2018年05月15日公開
2020年07月03日更新
ニカラグア観光の見どころ・治安の注意点まとめ!名所や名物料理もチェック!
この記事では、カリブ海に面している国『ニカラグア』の観光名所を紹介していきます。ニカラグアは一見日本とは馴染みがなさそうですが、実はコーヒーが接点になっていたりします。この記事を読めば、ニカラグアに興味が持てて、治安情報など旅行する際の注意点などがわかります。

目次
- 1ニカラグアの観光名所・おすすめの料理を紹介
- 2ニカラグアのおすすめの観光名所8選!
- 3ニカラグアの観光名所1:マナグア
- 4ニカラグアの観光名所2:グラナダ
- 5ニカラグアの観光名所3:サンファンデルスール
- 6ニカラグアの観光名所4:レオン大聖堂
- 7ニカラグアの観光名所5:ソモト峡谷国定記念物
- 8ニカラグアの観光名所6:コーン諸島
- 9ニカラグアの観光名所7:オメテペ島
- 10ニカラグアの観光名所8:モンバッチョ山
- 11おすすめのニカラグア料理3選!
- 12おすすめのニカラグア料理1:ビステク
- 13おすすめのニカラグア料理2:ナカタマル
- 14おすすめのニカラグア料理3:ビゴロン
- 15ニカラグアはコーヒーの産地として有名!
- 16ニカラグア産コーヒーの味は?
- 17ニカラグアの治安は大丈夫?注意点は?
- 18ニカラグアの観光名所・おすすめの料理まとめ
ニカラグアの観光名所・おすすめの料理を紹介
今回は、太平洋とカリブ海をはさんだ場所にある国『ニカラグア』の魅力をお話しします。ニカラグアはコーヒーが盛んな国で、意外と日本となじみがあったりします。そんなニカラグアの治安情報や料理店など、観光に行く際に知っておくと得する情報をこの記事では紹介していきます。興味がわいた人は、ぜひ最後まで読んでいってください。
ニカラグアのおすすめの観光名所8選!
早速ですが、ニカラグアのおすすめの観光名所を紹介していきます。ニカラグアには遺跡や聖堂、島など、観光するのにふさわしい名所がいくつもあります。その中でも特に魅力的な場所を、この記事では厳選して紹介します。ニカラグアの観光名所をめぐれば、きっと日常からかけ離れたステキな思い出を作れるはずです。
ニカラグアの観光名所1:マナグア
ニカラグアを観光するにおいて、首都の「マナグア」を観光しないわけにはいきません。首都なだけあって、マナグアには観光したいと思えるスポットがいくつもあるんです。この項目では、マナグアの観光スポットを4ヶ所紹介します。この項目を読めば、ニカラグアの特にマナグアに行ってみたいと思えるはずです。
旧マナグア大聖堂
「旧マナグア大聖堂」は、ニカラグアの首都マナグアの中心地にあります。建物は非常に立派で、この大聖堂はかつてキリスト教のカテドラルでした。しかし残念ながら、現在は廃墟と化しています。その理由は、1972年に起こった地震が原因でした。この自身で旧マナグア大聖堂は被災してしまいました。現時点では未だ再建されていません。
マナグア・メトロポリタン大聖堂
「マナグア・メトロポリタン大聖堂」は、非常に変わった外観をしています。天井部分の白いモコモコしたものが、ピラミッド状に形作られています。そのため、いま世界中でひと味違った大聖堂として話題になっています。非常にユニークな外観のマナグア・メトロポリタン大聖堂、ぜひ生でご覧になってはいかがでしょう。
ロベルト・ウエンベス市場
「ロベルト・ウエンベス市場」は、地元の買い物客でいつも賑わっている市場です。マナグアの台所といっても言いでしょう。このロベルト・ウエンベス市場には、日用雑貨はもちろんのこと、新鮮な野菜などの生鮮食材が購入できます。また、マナグアならではの民芸品も売られているので、見て回るだけでも十分楽しめます。
マナグア湖
「マナグア湖」は、マナグアの北側に位置している湖です。マナグア湖の周辺は、遊歩道がきちんと整備されていて、マナグア湖の穏やかな空気を存分に味わえます。また、マナグア湖からは、ニカラグアの火山である「モモトンボ」が見られます。モモトンボのどっしりと構えた様子を眺めながらの散歩というのも悪くありません。
ニカラグアの観光名所2:グラナダ
2ヶ所目の観光名所は、ニカラグアの西部にある都市「グラナダ」です。グラナダは1524年に、フランシスコ・エルナンデス・デ・コルドバによってつくられた都市です。グラナダの人口はおよそ11万人と多く、ニカラグアの中では4番目に大きな都市です。そんなグラナダには、魅力的な建物や場所がたくさんあります。
カテドラル
ニカラグアのグラナダを観光するうえで、「カテドラル」は外せません。カテドラルは、まずその外観から見るものを魅了します。日本で見かけることのないコロニアルな外観に、思わず惹き込まれそうになります。カテドラルの内装はきれいで、テラスにも上ることができます。グラナダに訪れたならぜひ観光しておきたい場所の1つです。
ラ・メルセー教会
グラナダの人気観光スポットの1つに、「ラ・メルセー教会」があります。ラ・メルセー教会は、街の中心にあるコロン広場から歩いてすぐの位置にあります。そんなラ・メルセー教会の最大の魅力は、グラナダの街を一望できることです。ラ・メルセー教会から眺める景色は日本では絶対に味わえません。グラナダに来た際は、1番に行くことをおすすめします。
コロン広場
「コロン広場」は、グラナダの中心にあります。コロン広場はたくさんの緑に囲まれていて、暑い時期になるとみんな木陰の中に入ります。そんなコロン広場の周りには、レストランがたくさん並んでいて、食事で困ることはないでしょう。ちなみに、飲食物を販売する屋台も数軒出ているので、木陰に入って軽食をとるというのもオツです。
ニカラグアの観光名所3:サンファンデルスール
ニカラグアの観光名所、3ヶ所目は「サンファンデルスール」です。サンファンデルスールは、首都マナグアから約140キロ離れた場所にある、小さな港町です。人口はおよそ2万人。港町というだけあって、住民は漁業で生計を立てています。そんなサンファンデルスールは、サーフィンが非常に盛んです。
サンファンデルスールには、その場所の自然の美しさを求めて、多くの観光客が訪れます。青い海に魅せられて、サーフィンをしに行く人もいます。気温も高く、サーファーと日光浴をエンジョイしたい人におすすめです。また、サンファンデルスールはバーやナイトクラブが数件あり、夜になると日中とは違った盛り上がりをみせます。
ニカラグアの観光名所4:レオン大聖堂
ニカラグアの観光名所として人気が高いのが、ここ『レオン大聖堂』です。レオン大聖堂は、ニカラグアにある世界遺産として、2011年に登録されたばかりです。そんなレオン大聖堂の魅力は、なんといってもその立派な外観です。バロック建築と新古典主義建築の両方を用いて建築されたデザインで、その規模は中央アメリカの中でも最大です。
ニカラグアの観光名所5:ソモト峡谷国定記念物
「ソモト峡谷国定記念物」は、ニカラグアのマドリス県にある峡谷です。ソモト峡谷国定記念物は、ニカラグアの観光が成長したきっかけの1つと言われています。その理由は、この峡谷が2004年までその存在が知られておらず、未踏の領域だったからです。発見された2004年以降に観光名所として開発され、ニカラグアの観光が盛んになったんです。
そんなソモト峡谷国定記念物では、その峡谷を上手に利用したおもしろいアクティビティが用意されています。アクティビティは2種類あり、1つが峡谷のツアーです。峡谷のツアーでは、小さなボートに乗って峡谷を通ることができます。そしてもう1つのアクティビティでは、峡谷の岩の上を歩いたりできます。
ニカラグアの観光名所6:コーン諸島
ニカラグアの観光名所6ヶ所目は、「コーン諸島」です。その名前のとおりカリブ海にあるニカラグアの島の1つです。コーン諸島には、ビッグ・コーン島とリトル・コーン島の2つの島があり、それらのサンゴ礁からなるのがコーン諸島というわけです。リトル・コーン島ではダイビングが有名で、ダイビング好きな人にはもってこいの場所です。
ニカラグアの観光名所7:オメテペ島
ニカラグアのニカラグア湖に浮かぶ島「オメテペ島」も、観光地としておすすめです。オメテペ島は、2つの火山によってつくられた島で、島にはおよそ3万5千人ほどの住民が暮らしています。オメテペ島の住民の生計のつなは、農耕や牧畜などですが、観光にも力を入れています。そのため、島にはレストランやホテルがばっちり用意されています。
島というだけあって、オメテペ島は非常にみどり豊かな場所です。そのためか、街中で野放しになっている馬を見かけたりと、変わった光景が見られます。ちなみに、オメテペ島ではネイチャーツアーがあり、個人では知り得なかった島内のことを教えてくれます。また、プールで泳げたり、乗馬を体験できたりなど、アクティビティも盛んです。
ニカラグアの観光名所8:モンバッチョ山
「モンバッチョ山」は、ニカラグアの中でも人気が高い火山名所です。グラナダ市の郊外にある成層火山で、標高はおよそ1344メートルあります。そんなモンバッチョ山ですが、ただ眺めるだけじゃなく、実際に登ることが可能です。モンバッチョ山から眺めるニカラグア湖やグラナダの市街地は、まさに「すばらしい」のひと言に尽きます。
ちなみに、モンバッチョ山にはハイキングコースが2ヶ所存在します。山の火口を一周する一般的なコースと、「エル・プーマ」と呼ばれるコースの2種類です。火口を一周するコースにはガイドは不要ですが、エル・プーマの場合はガイドが必須です。山から眺める景色、固有の動植物、モンバッチョ山は楽しむ要素が豊富にあります。
おすすめのニカラグア料理3選!
せっかく観光目的でニカラグアに行ったのなら、その国ならではの料理が食べたくなります。そんな人のために、こちらでは、ニカラグアで食べられるおすすめの料理を3品紹介します。料理の名前は、それぞれ「ビステク」「ナカタマル」「ビゴロン」。それぞれの料理の味や特徴を、次の項目でわかりやすく解説していきます。
おすすめのニカラグア料理1:ビステク
おすすめのニカラグア料理、1品目は「ビステク」です。ビステクは、カリブ海周辺の国ではポピュラーな料理で、「薄い牛肉のステーキ」のことを指します。炭火で焼くのがビステクの伝統的な調理法ですが、レストランの中にはフライパンで焼いたビステクを出すところもあります。肉自体がおいしいため、ソースなしでも全然食べられます。
おすすめのニカラグア料理2:ナカタマル
「ナカタマル」は、ニカラグアの伝統料理の1つです。下味を付けたトウモロコシ粉をラードで練り、生地を作ります。その生地の中に豚肉やコメ、芋、トマト、玉ねぎなどをバナナの葉でくるみ、茹でた料理がナカタマルです。さまざまな味がトウモロコシ粉に混ざり合い、思わず病みつきになります。ちなみにナカタマルは保存食にもなります。
おすすめのニカラグア料理3:ビゴロン
「ビゴロン」は、スペイン南部のグラナダの伝統料理です。お皿の上にバナナの葉っぱを乗せ、ふかしたキャッサバ芋を乗せます。さらにその上に茹でた鶏皮や豚肉をのせ、酢と塩で味付けをし、最後に刻んだキャベツを乗せたものがビゴロンとなります。ちなみにビゴロンを持ち帰るときは、バナナの葉っぱで包むのが一般的です。
ニカラグアはコーヒーの産地として有名!
冒頭でもお話ししましたが、ニカラグアはコーヒーの産地として有名です。ニカラグアの中央部は山岳地帯が広がっていて、コーヒーは主にこの山岳地帯で栽培されています。ニカラグアの西側の高温多湿な気候、東側の熱帯雨林気候、この中心にあるコーヒーの栽培地帯は、非常に気候が安定しているのが特徴です。
ニカラグア産コーヒーの味は?
ニカラグア産コーヒーは、口当たりが良いというのが第一印象として挙げられます。コーヒーの甘みと苦みがちょうど良く、すっきりとした味わいとなっています。そのため、コーヒーが苦すぎて飲めないなんてことは、起きにくいでしょう。ニカラグア産コーヒーの味が気になる人は、ネットで手軽に入手して、実際に飲んでみることをおすすめします。
ニカラグアの治安は大丈夫?注意点は?
海外旅行に行く上で、気になるのが「治安情報」です。ニカラグアのような、日本国内にいるとあまり話題に挙がらない国となると、なおさら気になります。そんなニカラグアの治安情報ですが、正直言って治安が良いとは言えません。なので、ニカラグアに旅行に行く際に、近づかない方がいい場所などの注意点を紹介していきます。
ニカラグア北側には近づかないこと!
ニカラグアの治安の注意点、1つ目は「ニカラグア北側には近づかない」です。ニカラグアの北には『ホンジュラス』という国があり、ホンジュラスの治安ははっきり言って悪いです。このホンジュラスは、ニカラグアとの国境付近で犯罪を犯しています。犯罪に巻き込まれないという意味でも、ニカラグアの北側、とくに国境には近づかないないようにしましょう。
夜は絶対に出歩かないこと!
ニカラグアの首都であるマナグアの夜は治安が悪いため、絶対に出歩かないようにしましょう。女性のひとり旅の場合は特にです。夜にマナグアに到着するバスに乗ることも、おすすめしません。夜にマナグアを出歩いても面白いことはありません。ただ危険なだけです。なので、ホテルに着いたら、一歩も外に出ないように心がけましょう。
声をかけてきたタクシーには乗らないこと!
実はニカラグアのタクシーは乗り合い制で、自分以外の人もタクシーに乗ってきます。その際に、身ぐるみを剥がされる「タクシー強盗」の被害に遭うことがあります。これは冗談などではなく、実際にあった出来事です。なので、乗り合いのタクシーは利用しない、声をかけてきたタクシーなんてもってのほか、これを頭に叩き込んでおきましょう。
多額の現金やカードを持ち歩かないこと!
ニカラグアを観光する時は、あまりお金を持ち歩かないことを強くおすすめします。理由は、多額のお金を持っていることがバレると、お金を出すように脅される恐れがあるからです。クレジットカードの場合は、ATMまで連れて行かれ、現金を引き落とすように脅されます。ニカラグアを観光する時は、必要最小限の現金だけ持って出歩きましょう。
ニカラグアの観光名所・おすすめの料理まとめ
ニカラグアの治安情報やコーヒーなどの魅力、おわかりいただけたでしょうか。記事中でも書きましたが、ニカラグアの北側にある『ホンジュラス』の近くには、くれぐれも近寄らないように気をつけましょう。治安に気をつけてさえいれば、ニカラグアは素敵な国ですので、この記事で紹介した観光スポットにぜひ立ち寄ってみてください。
