長崎お土産人気ランキング21！おしゃれ雑貨やカステラほかおすすめ多数！

江戸時代にキリスト教の禁止と貿易の制限のために出された鎖国令については学生時代にも勉強したかと思います。その当時にオランダや中国と貿易が行われていたのが長崎の出島です。そのため、長崎のお土産にはオランダや中国など海外の文化も融合された特徴的なお土産が多くなっています。

軍艦島は島全体が軍艦に見えることからつけられた名称で、端島（はしま）と呼ばれる無人島です。軍艦島にはツアーで上陸することが可能ですが、天候の影響で上陸できるのは年間100日程度と言われています。ツアー自体もとても人気があり、軍艦島へ行くためには何ヶ月も前からの予約が必須です。

運次第で行けるかどうかわからない軍艦島ですが、島に上陸できない場合でも軍艦島デジタルミュージアムという施設が市内にあります。ここではお土産を買うことも可能なうえ、デジタル技術で3D散歩など実際に島に行ってもできないことまでできる展示物もあります。

よりよりは中国の伝統的なお菓子で「麻花（マーファ）」とも呼ばれています。元祖よりよりは、「よりより」と呼ばれるようになった起源のお店で、当時貿易商としてよりよりの原料である小麦と砂糖を輸入していた会社です。よりよりを買うなら萬順製菓のよりよりがおすすめです。

よりよりは、食べた時に生地の硬さに驚く人も多いですが、食べれば食べるほどその硬さにハマってしまう人もたくさんいます。長崎の中華街では、よりよりをその場で揚げているお店もあるので、お土産だけでなく旅行中の食べ歩きも試してほしいおすすめのお菓子です。

江戸時代に中国人が長崎に持ち込んだびわの種子を蒔いて育てたのが始まりだと言われている茂木びわで作られたゼリーは、長崎の人気名物です。ゼリーは甘さ控えめで柔らかく、びわの味が際立つ贅沢な一品で、長崎のお土産にぴったりです。びわがまるまる一個入っているのが特徴です。

長崎空港でも購入できる牧島流鯵茶漬けは、長崎産の真アジが使われた贅沢なお茶漬けです。秘伝のダシが人気の鯵茶漬けは、塩味と梅味があり、どちらもあっさりしていて夜食にもおすすめです。冷凍されている鯵茶漬けは、配送も可能で90日冷凍保存可能というのが嬉しいポイントです。

干し芋ともち米を混ぜて作られるかんころ餅は長崎県五島列島の郷土料理で、1cmほどの幅に切った後オーブン等で焼いて食べます。焼くと膨らみ、少し冷えてから食べるのが定番の食べ方です。かんころ餅は種類によっても干し芋ともち米の分量が違ったり、味も違うため食べ比べるのも面白くおすすめです。

長崎しょこらんだは、甘いチョコレートをビターなカカオが香る生地で挟んだラングドシャです。個包装された長崎しょこらんだは、パッケージも可愛く若い女性に特に人気のあるお土産です。海外の文化ををお菓子に取り入れた長崎しょこらんだは長崎の歴史も感じられるお菓子です。

一口香は中国から伝わったお菓子で、中が空洞になっている特徴的なお菓子です。空洞の生地には黒砂糖、蜂蜜、水飴が使われているため、香ばしい味わいを楽しむことができます。「一口食べたとたんに香ばしい味わい」それが一口香の名前の由来だと言われています。

びわゼリーと一緒になった、お土産にもぴったりなセットも販売されているため、こちらもお土産におすすめです。茂木一まる香本家では、びわゼリーと一口香以外にも長崎のお土産の定番であるカステラも販売されているため、長崎のお土産に迷っている人はこちらに足を運んでみるのもおすすめです。

からすみは、ボラの卵で作られます。ボラは長崎の先端にある野母崎地方でよく捕れるため長崎の名産品として知られるようになりました。形が中国製の墨＝唐の墨に似ているためからすみと名付けられたと言われています。日本三大珍味と言われ、お酒のつまみとしてだけではなく、最近ではパスタやお茶漬けにも利用され親しまれるようになりました。

長崎のお土産に可愛い雑貨を探しているなら波佐見焼がおすすめです。波佐見焼で有名な波佐見町は長崎で唯一海に面していない町で、毎年ゴールデンウィーク期間には波佐見陶器まつりが開催されています。陶芸や絵付け体験ができる場所もあり、お土産に最適です。

有田焼は高級で豪華なイメージがありますが、波佐見焼は江戸時代から大衆向けの食器として親しまれ、日常生活で使えるものが多くあります。現在ではカフェなどでも波佐見焼の食器が使われています。可愛いデザインの食器は女性同士のお土産や、自分自身へのお土産にぴったりです。

ガラス細工の雑貨も長崎のお土産におすすめです。ガラス細工の中でも、鎖国時代に日本に入ってきた文化でポルトガル人から伝わったビードロがとても人気があります。ビードロは長崎では「ぽっぺん」とも呼ばれ、サイズもカラーも豊富なため見ているだけでも飽きません。可愛い雑貨は女性へのお土産にぴったりです。

ステンドグラス雑貨も長崎を代表する人気のお土産です。大浦天主堂のステンドグラスは原爆によって大きな被害を受けましたが、国の補助により修復されました。大浦天主堂周辺エリアはステンドグラス雑貨のお店も多く、女性に人気の観光スポットとなっています。

さらに、ステンドグラス体験ができる場所もあり、キーホルダーを作れる体験や、ナイトライトを作れる体験、そして猫の形をしたキャットミラーを作れる体験まであります。手作りのステンドグラス雑貨は、旅の思い出にもなり、自分へのお土産としてもおすすめです。

ステンドグラス体験だけでなく、世界で一つのマイグラスを作ることができる「吹きガラス体験」もおすすめです。頑張って作ったガラス細工の雑貨は、自分や大切な人へのお土産として人気を集めています。予約が必要ですが、なかなかできる体験ではないので、旅行中に訪れてみるのもおすすめです。

長崎県の橘港で捕れるカタクチイワシ（エタリイワシ）で作られる塩辛は、長崎が誇る最高の珍味と言われています。昔はさつま芋と一緒に食べて親しまれていましたが、カタクチイワシが入手しにくくなったりさまざまな理由でエタリの塩辛が消える危機感から、エタリの塩辛愛好会も発足されています。お酒が好きな人へのお土産としておすすめです。

長崎に行ったら絶対食べたいのが長崎ちゃんぽんと皿うどんです。そしてちゃんぽんや皿うどんを食べるとお土産として持ち帰りたくなる人が多くいます。もちろんお土産用の長崎ちゃんぽん・皿うどんも販売されていて、ちゃんぽんは冷凍のものや常温のものもあり好きなタイプを選ぶことができます。

長崎市内だけでなく、長崎空港内でで買えるのも人気の理由です。お土産を買い忘れても安心して買うことができます。ちゃんぽんと餃子がセットになったものもあり、バラエティー豊富です。具材もついたセットを選べば、自宅で手軽に本場長崎の味を楽しむことができるため、おみやげに最適です。

九十九島せんぺいは、戦後間もない頃から続くお菓子屋さんから始まりました。ウミガメの甲羅をヒントにした六角形に、九十九島の大小の島影を表現したピーナッツは長崎のお土産におすすめです。さらに、メッセージを入れることができるオーダーメイドせんぺいも人気で、特別感のあるお土産を用意することもできます。

長崎の出島に医師として渡来したシーボルトが出会った女性がおたくさんです。シーボルトは美しい花に彼女の名前を付けたと言われており、おたくさはあじさいを意味します。一つ一つ手でひねり作られたお菓子おたくさは、見た目の可愛く、長崎の歴史も感じられるお土産としておすすめです。

壱岐焼酎は、長崎県壱岐市で製造されている麦焼酎で島独自の製法で作られています。世界貿易機関の協定に基づき産地指定銘柄として認定されています。麦焼酎のルーツと言われる壱岐焼酎は焼酎が好きな人へのお土産として人気です。「ちんぐ」と呼ばれる銘柄が特に人気があり、おすすめです。

白魚めんたいは空港で買うことができるのでお土産にもおすすめです。要冷蔵のため、空港から持ち帰る場合は保冷剤を入れてくれます。ご飯が進むおいしさで、長崎に来たらぜひ買ってほしいお土産です。さらに、お酒のつまみとしても最高なので、壱岐焼酎と合わせてお土産にすると喜ばれます。

クルスは生姜を加えたホワイトチョコがサンドしてあるパリっと薄皮の生地が人気のお菓子です。クルスはポルトガル語で十字架を意味し、十字架のデザインが施されています。さらに、ホワイトチョコだけでなく珈琲味と苺味もあります。パッケージも可愛く女性におすすめのお土産です。

長崎県佐世保市にある赤い風船のフォンダンフロマージュは、クリームチーズを使用したスフレチーズケーキです。とても柔らかいスフレ生地は口の中でとろける絶品です。中のチーズには、カマンベールとゴーダが使われており、濃厚な味わいを楽しむことができます。

さらに、フォンダンフロマージュだけでなく、創業以来のロングセラーであるチーズケーキもお土産におすすめです。パインののったスフレチーズケーキは滑らかでしっとりしていてリピーターが続出しています。他にも、あまおう苺を使った苺フォンダンフロマージュも人気商品です。

皿うどんとチョコレートと聞くと驚く人も多いかもしれませんが、皿うどんの塩とチョコの甘さが意外といけてしまう組み合わせで人気のお土産です。味はチョコレートとホワイトチョコレートの2種類で、1つのパッケージに入っています。ピンクの可愛いパッケージは、英語表記もあるため海外の人へのお土産としてもおすすめです。

東坡肉（とんぽうろう）という料理をもっと手軽にという想いで作られたのが、この長崎角煮まんじゅうです。お土産用のパッケージは3個入りから10個入りと渡す相手によって個数も選べます。さらに、豚まんや餃子もセットになったパッケージもあり、用途に合わせて購入できます。

これまで、雑貨や焼酎など長崎の人気お土産をご紹介してきましたが、やはり1位はカステラです。カステラと一言で言っても、長崎市内だけでもたくさんの店舗があり、さらに味もバラエティーに富んでいて、どれを選べばいいかわからない、という人も多くいます。ここでは人気のカステラの名店をご紹介します。

松翁軒は、地元長崎の人にも愛され続けているカステラの名店です。1681年創業という老舗のカステラ屋さんで、どこでカステラを買うか迷った時は、松翁軒で買えば間違いありません。松翁軒のカステラはざらめが少なめでしっとりしているのが特徴で、特に人気なのが五三焼カステラです。

五三焼カステラは、卵黄と卵白の比率を表しており、卵黄5:卵白3はカステラの作り方の中でも最高峰と言われています。通常のカステラ、に五三焼カステラ、それ以外にも抹茶カステラとチョコ味のチョコラーテなど老舗ながら、バラエティーに富んだラインナップです。

さらに、期間限定商品も数多く販売されており、母の日や父の日には「ありがとう」の焼き印入りのカステラも販売されます。他にもさくらカステラや鯉のぼりに見立てた鯉カステラ、クリスマスにはクリスマスツリーの焼き印が入ったカステラまで、幅広い商品があります。

福砂屋も人気のカステラ屋さんで、1624年創業の老舗です。1624年以来手作りによる製法を変えずに手作りにこだわっていて、工場ができた今でもミキサーを使わない職人の技が守られています。福砂屋にも特製の五三焼カステラがあり、こちらも量産できない製法で作られています。

お土産に一番人気なのはフクサヤキューブという可愛いパッケージのカステラです。パッケージは季節や地域ごとに変わり、一つから購入できるフクサヤキューブはばらまき土産にも最適です。さらに、金銀や紅白のパッケージも用意されていて、お土産だけでなくお祝い事にもおすすめです。

県外の方には一番と言っていいほど知名度の高い長崎カステラの名店です。松翁軒、福砂屋、文明堂は長崎カステラの御三家と呼ばれていて、御三家の中では一番歴史が新しいのが文明堂です。文明堂の創業者は福砂屋で修業を積んでおり信頼できるカステラ屋さんです。

人気の商品はカステラ巻で、カステラに三笠山という商品の皮で巻き上げたオリジナリティーにあふれたカステラです。珈琲カステラやしっとり濃厚極かすてらなどたくさんの種類のカステラをお土産として購入することができます。他にもおまっ茶カステラや饅頭、水羊羹も販売されています。

長崎和泉屋は、長崎市の中心である浜の町アーケードの中にあるため、アクセスが便利なカステラ屋さんです。定番のカステラはもちろん、カステラスイーツと呼ばれる創作カステラがお土産に人気です。長崎しよこらあとは、カステラをチョコレートでくるんだ斬新なカステラです。ビターチョコとホワイトチョコの2種類を販売しています。

さらに、綺麗菓というカステラスイーツも斬新で見た目が可愛くお土産におすすめです。2層に分かれたカステラは小豆が使われています。そして、五三焼カステラで使われている専用卵を使って焼き上げられています。長崎の方言で使われる、綺麗なという意味の「きれか」から命名されました。

清風堂は1973年創業という比較的新しいカステラのお店です。ここでは他のお店では味わえないオリジナルのカステラをお土産に買うことができます。凍らせて食感を楽しむグラバーショコラとアールグレイはワインに合わせて楽しめるという斬新な組み合わせです。

他にもチーズカステラやざぼんカステラ、チョコカステラに抹茶カステラと種類豊富です。サイズも2種類あるため、ちょっとしたお土産にぴったりです。グラバー坂通りという大浦天主堂の近くに店舗があるため、先にご紹介した雑貨と合わせてお土産にするのもおすすめです。

琴海堂のカステラは、高級砂糖の和三盆をふんだんに使ったカステラが有名です。昔ながらの製法で作られたカステラは大量生産ができないため、毎日数量限定で販売されています。地元の人でも一部の人しか知らない隠れた名店のカステラはお土産としてぴったりです。

岩永梅寿軒のカステラは、予約販売されており、当日販売分はごくわずかというかなり人気のあるカステラです。手作りのため大量生産ができず半年先まで予約がいっぱいという幻のカステラです。旅行を決める前から予約しておかなければ買えないカステラは、人に渡すのももったいなく感じてしまう贅沢なお土産です。

心泉堂は、長崎に3店舗と通信販売を行っているカステラのお店です。心泉堂では見た目もネーミングも可愛いカステラを購入することができ、女性におすすめです。幸せの黄色いカステラや、幸せのいちごカステラはお土産だけでなく誕生日やお祝いにも人気があります。

さらに、ブルベリーカステラやプレミアムキャラメルカステラなど斬新なカステラも販売されています。それだけでなく、ドラえもんとコラボした可愛いパッケージのカステラは、お子様や学生のお土産に多くの人気を集めています。通常のカステラではなく、可愛いカステラをお土産にしたい人にはおすすめのお店です。

かわいいバッグつきのカステラも販売されていて、食べた後も楽しむことができます。ピーターラビットやハローキティ、マイメロなど女性やお子様の大好きなキャラクターのカステラがたくさんあるため、見ているだけで幸せな気分になることができます。ぜひお店に足を運んでみてください。

生もののお土産となると賞味期限が短いものも多く、相手のことを考えると安心して買えないものもありますが、カステラの賞味期限は、直射日光を避け常温で保管すれば2週間ほどと長めです。ただし、開封してしまったら冷蔵庫に保管し、早めに食べてしまうのが好ましいです。

それでも食べきれない場合は、一切れずつラップでくるんで冷凍保存がおすすめです。カステラは冷凍しても固まらないため、すぐに常温に戻すことができます。実は、夏場になるとカステラを冷凍して、程よく固くなったカステラの食感を楽しむ人もいるくらいです。

男性へのお土産のおすすめはやはり壱岐焼酎です。壱岐焼酎のつまみになるものも長崎のお土産から選べるのも嬉しいポイントです。珍味としておすすめはからすみやエタリの塩辛です。さらに〆に牧島流鯵茶漬けも最適です。九州はおいしい食べ物が多いのでお土産選びも楽しくなります。

女性におすすめの長崎のお土産は、雑貨類です。波佐見焼の食器は見た目も可愛くとても喜ばれるお土産です。さらにガラス細工の雑貨も本格的なものが多く、アクセサリーや小物は長く愛用してもらえるものがたくさんあります。お菓子のお土産もデザインが可愛いものが多いのが特徴です。

長崎と言えばカステラが有名ですが、他にもあげだしたらきりがないほどたくさんのお土産があります。食べ物は食べたらなくなってしまうので、特別な人へのお土産は、食べ物と形に残る雑貨など合わせて渡すのもおすすめです。長崎に来たらぜひ時間をたっぷり使ってお土産を選んでみてください。