徳島「大塚国際美術館」は国内最大級!見どころや入館料の割引方法など徹底紹介!

徳島の「大塚国際美術館」は陶板絵画を展示する国内最大級の美術館です。古今東西の名画のリアルな実物大複製画が一堂に会しているとあって、連日国内外から多くの人が訪れます。今回は徳島の「大塚国際美術館」の見どころと共に入館料や割引チケットについてお伝えします。

徳島「大塚国際美術館」は国内最大級!見どころや入館料の割引方法など徹底紹介!のイメージ

目次

  1. 1徳島が誇る「大塚国際美術館」をご紹介!
  2. 2徳島の「大塚国際美術館」とは?
  3. 3徳島の「大塚国際美術館」に行く際の注意点
  4. 4徳島の「大塚国際美術館」の見どころ1:展示
  5. 5徳島の「大塚国際美術館」の見どころ2:レストラン・カフェ・ショップ
  6. 6徳島の「大塚国際美術館」の入館料
  7. 7徳島の「大塚国際美術館」の割引チケットを入手するには?
  8. 8徳島の「大塚国際美術館」でアートな1日を過ごそう!

【TOP画像】大塚国際美術館「最後の晩餐」ギャラリー (写真提供:大塚国際美術館 様)

徳島が誇る「大塚国際美術館」をご紹介!

大塚国際美術館 地下1階 近代展示室 (写真提供:大塚国際美術館 様)

徳島県鳴門市にある「大塚国際美術館」は、多くの絵画作品が展示されている広大な美術館で、世界的に有名な絵画が一堂に会している人気のスポットです。展示されている絵画は複製ですが、高度な陶板技術を使って再現されたそのクオリティの高さは原画と見紛うほどです。

連日国内外から多くの人が訪れる「大塚国際美術館」のチケットを入手するにはいくつかの方法があります。中には通常料金よりお得な割引チケットをゲットできる方法も。

今回は「大塚国際美術館」の各フロアの見どころをご紹介すると共に、割引料金で入館できるお得な方法をお伝えします。

徳島の「大塚国際美術館」とは?

大塚国際美術館 正面玄関 (写真提供:大塚国際美術館 様)

徳島県鳴門市にある「大塚国際美術館」は、「モナ・リザ」や「ヒマワリ」「ゲルニカ」といった誰でもが知っている名画をはじめ、古今東西の有名絵画が見られる広大な美術館です。

「大塚国際美術館」に飾られている絵画は全て複製画で、高度な陶板という技術で再現されたものです。大きさはもちろん、色彩も厳密に忠実にされた陶板名画は劣化せず、半永久的にオリジナルの姿を鑑賞することができます。

1998年にオープンした「大塚国際美術館」は絵画だけでなく休憩やショッピングの諸施設も充実していて、徳島屈指の観光スポットして人気を博しています。

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徳島の「大塚国際美術館」に行く際の注意点

徳島の「大塚国際美術館」に行く前に、注意事項を把握しておきましょう。美術館の公式HPでは、来館者に対するお願いが掲載されています。

まず、ペット連れでの鑑賞はできません。飲食は所定の場所でのみできますが、喫煙は駐車場も含めてできる場所はありません。また、写真撮影は可能ですがストロボ、フラッシュ、三脚などの使用はできませし、撮影した写真の商業使用はできません。

そしてユニークなのが「歩きやすい靴でお越しください」というお願いが掲載されていることです。約1000点の作品が展示されている「大塚国際美術館」の鑑賞ルートは約4キロにも及びます。これは普通に歩くだけでも1時間近くかかる距離です。

美術館の中にはところどころ腰をおろせる場所はありますが、やはり歩いたり立ったりしている時間が大半になりますので、履き慣れた歩きやすい靴で訪問するのがおすすめになるのです。

徳島の「大塚国際美術館」の見どころ1:展示

大塚国際美術館 フェルメールギャラリー (写真提供:大塚国際美術館 様)

この項では、徳島の「大塚国際美術館」各階のおすすめの見どころをご紹介します。それぞれのフロアには多くの絵画作品が展示されていて、1つ1つの作品をじっくり見ていると1日ではとても見終えることができませんので、各フロアの見どころを押さえてなるべく効率的に回ることが肝要です。

ちなみに「大塚国際美術館」の展示室は地下3階から地上2階まであり、上に上っていくにしたがって段々と新しい時代の作品が展示されている構成になっています。ですので、この項でも歩く順番に従って地下3階からご紹介していきます。

B3:古代・中世

大塚国際美術館 スクロヴェーニ礼拝壁画 (写真提供:大塚国際美術館 様)

入口からエレベーターを利用してまずたどり着くのが地下3階です。地下3階は古代と中世の絵画展示になっています。大きな円形の展示スペースもあり、ユニークな展示形態にも目を引かれます。

このフロアでおすすめの見どころは何といっても「システィーナ・ホール」です。バチカン宮殿のシスティーナ礼拝堂の壁画をそのまま再現したスペースで、ミケランジェロらが描いた天井画群像に取り囲まれる迫力に圧倒されます。

その他、地下3階には「スクロヴェーニ礼拝堂」や「聖マルタン聖堂」など、空間そのものを丸ごと再現した「環境展示」といわれるスペースが多く、「大塚国際美術館」のユニークさと素晴らしさが実感できます。「アレクサンダー・モザイク」や「貝殻のヴィーナス」もこの階の見逃せない見どころです。

B2:ルネサンス・バロック

大塚国際美術館 地下2階「モナ・リザ」 (写真提供:大塚国際美術館 様)

地下2階はルネサンス・バロック時代の絵画展示になっています。

地下2階ではレオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」をはじめ、ラファエッロの「アテネの学堂」、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」、レンブラントの「夜警」など、有名かつ人気の高い絵画が目白押しです

地下2階のおすすめの見どころの1つに屋外の池があり、モネが愛したスイレンが育てられています。6月から9月にかけて花を開きますが、その池のあるスペースに屋外展示されているのがモネの「大睡蓮」です。緩やかなカーブを描くこの作品は「自然の光のもとで見てほしい」というモネの願いを叶えています。
 

B1:バロック・近代

大塚国際美術館 地下1階「皇帝ナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌの戴冠」 
                        (写真提供:大塚国際美術館 様)

地下1階はバロック時代と近代の絵画展示になっています。地下1階ではドラクロワの「民衆を導く自由の女神」やミレーの「落ち穂拾い」、クリムトの「接吻」などが見逃せない人気の見どころです。

ムンクの「叫び」もこのフロアにあり、人気の撮影スポットになっています。また、地下1階では「皇帝ナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌの戴冠」も必見のおすすめ作品です。

このフロアではゴッホの7つの「ヒマワリ」を展示したスペースがあり、それぞれの作品を見比べることができます。ゴヤの黒い絵だけを集めた「ゴヤの家」といった見どころもあり、地下1階は美術ファンならずとも知っている作品の数々に心躍るフロアです。

1F・2F:現代・テーマ

1階と2階は本館と別館に分かれているほか、1階には広い庭園もあります。展示作品があるのは本館で現代絵画とテーマ別コレクションです。1階と2階は他のフロアと比べると展示スペースが小さく、見回るのにさほど長い時間はかかりませんが、ピカソの「ゲルニカ」など必見の見どころがあります。

1階と2階では幻想的な作風で人気のシャガールのコーナーもおすすめです。レンブラントの自画像に絞って作品を並べているコーナー、だまし絵を集めたコーナーなどテーマ性の高いスペースがあり興味を引かれます。

1階の庭園には広い芝生が広がっています。あまり人がいない穴場スポットになりますので、室内での鑑賞に疲れたら外を歩いて気分転換するのもおすすめですし、庭園に面してレストランもあります。(2022年7月15日現在、休業中)

徳島の「大塚国際美術館」の見どころ2:レストラン・カフェ・ショップ

大塚国際美術館 地下2階 カフェ・ド・ジヴェルニー (写真提供:大塚国際美術館 様)

多くの人が訪れる徳島の「大塚国際美術館」ではレストランやカフェ、ショップも充実しています。ただし、感染防止対策上、2022年4月現在休業中のところや、限定メニューや営業時間短縮などが適用されているところもあるので、確認してからお出かけください。

大塚国際美術館 地下3階 ミュージアムショップ (写真提供:大塚国際美術館 様)

「大塚国際美術館」のミュージアムショップは地下3階にあります。アートなオリジナルグッズも多く、自分用だけでなく知人へのお土産をここで購入するという人も少なくありません。

大塚国際美術館の公式キャラクター「ペガっち」のグッズや、有名絵画をモチーフにした品々が人気です。展示作品と同じく陶板でできた絵画も販売されていますので、注目して見てください。

徳島まではなかなか行かれない、という人のためにはオンラインショップもありますので、興味のある方は検索してみてください。

徳島の「大塚国際美術館」の入館料

徳島の「大塚国際美術館」は、絵画が好きな人なら1日いても見つくせないような膨大な作品が並んでいますが、入館料はいくらなのでしょうか。

「大塚国際美術館」の入館料(当日に限り再入館可能)は消費税込みで一般3300円、大学生2200円、小中高生550円になっています。

20名以上の団体なら上記の各料金から10パーセント引きの金額になります。また、障がい者手帳の提示で本人と同伴者1名が上記の金額の半額に割引になります。

徳島の「大塚国際美術館」の割引チケットを入手するには?

「大塚国際美術館」のクオリティなら一般3300円という料金は決して高くないと感じる人も多いのですが、少しでも割引のチケットがあれば利用したいと思うのが人情です。

この項では、徳島の「大塚国際美術館」に少しでもお得な料金で入れる割引チケットを入手する方法をいくつかご紹介します。訪問の予定が確定したら、早めに手配しておくと安心です。

前売り券

「大塚国際美術館」の割引チケット購入方法で最も一般的なのが前売り券を購入する方法です。これだと一般大人の料金が3160円と通常料金から140円お得になります。注意点としては、前売り券を購入した後の払い戻しはできないことが挙げられます。

前売り券はオンライン、コンビニ、前売り券取扱所で入手ができます。中でもオンラインでの割引チケット入手は、パソコンや携帯から時間や場所を問わずできて大変便利です。特に携帯なら印刷をしなくても入館時にQRコードを見せるだけで良いので現地での時間短縮にもなり、特におすすめです。

オンラインでの前売り券は、入館直前に購入することができます。予定が未定の人や変更になる可能性のある人は、直前購入すればキャンセルに関する心配がありません。

ローソンやセブンイレブン、ファミリーマートなど大手コンビニでも「大塚国際美術館」の前売りの割引チケットが購入できます。この場合は、それぞれのコンビニで操作や支払いの方法が異なりますので、公式HPを参考にしてください。

コンビニの場合は、手続き方法によっては手数料がかかるデメリットもあるので、よくチェックしてからの利用がおすすめです。

ツアーなど

「大塚国際美術館」の割引チケットを入手する3つ目の方法は、「大塚国際美術館」の見学が含まれたツアーなどに参加することです。

「大塚国際美術館」は徳島でも人気の観光スポットですので、徳島や四国が旅行先になっているツアー行程に組み込まれていることが多々あります。はじめからツアー料金に含まれていれば入館料について考える必要がないので心理的に楽です。

「大塚国際美術館」の公式HPの「アクセス」ページには全国各地発の美術館見学ツアーが掲載されていて大変参考になります。

大塚国際美術館 地下2階 屋外展示 (写真提供:大塚国際美術館 様)

全国各地からの「大塚国際美術館」見学を含むツアーは手軽で料金的なお得感もありますが、団体行動なので時間的に拘束されるというデメリットがあります。自分のペースでじっくりと鑑賞したい人にはホテルとセット割がおすすめです。

ホテルとセット割とは、宿泊施設が出しているプランの1つです。宿泊と「大塚国際美術館」の入館券をセットにすることで施設側は宿泊してもらえ、利用者側はお得に美術館の入館券がゲットできるというウィンウィンのプランです。

鳴門市など徳島県内のホテルをはじめ、「大塚国際美術館」のある鳴門と橋でつながっている淡路島のホテルなどでもこのセット割プランを設定しています。中には美術館への送迎をしてくれるところもありますので、リサーチしてみる価値が大いにある割引方法です。

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徳島の「大塚国際美術館」でアートな1日を過ごそう!

大塚国際美術館 地下1階 7つの「ヒマワリ」展示室 (写真提供:大塚国際美術館 様)

以上、徳島の「大塚国際美術館」の見どころや、お得に入館券を入手する方法をご紹介しました。陶板という新しい技術で人類の遺産である名画を身近なものにしてくれている「大塚国際美術館」は、世界的にも注目されている人気スポットです。

美術の教科書やメディアでしか見たことがない名画の複製を実際のサイズ、色彩、筆づかいで鑑賞できる「大塚国際美術館」でアートな1日を過ごしてみませんか。

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この記事のライター
MinminK

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