「銀天街」は沖縄市のディープスポット!おすすめグルメや人気店を紹介!

沖縄市の銀天街は長い歴史を持つアーケード街で、沖縄市のディープなスポットとして注目されています。最近アーケード街が撤去され、かつてのノスタルジックな商店街から、新しい商店街へと生まれつつあります。沖縄市銀天街のおすすめグルメスポットや人気店をご紹介します。

「銀天街」は沖縄市のディープスポット!おすすめグルメや人気店を紹介!のイメージ

目次

  1. 1【沖縄市】銀天街をご案内
  2. 2沖縄・銀天街の人気スポット
  3. 3沖縄の銀天街とは
  4. 4沖縄・銀天街のおすすめグルメ店
  5. 5沖縄・銀天街へのアクセス方法
  6. 6沖縄市銀天街周辺のおすすめ観光スポット
  7. 7沖縄・銀天街は見どころ満載のディープスポット

【沖縄市】銀天街をご案内

沖縄市は沖縄本島の中部に位置する、那覇市に次いで沖縄で2番目に大きな市です。そんな沖縄市の中心市街地に銀天街(コザ銀天街)と呼ばれる繁華街があります。

銀天街は戦後、沖縄本島で最も栄えたスポットで、那覇や沖縄北部から多くの買い物客が訪れ賑わいを見せました。しかし近年は訪れる人が少なくなり、時代の流れに取り残された寂しげな街となっていました。

コザ銀天街のシンボルだったアーケード街は2020年に撤去され、新たな街づくりが始まっています。若いメンバーを中心にさまざまな案が出され、街は活気を取り戻しつつあります。今回は、そんな沖縄市の銀天街を紹介しましょう。

沖縄・銀天街の人気スポット

沖縄市は、1974年にコザ市と美里村が合併して作られた市です。コザは戦後、米軍基地のある街として発展し、コザの中心市街地は60年代から80年代にかけて、沖縄で最も華やかなスポットとして多くの人が集まりました。

コザとは、コザ十字路を中心に胡屋地区、中の町地区まで広がるエリアです。コザという名称は、米軍が胡屋地区を「KOZA」という愛称で呼んでいたのが始まりで、やがて一般の人も繁華街を「コザ」と呼ぶようになりました。

コザ十字路の近くにある銀天街は、戦後に生まれた十字路市場と本町通りが、1972年の本土復帰後に一つになり、1978年にアーケード街が作られ「沖縄市銀天街」となったものです。

銀天街の前身である十字路市場は、沖縄市を代表する商店街で、衣料品や食料品を販売するお店が軒を連ねていました。特にお正月や旧盆前には、ごちそうを買う人が那覇や沖縄北部からも集まり、大変混雑しました。

そんなコザの銀天街ですが、郊外に大型のショッピングモールが作られるようになると衰退していき、アーケード街は1日中シャッターを閉めているお店が多くなり、昼間でも薄暗い雰囲気となっていました。

2014年には銀天街のアーケードを管理していた銀天街商店街振興組合が解散し、老朽化が問題となっていたアーケードは2020年8月に撤去されました。

銀天街のアーケードは撤去されたものの、路地に入ると昔ながらのお店も続いています。最近は新しいお店やグルメスポットも増え、少しずつ昔の活気を取り戻しつつあります。観光客も足を運ぶようになり、沖縄市のディープな観光スポットとして話題になっています。

沖縄の銀天街とは

沖縄市の銀天街のアーケードが2020年に撤去された後は新しい街並みになり、かつてのようなノスタルジックな風景は見られません。

新しい街づくりが進んでいる沖縄市の銀天街には、新旧が入り混じった魅力的な街となっています。ここからは、銀天街の見どころやおすすめスポットを紹介していきましょう。

コザ十字路絵巻

銀天街のおすすめスポット「コザ十字路絵巻」は、銀天街の近くの国道330号線に作られた、色鮮やかな巨大壁画です。2014年3月から制作が始まり、完成したのは翌年の2015年1月です。全長180メートル、面積にして約1600平方メートルに及ぶ巨大アートです。

「忘れてはいけない歴史と沖縄市のアイデンティティ」をテーマに、地元のアーティストたちがビルやアパートの壁に描いたものです。壁画は沖縄市の歴史をテーマにし、15世紀の「越来グスの時代」から米軍統治下時代を経て、コザの庶民文化が花開く様子をポップなイラストで表現しています。

「コザ十字路絵巻」では、沖縄市の歴史をまるで絵巻を見るように楽しむことができます。銀天街には多くのお店があり、人が集まり賑やかだったことがウォールアートから伝わってきます。

銀天街商店街

銀天街商店街では、銀天街商店街振興組合の解散後に発足した「コザ十字路通り会」が活動を再開し、新しい街づくりが進められています。

銀天街地域の活動交流拠点として作られた「銀天街プラザ」では、銀天夜市やフリーマーケット、ゲーム大会などのさまざまな企画が行われています。

コザ十字路市場

コザ十字路市場は、銀天街の一角にあるエリアです。「タウンプラザかねひで」という大型スーパーは2020年に改装され、昔と変わらず多くの人から人気を集めています。

コザ十字路市場には昔から経営している飲食店も残っており、ノスタルジックな雰囲気が漂っています。生鮮食料品や衣料品を買ったり、飲食店で食事を楽しんだりすることができます。

沖縄・銀天街のおすすめグルメ店

ここからは沖縄市銀天街のおすすめグルメをご紹介しましょう。銀天街には昔から続く老舗のお店が多く、沖縄の伝統のグルメが楽しめます。

ここでは沖縄市銀天街にある老舗の惣菜店と、地元で話題のユーチューバーが手掛ける居酒屋をご紹介します。沖縄市銀天街を訪れたら立ち寄ってグルメを楽しんでください。

三幸そうざい店

最初にご紹介するグルメスポット三幸そうざい店は、銀天街で大変人気がある老舗惣菜専門店です。お店は60年以上前から営業しており、現在の店主さんは2代目で、35年間お店を経営しています。

沖縄ではお祝い事に欠かせない料理「カタハランブー」の他、サーターアンダギーなども作っています。お弁当やサンドイッチ、ジューシーおにぎり、惣菜などさまざまなグルメ料理が並んでおり、テイクアウトをして楽しむのがおすすめです。

住所  沖縄県沖縄市照屋1-1-9
電話番号 098-938-2708

あしびばー武c

あしびばー武cは、沖縄市銀天街にある居酒屋です。沖縄市で人気があるユーチューバー「ハイサイ探偵団」のメンバーである武cさんが営むグルメスポットです。

おでんを中心としたグルメと沖縄の地酒などを揃えており、夜はカラオケを楽しむ地元の人で賑わいます。観光客にも人気があるグルメスポットなので、沖縄市銀天街を訪れたら足を運んでみてください。

住所 沖縄県沖縄市照屋1-11-5

Thumb沖縄市の居酒屋おすすめ11選!個室完備や料理の美味しい人気店紹介!
沖縄市には、個室完備の居酒屋、沖縄グルメを堪能でき宇る美味しい人気店がたくさんあります。今回...

沖縄・銀天街へのアクセス方法

沖縄市の銀天街を訪れたい方のために、アクセス方法をお伝えします。銀天街は、沖縄市の国道330号、国道329号、剣道75号が交わる「コザ十字路」の一角にあります。

沖縄市コザ十字路は、沖縄中部の主要な道路が交差するスポットなので、路線バスや車でのアクセスがしやすいロケーションにあります。

バスでのアクセス

那覇から沖縄市コザへバスでアクセスする場合は、路線バスでアクセスできます。那覇バスターミナルからコザまでの所要時間は約80分です。

コザバス停から銀天街までは徒歩1分です。那覇市内から路線バスで銀天街を訪れる場合、バス停には21、23、24、27、63、77、80、90、110、112などのバスが停車します。沖縄市循環バスを利用するのもおすすめです。

車でのアクセス

那覇から沖縄市コザへは自家用車やレンタカーで簡単にアクセスできます。那覇から沖縄自動車道を経由して北上すると、約35分でコザへ着きます。

沖縄市の銀天街には、大型のコインパーキングがあります。国道329号から入ると入庫しやすいでしょう。また、市内には無料で利用できる沖縄市中央公共駐車場もあります。

沖縄市銀天街周辺のおすすめ観光スポット

沖縄市の銀天街周辺には多くの観光スポットがあります。ここからは銀天街を訪れたら、合わせて行ってみたいおすすめスポットをご紹介しましょう。

沖縄市の人気観光スポットを訪れながら、グルメやお買い物などを楽しんでください。どのスポットも沖縄ならではの雰囲気が楽しめます。

コザゲート通り

コザゲート通りは名前にあるように、沖縄市の米軍基地のゲートから始まる通りで、国道330号の交差点まで続きます。沖縄市コザの表玄関とも呼ばれる人気観光スポットで、基地の門前町らしい異国情緒溢れる街並みが楽しめます。

コザゲート通りを中心に、さまざまな外国籍の人が住んでいます。沖縄市は1974年に国際文化観光都市宣言をしており、現在は20か国以上の人たちが住んでおり、外国のような雰囲気があふれています。

インドやタイ、アメリカなど多国籍のお店が軒を連ね、お買い物やグルメが楽しめます。中には日本の一般のショップでは扱っていない掘り出し物も見つかるので、じっくりと探してみてください。

コザゲート通りにはかつて外国人相手のショーパブが多くあり、残されているポップな看板や壁画は撮影スポットとして人気があります。老舗のウチナー食堂やおこのみ焼き店など、グルメもおすすめです。

KOZA MUSIC TOWN

KOZA MUSIC TOWN(コザ・ミュージックタウン)は、2006年に沖縄市上地にある音楽ホールで、約1100人が収容できます。ロック、ジャズ、沖縄民謡など多彩なジャンルのライブが行われています。

大ホールの他、音楽スタジオや音楽広場などがあり、1階には飲食店が集まっておりグルメが楽しめます。コザ・ミュージックタウンの周辺にはライブハウスが多く、音楽が好きな方におすすめのスポットです。毎年夏には、沖縄市の各青年団による「エイサーナイト」が行われ、盛り上がりを見せます。

一番街

一番街は1975年に誕生した長い歴史を持つ商店街です。沖縄で初めて作られたアーケード商店街で、地元の人や観光客に人気があります。最近、アーケード街がリニューアルされ、明るくお買い物がしやすい商店街となりました。

一番街には「商店街交流ひろばコザBOX」があり、沖縄市の情報を入手できます。沖縄市の8つの商店街で構成される「コザ商店街連合会」が運営しており、地域のイベントやグルメスポットなどの情報が手に入ります。トイレや休憩スペースがあるので、疲れた時の休憩スポットとしてもおすすめです。

一番街には昔ながらの呉服店やファッションショップ、セレクトショップなどさまざまなお店が集まっています。カフェシアターなどもあり、街歩きが楽しめるおすすめスポットです。

パルミラ通り

パルミラ通りは、沖縄市コザのグルメスポットとして人気があります。通りの名前は、シリアにあった古代都市パルミラに由来し、コザエリアの情報やグルメが集まるスポットとなっています。

パルミラ通りは一番街とパークアベニューの間にある100メートルばかりの短い通りですが、赤レンガ風石畳やガス灯を模した街灯があるなど、雰囲気のいいストリートです。

沖縄市に多いアーケード街にはなっていないので開放感があり、街路樹が植えてあるため沖縄らしい景観が楽しめるスポットです。アール・ヌーボー調のベンチやおしゃれな看板も多く、撮影スポットとしてもおすすめです。

パルミラ通りには、スパイスカレーのレストランやタイ料理専門店、雰囲気のいいおしゃれなカフェ、スポーツバーなどが軒を連ねており、ランチから夜遅くまで楽しめます。

沖縄こどもの国

沖縄市を子連れで訪れたら、おすすめしたい観光スポットが「沖縄こどもの国」です。園内は動物園、ワンダーミュージアム、チルドレンズセンターの3つの施設があり、さまざまな体験ができるスポットとして人気があります。

沖縄こどもの国の動物園には、哺乳類や鳥類、魚類、爬虫類など、約200種類の生き物が飼育されています。また琉球列島特有の野生動物など珍しい動物が飼育されており、沖縄県外から訪れる観光客にもおすすめです。

オリイオオコウモリやカンムリワシをはじめ、琉球犬やアグー豚なども見ることができます。コンパクトな動物園なので、子供の足でも十分に回ることができます。ワンダーミュージアムは子供向けの施設で、さまざまな体験を通して科学について学ぶことができます。

東南植物楽園

沖縄市知花にある東南植物楽園は、熱帯や亜熱帯の植物が咲き誇る美しい植物園です。2013年7月にリニューアルし、東南アジアや中南米、アフリカなどの植物が約1300種3万点以上が育てられています。

沖縄らしい南国情緒あふれる植物園で、ゆっくりと散策をしながら楽しめます。日本の他の地域では見られない貴重な植物も多く、ガーデニングが好きな方にもおすすめです。

東南植物楽園には「癒し・健康」をテーマをテーマにしたレストランがあり、園内のハーブ園で育ったハーブを使った料理や、沖縄のグルメが楽しめます。東南植物楽園オリジナルのジェラートが楽しめるカフェもあり、アップルマンゴーやシークワーサーなど沖縄の特産物を使ったスイーツが味わえます。

沖縄・銀天街は見どころ満載のディープスポット

沖縄市の銀天街は、かつてのノスタルジックな雰囲気から新しい街へと生まれ変わりつつあります。新旧入り混じるお店があり、買い物やグルメが楽しめる沖縄市の人気スポットです。

銀天街には飲食店やお店も多く残っています。沖縄市のコザを訪れた際には、かつて栄えた銀天街を訪れて、昔懐かしい雰囲気を味わってください。

関連記事

Original
この記事のライター
Momoko

新着一覧

最近公開されたまとめ