2018年05月03日公開
2020年03月25日更新
チチカカ湖を観光するならココをチェック!遺跡や浮島など見どころいっぱい!
チチカカ湖は南アメリカのペルーとボリビアの両国にまたがる湖です。チチカカ湖は湖でありながら世界で唯一汽船が運航しているところです。世界で一番標高の高い所にあるチチカカ湖はインカ帝国時代の遺跡が残る地域としても有名です。魅力たっぷりの観光スポットが残る地域です。

目次
チチカカ湖観光へ出発!
チチカカ湖観光では、みなさん何を楽しみにいかれますか?やはり他に類を見ない、この湖の絶景でしょうか。チチカカ湖周辺には湖面を望むことができるホテルや、世界中の観光客が訪れる絶景観光スポットがたくさんあります。
またインカの時代以前からの遺跡も多くある地域で、遺跡めぐりも楽しめるチチカカ湖になっています。チチカカ湖観光の参考に少しご紹介いたします。
魅力的なチチカカ湖とは?
では観光案内の前に少しチチカカ湖についてのご紹介から入ります。チチカカ湖は2国(ペルーとボリビア)にある巨大な湖になります。内海のように広大な湖面は雄大で湖と言う事を忘れてしまいます。大きさは琵琶湖の12倍、約8500平方kmにもなります。そのうち6割がペルー領で、4割がボオリビアになっています。
チチカカ湖にはインカ時代より前から先住民が暮らしていたと言われています。現在もチチカカ湖周辺には多くの民族が生活をしている様子を見ることができます。現在でも41の島があり、その周辺で各部族が生活をしてます。
またトトラ呼ばれる、葦を沢山重ね合わせた浮島での生活をおくられています。そんな浮島観光もチチカカ湖に行った際は見て回ることができます。
チチカカ湖はどこにある?
2国間にまたがるチチカカ湖は、南部ペルーと北部ボリビアとの国境にある南米最大の淡水湖になります。近くの街はプーノといい、小さな町がそばにあります。多くはこの街を観光拠点に、チチカカ湖を見て回ります。
街中ではスペイン語しか通じない方が多いですので、少しメモでホテルや行先を書いていかれることをおすすめします。こちらの街に滞在して、ゆっくりチチカカ湖を巡ってみましょう。
チチカカ湖に観光に行くには?
そんなチチカカ湖への行き方は、まず日本からアメリカ経由で、ペルーの首都リマへ入ります。そこからナスカの地上へ観光やマチュピチュ観光をしながら、陸路でプーノの街へ来る方が多いようです。ツアーも多くでいていますので、どのような観光ルートでの行き方があるかも見ながら決めてみましょう。
チチカカ湖までの道中にもたくさんの観光スポットがありますので、ぜひそちらも見ながらチチカカ湖をめざしましょう。陸路での行き方や、フリアカ空港を利用してチチカカ湖へ空路での行き方もあります。空港からプーノの街へは申し込んだ際の旅行会社が運航するバスを利用すれば安心です。
チチカカ湖観光のおすすめ1:トトラでできた浮島(ウロス島)
様々な会社がチチカカ湖観光を行っています。内容をしっかり吟味して選んでみましょう。そのチチカカ湖観光での見どころはなんといっても、トトラと呼ばれる葦で作られた浮島見学です。その中でも人気のウロス島観光についてご紹介いたします。
こちらの島の観光はプーノの街から出発です。
ツアー申し込みの際には色んな会社を比べられるのをおすすめします。観光行程は一緒でも、ランチが付いているところと付いていないところがあるので、その辺をしっかりチェックしてから申し込みましょう。
料金は大体同じぐらいと言われています。行き方は、宿まで迎えが来てくれ、そこからフェリー乗り場まで送迎してくれます。また訪れる浮島では飲み物は買えませんので、事前の準備が必要です。
フェリーに乗って20分もすれば、まずウロス等へ到着します。トトラでできた浮島はしっかりとした地面で。浮いているとは思えないぐらいです。先ず浮島に着くと、民族衣装を着たみなさんのお出迎えです。
トトラでできた浮島に上陸し生活の様子を見学します。またトトラでできた船(トトラ船)での移動も可能です。大きくこれもしっかりとした船は、チチカカ湖ではゆったりと穏やかな行程です。これは別途料金がかかる場合があります。
チチカカ湖観光のおすすめ2:浮島見学の後は(タキーレ島)
タキーレ島への行き方は、フェリーで3時間かけて向かいます。ケチュア民族の暮らしている島で、緑豊かな段々畑のある島になります。こちらはしっかりとした島になり、先ほどのウロス等とは印象はがらりと違ってきます。またここは実際に人々が暮らしている島になります。
この島は標高3000mもある場所にあります。しかも坂道が多くガイドさんについて行くだけでも息が切れてしまします。チチカカ湖周辺は標高が高いことを忘れないようにしましょう。
食事はこの島の食堂で頂けます。この食堂も島の中もでまた標高が上がったところにあるので、ふと振り返ると素晴らしいチチカカ湖の絶景を見ることができます。
トトラでできた浮島観光もそうですが、このタキーレ島の観光でも、お天気の日が特におすすめです。トトラ船には晴れの時しか乗れませんし。チチカカ湖の絶景も見逃してしまいます。お天気のいい日にぜひホテルの方に聞いて、おすすめのツアーに申し込んでみましょう。
チチカカ湖周辺の浮島と現地の人の暮らしを垣間見ることができます。タキーレ島で有名な織物もお土産で見てみてください。
チチカカ湖観光のおすすめ3:シュスタニ遺跡
チチカカ湖の観光では遺跡めぐりも外せないポイントです。インカ発祥に地と言われるチチカカ湖で遺跡めぐりも楽しみましょう。このチチカカ湖の近くにあるお勧めの遺跡は、「シュスタニ遺跡」です。プーノの約30キロほどの所にあるウマヨ湖の付きでた半島にある遺跡になります。
シュニタニ遺跡は、このチチカカ湖に飛行機での行き方を選択された方の立ち寄りスポットとして旅行社が組み込んでいる場合が多くあります。空港への道中にある遺跡になります。シュニタニ遺跡はインカ遺跡に比べる余り知られていませんが、とってもきれいな遺跡と言われています。
インカの時代より前にコリャという民族がこの美し地に、先祖のお墓を作り始めました。石組技術を使って作られたお墓は各家によってあるそうです。今も少し見ることができます。このシュニタニ遺跡はプーノの街より、標高が少し高くなります。約4000mとなっておりますのでご注意ください。
チチカカ湖観光の注意点は?
チチカカ湖周辺は前述していますように、標高の高さが気になります。標高が高くなると高山病の危険性が高まります。遺跡めぐりの時も坂のある道、階段を少し上がるだけで息切れがします。そんな時は休み休み行ってみましょう。普段より多めに休息を取りながらゆったり観光してみましょう。
それでも高山病の症状が出る場合は、ツアー予定を少し減らしてホテルので休息が必要です。油断すると怖い高山病には用心が必要です。
また水分をしっかり取るのもいいと言われています。他にも現地の人に高山病の対策を聞いてみましょう。実際に試すかどうかはご自身でご判断をお願い致します。どこに行くにもしっかりと深呼吸をして酸素を体いっぱいに巡らせましょう。高山病になって観光が台無しになるのは残念ですので。
チチカカ湖へ行ったら素敵なホテルへ
小高い島にあるホテルで、プーノの市街地から少し離れますが、その分静かでゆったりとした環境がある「リベルタドール ホテル ラゴ チチカカ」がおすすめです。特にレイクサイドのお部屋は窓一面から湖を見ることができます。チチカカ湖の絶景を独り占めすることができます。
レイクビューだけでない部屋ではプーノの街並みも見渡すことができます。レイクビューのみでは、昼間はきれいな湖を見る事ができるが、晩は真っ暗で味気ないとの口コミもあります。しかし朝日はどこよりもきれいに見ることができます。またプ―ノの市街地への行き方は、タクシーで日本のワンメーターぐらいで行くことができます。

チチカカ湖でホームステイ体験も
チチカカ湖のおうちでは、ホームステイ体験をすることができます。アンタマニ島ではのホームステイではお子さんがいるご家庭など、実際のお宅で滞在することができます。
伝統的なアンデス料理も実際にいただくことができます。素材の味を生かした塩味の効いたスープやアンタマニ島の家庭料理の野菜をふんだんに使ったシチューのような物がご飯にかかったものもあります。
島内を散策すると羊を放牧している様子や、緑豊かで花々が咲いている様子ものどかな印象を受けます。チチカカのスローな時間が流れる宿泊体験をすることができます。また晩には民族衣装を着てダンスパーティーや音楽を楽しむこともできます。ホームステイでは、現地の人々と直にふれあい、食事に文化にと肌で感じることができる体験ができます。

チチカカ湖観光は見どころがいっぱい!
いかがだったでしょうか。チチカカ湖の見事な絶景を楽しみながら、その周辺で暮らす民族の方々との交流も盛んに行われています。標高の高い地域の観光ですので、高山病に注意をしながら、浮島やインカ以前からある遺跡めぐり、食事にお土産も楽しみましょう。日本から遠く離れた地の、違った文化や生活をたっぷり堪能してくることができます。
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