アンティグア(グアテマラ)で評判の観光スポットは?見どころや治安を紹介!

グアテマラの古都として栄えた「アンティグア・グアテマラ」は、1500年代に建てられた歴史的建造物が立ち並ぶ世界遺産の都市です。今回は、アンティグア・グアテマラの気になる治安の他、評判の観光スポットなど、旅行のおすすめ情報をご紹介致します。

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目次

  1. 1世界遺産「アンティグア・グアテマラ」への誘い
  2. 2世界遺産アンティグア・グアテマラってどんなところ?
  3. 3アンティグア・グアテマラの治安は?
  4. 4アンティグア・グアテマラの観光スポット1:ラ・メルセー教会
  5. 5アンティグア・グアテマラの観光スポット2:サン・ホセ大聖堂
  6. 6アンティグア・グアテマラの観光スポット3:十字架の丘
  7. 7アンティグア・グアテマラの観光スポット4:アグア火山
  8. 8アンティグア・グアテマラの観光スポット5:カルメン聖母教会跡
  9. 9アンティグア・グアテマラの観光スポット6:カプチナス教会・修道院
  10. 10アンティグア・グアテマラの観光スポット7:タンケ・ラ・ウニオン
  11. 11アンティグア・グアテマラの観光スポット8:メルカード
  12. 12世界遺産「アンティグア・グアテマラ」へいこう!

世界遺産「アンティグア・グアテマラ」への誘い

グアテマラ南部に位置する「アンティグア・グアテマラ」は、かつてグアテマラの首都が置かれた歴史スポット。

グアテマラの古都「アンティグア・グアテマラ」には、スペイン統治時代に建築されたバロック様式の教会など、評判の観光名所がたくさんあります。

今回は、アンティグア旅行に役立つ治安やアクセスなどの基本情報の他、おすすめの観光スポットをまとめます。

世界遺産アンティグア・グアテマラってどんなところ?

アンティグア・グアテマラ(Antigua Guatemala)は、グアテマラ南部のサカテペケス県に位置する古都。

アグア火山を望むグアテマラ高地にあるアンティグア・グアテマラまでは、首都グアテマラシティから、車で約1時間ほどの距離にあります。

グアテマラシティからは、現地発の観光ツアーがたくさん出ており、旅行者に人気です。

かつては、グアテマラの首都であった「アンティグア・グアテマラ」には、スペインのムデハル様式の影響を受けた数々のバロック式の建築物や、スペインの植民地時代に建てられた古い教会が残されています。

その歴史的景観と価値が認められ、1979年には世界遺産に登録されました。

こうした貴重な遺跡の中には、火山性地震の影響で倒壊し、再建されたものもあります。

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アンティグア・グアテマラの治安は?

続いては、アンティグア・グアテマラの治安をご紹介していきます。

中央アメリカに位置するグアテマラは、隣国のホンジュラス、メキシコなどと合わせてあまり治安がよい国とは言えません。

中でも、グアテマラの現在の首都グアテマラシティは、治安の悪い国としてワースト10入りするほど治安が悪い都市です。

治安が悪いと評判のグアテマラですが、アンティグアは、他の中南米の都市に比べると、比較的治安がよいと言われています。

アンティグアの治安がよいと言われている理由の一つは、観光に力を入れているグアテマラ政府が、旅行者の多い観光スポットに警官を多めに配備するといった対策を強化していることが挙げられます。

アンティグアを旅する旅行者たちの足として、かなり評判が悪い「チキンバス」がありますが、チキンバスの治安は、乗車する時間帯によっては、そこまで悪くもないようです。

どんな都市でも、夜の治安は悪化しますので、アンティグアを旅行する際も、夜のチキンバスや、一人での外出は避け、日中でも人通りの少ない路地などは歩かないように気をつけて下さい。

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アンティグア・グアテマラの観光スポット1:ラ・メルセー教会

ここからは、アンティグア・グアテマラで評判の観光スポットをご紹介していきます。

まず、一番最初にご紹介するのは「ラ・メルセー教会」。アンティグア・グアテマラのシンボル「エル・アルコ時計台」のアーチをくぐり抜けた先にあります。

スペインの建築家「ファン・デ・ディオス」によってデザインされたバロック調の教会は、ペールイエローに美しい装飾が施されています。

グアテマラで1700年代に起こった大地震の影響で、かなりの被害を受けた「ラ・メルセー教会」は、1855年に再建されたと言われています。

「ラ・メルセー教会」で旅行者に評判のスポットは、聖堂内に飾られた名画「ナザレのイエス」と、パティオと呼ばれる中庭にある美しい噴水です。お見逃し無く!
 

アンティグア・グアテマラの観光スポット2:サン・ホセ大聖堂

2つ目にご紹介するアンティグア・グアテマラで評判の観光スポットは「サン・ホセ大聖堂」。こちらも世界遺産に登録されている貴重な建築物です。

1543年から1680年にかけて建築された「サン・ホセ大聖堂」は、「アンティグア・グアテマラ大聖堂」の愛称で親しまれています。

1773年に発生したサンタ・マルタ大地震の際、壊滅的な被害を受けたことから、現存する建物は1800年代に再建されたものです。

サン・ホセ大聖堂は、キリスト教の春の祭典「セマナサンタ」が開催される教会で、壮麗な祭りを一目見ようと、世界中から旅行者がこの教会を訪れます。
 

アンティグア観光のハイライトとも言える、キリスト教のセマナサンタは、復活祭前に行われる聖週間で、街には、プロセシオンという山車も登場します。

また、プロセシオンが通る道には、一面に花を敷き詰めて作る「アルフォンブラ」という絨毯がお目見得します。

山車の通る通路を飾る「アルフォンブラ」の材料は、花の他に野菜やおがくずを使ったものもあり、精巧な作りのアルフォンブラは、大変美しいと評判です。

アンティグアを旅行するなら、「セマナサンタ」が開催されるイースターの一週間前がおすすめです。

旅行者が非常に多くなりますので、人ごみでは持ち物にご注意下さい。

アンティグア・グアテマラの観光スポット3:十字架の丘

続いてご紹介するアンティグア・グアテマラで評判の観光スポットは「十字架の丘」です。

標高約1500メートルの高地に位置するアンティグア・グアテマラには、頂上に十字架が建てられた美しい丘があります。

頂上からは、世界遺産アンティグア・グアテマラの美しい街並みを一望することができます。グアテマラの名山「アグア火山」の絶景も見えるおすすめの観光スポットです。

アンティグア・グアテマラの観光スポット4:アグア火山

続いてご紹介するアンティグア・グアテマラの観光スポットは「アグア火山」。

「アグア」とは、スペイン語で「水」という意味で、かつて山頂に火口湖があったことからこの名前がつけられたと言われています。

グアテマラ富士とも形容される「アグア火山」は、アンティグア・グアテマラの街のシンボルとなっています。

山頂にあった火口湖は、1733年のサンタ・マルタ大地震の際に消滅したと言われています。

標高は3766メートルの「アグア火山」は、現在は休火山となっていますが、1541年には大噴火を起こしたという記録が残されています。

この大噴火によって、古都アンティグア・グアテマラがあった地域は壊滅的な被害を受けたと言われています。付近には、フエゴ火山やパカヤ火山もあり、ガイド付きで登山も楽しめるようです。

アンティグア・グアテマラの観光スポット5:カルメン聖母教会跡

続いてご紹介するアンティグア・グアテマラの観光スポットは「カルメン聖母教会跡」です。

人気番組「世界の果てまでイッテQ」にも登場した「カルメン聖母教会跡」は、バロック様式の教会です。

過去の大地震の際、そのほとんどが崩壊し、再建されないまま、正面玄関部分だけが残されています。

地震の際、壁や柱の装飾の大部分が盗難に遭ったそうで、剥がされた跡があちこちに残されています。

カルメン聖母教会跡では、週末になると民芸品市が開催され、旅行者に人気を集めています。

鮮やかな民族衣装ウイピルで着飾ったマヤの先住民族が、一つ一つ丁寧に刺繍したバッグなど、カラフルな民芸品を販売しています。

アンティグア観光の記念に、お土産を探してみるのもおすすめです。

アンティグア・グアテマラの観光スポット6:カプチナス教会・修道院

続いてご紹介するアンティグア・グアテマラの観光スポットは「カプチナス教会・修道院」。

1736年にグアテマラの建築家ディエゴ・デ・ポレスによって建築された「カプチナス修道院」は、サン・マルタ大地震の被害が最も少なかった貴重な建築物です。

世界遺産にも登録された修道院跡には、修道女の部屋などがそのまま残されています。

また、教会や修道院の当時の全体像が分かる模型も飾られており、修道女たちがどんな生活をしていたのか、うかがい知ることができます。

アンティグアの代表的な観光スポットである「カプチナス修道院」では、他にも、中庭や回廊、浴室が一般公開されています。屋上からは、アンティグアの街並みも見渡せます。

アンティグア・グアテマラの観光スポット7:タンケ・ラ・ウニオン

続いてご紹介するアンティグア・グアテマラの観光スポットは「タンケ・ラ・ウニオン」です。

「タンケ」とは「洗い場」という意味で、この場所は、アンティグア市民の公共洗濯場となっています。

現在でも使われている「タンケ・ラ・ウニオン」には、グアテマラの先住民族ウイピル族の人々が多くやってきます。

アンティグア・グアテマラの観光スポット8:メルカード

最後にご紹介するアンティグア・グアテマラの観光スポットは「メルカード」。

「メルカード」とはスペイン語で「市場」のことで、アンティグア・グアテマラには、様々な農産物や民芸品が一同に介する巨大な市場があります。

グアテマラ原産の珍しい果物やカラフルな民族衣装など、他では見られない工芸品も販売されていますので、旅行のお土産を探してみて下さい。

世界遺産「アンティグア・グアテマラ」へいこう!

グアテマラの古都「アンティグア・グアテマラ」をご紹介しました。

世界遺産に登録された数々の貴重な建築物が残るアンティグアは、グアテマラの少数民族が暮らすユニークな観光スポット。

治安も比較的安全ですので、ぜひ、世界遺産「アンティグア・グアテマラ」を旅行してみてください。

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この記事のライター
Yukilifegoeson