2022年08月30日公開
2022年08月30日更新
テンヤ真鯛にチャレンジ!仕掛けや釣り方のコツまで徹底ガイド!
近年アウトドア人気に伴い、釣りを始める方が増えていますが、それらの方に人気の釣り方に「テンヤ真鯛」があります。そこでテンヤ真鯛とはどのような仕掛けなのか、また釣り方のコツやおすすめの道具、また釣り方のコツなどについて紹介します。

目次
人気の釣り方・テンヤ真鯛とは?
釣りというと狙う魚によって、また釣りの場所によってさまざまな仕掛けがあります。その中でも近年特に初心者の方に人気が高まっている釣りの仕掛けに「テンヤ真鯛」というものがあります。テンヤ真鯛とはどのような釣り方なのか、またそのコツや仕掛けのポイントなどについても紹介します。
テンヤ真鯛の釣り方
まずはテンヤ真鯛というのがどのような釣り方なのかということから紹介していきましょう。テンヤ真鯛、一つテンヤ真鯛というのは、初心者の方でも釣果が期待できるうえ、ゲーム性が高いということから、近年人気が高まっている釣り方の一つです。
とはいえ、初心者の方だとそもそもテンヤ真鯛という名前すら知らないという方が多いのではないでしょうか。真鯛とついているから真鯛を釣るのだろうという程度しかわからない方も多いかもしれません。
そこでテンヤ真鯛とはどのような釣り方で、どのような特徴があるのか、またどのような点がおすすめなのかといった基本的な情報について紹介します。
テンヤ釣りとは?
そもそもテンヤ釣りというのはどのような釣り方のことなのでしょうか。テンヤ釣りというのは釣り針のチモト、つまり元の部分に大きな円錐形のオモリを付けた道具を使う釣り方で、この道具がマダイテンヤと呼ばれます。
テンヤ釣りという釣り方そのものはなんと江戸時代からあるという伝統的な釣り方なのですが、テンヤ真鯛というのはこの釣り方の原理を使い、シンプルな仕掛けで楽しめる釣り方として千葉の大原で生まれたと言われています。
エサを使う釣り方でありながら、ルアー釣りの釣り方に似ているうえ、初心者でも仕掛けを作りやすく釣りやすいことから、近年特に人気が高まっている、初心者にもおすすめの釣り方となっています。
テンヤ釣りの特徴
今述べたように、テンヤ真鯛はマダイテンヤと呼ばれる独特の仕掛けを使う釣り方ですが、エサとして海エビを使うというのも特徴の一つです。文字通り「エビでタイを釣る」釣り方です。
一般的にエサを使う釣りの場合、虫エサを使うことが少なくありません。そのため釣りに興味はあるが、虫が苦手でできないという方もいます。しかしテンヤ真鯛の場合はエビですから、ほとんどの方が抵抗なくチャレンジできる点も初心者におすすめです。
また、テンヤ真鯛はエサを使う釣り方ではありますが、ライトで繊細なタックルを使って行います。そのため釣り方の感じはルアー釣りに近く、ゲーム性もあるのが特徴です。その点も初心者の方でも無理なく楽しむことができる釣り方と言えるでしょう。
テンヤ真鯛で狙える魚
次にテンヤ真鯛で狙える魚の種類についてです。テンヤ真鯛という名前でわかるように、メインで狙うのは真鯛なのですが、真鯛以外にも釣れる魚があります。
代表的なものがブリの若魚であるワラサ、それにヒラマサなど、いわゆる青物と言われる魚です。いずれも釣りのターゲットとして人気の高い魚であり、真鯛のほかにこれらが釣れたらさらに楽しみが増えそうです。またエサを使うため、ヒラメやマゴチ、根魚なども釣れる可能性があります。
テンヤ真鯛の対象となる魚はいずれも引きが強い魚です。テンヤ真鯛の仕掛けはルアー釣りに近いライトなタイプが主流となりますから、強い引きに対応するためには丈夫なラインを使い、道糸とリーダーをしっかりと結ぶことをおすすめします。
テンヤ釣りのおすすめポイント
このようにテンヤ真鯛での釣り方は、エサを使うと言ってもルアー釣りに近いため、オモリなどの仕掛けも軽く、魚がかかった後もスピーディに釣り上げるなど、ゲーム性が高いのが特徴です。また仕掛けも比較的シンプルなので、初心者の方でも気軽にチャレンジすることができる点も人気のポイントです。
そのためテンヤ真鯛の釣りは、釣り初心者の方におすすめであるとともに、ルアー釣りを楽しんでいる方にもおすすめの釣り方と言えるでしょう。


テンヤ真鯛の仕掛け
それでは次に、テンヤ真鯛の仕掛けについて詳しく紹介していきます。先ほども述べたように、テンヤ真鯛の仕掛けは初心者でも用意しやすいです。いくつかのコツさえうまくつかめれば、さほど難しいことなくテンヤ真鯛を楽しむことができるでしょう。
そこで次に、テンヤ真鯛の仕掛けとして用意したい人気の道具やおすすめしたいコツとなるポイントなどについて紹介します。初心者の方などでこれから道具を揃える場合にはぜひ参考にしてみてください。
ルアー釣りに近い仕掛け
テンヤ真鯛の仕掛けは基本的にはルアー釣りの仕掛けに近いタイプです。本来、真鯛をエサで釣る場合は仕掛けを沈めるために中オモリやテンビンなどを使います。しかしテンヤ真鯛の場合はこれらのオモリを使わず、軽いオモリとハリを使って釣るため、スピーディに釣りをすることができるわけです。
テンヤ真鯛そのものが人気のある釣り方ということで、専用のタックルなどもあります。これから釣りの道具を揃えるというのであれば、その専用の仕掛けを揃えてもよいですが、普通のルアー釣り用の物があればそれを使うことも可能ということになります。
ロッド
まずはロッドです。テンヤ真鯛に使うロッドは専用ロッドがありますが、シーバスロッドなどでも代用できます。一般的にはスピニングロッドと呼ばれるタイプのものを選ぶのがおすすめです。
長さは取り回しがよく風の影響もあまり受けないということで、2.4メートル程度のものを基準に、自分の体格なども考えて選ぶとよいでしょう。硬さもごく標準的なタイプで大丈夫です。これならば真鯛などがかかった際のアタリもわかりますし、引きが強い魚でも負けることなく釣り上げることができるでしょう。
また、ロッドの軽さも大切なポイントの一つです。軽いロッドは長時間釣りをする場合にも疲れにくいですし、アタリもわかりやすいです。反面パワーがその分不足しがちなので、大きな魚を釣る場合などはちょっと気になるところです。
リール
テンヤ真鯛が人気となっている理由の一つである、軽い仕掛けでルアー釣りのような感覚で楽しめるというポイントはリールにあります。テンヤ真鯛の場合、スピニングリールを使うことになります。スピニングリールは細い糸をスムーズに放出できるため、軽い仕掛けでも深い位置に投げ込むことができるためです。
スピニングリールにもいろいろな種類がありますが、重量と巻き上げのバランスがよく、初心者でも使いやすいタイプということで2500番から3000番くらいのもの、そしてドラグ性能が高いものがおすすめです。
また、テンヤ真鯛では細いラインを使うことから、ライントラブルが起きにくい装置がついているものがおすすめです。これらがある程度きちんとしているものとなると、1万から3万くらいのスピニングリールが該当することになりそうです。
ライン
次にラインです。テンヤ真鯛では道糸とリーダーの2種類のラインを使います。道糸の方はPEライン、リーダーにはフロロカーボンのラインを選ぶのが一般的です。
PEラインはポリエチレン製で、糸の伸縮性がありません。そのぶん魚がかかった時にすぐにそれが手に感じられて対応できるという特徴があります。しかし摩擦に弱いため、全部をこれにすると海底などでこすれて切れやすくなります。そのため摩擦に強いフロロカーボンのラインをつなぐのです。
PEラインはテンヤ真鯛などの専用のものもありますが、ふつうのラインでも同じ号数なら強度は同じです。PEラインは0.6号から0.8号を基準に、リーダーはそれに合わせて号数を選ぶとよいでしょう。
エサ
最後にエサについてです。前に述べたように、テンヤ真鯛のエサは「エビ」です。「エビでタイを釣る」と述べましたが、実際エビはタイが好むエサで、タイ釣りに使われることが多いエサでもあります。
このエビですが、生きたエビを使ってももちろんいいですが、冷凍のエビでも十分にエサとしての役割を果たしてくれます。釣具店などで売られているものを使うのがコスパがよくておすすめです。サイズは7センチから8センチくらいのものがいいでしょう。
なお、次に述べますが、このエビの付け方がテンヤ真鯛の仕掛けのポイントの一つです。ぜひ上手に付けて、釣果アップを狙ってみてください。
テンヤ真鯛の仕掛けのコツ
次にテンヤ真鯛の仕掛けのコツです。今述べたように、テンヤ真鯛の仕掛けはさほど難しいコツはありません。ポイントはラインとリーダーをしっかり結ぶことと、エサを正しくつけることです。
まず、ラインとリーダーですが、テンヤ真鯛で狙う魚は引きが強いものが多いので、結び方がしっかりしていないとつないだ部分から外れてしまいます。一般的にはFGノットや町屋ノットが使われます。ぜひ結び方をマスターしておきましょう。
また、エサの方ですが、エビがまっすぐになっているというのがコツの一つです。なぜかというとエビが曲がってついていると水中でくるくる回転してしまい、ラインが絡んでしまう原因となります。一番重要なコツと言えるので、投げる前にエビがまっすぐか必ず確認することをおすすめします。
テンヤ真鯛の釣り方のコツ
次にテンヤ真鯛の釣り方のコツについてです。テンヤ真鯛は初心者にも人気が高く、釣り方もさほど難しくはありません。基本的には竿を投げたらまずは底までフリーフォールし、そのまま10秒ほど待ちます。アタリが来なければ何度かシャクリを入れて探ります。
アタリはコンコンと小さくきたり、竿先を引きずりこまれるようにきたりと、その時によりさまざまです。いずれにしてもアタリが来たらすぐにアワセに入ります。竿を利き腕で立てて、はじめは速く、その後ゆっくりとリールを巻きましょう。
もしアワセがうまくいかなかった場合は再度竿先を戻して落としてみてください。少しでもエビが残っていれば、再び真鯛が来る可能性があります。何度かチャレンジしているうちにアワセのコツなどもわかるようになってくるでしょう。
テンヤ真鯛のおすすめの時期
このように、テンヤ真鯛は比較的初心者でも仕掛けが作りやすく、またよく釣れるということから人気の釣り方です。しかしいくらよく釣れる釣り方と言っても、時期があっていなければ釣果は期待できないでしょう。
では、テンヤ真鯛がおすすめの時期とはいつ頃なのでしょうか。テンヤ真鯛の対象である真鯛そのものは比較的一年を通じて釣れる魚と言われているのですが、その中でもベストシーズンがあります。その点について次に紹介します。
4月から6月
テンヤ真鯛に限りませんが、真鯛釣りでまず狙いたい時期として挙げられるのが4月から6月の春の時期です。この時期は真鯛の産卵期に当たり、「乗っ込み」と呼ばれる、浅瀬に産卵のための真鯛が集まってくる時期となります。
特にこの時期のオスの真鯛は黒々とした婚姻色に、メスの真鯛は「桜鯛」と呼ばれるきれいな桜色になります。乗っ込みが起こっている場所ならば、初心者でも大物がいくらでも釣れるというほどにたくさん釣れる可能性があると言われています。
9月から11月
一方、もう一つのベストシーズンとして人気なのが秋です。秋の時期の鯛は「秋の落ちダイ」と呼ばれます。真鯛は水温が下がってくると、深いところに移動します。その移動前の時期にたくさん餌を食べるのがこの時期となります。
たくさん餌を食べる時期、つまり活性が高い時期なので、その分釣りやすい時期とも言えます。サイズは春に比べると小ぶりですが、数が多く釣れる時期ということで人気が高い時期でもあります。
特に初心者でテンヤ真鯛にチャレンジしてみたいという場合は、この2つの時期を中心に計画を立てると、釣果が期待できるでしょう。ぜひ予定を立てる時に考慮してください。

テンヤ真鯛は初心者でも楽しめる?
このように、テンヤ真鯛は仕掛けなどもシンプルなので、初心者でも十分に楽しむことができる釣りです。特に今述べたベストシーズンを狙えば、かなりの釣果が期待できそうです。
なお、テンヤ真鯛の場合は沖釣りで楽しむことも多く、船で海に出ることもあります。やはり地元の方は真鯛の状況などがわかるので、コツなどを教えてもらえることも多いです。特に初心者の方は船長さんなどにいろいろ教えてもらいながら釣りをしてみるのがいいでしょう。
テンヤ真鯛で釣りを楽しんだ人の口コミ
最後に、テンヤ真鯛での釣りを楽しんだ方の口コミをいくつか見て行きます。口コミを見ると、特に初心者でテンヤ真鯛を試した方でもそれなりに釣果が得られたというものが多く、初めての方でも十分に楽しめる釣り方だということがわかります。
なお、先ほどコツのところで述べたように、ラインの結び方とエサになっているエビの付け方は初心者の方だと少し難しいと感じる方がいるようです。特にラインの結び方はいろいろな釣りの時に使える技術でもありますので、ぜひ練習して、スムーズにできるようにすることをおすすめします。
テンヤ真鯛にトライしてみよう!
テンヤ真鯛での釣りは、仕掛けも比較的作りやすくシンプルであり、釣り方もさほど難しくないこともあって、特にベストシーズンの時期ならば初心者でもかなりの釣果が期待できると人気です。ぜひ初めて釣りをするという方でもテンヤ真鯛での釣りを楽しんでみてください。
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