恐山観光でイタコに会おう!温泉や大祭もある?アクセス情報も調査!

青森県と言えば「ねぶた祭り」や「青森りんご」が有名ですが、下北半島にある「恐山」も2大大祭の時期にはイタコが常駐して大勢の参拝者や観光客で賑わいます。「恐山」には温泉もあり有名な観光地となっています。そんな恐山のイタコ等の情報をアクセス情報と一緒に紹介します。

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目次

  1. 1恐山観光でイタコに会いに行こう!
  2. 2恐山観光でイタコに会う1:恐山の由来について
  3. 3恐山観光でイタコに会う2:恐山観光へ行く際の注意点
  4. 4恐山観光でイタコに会う3:日本三大霊山の1つ恐山の始まり
  5. 5恐山観光でイタコに会う4:三途の川と赤い太鼓橋
  6. 6恐山観光でイタコに会う5:日本三大霊場の1つ恐山菩提寺
  7. 7恐山観光でイタコに会う6:恐山地獄めぐり
  8. 8恐山観光でイタコに会う7:水子供養の賽の河原
  9. 9恐山観光でイタコに会う8:極楽浜と宇曽利山湖
  10. 10恐山観光でイタコに会う9:冷水峠の湧き水ひやみず
  11. 11恐山観光でイタコに会う10:イタコの口寄せ
  12. 12恐山観光でイタコに会う11:夏と秋の2大大祭
  13. 13恐山観光でイタコに会う12:無料で入れる恐山温泉
  14. 14恐山観光でイタコに会う13:交通アクセス
  15. 15恐山観光でイタコに会う14:基本情報
  16. 16恐山に亡くなった大切に思う人を感じに行こう

恐山観光でイタコに会いに行こう!

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「日本三大霊山」の一つでもあり大勢の崇拝者や観光客が訪れる、青森県の下北半島にある「恐山」は日本人ならば誰もが一度は聞いた事があると思いますが、どの様な場所なのか詳しく知る人は少ないのではないでしょうか。観光客に人気の「イタコ」も大祭の時期には常駐して物凄く賑います。そんな恐山にイタコに会いに観光に行ってみませんか?

恐山観光でイタコに会う1:恐山の由来について

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「日本三大霊場」の一つである「恐山菩提寺」がある青森県の有名観光地「恐山」は活火山であり、藩政時代には入江や湾という意味のアイヌ語「ウショロ」に由来して「宇曽利山」うそりやまと呼ばれており、下北地方もかつて宇曽利郷と呼ばれていました。それが、下北訛りにより「恐山」と変化して現在は「恐山」と呼ばれるようになりました。

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恐山霊場内にはカルデラ湖「宇曽利山湖」が静かに佇み、あちこちから硫黄も噴き出し温泉も湧いています。「恐山」を中心とした山地は「下北半島国定公園」に指定されています。恐山とは「宇曽利山湖」を囲む最高峰の釜臥山を始め、大尽山・小尽山・北国山など全部で8峰の外輪山と円錐形の火山の事で「恐山」という単独の山の名前はありません。

恐山観光でイタコに会う2:恐山観光へ行く際の注意点

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恐山は活火山である為、火山性ガスが辺り一面噴き出していて硫黄の臭いが凄いのが特徴です。恐山観光や参拝の時に有毒ガスによる頭痛や怠慢感を覚える人も出るので高齢者や幼児、体調が悪い人は注意が必要です。恐山観光の際は火山ガスが充満しているので線香やロウソク、タバコ等は着火の危険性を考えて特定の場所以外で使用しないで下さい。

恐山観光でイタコに会う3:日本三大霊山の1つ恐山の始まり

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「恐山」は貞観4年の862年に、天台宗の慈覚大師円仁が霊山として開山したと言われています。それから、慈覚大師円仁が地蔵堂を建て地蔵尊を祀ったのが霊場としての「恐山菩提寺」の始まりです。当時「恐山菩提寺」は天台宗の修験道場として使用されていましたが、現在の「恐山菩提寺」は曹洞宗の寺院であり本尊は「延命地蔵菩提」です。

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天台宗の寺院として栄えた「恐山菩提寺」は、長禄元年の1457年に廃寺になりましたが、享禄3年1530年に再び栄えました。戦後に「恐山菩提寺」は霊場として栄え、全国から参拝者が訪れるようになりました。現在は「恐山菩提寺」の「恐山」は、「高野山」「比叡山」と一緒に日本三大霊山の1つとされ沢山の人が参拝や観光に訪れています。

恐山観光でイタコに会う4:三途の川と赤い太鼓橋

駐車場付近には、あの世とこの世の境目にあると言われる「三途の川」があり、悪人には針の山に見えて渡れないと言われる「赤い太鼓橋」が掛かっています。あの世に繋がっていると言われる「三途の川」にも橋があり死んでから7日後にこの川に辿り着くと言われています。生前に良い行いをした善人はこの橋を渡って対岸に行けると言われています。

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生前に悪い事をした悪人は「三途の川」を泳いで渡らないとならなく、特に罪深い極悪人は「強深瀬」という最も波が高く流れも速い、険しい深瀬を渡らないとならないそうで地獄が待っています。仏教の経典が由来の餓鬼道・畜生道・地獄道の「三途」が「三途の川」の由来だと言われてますが、3通りの渡り方がある事も由来だと考えられています。

しかし、平安時代後期には死者が「三途の川」を渡るには「三途の川」の川岸に住んでいる「懸衣翁」けんえおうと「奪衣婆」だつえばと言う鬼の夫婦に六文銭を納めないとならなく、このお金さえ納めれば悪人も善人と同じ船で「三途の川」を渡れると考えられるようになりました。現在も葬式の時に六文銭を握らせて埋葬する習慣が続いています。

恐山観光でイタコに会う5:日本三大霊場の1つ恐山菩提寺

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「恐山菩提寺」は人々の苦しみを救う仏である「延命地蔵菩提」を本尊として祀る日本三大霊場の1つであり、その恐山は死者が集まる山として大勢の人が祈りを捧げてきました。下北の人々は、人は死ぬとお山「恐山」に行くと信じており、7月に行われる「恐山大祭」では、有名なイタコの口寄せも「恐山菩提寺」の境内で行われます。

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昔から下北地方には、大漁や五穀豊穣、無病息災等を祈る強い地蔵信仰が根付いており、これが現在に続く「延命地蔵菩提」を本尊とする「恐山菩提寺」の恐山信仰に通じていると言われています。因みに、釜臥・大尽・小尽・北国・屏風・地蔵・剣・鶏頭の8つの外輪山が「宇曽利山湖」を囲む姿は、「蓮華八葉」を表していると言われています。

恐山観光でイタコに会う6:恐山地獄めぐり

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「地獄めぐり」には境内に点在する「無間地獄(むげん地獄)」「重罪地獄」「金堀り地獄」「賭博地獄」等の136もの名前が付いた地獄があります。岩場からは硫黄泉が湧き出していて草木も無く地獄の雰囲気その物です。恐山の「恐山菩提寺」では、1周約3kmを40分程かけて「地獄めぐり」をしながらお参りをして亡くなった方の成仏を祈ります。

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服など沢山のお供え物がある「八角円堂」の裏側には、「血の池地獄」への案内の看板があります。「熊に注意」のサインを横目に進んで行くと「血の池地獄」に到着します。「血の池地獄」は、いつもは普通の透明な水の色ですが、稀に藻が発生して池の水が真っ赤になる事があるそうです。良く見ると池の周りの岩に赤みを帯びている所があります。

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地獄の中でも「重罪地獄」と「修羅王地獄」はガスの放出量が物凄くモクモクと湯気が上がっているので注意が必要です。「修羅王地獄」は、そのエリア全てが危険エリアとなっています。また「地獄めぐり」の「胎内くぐり」とは、山岳や霊地を胎内に例えて全ての罪やけがれを捨て、肉体と魂を浄化する事により新たに生まれ変わる事を示しています。

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高台に建っている「慈覚大師堂」の周りには高く石が積み上げられ沢山の風車がカラカラ回っています。もっと近づくと沢山の草履が括り付けて供えられてあるのが分かります。これは、亡くなった大事な人が迷わず無事にあの世へ旅立つ事が出来るように願いを込めてお供えしてある物です。この様に色々な人達の亡き人への思いが伝わります。

恐山観光でイタコに会う7:水子供養の賽の河原

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「賽の河原」には、歌人の本山栄一氏の「人はみなそれぞれ悲しき過去持ちて賽の河原に小石積みたり」が刻まれた岩が、数多く積まれた石や風車と一緒に置いてあります。この積まれた石は親より先に亡くなった子供達が、この世に残してきた両親へ親不孝を詫びて供養をする為に、あの世で自分の身長まで石を積んでいくという苦行を表しています。

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しかし、あと少しで石が身長に達するという時に鬼が気て踏み壊してしまうので、永遠に石を積む行為を続けなければならないと言い伝えられています。風車は輪廻を表していて、また苦行の中でも子供達が遊べるように子を亡くした親が風車を置いていくそうです。そして少しでも、子供達の苦行を楽にする為に石を積んであげるそうです。

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硫黄のせいで近くを流れる川が黄色い中、「賽の河原」の積まれた石の近くにはコメススキが生えており、子供を亡くした親達は子供達の石積みの邪魔をする鬼を転ばせる為に、コメススキの穂先を結んであげるそうです。また、赤子を大事に抱いている「水子供養御本尊」にも色々な想いを持つ人により供えられた無数の風車がカラカラと回り続けます。

恐山観光でイタコに会う8:極楽浜と宇曽利山湖

地獄を通り過ぎて行きつく先は美しい白浜と透き通ったエメラルドグリーンの湖が広がる極楽浜です。この極楽浜が広がる「宇曽利山湖」は、下北半島のほぼ真ん中に位置する恐山にあるカルデラ湖です。「宇曽利山湖」はpH3.5という弱酸性の為に生息している魚類はこの条件の中で生きていけるウグイ1種のみで、殆ど他の生物は生息していません。

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「宇曽利山湖」の極楽浜でも沢山の石が積まれてあり、沢山の風車もあちこちでカラカラ回り、湖に向かって手を合わせ亡き人の成仏を願い祈りを捧げる人々の姿があります。「宇曽利山湖」の極楽浜には、背面に数多くの大小の手形が彫られた、東日本大震災犠牲者追悼として建てられた「地蔵菩薩像」もあり大勢の人が供養の為に立ち止まります。

恐山観光でイタコに会う9:冷水峠の湧き水ひやみず

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むつ市から恐山へ向かう途中にある冷水峠の湧き水の冷水は、霊場の入り口への手水舎の役割があり、3本の樋から湧き出る冷水は参拝者や観光客の喉を潤しています。この場所が俗界と霊界の分かれ目で冷水を一口飲むと10年、二口飲むと20年、三口飲むと死ぬ迄若返ると言われていますが最近この水が体に害を及ぼす可能性がある事が分かりました。

恐山観光でイタコに会う10:イタコの口寄せ

恐山の「恐山菩提寺」観光で有名なイタコとは、東北地方の下北半島辺りの修行により神おろしの能力を持つ霊媒師の事を言います。イタコは盲目で生まれたり幼少期に視力を失った女性が多く、厳しい修行を終えて神おろしの儀式を行い、神の花嫁になってイタコと呼ばれるようになります。イタコは口寄せを行い死者と生者を会話させる事で有名です。

恐山では「恐山菩提寺」の境内で夏と秋に2回、2大大祭を行います。古より、大祭の日に地蔵を祈ると亡くなった人の苦難を救うと言われている為、全国から沢山の参拝者や観光客が訪れます。この大祭の日にはイタコも「口寄せ」をする為に常駐するので大勢の人が、このイタコの「口寄せ」に長い行列を作ります。イタコは大祭時期のみ常駐です。

イタコの「口寄せ」とは、あの世の門を開ける呪文を唱えて死者の霊をおろし、自分の身に憑依させて依頼者と会話させる事です。会話が終わるとまた、あの世の門を閉める呪文を唱えて死者の霊をお返しします。イタコの仕事は、普通は亡くなってから百ヵ日を過ぎた仏様をおろして、依頼者の方との意思疎通を手伝う事が主となるそうです。

恐山観光でイタコに会う11:夏と秋の2大大祭

恐山では昔、1年に春と夏と秋の三回大祭が行われていました。現在では7月の夏に行われる「恐山大祭」と10月の秋に行われる「恐山秋詣り」の2大大祭が1年に2回行われます。「恐山秋詣り」の大祭は毎年、体育の日が最終日となる土・日・月曜日に行われます。1年に2回開催される2大大祭には全国各地から大勢の参拝者や観光客が訪れます。

2大大祭では、普段行われる法要や祈祷以外にも大施餓鬼法要や大般若祈祷が行われ、山主の乗った籠行列が「三途の川」から「恐山菩提寺」まで詠歌を唱えながら行進します。そして、山主が総門で籠を降り地蔵殿への参道を進む「山主上山式」さんしゅじょうざんしき等が行われ供養が行われます。夏の大祭では、秋の大祭では出ない神輿が出ます。

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有名なイタコも「イタコの口寄せ」を行う為に2大大祭の時期に常駐しています。「イタコの口寄せ」は予約制では無く当日申し込みとなり、2大大祭に訪れる崇拝者や観光客の多くは死者の魂を自身に憑依させてコミュニケーションをとる巫女のイタコが目的で、長い行列が出来て少なくとも3時間、10時間待つ人もざらにいる程の人気だそうです。

恐山観光でイタコに会う12:無料で入れる恐山温泉

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「恐山菩提寺」の境内には「恐山温泉」という4種類の温泉が湧いています。「冷抜の湯」の温泉「古滝の湯」の温泉「薬師の湯」の温泉の3種類の温泉が男女別の温泉となっており、「花染の湯」の温泉が混浴の温泉です。昔は身を清める為に参拝者全員が参拝前に温泉に入っていました。入山者は誰でもこの温泉を無料で使用する事が出来ます。

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「恐山温泉」は硫黄の温泉なので、入浴は3分から10分程度とするように注意書きが張ってあります。他にも、温泉に入る際は窓を開けて換気を良くする等の注意書きもあるので、安全に気持ちよく温泉に入る為に、ルールに従って温泉に入浴して下さい。この4種類の温泉は、どの温泉も源泉が異なるそうで温泉の効き目も4種類共、違うそうです。

恐山観光でイタコに会う13:交通アクセス

「青森駅から恐山迄」のアクセスは電車にて下北駅迄アクセスして、路線バスに乗り換えるルートになります。「青森駅から野辺地駅」間のアクセスは青い森鉄道を使用し、「野辺地駅から下北駅」間のアクセスはJR大湊線を使用します。切符は青い森鉄道券販売機やJRみどりの窓口にて購入出来ます。下北駅迄のアクセスは約1時間半です。

「下北駅から恐山迄」のアクセスは大湊線列車に接続している路線バスを使用します。下北駅で下車後、恐山行きのバスに乗り継ぎ約45分乗車します。車でのアクセスは、八戸市の中心部から車によるアクセスで約2時間40分、東北自動車道青森東ICからは車によるアクセスで約2時間30分、むつ市の中心部からは車によるアクセスで約25分です。

恐山観光でイタコに会う14:基本情報

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開山期間は毎年5月1日から10月31日迄です。開山時間は午前6時から午後6時迄です。祈祷・供養時間は午前6時30分・午前11時・午後2時です。入山料金は大人500円、小学・中学生200円、20人以上の団体1人400円です。夏の大祭は毎年7月で、秋の大祭は毎年10月の「体育の日」が最終日の土・日・月の3日間です。ペットは入場禁止です。

住所:青森県むつ市大字田名部字宇曽利山3-2
電話番号:0175-22-3825

恐山に亡くなった大切に思う人を感じに行こう

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その名前から恐ろしいイメージが先立つ「日本三大霊山」の1つである「恐山」ですが、本当の「恐山」は亡くなった大切に思う人を身近に感じる事が出来、想いを寄せる事が出来る神聖な場所なのです。あなたも永遠になった大切な人を感じに、イタコの不思議な力を借りて「イタコの口寄せ」を経験しに、恐山の「恐山菩提寺」を訪れてみませんか?

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ビジネスキー紀子

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