「日光山温泉寺」は長い歴史を持つ名湯!料金やアクセス方法は?

温泉巡りや寺社巡りは、日本の観光の人気プランですが、実はこの両方が楽しめるところが日光にあります。それが「日光山温泉寺」です。そこで日光山温泉寺の由緒やおすすめのポイント、そしてアクセス方法や周辺にある観光スポットなどについても合わせて紹介します。

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目次

  1. 1名湯「日光山温泉寺」とは?
  2. 2日光山温泉寺は珍しいお寺
  3. 3「日光山温泉寺」の歴史
  4. 4「日光山温泉寺」の料金
  5. 5「日光山温泉寺」の楽しみ方
  6. 6「日光山温泉寺」の利用できる時間
  7. 7「日光山温泉寺」のアクセス方法
  8. 8「日光山温泉寺」の周辺にあるおすすめ観光スポット
  9. 9「日光山温泉寺」でのんびりと温泉に浸かろう!

名湯「日光山温泉寺」とは?

栃木県の日光と言えば、日本を代表する観光スポットなので訪れたことがあるという方は多いことでしょう。日光の観光スポットと言えば、やはり豊かな温泉が頭に浮かびますし、寺社巡りが趣味の方にもおすすめスポットが多いところです。その中でも日光山温泉寺について、おすすめポイントやアクセスなどを紹介します。

日光山温泉寺は珍しいお寺

さて、日光山温泉寺というのはとても珍しいお寺です。なんと温泉があるお寺なのです。日本は温泉の多い国ですから、温泉の近くにお寺が開かれているということ、そしてそのお寺が温泉の守護をしているというところは他にもありますが、お寺の中に温泉があるというのは他にはありません。

お寺の中に温泉があるとわざわざ述べたのは、実はこのお寺ではこの温泉を一般の参拝に来た方も利用することができるのです。まさに「温泉寺」ということで、近年日光の観光スポットとして大人気となっています。

「日光山温泉寺」の歴史

さて、日光山温泉寺というのは栃木県日光市湯元にある天台宗のお寺です。湯元という地名でぴんと来る方もいるかもしれません。このお寺は日光湯元温泉の近くにあるお寺なのです。有名な世界遺産である日光山輪王寺の別院となっています。

もともと日光山温泉寺は、788年に勝道上人により開かれたと言われます。この勝道上人というのは782年に日光山の登頂に初めて成功し、その後この周辺を弟子たちと共に歩いて、日光周辺の多くの寺社を開いた人と言われます。

勝道は788年、この日光で温泉を発見し、薬師瑠璃光如来を祀りました。これが日光山温泉寺の始まりと言われます。その後薬師信仰が広まるにつれて、日光山温泉寺への信仰は高まり、江戸時代には輪王寺宮の直轄寺院として篤い信仰を集めました。

ただこのころ、日光山温泉寺は現在の場所ではなく、温泉岳の上にあり「薬師堂」という名前だったようです。ところが1966年、台風により起きた土砂崩れでこの建物はなんと直径5メートルもある巨岩に押しつぶされてしまったのです。

がしかし、御本尊である薬師瑠璃光如来像はなんとその巨岩の上に無傷で鎮座していたことから、その奇跡に感動した人々の手により1973年、現在の場所に再建され、現在に至っています。

「日光山温泉寺」の料金

次に日光山温泉寺の料金についてです。日光山温泉寺は今述べたように普通のお寺と違い、温泉に入ることができるという点が特徴であり、人気です。そのため「日帰り参篭」という入浴ができるプランがあり、そちらを行うためには料金がかかります。

その料金というのは大人は500円、4歳から小学生までの子供は300円となります。後で詳しく述べますが、このプランには入浴をしたあとでお茶とお菓子をいただきながら休憩をするというのがセットとなっていて、約1時間かかります。

なお、この温泉には宿泊のプランもあるようなのですが、2021年10月現在は受け付けていません。基本的には日帰りで温泉を楽しむという形になります。

「日光山温泉寺」の楽しみ方

さてそれでは、日光山温泉寺に行ったらおすすめしたいプランについて、もう少し詳しく見ていきましょう。今述べたように日光山温泉寺は、お寺でありながら温泉に入ることができると言うことで、近年大人気の観光スポットとなっており、多くの方が訪れるようになっています。

そこで日光山温泉寺に行くならぜひ体験をおすすめしたい見どころやポイントについて次に紹介します。ぜひこれらのおすすめポイントをチェックして、まるごと楽しんでください。

ゆっくり温泉に浸かり、湯上がりで一休み!

まずは日光山温泉寺の「温泉」についてです。そもそも日光は温泉で有名な観光地ですから、もちろん温泉寺の温泉も本物です。実はこの温泉、江戸時代には日光の霊場を管理していた中禅寺上人と日光奉行が許可しなければ入れない、特別な温泉だったそうです。

現在では「薬師湯」と言い、誰でも入ることができる温泉となっているため、観光客にも人気です。お寺なので「参篭」という言葉を使います。

日光山温泉寺の温泉は含硫黄、カルシウムナトリウム硫酸塩炭酸水素塩泉です。温度は71.4度と高く、加水はしていますが、源泉かけ流しです。日光の温泉は非常に成分が濃く、源泉は薄いエメラルドグリーンで、加水することで目にするときは乳白色になっています。

入浴する際には入口横の呼び鈴を押して、管理人の方に入浴料を払います。一般的な温泉と違い、タオルの貸し出しはありませんが、オリジナルの手拭いが販売されており、観光のお土産に人気です。

ゆっくり温泉を楽しんだら、休憩室の廊下に用意されているお茶とお菓子を楽しみつつ、のんびり休憩しましょう。畳が敷かれているため、寝転んで休憩する方もいるとのことで、日ごろの疲れがさらにとれそうです。

写経体験もできる

温泉に入ってゆっくり休憩できたら、次は「お寺」にお参りしましょう。先ほど少し触れましたが、日光山温泉寺のご本尊「薬師瑠璃光如来」は台風でお堂が壊れても無傷であったという奇瑞を示した仏様です。ぜひしっかりお参りしておきましょう。

お参りが終わったらぜひしたいのが「写経体験」です。日光山温泉寺で行う写経は「薬師経」の一部の16文字の部分で、筆ペンが用意されていて、薄墨で印刷された上をなぞる形で写経ができます。

写経に書かれている文字は「薬師如来の偉大な福徳のおかげで一切の苦しみなどが逃れられる」といった意味の言葉です。筆ペンと言うことで、ふだん書きなれない方もいるでしょうが、上手下手ではなく、心を込めて書くことに意味があります。一文字ずつ心を込めて書きましょう。

奉納された写経は、毎年8月8日の薬師講「採灯大護摩供」でお焚き上げされることになっています。静寂な中で一文字一文字経文を書く作業をしていると、気持ちまで澄んでくるようです。

御朱印もいただこう

この写経がおすすめである理由はもう一つあります。それはこの写経をすることで特別な御朱印をいただくことができるのです。写経体験プランの中に御朱印代も含まれているので、奉納すればいただくことができます。

本来、御朱印というのは巡礼者がお寺で納経をしたことのあかしとしていただくものだったとされていますので、日光山温泉寺のように写経をして奉納していただくというのは本来の形に近いと言っていいでしょう。

実は温泉寺の御朱印そのものは写経をしなくてもいただくことができます。温泉寺では書置きのみなのですが、二荒山神社中宮祠に行けば手書きのものがいただけることになっています。ところが、写経をしていただく御朱印はなんと金紙に書かれた特別なものなのです。御朱印巡りをしているならぜひおすすめです。

「日光山温泉寺」の利用できる時間

このように、日光山温泉寺は普通のお寺のように参拝するだけではなく、温泉まで楽しむことができます。そうなるとやはりそれなりに時間がかかることが予想されますが、参拝できる時間はどうなっているでしょうか。

薬師湯が利用できるのは8時から17時までとなります。受付時間は30分前までとなっていますが、ゆっくり温泉に入ることを考えれば、早めにアクセスすることをおすすめします。写経体験は9時から15時とさらに時間が短いので注意してください。

なお、注意が必要なのは温泉に入れる時期です。基本的には4月中旬から11月下旬までとなっており、冬季は閉湯しています。この閉湯期間は写経体験、そしてそれに伴っていただける御朱印もありません。

「日光山温泉寺」のアクセス方法

それでは次に、日光山温泉寺へのアクセス方法について紹介します。日光山温泉寺は輪王寺の別院ということで、一緒に巡ろうと考える方も多いのですが、実は場所が全く違います。湯元の方になるため、アクセスの際には注意しましょう。

と言っても、日光の湯元温泉は日光の観光スポットの一つでもあるので公共交通機関の便も比較的よく、アクセスはあまり大変ではありません。そこで公共交通機関でのアクセスと車でのアクセス、両方のパターンについて紹介します。

公共交通機関でのアクセス

日光山温泉寺に公共交通機関でアクセスする際は、まずは最寄り駅である「日光」駅まで行きましょう。日光駅には東武とJRがありますが、どちらの駅でも大丈夫です。

駅に降りたら、そこからはバスを利用します。東武バスに乗車し「湯元温泉」まで行きましょう。バス停からは徒歩5分ほどです。後でも述べますが、日光の湯元温泉は比較的小ぢんまりとしていますが、観光におすすめの場所もあるので、それと組み合わせてお参りするプランも人気です。

なお、日光駅からは世界遺産を巡るバスもでているのですが、このバスは二荒山神社あたりまでしか行かないのでおすすめできません。バスの時間もしっかりチェックし、近くまでバスで行くようにしましょう。

車でのアクセスと駐車場

車でアクセスする方の場合は、まずは東北自動車道から日光宇都宮道路を通り、「日光」ICまで行きましょう。ここから湯元温泉に向かい車を走らせればアクセスすることができます。

気になる駐車場に関してですが、近くに奥日光湯元通り北駐車場があり、こちらを利用することになります。奥日光の観光スポットから近いこともあり、それなりにスペースがあるので、特に混雑する場合以外は問題なく利用できるでしょう。

なお、足腰が悪い方など、歩くのはちょっと大変という方に関してですが、日光山温泉寺の参道を入った左側に空き地があり、そこに10台ほどですが駐車することができるスペースがあります。どうしても無理という方はこちらを利用するのがおすすめです。

「日光山温泉寺」の周辺にあるおすすめ観光スポット

最後に日光山温泉寺と共に巡りたい、人気の観光スポットをいくつか紹介します。先ほども少し触れたのですが、日光山温泉寺がある日光湯元温泉は、小ぢんまりしているものの、多くの人気観光スポットがあるところでもあるので、ゆっくり一日こちらの観光を楽しむのもおすすめです。

そこで、日光山温泉寺からほど近く、一緒にアクセスしやすい観光スポットについて、そのおすすめポイントなどについて合わせて紹介します。

湯滝

車やバスで日光山温泉寺に向かう途中にある「湯滝」は、湯ノ湖の南端にある滝です。湯ノ湖を作った三岳溶岩流の岸壁を高さ約70メートル、長さ約110メートルの規模で滝が流れ落ちます。

ちょうど滝つぼの目の前に観瀑台があるため、この迫力ある滝が眼前に広がります。その勇壮な姿はとても人気が高く、一度は見ておきたい景色と言っていいでしょう。

公共交通機関でアクセスする場合は、先ほど紹介したバスの「湯滝入口」で下車するとすぐのところになります。温泉寺に行く途中に立ち寄るにもちょうどよく、ぜひこちらを見てから温泉寺へ足を向けるとよいでしょう。

湯元温泉 源泉

日光山温泉寺にお参りした方ならばほとんどの方がアクセスする人気スポットが「湯元温泉 源泉」です。温泉寺の参道を進むと湯の平湿原につながるのですが、そこをさらに進んでいくと源泉に行くことができます。

先ほど、温泉寺の源泉はエメラルドグリーンであると述べましたが、この源泉のところに行くとそれがよくわかります。実はこのお湯は出た時には無色透明なのですが、空気に触れることでエメラルドグリーンや乳白色に変わるのです。日によっても色が違うその変化をぜひ見てください。

また、木組みの建物のようなものは、昔ながらの源泉小屋であり、温泉の温度を下げよいようにするためのものです。このあたりの歴史を感じることができるのも源泉ならばというところでしょう。

蓼ノ湖

もう一つ、かなりレアな観光スポットとしてひそかに人気となっているのが「蓼ノ湖」です。この湖は周囲がクマザサで覆われ、遊歩道などがありません。なんと地図にもほとんどないと言われるほどです。先ほど触れた、湯ノ湖の北側の山の中にあります。

この湖に行く方法なのですが、クマザサをかき分けていくことももちろん可能ですが、おすすめしません。おすすめなのは冬で、クマザサの部分がスノーシューの道になっているので、ツアーなどもあり、それに参加することで安全にアクセスできます。

冬の時期が観光の中心となるため、温泉寺と一緒にはなかなかアクセスできませんが、日光湯元温泉の観光と組み合わせるのが人気です。ぜひこちらもチェックしてみてください。

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「日光山温泉寺」でのんびりと温泉に浸かろう!

日光山温泉寺はお寺でありながら「参篭」という形で温泉を楽しむことができるという、日本の中でもとても珍しいスポットであり、とても人気が高まっています。近くには湯元温泉の観光スポットもいろいろあり、たっぷり楽しめます。ぜひ日光山温泉寺で身も心も清められる体験をしてみてください。

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この記事のライター
茉莉花

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