
また熊野筆の洗顔ブラシは毛先が非常に細く、肌の表面を傷つけずに毛穴まですっきりと汚れを落とす効果があります。毛穴の黒ずみが少なくなり、美容液の浸透がアップするという効果もあります。
さらに、熊野筆の洗顔ブラシは、洗う時に肌の上をマッサージするように使うため、血行を促進させる効果があり、肌のトーンが明るくなるというメリットもあります。
名入れ無料なので贈答用にもおすすめ
広島の伝統工芸品熊野筆は、多くのメーカーで、名前を入れてくれるサービスがあります。メーカーによっては、漢字、ひらがな、カナカナ、アルファベットから選ぶことができ、ハートマークなどの記号を入れてもらうこともできます。
画筆や書道筆の他に、化粧筆や洗顔ブラシにも名前を入れてもらえるので、プレゼントにするといいでしょう。熊野筆の洗顔ブラシをヒットさせた文宏堂では、無料で名前を入れてもらえます。
熊野筆の洗顔ブラシにはどんな種類があるの?
伝統工芸品の熊野筆の洗顔ブラシは、さまざまなメーカーから販売されています。それぞれ特徴があるので、使いやすいタイプの洗顔ブラシを選ぶといいでしょう。
ここからは文宏堂、竹宝堂、瑞穂の人気洗顔ブラシについてご紹介します。定期的に使うと、高い効果が期待できるでしょう。
文宏堂 熊野筆化粧筆ハート型洗顔ブラシ
文宏堂では、筆の部分がハート型になったかわいい形の洗顔ブラシを販売しています。筆の部分が濃いピンクハートと、薄いホワイトピンクの2タイプがあり、それぞれ柄の色が異なるものが数種類あります。
ブラシの部分には山羊の毛を使っており、ソフトで肌触りがいいのが特徴です。文宏堂の洗顔ブラシほどよいコシがあり、使いやすいと人気があります。
洗顔ブラシのサイズは長さ8cm、筆の部分が4cm、値段は税込3850円となります。文宏堂では無料で名前を入れてもらえるので、プレゼントにもおすすめです。
竹宝堂 熊野筆洗顔ブラシ
竹宝堂は広島県熊野町で1971年に創業した、熊野筆の専門メーカーです。中国やロシア、ヨーロッパなどから厳選した素材を仕入れ、熟練職人が一本ずつ質の高い熊野筆を作っています。化粧筆は完成度が高く、愛用しているプロも多くいます。
竹宝堂の熊野筆洗顔ブラシは、「泡立てブラシ」という商品名で販売されています。天然山羊100%を使ったもので、肌触りがいいのが特徴です。短時間でキメの細かい泡が作れるので、忙しい朝にも便利です。
竹宝堂の熊野筆洗顔ブラシはコシが強く、硬さがあります。また使用後、すぐに乾燥するため、清潔で使いやすいと好評です。サイズは長さ約10cm、筆の長さが4.8cm、値段は税込3080円です。柄の色が異なるものが4タイプあります。
竹宝堂の熊野筆洗顔ブラシは、ロウソク型のものがあります。こちらは山羊毛の中でも最高級とされる粗光峰を使っています。「泡立てブラシ」よりも柔らかく、コシも弱いため、敏感肌の方にもおすすめです。
穂先がとがって小鼻周りや額の生え際など細かい部分もよく洗えます。しっとりと仕上がると好評です。柄の色が異なるものが3種類あります。サイズは長さ8.5cm、筆の部分は4cm、値段は税込4840円です。
竹宝堂には熊野筆の洗顔ブラシの他にも合成繊維を使った洗顔ブラシがが販売されています。また、有料で名入りサービスを行っています。
瑞穂 尺 洗顔ブラシ
瑞穂は広島県熊野町で1980年に創業した熊野筆のメーカーです。化粧筆、洗顔ブラシ、ネイル用のデザイン筆、画筆、歯科技工士用の筆などを作っています。化粧筆はチーク、アイライナー、ファンデーションなど種類が多く、シリーズで揃えるのもおすすめです。
瑞穂の尺シリーズの洗顔ブラシは、サイズや柄が異なるものが数種類あります。洗顔ブラシ(黒)は、筆のボリュームがありふわっとした形でしっかりとしたコシがあります。筆の部分は最高品質の粗光峰と人工毛を使っています。
やわらかく、適度なコシがあるのできれいに洗えると好評です。シンプルなデザインで、男性にもおすすめです。洗顔ブラシのサイズは長さ6.2cm、筆の長さ3.4cmで、値段は税込6600円となります。
瑞穂の尺シリーズの洗顔ブラシは、女性向けのかわいい絵柄のものが数種類あります。金魚、桃、毬の3種類で、とてもかわいいと人気があります。最高級山羊の粗光峰と人口毛を使ったもので、ふわっとしたソフトな肌触りが好評です。
キメの細かい泡が簡単に立つため、時間がない時にもおすすめです。洗顔ブラシのサイズは長さ6.2cm、筆の長さ3.4cmで、値段は税込4620円となります。
尺シリーズにはもう一つ、小鼻専用洗顔ブラシがあります。こちらは松リスの毛を使ったもので、繊細で柔らかく、なめらかな肌触りが特徴です。コシがあるので毛穴の汚れを取り除くのにおすすめで、小鼻の周りやTゾーン、耳の後ろなど気になる部分をきれにできます。
筒状のおしゃれな柄の洗顔ブラシで、清潔感があると人気です。サイズは長さ9.9cm、筆の部分の長さ0.9cm、値段は税込2200円となります。
仿古堂 洗顔ブラシ
仿古堂(ほうこどう)は、創業120年を超える熊野町の老舗メーカーです。書道用の毛筆や化粧筆を職人が一本ずつ丁寧に作っています。
仿古堂の洗顔ブラシは山羊の毛を使ったもので、すっきりとしたデザインが特徴です。柔らかく、ほどよいコシがあるため泡立ちがよく、使いやすいと好評です。柄の部分はピンク色で、吊り下げられるよう布製のリングが付いています。
洗顔ブラシのサイズは、長さ8.5cm、筆の部分の長さは4cmになります。値段は税込4400円となります。仿古堂にはさまざまな化粧筆があるので、シリーズで揃えるのもおすすめです。
熊野筆の洗顔ブラシの効果と口コミ
伝統工芸品の熊野筆の洗顔ブラシには高い評価の口コミが寄せられています。細かい部分まできれいに洗うことができ、美肌効果が高いという口コミが多くあります。毛穴まできれいに落とす効果があり、すっきり洗いあがるという口コミもあります。
熊野筆の洗顔ブラシを使って定期的に洗顔していると、毛穴が目立たなくなる効果があるという口コミも多く見られます。角栓が減って化粧水の浸透がよくなり、肌がつややかになる効果があるという口コミもあります。
効果が高いという口コミがある一方、「肌がヒリヒリする」という口コミもあります。筆の質が肌に合わないのが原因で、その場合は使用を中止し、他の毛質の洗顔ブラシを試してみましょう。
また「肌が乾燥する」という口コミもあります。洗顔ブラシを使う頻度が多いと、肌を痛めてしまう場合があります。慣れないうちは週に1回くらいからスタートし、慣れたら3日に1度くらいと使用する頻度を増やすといいでしょう。
さらに、熊野筆の洗顔ブラシは、水を含ませたまま放置すると臭いが気になるという口コミがあります。使った後はよく洗って、乾燥させるようにしましょう。
熊野筆の洗顔ブラシの使い方とお手入れ方法
熊野筆の洗顔ブラシは耐久性が高く、「一生もの」と言われるほど長く使うことができます。熊野筆は繊細なので、丁寧に扱うことが大切です。
ここからは熊野筆の洗顔ブラシの使い方のコツと、使用後のお手入れ方法についてご紹介しましょう。正しい使い方をマスターして、長く使ってください。
使い方
メイクをしている場合は、最初にメイクを落とします。手をぬるま湯で濡らし、適量の洗顔フォームを手のひらに乗せます。次に熊野筆の洗顔ブラシを水で濡らし、手のひらの上に立てるようにし、ぐるぐると回して洗顔フォームを泡立てます。
洗顔フォームがきれに泡立ったら、洗顔ブラシを使った肌の上に優しく乗せていきます。肌にあまり強く押し当てず、マッサージするように軽く洗います。最後に洗顔フォームの泡をきれいに洗い流します。
熊野筆はとても繊細で、肌に強く押し当てるように洗うと、筆先が傷むことがあります。軽く洗うだけでも効果が十分にあるので、長く使くためには優しくそっと洗うのがおすすめです。
お手入れ方法
熊野筆の洗顔ブラシを使った後は、洗顔フォームが残らないよう丁寧に洗い流してください。洗顔料をよく洗い流したら、根元から筆先に向かって絞ります。このとき、筆をねじるように絞ると、毛が抜けたり傷んだりするので気を付けてください。
最後に軽く振って水分を飛ばし、よく乾燥させます。水分が残ったまま置いておくと、カビや菌が増殖する原因になるので、吊り下げひもやスタンドなどを使って乾かすようにするといいでしょう。
熊野筆の洗顔ブラシを使ってみよう!
広島熊野町の伝統工芸品、熊野筆の洗顔ブラシの人気の理由や使い方、口コミなどをご紹介しました。熊野筆は古くから使われており、高い品質を誇っています。洗顔ブラシも高い口コミ評価が寄せられており、肌がきれいになると好評です。
熊野筆の洗顔ブラシにはいくつか種類があるので、使いやすいサイズのものを選ぶといいでしょう。使用するときは、しっかりと洗顔料を泡立てるのがコツです。正しく使って、お肌のお手入れをしましょう。