コスタリカの治安や物価・通貨を徹底リサーチ!観光の注意点をチェック!

太平洋とカリブ海に面したコスタリカは、他の中南米地域より治安が良く「中米の楽園」と呼ばれていました。ユネスコの世界遺産に登録されている数多くの自然遺産がある美しい国、コスタリカの治安や物価・通貨等を詳しく見ていきながら、観光の際の注意点等を紹介していきます。

コスタリカの治安や物価・通貨を徹底リサーチ!観光の注意点をチェック!のイメージ

目次

  1. 1治安が良いと言われるコスタリカへ旅行に行こう!
  2. 2「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの治安1:コスタリカの地理
  3. 3「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの治安2:ユネスコの世界遺産
  4. 4「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの治安3:コスタリカの首都
  5. 5「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの治安4:コスタリカの人々
  6. 6「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの治安5:コスタリカの人口
  7. 7「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの治安6:非武装中立国
  8. 8「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの治安7:現在の治安
  9. 9「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの治安8:観光の際の注意点
  10. 10「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの治安9:コスタリカの気候
  11. 11「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの治安10:おすすめの服装
  12. 12「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの治安11:コスタリカの言語
  13. 13「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの治安12:コスタリカの通貨
  14. 14「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの治安13:コスタリカの物価
  15. 15「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの治安14:温泉リゾート
  16. 16コスタリカ観光1:ラ・アミスター自然保護区
  17. 17コスタリカ観光2:ココ島国立公園
  18. 18コスタリカ観光3:グアナカステ保全地域
  19. 19コスタリカ観光4:ディキスの石球のある先コロンブス期首長制集落群
  20. 20「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカで観光を楽しもう!

治安が良いと言われるコスタリカへ旅行に行こう!

太平洋とカリブ海に面した「コスタリカ・Costa Rica」は、かつて「中米の楽園」と呼ばれる程の美しい国で他の中南米よりも治安が良く軍隊を持たない国として有名です。ここでは、現在のコスタリカの治安や物価・通貨等の情報を詳しく紹介していくので、楽しく安全なコスタリカ旅行となるように観光の際の注意点を一緒に見ていきましょう!

「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの治安1:コスタリカの地理

「コスタリカ共和国・República de Costa Rica」は、コスタリカと呼ばれており、スペイン語で「豊かな(Rica)海岸(Costa)」という意味があります。コスタリカは中央アメリカの南部に位置し、北にはニカラグア、南東にはパナマがあります。コスタリカの南側には太平洋、北側にはカリブ海が広がり美しいビーチがそれに沿って広がります。

「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの治安2:ユネスコの世界遺産

熱帯雨林性気候であるコスタリカは太平洋から大西洋迄が最も狭い所で119km、最も広い場所で226kmという細長い国であり、その中央にはグアナカステ山脈、ティララン山脈等の火山帯の山脈が連なっています。コスタリカの国の1/4以上が国立公園や自然保護区に指定されており、コスタリカで一番高い山脈の最高峰は3901mのチリポ山です。

環境保護の先進国と言われる小さな国コスタリカには、地球上に住む全動物種の約5%が生息していると言われています。また、コスタリカにはコスタリカの世界遺産と呼ばれるユネスコの世界遺産リストに登録されている3つの自然遺産、1つの文化遺産があり、美しいコスタリカの自然環境を保護しながらエコツアーの観光にも力を入れています。

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「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの治安3:コスタリカの首都

コスタリカの首都は「サンホセ・San José」と言うコスタリカ最大の都市です。コスタリカの首都サンホセはコスタリカの中央に位置する世界都市で標高約1170mの山岳地帯にある高原地です。その為、中南米の他の都市とは異なり軽井沢の様に朝晩は薄い上着かカーディガンが無いと肌寒いです。コスタリカの首都サンホセは昔は小さな村でした。

首都サンホセの急成長は1824年にスペインの植民都市だったカルタゴから政庁を移す事を国家元首のフアン・モラ・フェルナンデスが決定した事から始まります。急成長を遂げたコスタリカの首都サンホセは緑豊かな山や谷に囲まれており、首都サンホセの人口はコスタリカ全国の約半分を占めます。首都サンホセの観光はバスかタクシーが便利です。

コスタリカの首都サンホセには、コスタリカ大学やコスタリカ最大の「ファン・サンタマリア空港 (Aeropuerto Juan Santamaria)」があり、ホテルや文化施設、各国大使館や美術館、博物館や市場等が立ち並んでいます。現在の首都サンホセの治安は悪い方で警察が頻繁に巡回してる昼は観光をしても大丈夫ですが、夜は出歩かない方が賢明です。

「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの治安4:コスタリカの人々

「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの人種構成は他の中米諸国と異なり白人が94%、黒人が3%、インディヘナが1%、その他中国系等が約1%という統計が出ています。白人の94%は独立後に移住してきたイタリア系、ドイツ系、ユダヤ系、ポーランド系等で黒人の3%はジャマイカ系黒人の移民です。コスタリカでは白人が人口の殆どを占めます。

中国系は19世紀半ばに鉄道建設の為に移住したのが始まりです。現在は台湾人や香港人等の中国系はコスタリカの都心部に住み飲食店等を経営して生計を立てています。ジャマイカ系の黒人はカリブ海側のリモンに住んでいます。1992年にやっと選挙権が与えられたインディヘナは、保護区の居留地が指定されており隔離政策が実施されています。

「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの治安5:コスタリカの人口

コスタリカの人口は独立時には僅か65000人でしたが、1950年代頃から医療関係の発達や乳幼児死亡率の改善、隣国ニカラグアやコロンビア、ペルーやアルゼンチン、そしてチリ等からの難民の流入から人口が急増し、2003年3月の時点でコスタリカの人口は415万人迄になりました。その65%が首都サンホセ等の都心部に集中して住んでいます。

「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの治安6:非武装中立国

かつて中米で最大と言われたコスタリカの軍隊は、1948年にホセ・フィゲーレス大統領により廃止されました。コスタリカでは常備軍が廃止となってから、約8000人の警察による一般的な警察サービスの提供、治安維持、国境警備等の任務が提供されています。また、治安警備隊や沿岸警備隊、空港警備隊等の別部隊の組織も形成されています。

麻薬取締や特殊襲撃等の特別部隊も形成されています。また、コスタリカでは憲法上、国民を軍隊として収集する事も可能です。1999年以降、コスタリカはアメリカと共同して麻薬取り締まりの為、世界遺産のココ島にアメリカ軍を駐在させています。2010年7月2日にはコスタリカ議会でアメリカ海軍の駐留を認める法案が可決成立しています。

「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの治安7:現在の治安

コスタリカは他の中南米の国々と比べると治安が良く「中米の楽園」と呼ばれる程、経済の状態も良く政治的にも安定している国家でした。しかし、1990年代に入ると、治安が良かった首都のサンホセやカリブ海沿いのリモン市等は麻薬がらみの窃盗や強盗等の犯罪が増え、不法滞在者や犯罪組織が入ってきて治安の悪化が目立つので注意が必要です。

治安が悪くなった首都サンホセでは犯罪者集団同士による銃撃戦が起きたり、拳銃を用いた強盗等の犯罪が増えています。コスタリカはコロンビア等の南米と、アメリカや欧州との麻薬の取引の中継地点になるだけではなく、麻薬の消費地にもなっています。コスタリカのコカイン押収量も年々増えているので旅行の際は巻き込まれない様に要注意です。

「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの治安8:観光の際の注意点

かつて「中米の楽園」と呼ばれていたコスタリカは中南米の中でも比較的治安が良いと言われていましたが、コスタリカの治安で紹介した通り、現在のコスタリカの治安はどんどん悪くなってきているので細心の注意が必要です。ここでは比較的治安の良い場所と、細心の注意が必要な治安の悪い場所を紹介するので観光する時の目安にして下さい。

コスタリカの首都サンホセの「セントラル通り(Avenida Central)」や、「コスタリカ国立劇場(Teatro Nacional de Costa Rica)」周辺は、多くの観光客が訪れる観光スポットなので治安は良い方です。夜に出歩かなければ問題ありません。この地域は早朝から夜まで大勢の人が出歩いて賑わっているので、この付近のホテルを選ぶと安心です。

「2通り・Avenida 2」や「ウニオン・エウロベア通り(Paseo de La Union Europea)」も、夜は出歩かない様にすれば治安面での心配はありません。しかし、この様に比較的安全な場所でも一歩違う路地に入ると、治安の悪い危険地帯に入り込む事があるので要注意です。浮浪者が沢山いる場所やゴミが散乱してる場所は要注意です。

外を歩いていた沢山の人が急にいなくなったり、家の壁がボロボロで崩壊していたり、沢山の落書きがあったり、路上駐車の車が酷い状態の物だったりする場所へは近付かない様に注意して下さい。首都サンホセの西側にある「コカ・コーラ(Coca Cola)」地区一帯は、「ソナ・ロハ(Zona Roja)」と呼ばれる危険地帯なので近付かないで下さい。

コカ・コーラ地区の隣にある「メルセー・Merced」地区や「ヌエボ・メキシコ(Barrio México)」地区一帯も危険地域なので要注意です。「中央公園・Parque Central」や「パシフィコ駅・Estacion del Pacifico」一帯、「アルメンダレス・Almendares」地区や「キューバ・Cuba」地区一帯にかけても危険地域なので注意が必要です。

「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの治安9:コスタリカの気候

コスタリカには観光シーズンである12月から4月迄の乾季と、グリーンシーズンと呼ばれる5月から11月迄の雨季があります。雨季には観光客が少ない事もあり、ツアー料金やホテル代等の割引があったりして格安の料金にて旅行をする事が出来ます。コスタリカは小さな国ですが、海に囲まれて山脈や盆地、高原地帯等、豊富な地形となっています。

コスタリカの首都サンホセやアラフエラ等の主要都市は、標高1000から1500mの高原地帯の中央盆地で、雨季でも午後にスコールが降る程度で降水量はそんなに多くありません。しかし、カリブ海沿岸やパナマ国境の辺りは、低地地帯の為に一年中蒸し暑く降水量も多いです。この様に、コスタリカ国内でも地域により降水量が変わってきます。

首都サンホセやアラフエラ等の高原地帯の年間平均最高気温は24.9℃、年間平均最低気温は16.2℃です。プエルト・リモン等のコスタリカ南部の年間平均最高気温は29.8℃、年間平均最低気温は21.9℃です。リベリア等のコスタリカ北部の年間平均最高気温は33.0℃、年間平均最低気温は22.1℃です。6月から11月迄はハリケーンシーズンです。

「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの治安10:おすすめの服装

コスタリカは年間を通して暑いので、観光の際の服装は半袖に半ズボン、スカート等の夏服で大丈夫ですが首都のサンホセは高原地帯にある為、朝晩は肌寒くなります。上に軽く羽織るカーディガンやジャケット等があると便利です。強い日差しの為、日焼け止めクリームやサングラス、帽子等の日焼け止め対策は必要です。雨季には雨具が必要です。

「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの治安11:コスタリカの言語

コスタリカの言語はスペイン語が公用語です。このコスタリカのスペイン語には標準コスタリカ方言と、ニコヤ方言の二種類のスペイン語が存在し、ニコヤ方言のスペイン語はニカラグアの方言とアクセントが凄く似ています。また、観光地では英語が通じる所もあり、ジャマイカ黒人が移住してきたカリブ海ではジャマイカ英語も使用されます。

「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの治安12:コスタリカの通貨

ここでは、コスタリカで現在使用されている通貨単位や換算レート、コスタリカの硬貨の通貨の種類や紙幣の通貨の種類等を紹介していきます。その他にも両替の方法についてやコスタリカの物価についても詳しく見ていきます。コスタリカの通貨を使用してショッピングするのに役立つ情報です。換算レートは随時変わるのでこまめに確認しましょう。

コスタリカの通貨の単位は「コスタリカ・コロン(Costa Rican colóne)」で、1896年に以前のコスタリカの通貨の単位であった「コスタリカ・ペソ」の代わりにコスタリカの通貨として使用される様になりました。コスタリカの通貨「コスタリカ・コロン」の通貨の名称はコロンブスから来ているそうです。両替は空港で済ませておくと便利です。

コスタリカの硬貨の通貨の種類には5、10、25、50、100、500コロンの6種類の通貨があります。コスタリカの紙幣の通貨の種類には1000、2000、5000、10000、20000、50000コロンの6種類の通貨があります。両替は空港内のDeparture Hallの入り口付近にあるATMで現金引き出しが出来ます。換算レートは1コロン約0.2000日本円です。

空港内での両替はコスタリカ・コロンでもアメリカ・ドルでも可能です。クレジットカード/ATMでお金を引き下ろす時はコスタリカ・コロンか、アメリカ・ドルか選ぶ事ができる場合が多いです。大きな銀行ではアメリカ・ドルの現金やトラベラーズチェックの両替が可能ですが、地方の小さな銀行では両替が可能な銀行は少ないので要注意です。

「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの治安13:コスタリカの物価

コスタリカの物価は日本の物価と比べると、物凄く高い訳でも安い訳でも無いですが、中南米諸国の中では一番物価が高い国だと言われています。2018年5月の時点で1コスタリカコロンは約0.2000日本円です。ホテル代の物価はホステルが1000円から、3つ星ホテルが4000円から、4つ星ホテルが7000円から、5つ星ホテルが1万円からです。

コスタリカのレストランの物価は約4000コロン位からで日本円で800円位からです。高級レストランになると物価はアメリカドルで約35ドル位からで日本円で3800円位からです。1.5Lミネラルウォーターの物価は約211円、0.5L国産缶ビールの物価は約184円、0.33Lの輸入ビールの物価は約272円、0.33L炭酸飲料の物価は約162円となります。

マクドナルドでコンボを頼むと物価は約774円からです。タクシーの初乗りの物価は約125円からで、1L当たりのガソリン代の物価は約117円からです。ローカルトランスポートの片道切符の物価は約77円からです。支払いは米ドルを使用できる場合もあるのでコスタリカコロンと米ドルの物価を比較してみてレートの良い方で支払う事も出来ます。

「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカの治安14:温泉リゾート

火山が連なるコスタリカには、日本人も満足の数多くの温泉リゾートがあります。アレナル火山の麓を流れる温かい川を使用している「Tabacon Grand Spa Thermal Resort」には、コスタリカの首都サンホセから日帰りのバスツアーが出ています。水着着用の温泉にはバーがあったり、スパやレストランもあり人気の温泉リゾート地となっています。

温泉リゾートの「Baldi Hot Spring」には、コスタリカの首都サンホセから日帰りのバスツアーが出ています。温泉の温度は上に行くほど高くなるので日本人の方は上の方でくつろぐ事をおすすめします。プールやスライダー、子供向けの施設も揃っており子連れの方にもおすすめです。レストランはブッフェ形式で美味しい料理を楽しむ事が出来ます。

他にも、コスタリカの大自然の中、美しい景色を眺めながらくつろぐ事が出来る温泉リゾート「Ecotermales Fortuna」や、無料で温かい川の温泉を楽しめるので沢山の人が訪れる「Rio Chollin」等、コスタリカには日本人には嬉しい沢山の温泉リゾートツアーがあるので、トレッキングやハイキングの後の疲れた体をゆっくり休めて下さい。

コスタリカ観光1:ラ・アミスター自然保護区

「ラ・アミスター自然保護区」は1983年に、7つの自然保護区群と国立公園からなる「タラマンカ山脈(ラ・アミスター保護区群)」として世界遺産に登録されました。1990年に、世界遺産として追加された「ラ・アミスター国立公園」は、コスタリカとパナマにまたがっており両国が共同管理しています。コスタリカ最高峰のチリポ山が有名です。

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パナマとコスタリカにまたがるタラマンカ山脈の「ラ・アミスター自然保護区」にはジャガーやピューマ等の野生動物も生息しており、小さくて美しい花の蜜を吸うハチドリや中央アメリカのシンボルで信仰の対象でもあるケツァールという鳥も生息しています。ケツァールは手塚治虫の火の鳥のモデルとなった鳥で鳳凰やフェニックスとも呼ばれます。

コスタリカ観光2:ココ島国立公園

コスタリカから南西約550kmの場所に浮かぶ「ココ島国立公園」は熱帯雨林気候の孤島です。周辺海域と共に世界遺産として登録されている「ココ島国立公園」は映画「ジュラシック・パーク」に登場する島のモデルになっています。「ココ島国立公園」周辺の海域はサメ、エイ、マグロ、イルカ等の海洋性生物を観察出来る場所としても有名です。

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「ココ島国立公園」は多種多様の海洋性生物を観察出来る事からダイビングスポットとしても有名です。「ココ島」の名前は沢山茂っているココヤシから付けられました。ココ島国立公園はスティーブンソンの小説「宝島」の舞台としても有名で、実際に海賊が飲料水を求めて上陸し宝物を隠したと言われていますが、宝物は現在未だ見つかっていません。

コスタリカ観光3:グアナカステ保全地域

コスタリカ北西部にあるオロシ火山やカカオ火山の斜面からパンアメリカンハイウェイにまで広がる「グアナカステ保全地域」は、1999年にユネスコの世界遺産に指定されています。「熱帯乾燥林」という特有な植物が生息するこの国立公園には140種類の哺乳類、300種類の鳥類、100種類の両生類や爬虫類、10000以上の昆虫類が生息しています。

中米で最大規模の「グアナカステ保全地域」はグアナカステ国立公園、サンタ・ロサ国立公公園、リンコン・デ・ラ・ビエハ火山国立公園、フンキリャル湾国立野生生物保護区、オリソンテス試験森林、サンタ・エレナ地区の6つの観光スポットからなっており、世界各国から多くの観光客が訪れ大自然の中、トレッキングを楽しんだりしています。

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「グアナカステ保全地域」にある「Miravalles Volcano」では「Alex on the beach」という会社によるツアーがあり、泥風呂や温泉を楽しんだり、見事な滝「Llanos de Cortez Waterfall」の様な幾つかの美しい滝で泳いだり涼んだりする事が出来ます。大自然の中、ハイキングを楽しんだりスリルのあるジップラインを楽しむのもお勧めです。

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「グアナカステ保全地域」にある「El Viejo Wetlands」には、野生のワニや鳥類、サルやイグアナ、コウモリ等の動物類、また珍しい南国の植物や花を川を下りながら観察出来るボートの「リバーツアー」があってお勧めです。また、サトウキビを磨り潰す所やトルティーヤを手作りする所も見学出来ます。美味しいランチのブッフェも人気です。

コスタリカ観光4:ディキスの石球のある先コロンブス期首長制集落群

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2014年にユネスコの世界遺産に登録された「ディキスの石球のある先コロンブス期首長制集落群」は、コスタリカのディキス地方にある200個以上もの石球群です。このディキスの石球は誰が何故、どの様な方法で作ったのか解明されていないので、ミステリアスな超古代文明・古代宇宙飛行説として扱われ、初の文化遺産として登録されました。

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2014年に世界遺産に登録されたばかりの「ディキスの石球のある先コロンブス期首長制集落群」は、未だ観光地化されておらず、調査や保護の段階です。コスタリカの大自然の中にある巨大な丸い石は、自然に溶け込みミステリアスな空間を作り上げています。この不思議な土地を観光する予定なら、ガイド付きツアーに申し込むのがおすすめです。

「中米の楽園」と呼ばれたコスタリカで観光を楽しもう!

普段近くでは見る事の出来ない数多くの野生動物、珍しい植物や花が生息する緑豊かな大自然を誇る国コスタリカを紹介してきましたがいかがでしたか?現在のコスタリカの治安や、その他の注意点を学んで大自然の中でハイキングやジップラインを楽しんだり、日本人も満足な温泉リゾートでくつろいだりしながらコスタリカで観光を楽しみませんか?

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この記事のライター
ビジネスキー紀子