日本酒はロックで飲むと美味しい?おすすめの銘柄や飲み方まで徹底調査!

日本酒というと、さまざまな温度帯で多様な美味しさを楽しむことができるお酒ですが、実はロックで飲むのもとても美味しいと人気です。そこで日本酒をロックで飲む場合のおすすめポイントや人気の銘柄、そして飲み方のこだわり方法について紹介します。

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目次

  1. 1日本酒をロックにして味の変化を楽しもう
  2. 2日本酒ロックは暑い夏に人気の飲み方
  3. 3日本酒ロックの歴史は古い?
  4. 4日本酒ロック用のお酒の選び方
  5. 5日本酒のロックにおすすめの銘柄
  6. 6日本酒ロックの飲み方
  7. 7気分に合わせて日本酒ロックを味わおう

日本酒をロックにして味の変化を楽しもう

日本各地に美味しい日本酒の銘柄がたくさんありますが、どのような飲み方で楽しんでいるでしょうか。

一般的には温める「燗」や冷たい「冷や」などがありますが、ウィスキーなどのようにロックで飲む飲み方もあります。日本酒のロックの飲み方やおすすめの銘柄などについて紹介します。

日本酒ロックは暑い夏に人気の飲み方

日本酒の特徴の一つが、さまざまな温度帯で楽しめるところです。常温はもちろんですが、あつ燗やぬる燗など温める場合でもいろいろな温度にしますし、逆に冷やということで冷たく冷やす飲み方もします。

日本酒に氷を入れる「ロック」というのは一見するとあまり見ない飲み方のようですが、このようにさまざまな温度帯で飲むのが人気の日本酒ですから、ロックで飲む飲み方ももちろん立派な楽しみ方の一つです。

では、日本酒をロックで飲む飲み方がおすすめであるポイントはどこにあるのでしょうか。まずはそのおすすめポイントから紹介していきましょう。

ロックで飲むことで日本酒が飲みやすくなる

一般的にお酒をロックで飲む場合のメリットとしてまず挙げられるのは「飲みやすくなる」という点です。ロックというのはお酒に氷を入れるので、少しずつ氷が溶けて薄まっていくことで適度にアルコール度数が薄まっていきます。

日本酒の場合も同様で、氷の冷たさで爽やかな感じを与えてくれますし、アルコール度数が薄まることで、お酒が弱いという方や飲みなれないという方でも飲みやすくなるのです。また口当たりもまろやかになります。

日本酒を冷たくして飲む飲み方には「冷や」もありますが、氷を入れるほうがさらに冷たく感じるので、より軽快なのど越しが楽しめます。特に暑い夏の時期は汗をかきやすく、アルコール度数が高いお酒をそのまま飲むのは体に負担がかかりやすくなります。

その点ロックで飲む飲み方だと、適度にアルコール度数も下がり、すっきり清涼感も感じられます。夏の時期に日本酒ロックの飲み方がおすすめなのは、このような理由もあるのです。

なお、夏に日本酒ロックを飲むとき、氷だけを入れるのも人気ですが、レモンやすだちなどを絞るとさらに爽やかさが増すので、それもおすすめです。飲みやすいのでついついたくさん飲んでしまいそうです。

酔い覚めがよい

今述べたように、日本酒ロックは氷を入れるため、飲んでいる間に少しずつ氷が溶けていきます。その結果として、お酒が少しずつ薄まっていきます。つまりアルコール度数が下がっていくのです。

アルコール度数が低いお酒は飲みやすく、後に残りにくい、酔い覚めがよいというメリットがあります。後に残りにくいわけですから、それだけ安心して日本酒を楽しむことができます。

後でも述べますが、氷が溶けることで少しずつ味わいが変化する、その変化を楽しむことそのものも日本酒ロックの魅力です。ぜひゆっくりお酒を楽しめる時に、味わいの変化も感じながら日本酒をロックで飲んでみてください。

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日本酒ロックの歴史は古い?

さて、日本酒をロックで飲む飲み方というのは、最近になって始まった飲み方のようなイメージがあるのではないでしょうか。ところがいろいろ調べてみると、なんと古い歴史を持つ飲み方だということがわかりました。

あの「日本書紀」の中に「氷室の氷」を「水酒に浸して用」いたという記事があります。つまり氷室の氷をお酒に入れて飲んだ、つまりロックで飲んだという飲み方をしたことがわかるのです。

当時はもちろん冷蔵庫などありませんから、氷を手に入れること自体がとても難しいことでした。氷室の氷というのは真冬の寒い時期に池などに張った氷を切り出して、草などで多い保存していたもので、一般の人は口にできないものだったのです。

つまり、最初の日本酒ロックというのはそれこそ貴族などができる最高級の贅沢であったのです。ほんの一握りの権力者だけしか楽しめない、特別な楽しみなのでした。

近代になり、市場に氷が出回るようになり、また冷蔵庫が一般家庭にも普及するに伴って、日本酒ロックは一般の人々でも気軽に楽しむことができるようになりました。そんな歴史を感じなから日本酒ロックを飲むのもおすすめです。

日本酒ロック用のお酒の選び方

さて、このように日本酒ロックというのもまた、美味しいと人気の飲み方ということがわかったわけですが、どのような日本酒がロックで飲むのに適しているのでしょうか。もちろんどんなお酒であってもロックで飲むことそのものは可能ですが、どうせなら美味しく感じられるものを選びたいところです。

そこで、日本酒ロックで飲む場合におすすめの日本酒の特徴について、次に紹介します。選ぶ場合にはこのことを頭に入れて選ぶのがおすすめです。

味が薄まらない高アルコールの日本酒

日本酒に限らず、お酒をロックで飲む場合、氷がとけていきますからお酒は薄まっていきます。ですから最初からアルコール度数が低いお酒だと、さらに薄まってしまいます。ある程度アルコール度数があるお酒のほうが最後まで「お酒」を楽しむことができます。

一般的な日本酒は完成後に加水をし、アルコール度数が15度くらいになるように調整されています。一方、「原酒」と言われるお酒はこの加水がありません。その分アルコール度数が高めで、ロックにしてもお酒の力強い味わいが楽しめ、人気です。

また、日本酒は火入れをすることで美味しい状態で長く保存できるようにしています。この火入れをしない「生酒」もまた、みずみずしい美味しさがあるので、ロックに合うお酒です。もともと冷やして飲むお酒なので、その点でもいいでしょう。

おすすめは辛口の日本酒や大吟醸酒

また、日本酒はロックにすると、冷たさととともに原料であるお米の風味がより感じられるようになります。その点でおすすめなのが純米大吟醸酒や純米吟醸酒と言われるタイプです。

これらのお酒はロックで冷やされることで華やかな香りや芳醇な味わいがより感じられるようになると言われ、とても飲みやすくなります。ふだんあまりお酒を飲まない方だと、日本酒の美味しさが感じられ、より飲みやすくなるでしょう。

また、辛口のタイプの日本酒はキリッとした味わいがあるため、冷やされることでその清涼感がさらに増して美味しく感じられることが多いです。初めて日本酒をロックで飲むなら、辛口のタイプで試すのもいいでしょう。

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日本酒のロックにおすすめの銘柄

このように、日本酒をロックで飲む場合におすすめのタイプの日本酒というのがあります。そこで次に、日本酒ロックで飲むのに特におすすめの日本酒の銘柄をいくつか紹介しましょう。

近年、日本酒をロックで飲む飲み方が人気となっていることから、それに合うおすすめの銘柄を出しているメーカーもあります。どんな銘柄がいいかわからないという方はそのおすすめ銘柄をまずは試してみることをおすすめします。

日本泉酒造 信長ROCK

「信長ROCK」というのは、織田信長ゆかりの地である岐阜県岐阜市にある酒造会社が作った、冷たくして飲むのがおすすめの銘柄のお酒です。アルコール度数は17度で、ロックで飲むのが最高に美味しくなるように設計されています。

しぼりたての芳醇でフレッシュな甘み、フルーティーな香りがよく感じられるように作られており、どちらかというと甘口のお酒です。ロックで飲むとよりすっきりとした甘みが感じられ、とても飲みやすいと人気が高いです。

野菜や果物などを使った爽やかな料理と合わせると特に美味しい銘柄であり、若い女性にも人気が高いお酒です。戦国武将ファンの方にも人気が高いお酒でもあるので、歴史談義を楽しみながら飲むのもいいでしょう。

秀鳳酒造場 梧桐 大吟醸 超辛+10

「梧桐 大吟醸 超辛+10」は、山形市の北東にある山家町にあり、1890年創業の老舗の蔵元で作っている超辛口のお酒です。山形県産米「出羽きらり」を100パーセント使用し、大吟醸ならではの美味しさが楽しめます。

この銘柄の特徴は四季に合わせた味わいが楽しめる点にあり、鋭いキレと米のうまみをバランスよく楽しむことができる点が人気となっています。特に夏はロックにすることでそのバランスをより堪能することができます。

白瀧酒造 ロック酒の上善如水

「ロック酒の上善如水」はなんと江戸時代の1855年に創業した、新潟県の越後湯沢の酒蔵で作られたお酒です。新潟県というとお米の名産地ですが、豪雪地帯が作り出す清冽な地下水と質の高い米から作られたお酒は全国的にも人気が高いものが多いです。

中でもこの銘柄は名前にあるように、オンザロックで楽しむ日本酒としてつくられたお酒です。アルコール分は10度ちょっとと高くありませんが、味わいが濃く、パンチのあるフルーツ系の味わいが魅力です。

もともとのアルコール分が高くなく、フルーツ系の味わいということもあって、特に若い女性やふだん日本酒をあまり飲まないという方に人気が高く、おすすめのお酒です。爽やかなフルーティーな味わいをぜひお楽しみください。

月桂冠 サムライロック

「サムライロック」は日本酒にライム果汁を加えたリキュールです。アルコール分が10パーセントほどと低めで、ライムの持つ爽やかな酸味と苦み、柑橘類のフレッシュさがよく感じられるため、人気が高いお酒です。

サムライロックというのはそれ自体が日本酒ベースのカクテルの名前で、実際に注文したことがある方もいるかもしれませんが、こちらの銘柄だとそれが最初からできた状態になっています。

氷を入れたオンザロックはもちろんですが、炭酸水で割って濃さを調節することもできますし、ウォッカやトニックウォーターなどと割って飲む方法も人気が高いです。日本酒を使ったカクテルに興味があるという方にもおすすめです。

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日本酒ロックの飲み方

おすすめの日本酒の銘柄もわかったところで、次に実際に日本酒ロックをより美味しく楽しむための「こだわり」について紹介しましょう。ロックに使う氷や酒器などをちょっと工夫すれば、日本酒ロックはさらに美味しく楽しむことができます。

自分の手持ちの道具や氷を使うのもいいですが、今日は日本酒ロックをとことん楽しみたいという時には、ぜひこのあたりもこだわってみてください。日本酒の新たな美味しさを感じられるかもしれません。

氷の質やサイズ

日本酒ロックというのは言うまでもなく、日本酒の中に氷をいれる「だけ」でできる、手軽な飲み方です。しかしその「だけ」にこだわってみるのはいかがでしょうか。そう、氷をちょっと選んでみるだけでまた味わいが変わります。

日本酒ロックにおすすめしたいのは「大きな氷」です。家庭の冷蔵庫でできる氷は小さいため、溶けるのも早いです。そうすると、味わいの変化が感じにくいです。大きな氷、できれば天然氷を使うと不純物が少なく雑味が少ないうえ、溶けるのが遅いので、日本酒の繊細な味の変化をよく感じられます。

家庭でこのような氷を用意したいならば、軟水のミネラルウォーターを使い、いったん沸騰させて不純物を取り除き、タッパーなど大きな容器にいれてゆっくり凍らせると近い感じにできます。ロック用の氷を購入するのもおすすめです。

飲みやすいグラス

次に日本酒を入れるグラスです。せっかくロックで楽しむのですから、氷の溶ける様子がよく見える、清涼感があるグラスを選びましょう。また背が低く、飲み口が大きいグラスだと、大きな氷を入れるのも楽にできますし、氷が溶けていく様子がよく見えておしゃれです。

ウイスキーなどに使うロック用のグラスがあれば、それがおすすめですし、なくてもこのようなタイプのグラスであれば十分に見た目もよく日本酒ロックが楽しめます。ちょっとしたところにもこだわりを持って、より美味しく日本酒ロックを楽しみましょう。

カクテルアレンジも人気

日本酒ロックでおすすめなのが、カクテルにすることです。カクテルと言うと洋酒のイメージが強いですが、先ほども少し触れたように、日本酒をベースにしたカクテルも美味しく、好みでいろいろな美味しさを楽しむことができます。

日本酒のカクテルということでまず挙げられるのが「サムライロック」です。自分で作る場合は日本酒にライムジュースを入れて作ります。日本酒5に対しライムジュース1の割合がベースで、好みで生のライムを絞っても美味しいです。

また、氷を入れたグラスに半分くらい日本酒を注いでから、トニックウォーターを加え、カシスリキュールを小さじ1杯ほど入れると、カシスのきれいな赤と透明なお酒がきれいなグラデーションを描きます。他にもさまざまな組み合わせが楽しめるので、ぜひお試しください。

気分に合わせて日本酒ロックを味わおう

日本酒ロックというと、あまり体験したことがないという方もいるかもしれませんが、特に夏の時期には爽やかで飲みやすい、おすすめの飲み方として人気が高まっています。

普段あまり日本酒を飲まない方でも新たな美味しさが発見できそうです。ぜひ日本酒ロックで、美味しく日本酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター
茉莉花

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