仙台のフェリー情報まとめ!航路や乗り場・料金なども徹底調査!

大海原を移動する唯一の手段のフェリーを利用して仙台から船旅を楽しむのも旅行の楽しみ方の一つ。夕日や星空など、陸ではみられない景色を楽しめるのも魅力。仙台からのフェリーの航路や料金・乗り場などを紹介していくので、仙台のフェリー情報を押さえて船旅を満喫しましょう。

仙台のフェリー情報まとめ!航路や乗り場・料金なども徹底調査!のイメージ

目次

  1. 1仙台からフェリーでどこに行くことができる?
  2. 2仙台からのフェリー航路(1) 苫小牧
  3. 3仙台からのフェリー航路(2) 名古屋
  4. 4仙台からのフェリーの料金・予約方法
  5. 5仙台のフェリー乗り場へのアクセス方法
  6. 6仙台のフェリーは交通費を抑えたい人におすすめ
  7. 7仙台からフェリーに乗って旅に出よう!

仙台からフェリーでどこに行くことができる?

仙台からフェリーに乗って船旅を楽しんでみるのはいかがでしょうか。仙台からは苫小牧や名古屋までフェリーを利用して移動することができます。車を乗せて移動することもできるので、引っ越しで移動する場合などにも便利な移動手段の一つになります。

そして仙台からフェリーで移動することができるのが、太平洋フェリーです。愛知に本社を置く名鉄グループの傘下になる太平洋フェリーは、いしかり・きそ・きたかみの3船があります。それぞれのフェリーで、快適な船旅をすることができます。

今回はそんな仙台から移動できる航路や乗り場、料金などを紹介。太平洋フェリーを利用し仙台から船旅を楽しむ場合には参考にしてみてください。

仙台からのフェリー航路(1) 苫小牧

仙台からのフェリー航路の一つ目は苫小牧になります。フェリーは雑魚寝のイメージが強いため嫌厭する方も多いのですが、フェリーは個室や一人用の寝台などに変わってきています。そのため、仙台と苫小牧間でも快適な船旅をすることができるでしょう。

仙台からの航路となる苫小牧行きは、毎日運行している航路になります。車の乗り入れも可能なので、気軽に利用できる移動手段の一つになります。

仙台と苫小牧の航路は560キロの距離で、仙台発で苫小牧に向かう場合には約15時間20分かかり苫小牧から仙台に向かう場合には約15時間となっています。移動時間だけを見ると長いのですが、ホテルのような船内でくつろげるのでストレスなく移動できます。

仙台と苫小牧を少しでも早く移動したい方には、フェリーを移動するのは不向きです。しかしながら、飛行機や電車では体験できない経験ができるのが魅力。大海原を目の前に大浴場に入ったり、ペットと一緒の時間を楽しめるのもフェリーの特徴です。

色々な過ごし方を楽しむことができるので、仙台から苫小牧までフェリーを利用して楽しむのも楽しみ方の一つと言えるでしょう。もちろん乗用車だけではなく、自転車やオートバイなども乗船することができるので一人旅などにも最適な移動手段になります。

Thumb北海道行きのフェリー情報まとめ!航路や料金・所要時間まで徹底調査!
北海道へ足を運ぶ際に、フェリーを使っているという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は北...

仙台からのフェリー航路(2) 名古屋

仙台からのフェリー航路の2つ目は、仙台と名古屋区間になります。仙台と名古屋の航路は仙台と苫小牧の航路と違って、隔日運行となっています。

隔日運行になっているので、仙台と名古屋をフェリーで移動する場合にはしっかりとダイヤをチェックしておく必要があります。と言っても隔日は1日おきの意味なので、仙台と名古屋の航路を移動するフェリーが極端に少ないわけではありません。

仙台と名古屋の航路の移動距離は770キロとなり、移動時間は約21時間40分となります。仙台からフェリーで移動する場合には約1日かけて移動するのと同じなので、船上でゆっくりとくつろぎながら移動することができるでしょう。

仙台からのフェリー航路となる名古屋区間も、もちろん乗用車や自転車・オートバイなどの乗船も可能になっています。そのため、仙台と苫小牧の航路と同様に旅行に利用するのはもちろん引っ越しをする場合にもおすすめの移動手段になります。

同じ航路ですれ違う船舶との汽笛を鳴らし合う光景なども、普段は目にする機会のない光景。汽笛を鳴らす順番は船長が先輩か後輩かで変わるのも一見の価値があります。長い移動時間を有するので、大海原でのんびりと過ごしたい方にはおすすめになります。

仙台からのフェリーの料金・予約方法

仙台からフェリーで移動できる航路は、苫小牧と名古屋の2つになります。どちらの航路を利用する場合にも必要となるのがフェリーの予約です。そして、仙台からフェリーを利用する場合にはチェックしておきたいのが料金と言えるでしょう。

そこで、ここからは仙台からフェリーを利用する場合の予約方法や料金について紹介していきます。料金に関しては、仙台と苫小牧・仙台と名古屋で個別に触れていきます。どちらの航路を利用するかに合わせてチェックして参考にしてみてください。

予約方法

まずは、仙台から運行している太平洋フェリーの予約方法から見ていきましょう。太平洋フェリーの予約は、乗船日の2ヶ月前の9時から可能になっています。

予約はインターネット予約と電話予約の両方で行うことができるので、自分に合ったスタイルで利用しやすくなっているのが特徴。電話で予約する場合のメリットは、わからない点をその場で確認しながら予約を進めることができる点でしょう。

電話予約後は、当日に窓口で乗船名簿に記入しなくてはいけません。こちらの乗船名簿に関しては、太平洋フェリーの公式サイトからダウンロードして印刷可能になっているので、事前に記入しておくとスムーズに受付を済ませることが可能になります。

仙台からのフェリーの予約ではインターネット予約も可能ですが、インターネット予約を行う場合には利用者登録をしなくてはいけません。しかしながら、24時間予約が可能になっていて名簿登録をすると乗船名簿の記入を省けるので便利な予約方法です。

ただし、インターネット予約は一度の予約に旅客は14名までとなっています。乗用車は3台までで二輪車の場合は6台までとなっていて、個室は3部屋までの予約なので注意が必要です。団体利用する場合には、電話予約を利用するようにしましょう。

苫小牧行きの料金

仙台から苫小牧まで太平洋フェリーを利用して移動する場合の料金になりますが、料金はA・B・C期間に分かれてどの期間に利用するかで異なります。

A・B・Cのそれぞれの期間は、細かな日にち設定がされているので事前に太平洋フェリーの公式サイトで確認しておくのがおすすめです。料金に関してはA期間が大人1名片道9000円からとなっています。料金は等級によって異なるので注意しましょう。

B期間の場合には大人1名片道10100円からとなっていて、C期間は大人1名片道10700円からとなります。太平洋フェリーの船舶となるいしかり・きそときたかみでは等級に違いがあります。例えば、セミスイート以上はきたかみにはありません。

仙台と苫小牧間の航路は等級や期間によって料金が異なるのですが、料金は乗用車や二輪車に関しても異なってきます。乗用車の料金は5メートル未満でA期間が28600円で、B期間は31900円、C期間は35300円となっています。

期間によって料金が異なるので、利用する等級に合わせて安い日を選択しやすくなっているのもフェリーの魅力になります。特に、仙台と苫小牧の航路は毎日運行しているので利用しやすくなっているのが魅力なのでチェックしておきましょう。

名古屋行きの料金

続いて紹介していくのは、仙台から名古屋行きの太平洋フェリーの料金です。先述した苫小牧行きと同様に、名古屋行きもA・B・C期間によって料金は異なります。

仙台から名古屋行きのフェリーの料金になりますが、A期間の場合は大人1名片道7800円からとなっています。B期間の場合には大人1名片道9100円からで、C期間は大人1名片道9600円からです。各期間で利用する投球によって料金は異なります。

例えばA期間の場合には一番安い料金で利用できるのが2等になり7800円ですが、一番高いロイヤルスイートを利用する場合には大人1名片道46300円です。どの等級を選択するのかも期間とは別に料金が異なるポイントなのでチェックしておくと便利です。

仙台から苫小牧までのフェリーの乗船料金は、苫小牧行きと同様に乗用車や二輪車も異なります。5メートル未満の乗用車の場合は、A期間が25700円・B期間は29300円・C期間は31900円です。二輪車も自転車やオートバイで料金は異なります。

太平洋フェリーの公式サイトを利用すると、A・B・C期間の細かな日程を確認することができます。利用する日にちと照らし合わせると料金も確認しやすくなっています。また、いしかり・きそときたかみによっては、等級が異なるので注意しましょう。

割引料金はある?

飛行機などに比べるとフェリーは料金が安いのが特徴になりますが、少しでも安い料金で利用したいと考える方も少なくないでしょう。そこで、おすすめになるのが太平洋フェリーを割引料金で利用する方法になります。

太平洋フェリーは各種割引料金で利用する方法があるので、知らずに利用すると損をしてしまいます。割引率は利用するプランなどで異なってきます。

太平洋フェリーで一番お得なのは早割プラン。こちらは最大で50パーセント割引になるのがポイント。適用される期間内で28日前までの予約・購入が必須になります。また、インターネット予約限定になるのでお得に利用する場合には予約方法に注意しましょう。

太平洋フェリーでは先ほど触れた早割プランとの併用はできませんが、インターネット予約でA期間10パーセントとB・C期間5パーセント割引もあります。電話予約で往復予約購入する場合には、10パーセント割引になるサービスも行っています。

他にもJAF会員で10パーセント割引になりますし、イオンクレジットカード会員で10パーセント割引などもあります。JAFやイオンクレジットカード会員は、A期間のみ適用される割引サービスなので期間に合わせて利用するのがおすすめになります。

仙台のフェリー乗り場へのアクセス方法

仙台からフェリを利用する場合には、仙台港のフェリー乗り場にアクセスする必要があります。乗り場のアクセス方法は公共交通機関と車を利用した方法があります。

乗り場に公共交通機関を利用してアクセスする場合には、石巻駅・仙台駅からJR仙石線を利用して中野栄駅か多賀城駅までアクセスする方法があります。こちらの場合は、中野栄駅か多賀城駅から、乗り場まではタクシーかバスを利用して移動が可能です。

また、乗り場までは仙台駅から宮城交通のバスを利用して中野栄駅経由でアクセスすることも可能です。他にも多賀城駅や荒井駅発のミヤコーバスを利用して乗り場にアクセスする方法もありますが、バスは乗り場によって時間が異なるので注意が必要です。

乗用車でフェリー移動をする場合などは、車を使用して乗り場にアクセスする形になります。福島方面からアクセスする場合には仙台東部道路、石巻方面からアクセスする場合には三陸自動車道を利用するとアクセスしやすく便利なのでおすすめになります。

車で乗り場にアクセスする場合の最寄りとなるのは、仙台港インターチェンジと仙台港北インターチェンジです。どちらのインターチェンジからも車で約10分で乗り場に到着することができるので、乗り場までの移動に利用するのがおすすめになります。

住所 宮城県仙台市宮城野区港3-7-1
電話番号 022-259-0211

仙台のフェリーは交通費を抑えたい人におすすめ

ここまで仙台からフェリーで移動する場合の料金などを紹介してきましたが、フェリーは片道料金だけを見ても飛行機などを利用するよりも安いのがわかります。もちろん、東急によっては高くなりますが拘らない場合には交通費を抑えることができます。

そのため、少しでも費用を抑えて移動したい方にフェリーはおすすめと言えるでしょう。先述したように期間によって料金が異なる部分はありますが、期間が違うからと極端に料金が異なるわけではなく割引などもあるのでお得に利用することが可能です。

費用を抑えたい方におすすめのフェリーですが、もちろん車や自転車などと一緒に移動したい方にもおすすめの移動手段と言えるでしょう。料金は発生してしまいますが、長距離を車で移動することを考えるとゆっくり過ごせるのでメリットはあると言えます。

フェリーでの移動は全体的に費用を抑えることができるので、チェックしておく価値は十分にあると言えるでしょう。大浴場やレストランに共用スペースなどもしっかりと完備されているので、満足度の高い移動ができるのもおすすめのポイントになります。

仙台からフェリーで移動する場合には費用を抑えて移動できるのが魅力ですが、注意しなくてはいけないのが移動時間になります。例えば仙台から苫小牧まで移動する場合には、フェリーでは約15時間20分かかるので飛行機と比べると時間を要します。

料金が安い分移動時間がかかる点を考慮して、フェリーを利用するかを検討すると選択がしやすくなるでしょう。もちろん、仙台からのフェリーは長い移動時間を快適に過ごせる設備が充実している点もチェックしておくのがおすすめになります。

仙台からフェリーに乗って旅に出よう!

仙台からは苫小牧と名古屋にフェリーで移動することができます。どちらの航路を移動するかによっては移動時間なども異なりますが、どちらも快適な船旅を過ごせるのが魅力。さらに安い料金で利用できるので、費用を抑えて船旅を楽しむにも最適です。

フェリーだからこそ楽しむことができる光景も見られるのが船旅の魅力でもあるので、当記事で紹介したフェリーの料金や予約方法などを参考にして、普段は飛行機などを利用している方も仙台からフェリーを利用して旅に出てみてはいかがでしょう。

関連記事

Original
この記事のライター
沖野愛

新着一覧

最近公開されたまとめ