2018年04月26日公開
2020年03月26日更新
レンソイスのベストシーズンは?ブラジルの二大絶景スポット徹底ガイド!
イグアスの大瀑布と同じく、ブラジルの二大絶景スポットと言われているレンソイス・マラニャンセス国立公園への行き方や、訪れるべきベストシーズン、おすすめの持ち物など、様々な情報を集めてみました。ぜひレンソイス・マラニャンセス国立公園へ行く際の参考にしてください。

目次
- 1ブラジル北東部にあるレンソイス・マラニャンセス国立公園
- 2レンソイスの絶景を観光しよう1:日本とマラニョン州の時差
- 3レンソイスの絶景を観光しよう2:ブラジルの通貨
- 4レンソイスの絶景を観光しよう3:日本からサンルイスへの行き方
- 5レンソイスの絶景を観光しよう4:サンルイスからレンソイスへの行き方
- 6レンソイスの絶景を観光しよう5:ベストシーズン
- 7レンソイスの絶景を観光しよう6:レンソイスの砂が白い理由
- 8レンソイス・マラニャンセス国立公園を観光しよう7:ラグーン
- 9レンソイスの絶景を観光しよう8:おすすめの持ち物
- 10レンソイスの絶景を観光しよう9:レンソイスには陰がない
- 11レンソイスの絶景を観光しよう10:サンセットを見逃さないで
- 12レンソイスの絶景を観光しよう11:現金を持っていこう
- 13レンソイスの絶景を観光しよう12:イグアスの滝
- 14レンソイス・マラニャンセス国立公園に行ってみよう
ブラジル北東部にあるレンソイス・マラニャンセス国立公園
レンソイス・マラニャンセス国立公園はブラジルのマラニョン州にある、絶景の観光スポットです。真っ白な砂丘が広がる姿がベッドシーツに見えることから、ポルトガル語でベッドシーツという意味である「レンソイス」と名付けられました。今回はレンソイスの基本情報やベストシーズンをはじめとする様々な情報をシェアします。

レンソイスの絶景を観光しよう1:日本とマラニョン州の時差
日本にタイムゾーンはひとつしかありませんが、ブラジルには6つあります。レンソイス・マラニャンセス国立公園があるブラジル・マラニョン州はブラジル時間を採用しています。日本との時差はマイナス13時間です。サマータイム制は採っていないので、一年中同じ時差です。
レンソイスの絶景を観光しよう2:ブラジルの通貨
ブラジルの通貨は「ブラジルレアル」です。レートは1ブラジルレアルが日本円で約31円です(2018年4月26日現在)。もちろんレートは日によって違うので、旅行される際にチェックすることを忘れないでください!空港で全てブラジルレアルに変えるのではなく、空港では少しだけ変えて、残りを少しずつ現地で変えるのもおすすめです。
レンソイスの絶景を観光しよう3:日本からサンルイスへの行き方
レンソイス・マラニャンセス国立公園への入り口はブラジルのバヘイリーニャスという都市にあり、サンルイスという比較的大きい都市から約250キロメートルの距離にあります。もちろん他の都市からもレンソイス・マラニャンセス国立公園まで行くことは可能ですが、今回は日本からサンルイスまでの行き方をご紹介します。
日本からサンルイスまでの直行便はないので、まずはブラジルのサンパウロのグアルーリョス国際空港へ向かいましょう。こちらもまた直行便はないため、アメリカの主要都市を乗り継ぐ必要があります。グアルーリョス国際空港からはブラジルの国内線に乗り、3時間半でサンルイス国際空港に到着です。
レンソイスの絶景を観光しよう4:サンルイスからレンソイスへの行き方
レンソイス・マラニャンセス国立公園へは大きく2つの行き方があります。1つ目の行き方は「Cisne Branco Turismo」というバス会社を利用する方法です。サン・ルイスバスターミナルから毎日レンソイス・マラニャンセス国立公園行きのバスが運行されています。価格は、片道29レアル(日本円で約900円)で、所要時間は4時間ほどです。
2つ目の行き方は「Corurupu」という航空会社を利用する方法です。サン・ルイス国際空港からは毎日午前7時に、レンソイス・マラニャンセス国立公園があるバヘイリーニャスからは午後5時に、チャーター便が運行されています。日帰りで帰る場合は、往復1800レアル(日本円で約56000円)で利用可能です。
レンソイスの絶景を観光しよう5:ベストシーズン
レンソイス・マラニャンセス国立公園のベストシーズンは5月から8月と言われています。雨季は過ぎ去った後ですが、ラグーンは十分に見られるからです。南半球にあるブラジルでは、6月から冬が始まります。昼間は32度にもなりますが、寒さが苦手な方にとっては5月がベストシーズンと言えます。
また、レンソイス・マラニャンセス国立公園だけでなく、サンルイスも観光したいという方は、6月から9月がベストシーズンでしょう。中でも9月は比較的乾季であり、観光客も少なく、飛行機や他の様々な価格が低くなると言われているので、安く旅行をしたい方にもおすすめです。
レンソイスの絶景を観光しよう6:レンソイスの砂が白い理由
レンソイス・マラニャンセス国立公園にある白い砂の正体は水晶の成分である石英です。砂丘にある砂はほぼ100パーセント石英でつくられていて、不純物もほとんど混ざっていないんだそうです。長い年月をかけて研磨されているので、太陽の光を反射してキラキラ輝くんです。ぜひ砂を手に取って観察してみてください。
レンソイス・マラニャンセス国立公園を観光しよう7:ラグーン
1月から6月の雨季の時期のみ現れる青いラグーン。石英の下にある地下水が、降った雨の影響で水位を増して、地上に湧き出るんだそうです。小さいものから大きいものまでたくさんあります。飛行機でレンソイス・マラニャンセス国立公園へ行く方は、上空から見えたりもするそうです。
この青く輝くラグーンで泳ぎたいと思っている方も多いはず。実は泳ぐことができるんだそうです!ラグーンの水はとてもきれいで、水温も丁度良く、泳ぐととても気持ちいいんだそうです。ラグーンで泳ぎたい方は、先ほどご紹介したビーチサンダルだけでなく、水着や濡れてもいい服もパッキングするのを忘れずに!
また、このラグーンにはなんと小さな魚もいるんです。しかし、雨季が過ぎてラグーンが消えると魚も消えてしまうんです。これはレンソイス・マラニャンセス国立公園の不思議のひとつとされていますが、科学的な調査がされたことがないので、魚たちがどうやってやってきたのか、どこへ行くのかは今だに謎なんだそうです。
レンソイスの絶景を観光しよう8:おすすめの持ち物
日焼け止め
レンソイス・マラニャンセス国立公園はとても日差しが強いので、日焼け止めは必ず持っていきましょう。日本では焼けたといっても黒くなったり、少し皮がめくれてしまったりするだけかもしれませんが、ブラジルではとてもひどい日焼けになってしまうそうです。残りのブラジル旅行を楽しむためにも、日焼け止めは忘れずに!
帽子
先ほどの話とかぶってしまいますが、ブラジルはとても日差しが強いので、熱中症や熱射病になりやすいです。そのため、日焼け止めと同じくらい帽子は必要アイテムです。少し大きめのハットなどは、風などで飛んでいく可能性があるので、飛んでいかないキャップなどがおすすめです。
ビーチサンダル
レンソイス・マラニャンセス国立公園の砂はとてもサラサラなので、裸足で歩きたくなることもあるでしょう。ですが、その後、靴を履くときに足についた砂が気になる方も多いです。そんな時に役立つのがビーチサンダルです。スッと履くことができますし、あまり砂も気になりません。
虫よけスプレー
レンソイス・マラニャンセス国立公園は湿度が高いです。そのため、多くの虫や蚊がいます。蚊に刺されたりすることなく、心地よくレンソイス・マラニャンセス国立公園を観光するために、虫よけスプレーは必ず日本から持っていくか、現地で購入されることをおすすめします。
レンソイスの絶景を観光しよう9:レンソイスには陰がない
レンソイス・マラニャンセス国立公園は一面砂が広がっています。陰はないので、その場でじっと立っていると、日差しがとても強く、しんどくなってしまうこともあります。そのため、先ほどご紹介した日焼け止めや帽子を使ったり、写真撮影の時以外は立ち止まらず、歩いたりすることで予防しましょう。
レンソイスの絶景を観光しよう10:サンセットを見逃さないで
レンソイス・マラニャンセス国立公園へ行ったことがある人が必ず言う言葉は「サンセットを見逃さないで!」です。それくらい白い砂が太陽のオレンジの光を反射する姿はとても美しく、インスタ映えも間違いなしの絶景です。サンセットの時間に合わせるために、ランチ後にツアーに参加するのが良いかもしれません。
レンソイスの絶景を観光しよう11:現金を持っていこう
ブラジルではもちろんクレジットカードを使うことはできます。しかし、レンソイス・マラニャンセス国立公園はインターネット回線があまり良くないため、クレジットカードが使えない時もあるんだそうです。そんな時に現金がなかったら、買いたいものも買えなくなってしまうので、現金もある程度持っていきましょう。
レンソイスの絶景を観光しよう12:イグアスの滝
ブラジルのもうひとつの二大絶景であるイグアスの滝にも行ってみましょう。イグアスの滝とは、アルゼンチンとブラジルにまたがる世界最大の滝で、世界三大瀑布のひとつとしても知られています。イグアスという言葉は、現地の先住民であるグアテニ族の言葉で「大いなる水」を意味しています。
レンソイス・マラニャンセス国立公園からイグアスの滝までは2630キロメートルもあり、決して近い距離ではありません。自分で行くのも良いですが、ブラジル二大絶景どちらにも連れて行ってくれるツアーもたくさん日本の会社から出ているので、そちらに参加するのが一番楽な方法です。
レンソイス・マラニャンセス国立公園に行ってみよう
ここまでレンソイス・マラニャンセス国立公園への行き方やベストシーズン、おすすめの持ち物など、様々な情報をご紹介しました。日本からレンソイス・マラニャンセス国立公園まで行くのは大変ですが、行く価値は十分にあります。第二のウユニ塩湖と言われるほどの絶景を見て、ぜひ日ごろの疲れを癒してください。