「マドレーヌ」と「フィナンシェ」の違いとは?由来や材料・作り方まで調査!

「マドレーヌ」と「フィナンシェ」の違いをご存じでしょうか。一見似ている両者ですが、じっさいにはたくさんの違いがあります。今回は、「マドレーヌ」と「フィナンシェ」の違いを調査します。由来や材料や作り方まで、じっくりと見ていきましょう。

「マドレーヌ」と「フィナンシェ」の違いとは?由来や材料・作り方まで調査!のイメージ

目次

  1. 1マドレーヌとフィナンシェの違いを説明するには
  2. 2マドレーヌとフィナンシェの違いを調査!
  3. 3マドレーヌとフィナンシェの違いとは?
  4. 4マドレーヌとフィナンシェの共通点
  5. 5マドレーヌとフィナンシェの違い(1)歴史と由来
  6. 6マドレーヌとフィナンシェの違い(2)形状
  7. 7マドレーヌとフィナンシェの違い(3)材料・作り方
  8. 8マドレーヌとフィナンシェの違い(4)味
  9. 9どちらもおすすめの焼き菓子!

マドレーヌとフィナンシェの違いを説明するには

どちらも美味しくて人気のマドレーヌとフィナンシェ。優しい小麦の風味とタマゴ、そしてバターの風味がたまりません。

紅茶はもちろんコーヒーや牛乳などとの相性も良いマドレーヌとフィナンシェは、日本だけでなく世界中で愛されているお菓子と言って過言ではありません。

マドレーヌとフィナンシェの違いを調査!

今回の記事では、世界的に人気の焼き菓子であるマドレーヌとフィナンシェの違いを調査します。共通点の多いマドレーヌとフィナンシェですが、その違いを説明するにはいくつかのポイントがあります。

どちらのお菓子もゆっくり食べることもできることが多いため、お土産やプレゼントとしてもおすすめです。人気の作り方などもチェックしていきますので、お菓子作りの参考にもなるのではないでしょうか。

マドレーヌとフィナンシェの違いとは?

一見共通点の多いマドレーヌとフィナンシェ。しかし、厳密にはマドレーヌとフィナンシェを区別することができます。

歴史や由来が違うことはもちろん、使用する材料や作り方にもわずかな違いがあります。使用する材料がわずかに違うことから、当然カロリーも若干変わってきます。マドレーヌとフィナンシェが好きな人なら、わずかな違いを知っておきたいところではないでしょうか。

マドレーヌとフィナンシェの共通点

マドレーヌとフィナンシェの違いを調査する前に、マドレーヌとフィナンシェの共通点についておさらいしておきましょう。マドレーヌとフィナンシェには、違いよりも共通点の方が多いのが事実です。

マドレーヌとフィナンシェは、ともにフランス発祥の焼き菓子として誕生し、その後世界中から愛され続ける定番人気の焼き菓子としてすっかり定着しました。

フランス発祥の人気焼き菓子

マドレーヌとフィナンシェは、どちらもフランス発祥の人気焼き菓子です。スイーツへのこだわりが並々ならぬフランスらしい焼き菓子であり、どちらも味にうるさいフランス人から人気を集めました。

ちなみにフィナンシェに関しては、誕生当初ヴィジタンディンの名前で親しまれていました。聖母訪問教会の修道女が考案したことがヴィジタンディンの名前の由来とされています。

マドレーヌとフィナンシェは、材料や作り方や由来などいくつかの共通点があります。しかし、フランス発祥の人気焼き菓子という点が最大の共通点と言っていいかもしれません。

マドレーヌとフィナンシェの違い(1)歴史と由来

ではいよいよ、マドレーヌとフィナンシェの共通点ではなく、マドレーヌとフィナンシェの違いをチェックしていきましょう。マドレーヌとフィナンシェの違いの一つ目に紹介したいのは、マドレーヌとフィナンシェの歴史と由来についてです。

マドレーヌとフィナンシェはどちらもフランス発祥の人気焼き菓子であることは先ほど紹介した通りですが、歴史と由来の続きを紹介します。まず、マドレーヌというお菓子はマドレーヌという女性が作ったとされることが由来とされています。

一方フィナンシェはと言うと、金融家のために菓子職人が開発したものとされています。フランス発祥ということで共通していますが、作ったのはまったく別の自分であるというのが面白いところです。

マドレーヌという女性が作ったとされる

マドレーヌの名前の由来は、マドレーヌという女性が作ったことに関係しているという説が有力です。今では人気の焼き菓子として定着したマドレーヌですが、誕生したのは1835年頃とされています。

ブルターニュ地方レンヌという場所で現在多くの人に親しまれているマドレーヌは誕生しました。1835年頃のフランスにはマドレーヌという名前の女性が多かったのか、マドレーヌを開発したマドレーヌという女性の候補が何人かいます。

料理人だったマドレーヌという女性、巡礼に向かったマドレーヌという女性が作ったなど、さまざまな説があります。どれも共通しているのは、登場するすべての女性がマドレーヌという名前だったということ。

そのため、実際にどの人物がマドレーヌなのかはわかっていないと言います。しかし、マドレーヌの名前を持った女性が作ったということはほぼ確実なようです。

誕生当時はヴィジタンディンと呼ばれていたフィナンシェと違い、マドレーヌは誕生後もずっとマドレーヌの名前で親しまれ続けているのです。

フィナンシェは金融家のために菓子職人が開発

フィナンシェとは、フランス語で「お金持ち」「金融家」などを意味する言葉です。フィナンシェは金融家のために菓子職人が開発したとされており、聖母訪問教会(ヴィジタンディン)の修道女が考案したことにより誕生したことから当初はヴィジタンディンの名前で呼ばれていました。

しかし、19世紀に入ってからヴィジタンディンは少しずつ変わっていきます。名前も徐々にヴィジタンディンからフィナンシェへ変わっていき、名前の由来通り忙しく働く金融家の背広を汚さず食べてもらえるようお菓子の形状を試行錯誤し変化させたということです。

現在のフィナンシェが金の延べ棒のような形状になっているのは、金融家(フィナンシェ)への配慮のためであるとされているのです。

マドレーヌとフィナンシェの違い(2)形状

マドレーヌとフィナンシェの違いの二つ目は、形状です。先ほども少しふれたように、フィナンシェの形状は歴史とともに変化していきました。では、マドレーヌの形状は誕生当初と変わっていないのでしょうか。

ご存じのように、現在のマドレーヌの形状はまるでホタテ貝のようにふっくらとしています。一方フィナンシェはと言うと金の延べ棒のような形状をしています。

マドレーヌはホタテ貝

多くの人がご存じのように、マドレーヌはまるでホタテ貝のような形状をしています。1835年の誕生当初からマドレーヌは現在のようなホタテ貝の形状をしていたのでしょうか。

歴史とともに形状も進化していったフィナンシェとは違い、マドレーヌは誕生当初からホタテ貝をイメージして作られていたとされています。

形状についてもさまざまな説や由来がありますが、有力と思われるのがマドレーヌの誕生した1835年頃、巡礼者がお守りとしてホタテ貝を持ち歩いていた、というものです。

マドレーヌと言う名前の女性がたくさんいたとされる1835年のフランス・ブルターニュ地方レンヌ、先ほども紹介した巡礼に向かったマドレーヌという女性が開発者であるという説もやはり有力になってくるのかもしれません。

マドレーヌの独特の形状は当初から人気があったためか、現在まで形を変えることなく独特のホタテ貝の形状を維持したままです。

フィナンシェは金の延べ棒

フィナンシェはと言うと、多くの人がご存じのように金の延べ棒のような形状をしています。先ほども紹介したように、忙しく働く金融家の背広を気遣って金の延べ棒のような形状に進化していったと言われています。

では、現在のような形状になる前の形はどのようなものだったのでしょうか。ヴィジタンディンと呼ばれていた当初は、小さな台形の金型で作られた焼き菓子でした。

先ほどフィナンシェの名前の由来で有力なのが「お金持ち」「金融家」と説明しましたが、じつはもう一つの説があります。それは、誕生当初のヴィジタンディンの形状が金塊に似ていたという説です。

独特の形状と色合いからヴィジタンディンは徐々にフィナンシェと呼ばれるようになった、というのも一つの事実なのかもしれません。

マドレーヌとフィナンシェの違い(3)材料・作り方

続いて紹介したいのが、マドレーヌとフィナンシェの材料や作り方の違いについてです。一見すると似た味にも思えるマドレーヌとフィナンシェですが、使用している材料や作り方はけっこう違います。

ここではおすすめのマドレーヌとフィナンシェの材料や作り方を紹介しますが、作り手によって材料や作り方が異なることもあります。あくまで材料や作り方の違いについての確認となります。

マドレーヌの材料・作り方

まず、ホタテ貝のような見た目が特徴のマドレーヌの一般的な材料・作り方を見ていきましょう。マドレーヌは、薄力粉と溶かしバターとベーキングパウダー、そしてタマゴといった材料で作られています。

また、マドレーヌといったらレモンの風味が欠かせないという人も多いのではないでしょうか。作り手によっては、レモンの汁だけでなく皮も使用することがあります。マドレーヌの作り方の特徴の一つは、タマゴの卵黄・卵白どちらも使用するという点です。

マドレーヌのおすすめの作り方ですが、最初にタマゴを常温に戻しておくと安定しやすくおすすめです。バターを溶かしハチミツとよく混ぜ合わせておきましょう。準備が完了したらボウルにタマゴを溶かしグラニュー糖を加えさらに混ぜ合わせます。

ベーキングパウダーと薄力粉を投入し、しっとり感が出るまでよく混ぜます。ベースが完成したら、あらかじめ準備しておいた溶かしバターとハチミツを少量ずつ加えてそのたびによくかき混ぜます。

底にバターが沈まないようゴムベラなどを使いボウルの内側を拭うようにかき混ぜることをおすすめします。冷蔵庫で2時間以上冷やしたら、ホタテ貝の形状をした型を埋めていきます。最初にスプレーオイルなどを使用しておくことが失敗しない作り方です。

約190度で11分を目安に焼き上げ、最後に方から取り出し余熱を取ればマドレーヌの完成となります。基本的な作り方は以上ですが、レモンの汁やバニラエッセンスなどを使ってもグッと美味しくなるのでおすすめします。

フィナンシェの材料・作り方

続いて、フィナンシェの材料やおすすめの作り方を紹介します。フィナンシェとマドレーヌの作り方の違いの一つが、マドレーヌでは使っていた卵黄をフィナンシェでは使わないという点です。フィナンシェでもタマゴは使いますが、あくまで卵白のみを使用します。

アーモンドをパウダー状にしたアーモンドプードルを使用すること、そして焦がしバターを作らなければならないため、作り方の難易度はマドレーヌ以上に高いです。

さらに使用する卵白も割ったばかりの新鮮なものではなく、2日以上常温保存したものを使用するのがおすすめになってきます。

難易度の高さから初心者にはあまりおすすめではありませんが、最低限の作り方をマスターすれば人気店の味を再現するのも不可能ではありません。おすすめの作り方は、オーブンを約180度に予熱しておくことです。

フィナンシェの型に無塩バターまたはオイルスプレーし、薄力粉を振るったら冷蔵庫で冷やしておきます。熱したフライパンに無塩バターを投入し、少し焦げるまで加熱します。

フライパンの余熱や電子レンジで溶かすと、焦がしバター特有の香ばしさがまったくなくなってしまうため、フィナンシェの味わいが大きく損なわれます。無塩バターが焦がされたら火を消し余熱を取ります。

ボウルグラニュー糖とハチミツ、そしてあらかじめ用意しておいた卵白を入れかき混ぜます。薄力粉とベーキングパウダー、そしてフィナンシェならではのアーモンドプードルをそこに投入し、しっとり感が感じられるようになるまで混ぜ合わせます。

余熱の取れた焦がしバターをボウルに投入したらさらに混ぜ合わせ、冷やしておいた型に流し込みます。オーブンに投入したら15分を目安に加熱し、余熱が取れたら型から取り出し完成です。

マドレーヌとフィナンシェの違い(4)味

マドレーヌとフィナンシェの味の違いについて見ていきましょう。ベーキングパウダーや薄力粉やバターにタマゴなど、材料の共通点は多かったマドレーヌとフィナンシェ。

形状こそ違いますが質感もそっくりなマドレーヌとフィナンシェの味の違いはどこにあるのでしょうか。

しっとり食感で甘いマドレーヌ

マドレーヌの味の特徴は、しっとりしていて甘いことです。卵黄も使用していることから特有の甘みとしっとり感がプラスされ、フィナンシェとは一味違った味わいが楽しめます。

また、焼き時間の違いや使用している型の違いによって水分の抜け方もフィナンシェとは違うようです。

独特のしっとりとした食感と甘さで、コーヒーや紅茶などの飲み物がつい欲しくなる美味しさになっています。レモンの汁や皮を使用すると、フィナンシェとの違いが一層感じられるでしょう。

表面がカリッとしたフィナンシェ

焼き時間がやや長く、型もマドレーヌと違うフィナンシェは、表面がカリッとしていることが特徴です。焦がしバターやアーモンドプードルを使用していることから、マドレーヌにはない香ばしさを感じることができます。

基本的にレモンの汁や皮を使用することがないというのも、マドレーヌとフィナンシェの作り方の最大の違いかもしれません。柑橘のようなさわやかな味わいが楽しめるのはマドレーヌであり、フィナンシェは苦めのコーヒーが合う大人の味わいと言えるかもしれません。

どちらもおすすめの焼き菓子!

マドレーヌとフィナンシェの違いについて見てきましたが、いかがだったでしょうか。マドレーヌとフィナンシェには以上のような違いがあり、またどちらにも人気の理由があります。

細かく言うとまだたくさんの違いがありますが、どちらもおすすめの焼き菓子であることに違いはありません。

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ピーナッツ

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