2018年05月13日公開
2020年03月25日更新
キューバの首都・ハバナで絶景ビーチへ!旅行者におすすめ人気スポット特集!
この記事では、キューバの首都である『ハバナ』の魅力をたっぷり紹介します。ハバナには絶景ビーチを始めとする、ステキな観光スポットがいくつもあります。これを読めば、キューバに旅行に行った際に、おさえておくべきスポットがばっちり分かります。

目次
キューバ『ハバナ』の観光名所を紹介!
今回は、キューバの首都である『ハバナ』の魅力を紹介します。ハバナは絶景ビーチを始め、ヘミングウェイが愛したお店など、おすすめの観光名所がいくつもあります。それぞれの特徴を、わかりやすく解説していきます。キューバに旅行に行こうと考えている方は、ぜひこの記事を読んでいってください。それではまいりましょう。
キューバ『ハバナ』はカリブ海地域最大の都市
まずはじめに、キューバの首都である『ハバナ』についてお話しします。ハバナは、キューバ島北西の沿岸部にあります。ちょうどフロリダ海峡に接する地点です。ハバナの人口はおよそ200万人。さすがキューバの首都であり、カリブ海地域最大の都市なだけあります。ちなみにハバナの公用語は「スペイン語」です。
そんなハバナの平均気温はおよそ「25度」です。年間を通して暖かい気候というわけです。そのため、ハバナは「亜熱帯気候」に分類されます。また、年間降水量は「1189ミリ」で、5月から11月にかけて湿度が高くなります。キューバはハリケーンの被害を受けることで有名で、ハバナもハリケーンの影響を受けることがあります。

ハバナのおすすめのビーチ2選!
こちらでは、旅行者におすすめするハバナの絶景ビーチを紹介します。ハバナに旅行しに行く方は、カリブのビーチでリゾート気分を味わおうと考えている方が多いことでしょう。その願いを叶えられる絶景ビーチが、ハバナには2ヶ所あります。「カヨラルゴ島」と「サンタ・マリア・ビーチ」です。それぞれの魅力を次の項目で紹介していきます。
ハバナのおすすめのビーチ1:カヨラルゴ島
おすすめのビーチ1ヶ所目は、ハバナから飛行機で行ける「カヨラルゴ島」にあります。カヨラルゴ島は、ハバナから南に100キロの地点にある島です。1時間ほど飛行機に揺られれば着くことができます。そんなカヨラルゴ島のビーチはとっても静か。キューバ独特のゆるい空気で落ち着くことができ、リラックスできます。
カヨラルゴ島の中でも秘境と詠われているビーチ、その名前は「プラヤパライソ」です。プラヤパライソの海は非常に澄んでいて、美しい青がどこまでも続いています。真っ青な海と真っ白な砂浜。この豪華すぎるセットこそが、プラヤパライソの人気の秘密なんです。
また、プラヤパライソは「世界のビーチ25選」で4位に輝いたこともあり、世界的にも有名なビーチです。そんなプラヤパライソから眺める海や夕焼けは、感動という言葉だけでは言い表せないほど、心が動かされます。世界で4番目にきれいなプラヤパライソ、旅行でキューバに行くなら、ぜひカヨラルゴ島に行ってみてください。
ハバナのおすすめのビーチ2:サンタマリア
ハバナのおすすめのビーチ2ヶ所目は、「サンタ・マリア・ビーチ」です。サンタ・マリア・ビーチは、ハバナからバスに乗ってしばらくほどすれば到着します。ハバナからそう遠くないこともあって、プラヤパライソと比べて地元民が大勢います。みんなで踊ったり、スポーツしていたりと、見ているだけでこっちまで楽しくなれます。
そんなサンタ・マリア・ビーチも、プラヤパライソには劣りますが、青くてきれいな海が広がっています。さすがカリブの海なだけのことはあります。サンタ・マリア・ビーチの良いところは、プラヤパライソよりも手軽に安い価格で行けて、あまり時間がない人でも立ち寄れるというところ。とりあえずカリブの海で泳ぎたいという人におすすめです。

ハバナはヘミングウェイがこよなく愛した街
実はハバナは、歴史的文豪である『アーネスト・ヘミングウェイ』がこよなく愛した街としても有名なんです。ヘミングウェイは、晩年をこのハバナで過ごし、名作の「老人と海」もこの場所で書き上げたそうです。そのため、ヘミングウェイが暮らした邸宅や、ヘミングウェイがよく通っていたお店などが、今では有名な観光名所と化しているんです。
ハバナのおすすめの観光名所6選!
魅力的な絶景ビーチに続き、この項目では、ハバナのおすすめの観光スポットを厳選して紹介します。おすすめの観光スポットを厳選した結果、6つまで絞ることができました。ビエハ広場、オビスポ通り、革命広場、パルタガス葉巻工場、モロ要塞、ヘミングウェイ博物館の6つです。各スポットの魅力を、1つずつ丁寧に解説していきます。
ハバナの観光名所1:ビエハ広場
ハバナの観光名所として、「ビエハ広場」は外せません。ビエハ広場は、オールド・ハバナの中心地にある広場で、16世紀の後半に造られた広場です。1982年には、「ハバナ旧市街とその要塞群」の名称で、世界文化遺産に登録されました。ちなみに、世界遺産に登録される前は、老朽化が進んでいたそうです。
そんなビエハ広場は、石畳の広場を囲むように、ビエハ広場の周りにはスパニッシュ・コロニアル建築の建物が立ち並んでいます。世界遺産に登録される前は老朽化が進んでいましたが、登録されてからは修復工事が行われ、キューバの歴史ある広場として多くの観光客がこの地に足を運びます。
ちなみに、ビエハ広場の周囲の建物には、おしゃれなカフェやレストランが営業されています。そのうちの1軒には、クラフトビールが飲める有名なカフェがあります。観光をストップして、カフェでちょっとだけ休憩するのも悪くありません。テラス席で食事を楽しむのもおすすめです。
ハバナの観光名所2:オビスポ通り
ハバナの観光名所2つ目は、オールド・ハバナの歩行者天国とも言われている「オビスポ通り」です。オビスポ通りは、オールド・ハバナの中心を東西に線を引いている、およそ1kmほど続く遊歩道です。オビスポ通りは、アルマス広場からセントラル公園まで続いていて、キューバ独特のレトロな雰囲気がたっぷり詰まっています。
そんなオビスポ通りには、オープンカフェやアイスクリーム店、お土産屋さんなどのお店がいくつも並んでいます。歩いているだけで元気がもらえる旅行地ですが、お店の中に入ったらさらにエネルギーがもらえます。また、オビスポ通りを歩いていると、どこからともなくサルサなどのノリノリになれる音楽が聞こえてくるのも特徴の1つです。
ハバナの観光名所3:革命広場
ハバナのおすすめの旅行地の1つが「革命広場」です。革命広場は、ハバナ新市街の中心地にある広範囲の広場です。旧市街とは違って、近代的な建物が多いのが新市街の特徴です。そんな革命広場は、なにもない日は人が少なくてガラッとした場所なんですが、メーデーなどの祭典がある日には数十万人もの人々が集まります。
旅行で革命広場に訪れた際に、必ず見ておきたいものがあります。建物の壁に描かれた「チェ・ゲバラ」の肖像画です。チェ・ゲバラの肖像画は、革命広場にある内務省のビルに描かれています。このビルをバックにして、写真撮影をするのが定番となっております。
このチェ・ゲバラの肖像画の右下には、ある文字が刻まれています。「アスタ・ラ・ヴィクトリア・シエンプレ」。意味は「常に勝利に向かって」です。どんな困難や恐怖にも屈せず立ち向かい、キューバ革命を成功させたチェ・ゲバラが言うと、非常に言葉に重みを感じます。ちなみに、チェ・ゲバラのTシャツはお土産としても人気とのことです。
また、内務省のビルに隣接する建物には、「カミーロ・シンフエゴス」の肖像画も描かれています。情報通信省のビルです。カミーロ・シンフエゴスも、1950年代に、チェ・ゲバラと一緒にキューバ革命を闘った人物の1人です。こちらの肖像画が描かれたのは2009年と最近で、カミーロ・シンフエゴスの死後50年を記念して作られました。

ハバナの観光名所4:パルタガス葉巻工場
キューバの葉巻は、世界トップクラスの品質を誇っています。そんなキューバ旅行で訪れたいスポットが、ハバナにある「パルタガス葉巻工場」です。パルタガス葉巻工場では、葉巻を手作業でつくっている様子が見られます。日本ではお目にかかれない、葉巻の製造工程を見学できるんです。
パルタガス葉巻工場を見学するには、予約の電話をする必要があります。また、工場内では荷物を持ち運ぶことができません。そのため、カメラでの写真撮影も禁止されています。ちなみに、別の場所にありますが、葉巻を購入できるショップもあり、キューバ産葉巻である「パラタガス」や「コヒーバ」などが販売されています。
ハバナの観光名所5:モロ要塞
モロ要塞も、ハバナ旅行のおすすめ観光スポットです。モロ要塞は、オールド・ハバナの対岸にあり、「ハバナ旧市街とその要塞群」の1つとして世界遺産に登録されています。要塞群には、モロ要塞のほかに、カバーニャ要塞やフエルサ要塞、ブンタ要塞があります。モロ要塞には、オールド・ハバナから海底トンネルですぐに行くことができます。
モロ要塞は1640年に完成した要塞で、スペイン艦隊の防衛のために造られました。イギリスの海賊ヘンリー・モーガンの襲撃を防ぎ、17世紀前半には、海賊の襲撃を3回も防ぐことに成功しました。このことから、モロ要塞は「カリブ海最強の砦」と言われるようになったんです。
そんな大活躍を魅せたモロ要塞は、現在では歩いてまわれる観光地です。要塞内部を歩いて観光でき、要塞上部や城壁の階段を上がることもできます。要塞から眺めるハバナ湾や旧市街は絶景で、夕焼け時に訪れるのがおすすめです。ちなみに、要塞内部にはレストランも併設されています。
ハバナの観光名所6:ヘミングウェイ博物館
オールド・ハバナには、ヘミングウェイが定宿としたホテルがいまも変わらず営業されています。また、ハバナ郊外には、ヘミングウェイが晩年を過ごした邸宅「フィンカ・ビヒア」も残っています。フィンカ・ビヒアは、今ではヘミングウェイ博物館に形を変え、多くの観光客が訪れる観光名所と化しています。ヘミングウェイ好きな方におすすめです。
ヘミングウェイが通ったハバナのお店2種
先ほども書いたとおり、キューバの首都『ハバナ』はヘミングウェイが愛した街です。そんなハバナには、ヘミングウェイがよく通っていたお店が2軒あります。1軒目は「ボデギータ」。モヒートで有名なお店です。そして2軒目は「フロリディータ」。こちらではダイキリが飲めます。どちらのお店も、お酒好きな方に非常におすすめです。
ヘミングウェイが通ったお店1:ボデギータ
ハバナ旧市街の観光名所として有名なのが、「ラ・ボデギータ・デル・メディオ」というお店です。通称・ボデギータ。ボデギータは、モヒート発祥の地と言われており、1階のバーカウンターで飲むことができます。カウンターには、モヒートはもちろんのこと、葉巻やラム酒のボトルなどが置いてあり、キューバの雰囲気を全開で感じられます。
ボデギータの1階はバーカウンターですが、2階と3階はレストランとなっております。レストランでは、キューバ料理がリーズナブルな値段で食べることができます。ちなみに、レストランのメニューには、ヘミングウェイの肖像画が描かれています。ボデギータは、モヒート目的だけじゃなく、普通の食事目的にもおすすめです。
ヘミングウェイが通ったお店2:フロリディーダ
ヘミングウェイがよく通っていたお店2軒目は、「フロリディータ」というお店です。フロリディータでは、モヒート同様に、ヘミングウェイが愛したお酒として知られる『ダイキリ』が飲めるんです。ダイキリとは、ラム酒やライムジュース、それに砂糖を混ぜてつくるカクテルのことです。
ヘミングウェイは、フロリディータのダイキリが大好きで、このバーで1日10以上ダイキリを飲んでいたとも言われています。しかしここだけの話、ヘミングウェイは「糖尿病」を患っていました。糖尿病なのに砂糖が入ったお酒をガブガブ飲むわけにはいきません。なので、砂糖なしラム酒ダブルの「フローズンダイキリ」で飲んでいたそうです。
ボデギータとフロリディータは、どちらもオールド・ハバナにあるお店です。キューバ好き、ヘミングウェイ好き、お酒好き、この3つのうちのどれかに該当する方は、ぜひ1度立ち寄ってみてください。「我がモヒートはボデギータで、我がダイキリはフロリディータで」。ヘミングウェイがこのセリフを言った理由がわかるかもしれません。

キューバ旅行はぜひハバナへ!
キューバの首都である『ハバナ』の魅力、おわかりいただけたでしょうか。ハバナにはカリブ海のビーチだけじゃなく、革命広場やヘミングウェイにゆかりのある建物など、チェックしておきたい名所が数多くあります。ハバナに旅行に行く際は、この記事を参考にして、思う存分キューバ独特の雰囲気を味わってきてください。