2022年06月19日公開
2022年06月19日更新
三重のおすすめ水族館をチェック!マンボウが見られる人気施設などを調査!
三重には 鳥羽水族館と伊勢シーパラダイスの2つの水族館があり、様々な生き物に出会えます。鳥羽水族館ではラッコやジュゴンなど珍しい動物を見ることができ、伊勢シーパラダイスではカワウソと握手ができます。三重のおすすめ水族館について詳しく解説します。

目次
三重のおすすめ水族館とは?
三重県は紀伊半島の東側に位置し、伊勢志摩国立公園を有する自然豊かなエリアです。伊勢神宮や熊野古道などの名所があり、全国から多くの観光客が訪れます。
そんな三重県には2つの水族館があります。魚だけではなく、ラッコやカワウソなどの動物も飼育されていて、子供から大人まで楽しめる人気スポットとなっています。今回は三重の二大水族館について、詳しくご紹介しましょう。
三重のおすすめ水族館(1) 鳥羽水族館
まず最初にご紹介する三重の人気水族館は「鳥羽水族館」です。鳥羽水族館は日本屈指の規模を誇る水族館で、川や海に住む多種多様な生き物が飼育されています。また、日本で唯一、ジュゴンを飼育する水族館として知られています。
館内は非常に広く、1日では回り切れないほどです。館内は12のゾーンに分かれていて、見どころがたっぷりとあります。水族館ではありますが、ラッコやカピバラ、スナドリネコなども飼育されています。アシカやセイウチのショー、ペンギンのお散歩、お食事タイムなどのイベントも毎日行われています。
ラッコなどを飼育する日本トップクラスの水族館
三重県の鳥羽水族館は開館65年を超える歴史のある水族館です。飼育種類は約1200種、約3万点で、種類数、飼育数とも日本一を誇る水族館です。規模だけではなく研究もトップクラスで、世界で初めてスナメリの繁殖に成功しています。
また鳥羽水族館は、今や絶滅危惧種になってしまったラッコの赤ちゃんが日本で初めて誕生した水族館です。ジュゴンは長期飼育世界記録を達成、世界で初めてオウムガイの3世の誕生に成功した水族館でもあります。
鳥羽水族館の見どころ
鳥羽水族館には決められた順路がなく、興味のあるゾーンから見学ができます。日本の海や川、伊勢志摩の海、北極や南極など寒冷地の海、熱帯地方の海など世界中の海の生き物が見られます。
鳥羽水族館には見どころが多く、どこから回っていいか迷ってしまうこともあります。そこで、これだけは外せないおすすめをご紹介しましょう。
ラッコ
鳥羽水族館の人気者ラッコは、「メイ」と「キラ」の2頭です。日本では、ピーク時には全国で120頭を超すラッコが飼育されていましたが、現在日本で飼育されているラッコはわずか4頭で、鳥羽水族館にはそのうち2頭がいます。
ラッコの「お食事タイム」は1日に3回あり、お腹の上に貝や魚を置いて食べるかわいい様子が見られます。ラッコは「極地の海」コーナーにいます。ラッコの「お食事タイム」は人気なので、見逃さないようにしてください。
ジュゴン
ジュゴンは大変希少な動物で、絶滅危惧種に指定されています。ジュゴンを飼育している水族館は、世界で4施設5頭のみで、そのうちの1頭が鳥羽水族館にいます。
鳥羽水族館の人気者「セレナ」はメスのジュゴンです。かつてオスのジュゴン「じゅんいち」がいたのですが2011年に死んでしまい、現在は1頭のみとなっています。
セレナは2022年4月15日に飼育年数が35年となりました。1987年に入館した時は体重67kgだったセレナですが、現在は約体長2.6m、体重約380kgとなり、多くの人に愛されています。
アフリカマナティー
マナティーも希少な動物で、アフリカマナティーが見られるのは、日本では鳥羽水族館だけです。熱川バナナワニ園でアマゾンマナティー、沖縄美ら海水族館と新屋島水族館でそれぞれ1頭ずつアメリカマナティーが飼育されています。
鳥羽水族館ではメスの「みらい」とオスの「かなた」の2頭のアフリカマナティーがいます。「みらい」と「かなた」は、「ジャングルワールド」の水槽で仲良く暮らしています。
へんな生きもの研究所
ジュゴンやラッコ、アフリカマナティーなど大型動物に人気が集中していますが、隠れた人気スポットとして「へんな生きもの研究所」もおすすめです。
こちらのコーナーでは少し変わった珍しい生き物が60種類、約300点集められています。生体展示の他、標本も多く、研究室のような雰囲気となっています。
SNSで話題になった「ダイオウグソクムシ」、海中に住む色鮮やかなウミウシ、ウミサボテン、フィロゾーマ(イセエビの赤ちゃん)など珍しい生き物がたくさんいるので観察を楽しんでください。
施設情報とアクセス
鳥羽水族館を訪れたい方のために施設情報とアクセスをお知らせします。鳥羽水族館の営業時間は9時から17時までで、年中無休です。ただし7月20日~8月31日の営業時間は8時30分から17時30分となります。
料金は大人2800円、小中学生1600円、3歳以上800円です。25名以上は団体割引が適用されます。近鉄電車往復乗車券と鳥羽水族館入館券がセットになったお得なプランや年間パスポートがあります。
鳥羽水族館は三重県鳥羽市にあります。電車でアクセスする場合は、JR・近鉄鳥羽駅から徒歩約10分です。車でアクセスする場合は伊勢ICから15~30分くらいです。
住所 | 三重県鳥羽市鳥羽3-3-6 |
電話番号 | 0599-25-2555 |

三重のおすすめ水族館(2) 伊勢シーパラダイス
ここからは三重のもう一つの水族館「伊勢シーパラダイス」をご紹介します。伊勢シーパラダイスの正式名称は「伊勢夫婦岩ふれあい水族館シーパラダイス」で、「シーパラ」の愛称で呼ばれています。三重県伊勢志摩の景勝地、名勝二見浦にあり、商業施設「めおと横丁」を併設しています。
伊勢シーパラダイスの最大の特徴は、飼育されている生き物たちとの距離が近く、触れ合い体験ができることです。
アシカやセイウチ、トドなどの大型動物だけではなく、トビハゼやタツノオトシゴなど小さな生き物とも触れ合いができます。またカワウソなど芸達者な生き物が多くいます。
カワウソに会えると人気の水族館
まず最初に伊勢シーパラダイスの人気者、ツメナシカワウソについてご紹介しましょう。ツメナシカワウソは名前が示すように指に爪がなく、大きな尾を持ち、茶色と白のツートンカラーが特徴のかわいい顔をしたカワウソです。
ツメナシカワウソが飼育されている水族館は、日本では、伊勢シーパラダイス、仙台うみの杜水族館、高知県立のいち動物公園の3館のみです。伊勢シーパラダイスには「きらり」「ひらり」の兄弟カワウソがいます。
伊勢シーパラダイスでは2000年から「ツメナシカワウソとの握手」というイベントを行っていて、人気を集めています。手で獲物を捕まえるというカワウソの習性を利用して訓練したもので、カワウソのぷにぷにとした手に触れられます。
触れ合い体験ができる水族館
ツメナシカワウソ以外にも、触れ合い体験ができる動物がたくさんいます。ゴマフアザラシは2020年5月に赤ちゃんが誕生し、こちらの水族館で生まれた赤ちゃんは11頭になりました。
ゴマフアザラシとタッチができるイベントが行われています。その他にもバンドウイルカとキャッチボールをしたりトドやセイウチと触れ合い体験をしたりできます。
触れ合い体験ができるのは大型動物だけではありません。チンアナゴにエサを与えながらクイズに挑戦するイベントや、タツノオトシゴを指に巻き付ける体験なども行われています。
伊勢シーパラダイスでは様々なショーが行われていて、子供から大人まで楽しめます。アシカやトドのショー、ダイナミックなイルカショーなどが行われています。スケジュールを確認して、見逃さないようにしてください。
その他の見どころ
伊勢シーパラダイスに「海底ごろりんホール」と呼ばれる休憩コーナーがあります。靴を脱いでゆったりと寛げるコーナーで、床には照明の代わりに光る水槽が置いてあります。コーナーの隣にある巨大な回遊水槽を眺めながらリラックスできるおすすめスポットです。
「足湯コーナー みそぎフィッシュ」は、足湯にガラ・ルファと呼ばれる小さな魚が3000匹入っています。足や手を入れると、魚が角質を食べてきれいにしてくれるので、肌がつるつるになります。足や手をきれいにしたい時におすすめです。
施設情報とアクセス
伊勢シーパラダイスを訪れたい方のために施設情報とアクセスをお知らせします。伊勢シーパラダイスの営業時間は9時から17時までですが、ゴールデンウィークや夏休みは営業時間が変更になる場合があります。訪れる前にホームページなどでご確認ください。
続いて入館料をお知らせします。入館料は2022年7月から改定し、大人2100円、小中学生1000円、3歳以上500円、シニア2000円です。前日までに電子チケットを購入すると割引となります。年間パスポートも用意されています。
伊勢シーパラダイスは三重県伊勢市二見町にあります。公共交通機関でアクセスする場合は、鳥羽駅からバスに乗車し約12分、夫婦岩東口で下車してすぐです。または伊勢市駅で乗り換え二見浦駅で下車し、徒歩20分です。
車でアクセスする場合は伊勢ICから伊勢二見鳥羽ライン経由で8分となります。収容台数約250台の有料駐車場が整備されています。
住所 | 三重県伊勢市二見町江580 |
電話番号 | 0596-42-1760 |

三重のおすすめ水族館を訪れた人の感想
ここからは三重の鳥羽水族館と伊勢シーパラダイスを訪れた人の感想をご紹介しましょう。水族館を訪れる前に口コミや感想をチェックしてみてください。
どちらの水族館に対しても高い評価の口コミや感想が寄せられています。ぜひ訪れて楽しんでください。
鳥羽水族館
鳥羽水族館に対しては、「ここでしか見られない生き物が多く楽しめる」という感想がたくさん寄せられています。またテーマごとに展示が分かれているので好きな場所から回って楽しめるという口コミもたくさんあがっています。
ラッコの「メイ」と「キラ」は大変人気があり、「いつまでも元気でいてほしい」という声がたくさん上がっています。ラッコのグッズはショップでもたくさん販売されているので、チェックしてみてください。
伊勢シーパラダイス
伊勢シーパラダイスに対しては、「生き物との触れ合い体験ができて楽しい」という感想があります。他に水族館ではできない体験ができ、魚や動物たちを身近に感じられるという感想が多く見られます。
トドやセイウチなど大型動物に触れたり、カワウソと握手をしたりと、様々な体験ができ、子供から大人まで楽しめると好評です。触れ合い体験をゆっくりと楽しみたい時は、混雑を避けて空いている日に訪れるほうがすすめです。

三重にマンボウを見られる水族館はあるの?
マンボウはフグ目の魚類で、熱帯や温帯に生息しています。平均して1.8m、大きなものは4~5mくらいにもなります。水族館の人気者ですが、三重の水族館で見ることはできるのでしょうか。
実は、三重では志摩マリンランドでマンボウが飼育されていました。残念ながら志摩マリンランドは2021年3月に閉館となり、2022年6月の時点でマンボウを飼育している水族館は三重県にはありません。
志摩マリンランドで飼育されていたマンボウは4頭いましたが、それぞれ関東、関西の水族館に移されました。志摩マリンランドのシンボルだったマンボウのモニュメントも撤去されてしまいました。
日本国内でマンボウに出会える水族館は少なく、2022年6月の時点でマンボウを飼育している水族館は6つです。仙台うみの杜水族館、アクアワールド茨城県大洗水族館、横浜・八景島シーパラダイス、越前松島水族館、大阪海遊館、市立しものせき水族館「海響館」となります。
また大型定置網にかかったマンボウを一時的に飼育している水族館もあります。マンボウを見たい場合は、このような水族館を訪れてください。
三重の水族館【番外編】
三重の水族館をご紹介しましたが、最後に番外編として日本サンショウウオセンターをご紹介します。こちらは三重県名張市の赤目四十八滝にある施設で、国の特別天然記念物であるオオサンショウウオを展示しています。
オオサンショウウオは「生きた化石」と呼ばれていて、約3000万年以上からあまり変化がないと言われています。水槽で飼育されていて、生態をじっくりと観察できます。
住所 | 三重県名張市赤目町861-1 |
電話番号 | 0595-63-3004 |
三重のおすすめ水族館へ訪れてみよう!
三重のおすすめ水族館をご紹介しましたがいかただったでしょうか。三重には2つの水族館があり、どちらも大変人気があります。鳥羽水族館は種類が豊富で、ラッコやジュゴンなど希少な動物も見られます。
また伊勢シーパラダイスはカワウソやセイウチ、アシカなどと触れ合い体験ができ、他にはないプログラムが用意されているのが魅力です。残念ながら三重の水族館にはマンボウはいませんが、多種多様な生き物を観察できます。三重の水族館を訪れて楽しんでください。
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