浜松『龍潭寺』は直虎ゆかりの地!美しい庭園や紅葉を見に行こう!

浜松にある「龍潭寺」は大河ドラマの「おんな城主直虎」の直虎ゆかりの地として大変人気のある場所です。ゆったりと庭園を見学でき、秋には大変美しい紅葉を眺めることができるスポットとしても評判です。「龍潭寺」の情報をピックアップしました。

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目次

  1. 1浜松の「龍潭寺」に行こう!
  2. 2浜松の「龍潭寺」とはどのようなところ?
  3. 3浜松の「龍潭寺」へ電車でアクセス
  4. 4浜松の「龍潭寺」へ車でアクセス
  5. 5浜松の「龍潭寺」の観光情報
  6. 6浜松の「龍潭寺」の歴史
  7. 7井伊直虎とはどのような人?
  8. 8浜松の「龍潭寺」は紅葉もおすすめ
  9. 9浜松の「龍潭寺」の紅葉は夜間も素敵
  10. 10浜松の「龍潭寺」の見どころ1.庭園
  11. 11浜松の「龍潭寺」の見どころ2.井伊家墓所
  12. 12浜松の「龍潭寺」の見どころ3.本堂
  13. 13浜松の「龍潭寺」の見どころ4.龍潭寺売店
  14. 14「龍潭寺」と合わせて訪れよう1.出生の井戸
  15. 15「龍潭寺」と合わせて訪れよう2.井伊谷城
  16. 16浜松の「龍潭寺」で歴史を感じよう

浜松の「龍潭寺」に行こう!

浜松にある観光スポットとして多くの人が訪れる場所が「龍潭寺」です。2017年の大河ドラマ「おんな城主直虎」の主役である直虎ゆかりの地として、大変人気があります。庭園が美しく、紅葉が見頃の時期には絶景を眺めることができます。「龍潭寺」の見どころについて、混雑状況やアクセス・拝観料などの観光情報と共に紹介します。

浜松の「龍潭寺」とはどのようなところ?

「龍潭寺」は、静岡県の浜松市北区にある寺院です。臨済宗妙心寺派の寺であり、山号は万松寺です。浜名湖の近くにあり、大変歴史があり良く知られている寺です。「龍潭寺」は、この地「井伊谷」を発祥の地としている井伊家の歴代当主の御霊が眠る寺です。大河ドラマで一躍有名となった直虎の墓も「龍潭寺」にあります。

「龍潭寺」は、庭園が大変美しいことでも有名であり、国内・海外から多くの人が見学に訪れます。明るく広々とした庭園は、解放感があり、ゆったりした時間を過ごすことができる場所として人気があります。秋には紅葉が素晴らしく多くの人で混雑します。夜間特別公開も行っています。浜松を訪れたなら是非行ってみたいおすすめの寺のひとつです。

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浜松の「龍潭寺」へ電車でアクセス

「龍潭寺」へ電車でアクセスするにはJRの「浜松駅」で降りてタクシーに乗り換えて約40分でアクセスすることができます。またバスを利用する場合は「浜松駅」で降りて遠州鉄道バスの「奥山行き」に乗り、「神宮寺バス停」で降りると徒歩約10分でアクセスすることができます。紅葉など混雑するときには公共交通機関でのアクセスが良いです。

また天竜浜名湖線を利用して「龍潭寺」へアクセスする場合は、「金指駅」で降りてタクシーに乗り換えて約5分、「気賀駅」で降りてタクシーに乗り換えて約10分でアクセスすることができます。公共交通機関を利用して「龍潭寺」へ行く場合は、その他の観光スポットと合わせてどのような方法で行くのか、事前に調べておくことをおすすめします。

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浜松の「龍潭寺」へ車でアクセス

「龍潭寺」へ車でアクセスするには、東名高速道路の「浜松西IC」で降りて国道257線を経て約20分でアクセスできます。また、東名高速道路の「三ヶ日IC」で降りて国道362線を経てを約25分でもアクセスすることができます。また、新東名高速道路を利用する場合は、「浜松いなさIC」で降りて国道257線を経ると約10分で行けます。
 

「龍潭寺」には大駐車場に約40台分、東駐車場に約19台分、第二駐車場に約27台分の参拝者専用駐車場があり、無料で利用することができます。紅葉の見頃の時期などには混雑することもあるので、周辺のコインパーキングなども合わせてチェックしておくと良いです。混雑時間を避けるにはできるだけ早い時間ににアクセスすることをおすすめします。

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浜松の「龍潭寺」の観光情報

「龍潭寺」の拝観時間は9時から16時30分までで17時には閉門します。「龍潭寺」全体を見学するのに必要な時間は約60分となっています。混雑しているときには入場を制限することもあるので、時間とスケジュールに余裕を持った行動を心がけると良いです。また毎年8月15日と12月22日から27日までは休観日となっているので注意が必要です。

「龍潭寺」の拝観料金は、高校生以上の大人が500円、小・中学生の小人が200円となっています。大人、小人それぞれが30名以上のグループ旅行の場合は団体割引料金が適用となり、大人が450円、小人が180円となります。ただし、団体の場合は事前予約が必要なので、しっかりとチェックをしてからスケジュールを立てることが大切です。

浜松の「龍潭寺」の歴史

「龍潭寺」は天平5年(733年)に行基によって開かれたと言われています。寛治7年(1093年)に井伊共保がこの地に葬られたことにより、法号から自浄寺と呼ばれるようになりました。共保は、直虎に続く井伊家の元祖ともされている人物です。井伊家は、保元の乱では源義朝と共に戦い、鎌倉時代には源頼朝に仕えるなどと功績を上げていきました。

今川氏に仕えていた戦国時代、永禄3年(1560年)に桶狭間の戦いで井伊家22代直盛は戦死しました。直盛がこの寺に葬られるとその法号から「龍潭寺」と改められました。直盛は大河ドラマ「おんな城主直虎」で主役であった直虎の父親です。その後、井伊家代々の人物が「龍潭寺」に祀られました。直虎の墓も「龍潭寺」にあります。

その後直虎の息子にあたる井伊24代の直政が德川家康に仕え徳川四天王の一人となり、関ヶ原の戦いで活躍して近江の国へと転封となってからも、井伊氏の保護を受けることとなりました。そして、幕末に大老として活躍する井伊36代直弼まで江戸時代の間続いていきました。現在では多くの観光客で混雑する観光スポットとして大変評判の寺です。

井伊直虎とはどのような人?

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2017年に放映された大河ドラマ「おんな城主直虎」の物語で主役として取り上げられたのが「井伊直虎」でした。武将の名前のように感じられますが、実は女性です。直虎は、井伊家22代当主であった井伊直盛の娘として生まれました。ドラマでは「とわ」と呼ばれていた少女ですが、実際には幼名ははっきりとはしていません。

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直盛には男児がおらず、直盛のいとこにあたる直親を婿養子として娘婿に迎える予定でした。しかし、直親の父が領主今川家から謀反の疑いをかけられ自害させられ、直親も井伊の領地から脱し、信濃へと逃亡することととなりました。婚儀を挙げる予定であったとわは、のちの龍潭寺で出家し、「次郎法師」と名乗りました。

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のちに直親は井伊に戻り直盛の養子となり虎松が生まれました。直親は永禄3年(1560年)の桶狭間の戦いで直盛が戦死ししたことによって、井伊家を継ぎました。しかし永禄5年(1562年)には直親が殺されてしまいます。井伊家の男子は虎松だけとなった1565年(永禄8年)に次郎法師が還俗し、虎松の後見として直虎と名乗り井伊の女領主となりました。

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井伊家が受難続きであった時代に直虎は大変良い働きをし、のちの井伊の家を救った女領主として名を残す働きをしました。直虎は虎松を養子として育て、15歳となると徳川家に仕えさせました。天正10年(1582年)8月26日直虎は亡くなりました。井伊家は虎松が成長し、直政として跡を継ぎ、徳川四天王として立派な働きをしました。

浜松の「龍潭寺」は紅葉もおすすめ

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「龍潭寺」にはモミジ、カエデ、ドウダンツツジなど紅葉する木がたくさんあり、大変素晴らしい景観であると大変人気で毎年多くの人で混雑します。例年紅葉の始まりは11月初めころからであり、見ごろの時期は11月中旬から12月上旬頃です。紅葉はその年によって色づき具合が変わるので、事前に紅葉情報をチェックしてから出かけると良いです。

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「龍潭寺」では、11月初旬から12月上旬頃にかけて紅葉まつりが行われ、普段見ることができない井伊直虎ゆかりの品や静岡県の指定文化財、織田信長ゆかりの品などが展示され、多くの人で混雑します。どんどんと色づいていく紅葉を眺めながらロマンチックな時間を過ごすことができるのでカップルデートなどにもおすすめです。

浜松の「龍潭寺」の紅葉は夜間も素敵

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「龍潭寺」では紅葉の見頃の11月下旬から12月上旬頃の一番見頃の金・土・日曜日に夜間特別公開を行っています。普段見ることができな紅葉と夜の「龍潭寺」の歴史ある建物の素晴らしいコラボレーションを眺めることができるとして大変多くの人で混雑します。とても幻想的で、灯りに照らされてほのかに浮かび上がる姿が見事であると評判です。

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「龍潭寺」の夜間特別公開の開催時間は17時30分から20時30分までです。拝観料金は大人が500円、小・中学生が200円となっています。昼間の拝観は通常通りとなります。日程や時間、料金などは年によって変化するのでホームページなどを見ておくことをおすすめします。昼間とは違った表情を見ることができるので、一見の価値ありです。

浜松の「龍潭寺」の見どころ1.庭園

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「龍潭寺」の庭園は池泉鑑賞式庭園であり、小堀遠州によって江戸時代初期に作られたと言われています。昭和11年に国の名勝記念物として指定された大変有名な庭園です。あらゆる生命の原点ともされる水を蓄えた池を中心として、庭園の中央に守護石、池の左右に仁王石、正面に礼拝石(禅石)が配置されていて、大変優美な世界観を感じられます。

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「龍潭寺」の庭園には中国の道教の教えから「不老不死」や「永遠の繁栄」などの意味が込められています。正面の小高い丘は山の峰を、丸く刈り取られている木は山脈を、心の形をした池は大海を表現しているとされています。日本庭園を一つの世界として「蓬莱神仙思想」を表現しています。

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「龍潭寺」の庭園は四季折々の花が咲き誇り、大変美しいと評判です。3月下旬から4月中旬には桜、5月上旬から6月上旬にはさつきなど、多くの季節に応じてたくさんの花が咲きその時々で表情を変えるとして季節を変えて何度訪れても楽しむことができます。秋の紅葉は特に見事であると有名で、国内・海外から多くの人が見学に訪れ、混雑します。

浜松の「龍潭寺」の見どころ2.井伊家墓所

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「龍潭寺」の境内の敷地内には、井伊家の元祖とされている共保から24代の直政の墓が集められ、墓所として整備されています。もちろん直虎の墓もここにあり、生前に結ばれるはずでしたが、結ばれることがなかった直親の墓のすぐ隣に寄り添うようにして建っています。しっかりと手を合わせ二人に思いを馳せると良いでしょう。

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また、井伊家だけでなく、「龍潭寺」の歴代住職の墓はもちろん、井伊家の家臣であった奥山家、中野家などの墓もここの墓所に集められています。墓所には無料で入ることができます。しっかりと整備されていて参拝しやすいようになっているので、節度を持って、厳かな気持ちで参拝に訪れましょう。

浜松の「龍潭寺」の見どころ3.本堂

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「龍潭寺」の本堂は、延宝4年(1676)に井伊家27代の(彦根4代目)直興によって寄進されました。御本尊は虚空蔵菩薩であり、知恵や福徳を授かることができるとされています。左甚五郎作として知られている廊下は鶯張りの廊下で有名であり、本堂の中を歩くと「ギーギー」と音がします。また、同じく左甚五郎作の龍の彫刻も見どころの一つです。

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「龍潭寺」の本堂では事前予約制ですが、お抹茶を飲むことができます。「龍潭寺」の大変素晴らしい庭園を眺めながらゆっくりとした時間を過ごすことができるので、混雑する時期などは上手に利用して「龍潭寺」を堪能すると良いです。四季ごとに移りゆく日本の美しい風景を見ながら歴史に思いを馳せて過ごすことができます。

浜松の「龍潭寺」の見どころ4.龍潭寺売店

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「龍潭寺」の山門の入口近くの駐車場には「龍潭寺」の売店があります。ここでしか手に入らない直虎グッズがあったり、般若心経など寺ならではのもの、わさびなど地元の食材を使ったものなど多くのお土産があります。うなぎアイスが美味しいと評判であり、人気があります。観光案内などもしてくれるので、気軽に声をかけてみると良いです。

「龍潭寺」と合わせて訪れよう1.出生の井戸

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「龍潭寺」から徒歩5分程度のところにあるのが、井伊家の始祖とされている共保の「出生の井戸」と呼ばれている場所があります。西暦1010年(寛弘7年)にここで井伊共保が生まれました。井伊家にとってとても大切な場所として大切にされてきました。井伊家ゆかりの地として「龍潭寺」を訪れた時には足を延ばしてみることをおすすめします。

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井伊家の家紋である丸に橘、旗紋・幕紋である細平井筒は、この井戸の脇に咲いていた橘と、この「出生の井戸」に由来されているとしています。周辺は田畑となっていて、とても静かな場所にあります。井戸の周りはしっかりと整備されていて、見学しやすくなっているので、じっくりと歴史に思いを馳せることができます。

「龍潭寺」と合わせて訪れよう2.井伊谷城

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「井伊谷城」は、静岡県浜松市北区、当時の言い方で井伊谷にあった城です。井伊家の初代とされている井伊共保が1032年(万寿9年)に建てたのが始まりとされています。山城であり、南は敵の動きを見やすく、北は高い山に囲まれ、要害とされてきました。直虎も「井伊谷城」を居城として采配を振るっていたとされています。

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「井伊谷城」に電車でアクセスするに、JRの「浜松駅」で降りてバスに乗り換え「井伊谷バス停」で降りると徒歩約20分でアクセスすることができます。車の場合は新東名高速道路の「浜松いなさIC」で降りると約10分で行くことができます。現在は井伊谷城跡城山公園として整備されていて、少し山登りとなりますが、四季を感じることができます。

浜松の「龍潭寺」で歴史を感じよう

浜松の観光スポットとして大変人気のあり、多くの参拝客で混雑しているのが「龍潭寺」です。庭園が大変美しく、見ごたえ抜群であるとして評判の寺です。また、大河ドラマの主役に関連した場所であり、歴史を感じることができる場所でもあります。ゆったりとした時間を過ごすことができるので、是非訪れてみることをおすすめします。

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この記事のライター
m-ryou

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