2018年04月02日公開
2020年03月25日更新
カナダの電圧を調査!変圧器はいる?プラグやコンセントなど注意点を紹介!
初めてのカナダ旅行で必ず確認しておきたいのが電圧の問題です。ヘアアイロンやドライヤーなどははたしてそのまま使えるのでしょうか。カナダでの電圧事情については必要最低限の情報を網羅しているので、カナダ旅行をお考えの方は必読です。

目次
初めてのカナダ旅行で迷う電圧の問題
ネットで色々調べてみるけど電圧や変圧器、周波数など聞きなれない言葉ばかりで何が何だかわからないという方はこの記事必見です。今回はカナダ旅行について必要最低限の情報を簡単な言葉でご紹介したいと思います。電圧や周波数とは何か、さらにそれらがカナダ旅行にどういう影響を及ぼすのかなど一番気になる情報をコンパクトにまとめました。


カナダ旅行で気になる電圧やコンセントの情報
初めての海外旅行で一番気になるのが持っていく電化製品についてです。女性の方は特に、ヘアドライヤーやヘアアイロンなど美容関係のアイテムとしてないと絶対に困ります。また男性でも、カメラやパソコンなど旅行ならではの電化製品を持って行かなければなりません。
日本の電圧は100Vなのに対し、カナダの電圧は110~120Vと日本の電圧よりやや高いです。これが意味するのは日本の電化製品をそのままカナダで使うことはできないということです。お気に入りのドライヤーやヘアアイロンでないとだめという方もいらっしゃると思いますが、大切な電化製品を守るためにも必ず対策をしておきましょう。
もう一つはコンセントの形状についてです。日本のコンセントの形はAタイプですが、カナダも同じくAタイプになります。ですのでコンセントについては安心して大丈夫なようです。また、周波数ですがこちらも東京と同じく60ヘルツになります。ですので、カナダ旅行において気にしておきたいのは電圧の問題だけになります。
電圧の違いがカナダ旅行に及ぼす影響
電圧とはそもそも「電気を流す圧」のことです。電気を「押す力」と覚えておけばよいでしょう。日本の電圧は100Vでカナダの電圧は110~120Vと先ほど説明しました。つまり、カナダの電化製品は110~120Vの「押す力」に耐えられるのに対し、日本の電化製品は100Vまでの「押す力」にしか耐えられないということです。
110~120Vの電圧まで耐えられるカナダ製のドライヤーを日本で使うと、カナダで使った時よりも風力が弱くなりますが、使うことは可能です。逆に100Vの電圧までしか耐えられない日本製のドライヤーをカナダで使うことはできません。電気を押す力が強すぎて製品が壊れてしまうという仕組みです。
「カナダ・ユーコン準州の雪の道」と題された写真。 https://t.co/sY9p5AKnZ3 雪に覆われた道を巨大な車が通過してできた轍のような印象だが、実際には天然の氷河の写真。黒い筋は氷河の脇で動いている土砂(モレーン)が氷河が合流した際に中央に移ったもの。同国の Kalen Emsley 氏が撮影。 pic.twitter.com/t9pUVya4ex
— Oguchi T/小口 高 (@ogugeo) March 7, 2018
これを解決してくれるのが「変圧器」です。変圧器とは「圧を変える機器」です。つまり変圧器とは電気を押す力である「電圧」の力を調整してくれます。カナダでこの変圧器を使うと、流れてくる110~120Vを100Vに調節することができるため日本の電化製品でもカナダで使えるようになるのです。
電圧やプラグがカナダ旅行に及ぼす影響
豚の鼻形のプラグの形がAタイプと呼ばれるものです。つまり、日本やカナダのプラグはAタイプに当てはまります。このように世界にはさまざまなプラグの形があります。具体的には「A」「B」「C」「S」「BF」の5つのタイプがあります。海外でよく見る丸い形のプラグはBやCと呼ばれるものです。
プラグの形状が違うとコンセントにプラグを差すことができません。海外旅行の際は変圧器とプラグがセットで考えられますが、プラグは電気を受け取るための入口ですのでそれを旅行先の国で使われてるものにあわせて変形させることが必要だということです。プラグは変圧器と違ってただ形を変えるだけのものなので、安価で購入することが可能です。
電圧や周波数がカナダ旅行に及ぼす影響
海外旅行に行く時に電化製品を持っていく人は、「電圧」と「プラグ」に関して必ず事前に調べておかないといけません。しかし、周波数にまで気を配れている人は少ないのではないでしょうか。周波数とは一言で言うと「振動」のことです。周波数の違いが影響を及ぼすのは「モーターを使用する電子機器」です。
例えば、掃除機や扇風機、洗濯機、電子レンジ、電子時計などです。これらはカナダなど海外旅行に持っていくようなアイテムではないので気にしないでよい人がほとんどでしょう。コンロやストーブ、ラジオ、アイロンなどの電熱を使う機器に関して周波数は影響を及ぼしません。
ちなみにカナダの周波数は60ヘルツで、東京と同じなのでモーターを使った日本製の機器でもカナダでは問題なく使用することができます。また西日本は50ヘルツと、東京と差があるのですが日本の製品は60ヘルツでも50ヘルツでも使えるようにできています。よって、カナダ旅行の際に周波数のことを気にする必要はありません。
カナダ旅行に用意したいのはズバリ
用意したいのはズバリ「変圧器」です。変圧器はただ形状を変えるためだけのプラグとは違い、電圧を弱くする機械なので少々値が張るものがあります。ただ、安いものであれば3000円以下で買えるものもありますので近くの電気屋さんやネットショップで探してみましょう。カナダ旅行は他の国と比べると特別な荷物が少なくてすみそうです。
変圧器は大きさが様々で、すごく重いものやすごく大きいもの、反対に軽くてコンパクトなものもあります。安いものは総じて大きいものが多いのですがそこまで頻繁に海外旅行に行かない人であればそれでもよいでしょう。携帯やパソコン、最近のデジカメなどはそもそも240Vの電圧まで対応しているものが多いためあらかじめ調べておきましょう。
「100-240V」という表示があればそれは「これは100から240Vまでの電圧には耐えられる製品です」という意味だと理解してください。いわゆる「海外対応製品」で、カナダでは変圧器なしで使えます。例えばアップル製品などは世界中で使われているため、世界中のどこでも変圧器なしで使えるように電圧の幅が広いのです。
カナダで変圧器を使ってもコテは潰れる?
「変圧器を買ったしカナダ旅行はこれでばっちり」と思っている方も、少しお待ちください。女性がカナダによく持って行くヘアアイロンやドライヤーは変圧器を使っても壊れてしまう可能性が高いです。変圧器で電圧を変えたはずなのにどうしてカナダでヘアアイロンやドライヤーが使えないのでしょうか。
それは、変圧器には使えるワット数(電力)に限界があるのと、ヘアアイロンやドライヤーは消費電力が大きいためです。変圧器には先ほども書いたように色々な値段や種類があります。安いものはワット数の限界値が低くたいていのものはヘアアイロンやドライヤーに対応できるようなものではありません。
ヘアアイロンやドライヤーに使えるような変圧器は最低でも400Wないとだめですが、そのような変圧器は大きくて重いことが多いです。遠いカナダへは何かと荷物が多くなるので、できるだけ身軽にしておきたいところ、1キロもある変圧器を持っていくのは困難です。カナダは日本からも遠く長旅になるので重いものはできるだけ避けたいところです。
カナダ旅行で「コテ電圧問題」はどうする?
解決策は2つあります。一つは、上記のように重いけど我慢してカナダへ1キロほどの変圧器を持っていくという方法です。もう一つは、「海外対応のコテ、ヘアアイロン、ドライヤー」を購入するという方法です。最近はどのメーカーでも海外対応製品が多いですので探すのに苦労はしないでしょう。海外対応であればカナダでは変圧器なしで使えます。
または、電池式のアイロンやドライヤーをカナダに持っていってもいいでしょう。電池式ならコンセントをそもそも使わないのでカナダ旅行にはおすすめです。ただし注意したいのが「充電式」のものです。カナダに限らず、飛行機内には充電式が持ち込めないことが多いです。事前にカナダの空港や航空会社のHPで確認しておきましょう。
電圧によるカナダでの怖い失敗談
カナダでは電圧が日本の電圧と違って高いため変圧器が必要であると言いましたが、誤ってカナダで日本の製品をそのままコンセントにつないでしまったらどうなるのでしょうか。例えばヘアアイロンやドライヤーなどは「バチン」と音がしてそのまま永久に電源が入らなくなってしまいます。パソコンも最悪の場合燃えてしまうことがあるようです。
カナダで「バチン」と音がして壊れてしまえば帰って修理することも難しくなります。ドライヤーなどはまた買えばいいかで終わりますが、パソコンやデジカメを旅行先のカナダで壊してしまったらその後の旅行もずっと落ち込んだ気分で過ごさなければなりません。今一度、カナダに持っていきたい電子機器を見直してみましょう。
カナダで電圧トラブルをなくして最高の時間を
楽しみにしているカナダ旅行を是非ともトラブルなしに終えたいものです。カナダに限らず、海外でのトラブルといえば怪我や病気以外に、電化製品のトラブルも案外多いものです。事前にしっかりと持っていく電化製品のV数を調べて必要ならば変圧器を用意しておきましょう。そうすればカナダ旅行を思う存分楽しめること間違いなしです。


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