2018年05月14日公開
2018年05月14日更新
イスラエルの観光名所を紹介!おすすめシーズンや服装・人気のお土産も紹介!
地中海に面したイスラエルは、世界三大宗教発祥の地。世界遺産マサダや有名な死海など、素晴らしい観光スポットがあります。今回は、イスラエル観光におすすめのシーズンや服装の他、イスラエルで買いたいお土産など、観光情報をたっぷりお届けします!

目次
イスラエルの観光名所をご紹介!
パレスチナ問題を巡って、度々ニュースに登場するイスラエル。
世界三大宗教である「イスラム教」「キリスト教」「ユダヤ教」の聖地があるこの国は、歴史的にも宗教的にも価値の高い観光名所がたくさんあります。
今回は、中東のイスラエルにスポットを当て、観光におすすめのシーズンや服装の他、おすすめのお土産もご紹介します。
イスラエルってどんな国?
南北に長い国土を持つイスラエルは、北にトルコ、北東にシリア、東にヨルダン、南西をエジプトに囲まれた国で、西の地中海沿岸には、美しいリゾートも立ち並んでいます。
人口約850万人のイスラエルは、国民の75%がユダヤ人、残りの25%がアラブ人とその他の民族で構成されています。
世界経済を動かすユダヤ人が多く暮らすこの地は、実は、その国民のほとんどが移民という世界でも珍しい国の一つです。
度々ニュースで取り沙汰されるパレスチナ問題の発端は、キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の3つの聖地とされている「エルサレム」にあります。
この聖地を巡って長年に渡って、宗教戦争が勃発するなど、現在も治安が不安定な地域とされています。
イスラエルで話されている言語は、主にヘブライ語とアラビア語で、特に、ヘブライ語は、一度は消滅した言語であるにも関わらず、復活してイスラエルの公用語となった非常に珍しい言語です。
観光客が安全に訪れることのできるおすすめの地域は、パレスチナ自治区とガザ地区を除いたイスラエル西側の地域で、観光シーズンには世界中から旅行者が訪れます。
イスラエルには、世界遺産に認定された砂漠の要塞「マサダ」や、観光名所として世界的に有名な「死海」など、魅力的な観光スポットもたくさんあります。
日本人にはあまり馴染みのないユダヤ教に関する宗教施設もありますので、訪問の際の服装の注意点なども合わせてご紹介していきます。
イスラエル観光におすすめのシーズン
続いては、イスラエル観光におすすめのシーズンをご紹介していきます。
南に広大な砂漠地帯が広がるイスラエルには、4つのシーズンがあり、それぞれの季節に特徴があります。
夏のイスラエルは、気温が40度を越える日もあり、非常に暑くなるため、観光名所を巡るには適さないシーズンと言えます。
一方、冬のイスラエルは、気温が10度ぐらいまで下がり、砂漠地帯ではかなり寒暖の差が激しくなるので、やはり観光には向かないシーズンです。
イスラエル観光をするなら、気温も高すぎず、比較的安定している春か秋のシーズンがおすすめです。具体的には、春なら3月から5月、秋なら9月から11月がおすすめです。
イスラエル観光名所の一つである「死海」周辺は、一年中暖かいので、冬のシーズンでも遊泳を楽しむことができます。
イスラエル観光を避けた方が良いシーズンは、イスラム教のラマダン(断食)のシーズンです。ラマダンの時期は、世界的にイスラム教徒の多い地域で治安が不安定になります。
イスラエルの人口は、その大半がユダヤ人ですが、アラブ人(大半がイスラム教徒)も混在しています。
ラマダンのシーズンは、エルサレムを巡って対立が続く、この2つの宗教の争いが激化しやすくなりますので、できるだけ渡航を避けた方が良いでしょう。
2018年のラマダンは、5月下旬から6月下旬までの1ヶ月間です。

イスラエル観光でおすすめの服装は?
続いては、イスラエル観光におすすめの服装をご紹介します。
砂漠地帯のあるイスラエルでは、一年を通して気温は比較的高く、春秋でも、寒く感じることはあまりありません。
春か秋にイスラエルを観光する場合の服装は、薄手の長袖と長ズボンがで良いと思われます。
観光地によっては、風が強く肌寒く感じることもありますので、脱ぎ着できるような服装が好ましいと言えます。
また、イスラエルでは、非常に日差しが強いため、帽子やサングラスの他、ストールや軽く羽織れるようなものを持っていくと安心です。
イスラム教徒は、肌を見せない服装をするのが一般的で、観光客もイスラム教の宗教施設を回る場合は、戒律にしたがった服装をする必要があります。
しかしながら、イスラエル国内では、イスラム教徒の多いエリアはあまり観光しない方が良いので、そういった面では、あまり服装に気を遣う必要はありません。
ユダヤ教やキリスト教は、服装に対する戒律はありませんが、イエス・キリストのお墓など、宗教的な聖地に置いては、タンクトップや短パンのようなラフな服装は避けた方が良いでしょう。
安全に旅行するためにも、必要以上に華美な服装や、高価なブランドバッグのような持ち物、装飾品は身につけないようにして下さい。
イスラエルの観光名所1:エルサレム旧市街
観光のベストシーズンや旅行におすすめの服装も分かったところで、いよいよイスラエルの観光名所をご紹介していきます!
トップバッターは、イスラエル観光のハイライト「エルサレム旧市街」です。
キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の聖地として知られる「エルサレム」の旧市街には、様々な歴史スポットが目白押し!
石畳の道が続くこの観光名所には、それぞれユダヤ教地区、キリスト教地区、イスラム教地区、そしてアルメニア人地区の4つのエリアがあります。
日本人にはあまり馴染みのないそれぞれの宗教の違いが、街を歩くだけでも顕著に見られるのでおすすめです。
様々な文化と宗教が入り混じる「エルサレム旧市街」には、イスラエルの雑貨や工芸品など、お土産もたくさん販売されています。
イスラエルの観光名所2:嘆きの壁
続いてご紹介するイスラエルの観光名所は、エルサレム旧市街にある「嘆きの壁」です。
「嘆きの壁」は、イスラエルに暮らすユダヤ人にとって最も重要な祈りの場の一つで、壁に向かって祈りを捧げる熱心なユダヤ教徒が集まる場所です。
「嘆きの壁」の隙間には、祈りを捧げる人々の願いが記された紙がつまっています。
世界中から観光客が訪れる「嘆きの壁」は、実は、歴史的に有名な「エルサレム神殿」の壁で、宗教的な意味合いだけでなく、歴史的にも価値の高い観光名所となっています。
ユダヤ教徒の服装は、超正当派と正当派で違いがあり、超正当派は、大きな黒にハット帽と長い髭、そしてもみあげを伸ばしています。正当派は、頭にキッパという小皿のような帽子をかぶっています。
イスラエルの観光名所3:神殿の丘
続いてご紹介するイスラエルの観光名所は「神殿の丘」です。
「神殿の丘」は、イスラム教とユダヤ教の2つの宗教の聖地で、ここには「岩のドーム」と呼ばれる壮麗な建築物があります。
イスラエル教徒にとっては「カーバ神殿」、「預言者のモスク」に次いで、第3の聖地と言われています。
黄金に輝くドームをいただく「岩のドーム」は、イスラム教とではない異教徒でも入ることができる観光名所です。
観光客が見学できる時間が制限されているため、かなり並ぶことになりますが、イスラム様式で装飾された美しいドームの内部は必見です。
非常に神聖な場ですので、女性は、肌と髪を見せない服装で観光してください。
イスラエルの観光名所4:聖墳墓教会
続いてご紹介するイスラエルの観光名所は「聖墳墓教会」です。
こちらは、キリスト教の聖地の一つで、聖書の中に出てくる「ゴルゴタの丘」の跡地と言われています。
「ゴルゴタの丘」は、イエス・キリストが処刑された場所で、この地で命を落としたキリストに祈りを捧げようと、世界中からキリスト教徒が訪れます。
「聖墳墓教会」は、その名の通り「イエス・キリストの墓」があります。
キリストの墓は、クリスチャンでなくても見学することができますが、時間帯によってはかなり混雑していますので、観光の際は、時間に余裕を持っておでかけ下さい。
クリスチャンでなくとも、神聖な気持ちになる不思議な観光名所です。
イスラエルの観光名所5:テルアビブ
続いてご紹介するイスラエルの観光名所は「テルアビブ」。
イスラエルは建国以来、聖地「エルサレム」を首都と主張しており、昨年アメリカのトランプ大統領が「エルサレムをイスラエルの首都と認めるべき」という発言をして、大きな問題となりました。
国際的には、イスラエルの首都はこの「テルアビブ」と言われています。
テルアビブは、エルサレム旧市街と違って、近代化が進んでおり、おしゃれで美しい街並みが広がっています。
また、海に面した都市であることから、イスラエルの中では、ビーチリゾート開発が進んでいる地域で、バケーションのシーズンには、ヨーロッパを中心にたくさんの外国人旅行者が訪れます。
テルアビブの街では、ビーズや皮を使った工芸品を扱うマーケットが、毎週開催されており、かわいい雑貨やイスラエルのお土産を探すのにおすすめです。
また、街では、フムスやケバブなどのイスラエル料理を食べられるレストランもたくさんありますので、現地料理を試してみるのもおすすめです。
イスラエルの観光名所6:マサダ国立公園
続いてご紹介するイスラエルの観光名所は、世界遺産「マサダ国立公園」です。
「マサダ国立公園」には、イスラエルが世界に誇る巨大要塞「マサダ遺跡」があります。
「マサダ」とは、イスラエルの公用語であるヘブライ語で「砦」という意味で、崖の上に作られた「要塞」を意味しています。
2000年以上の歴史を誇る「マサダ要塞」は、有名な「ユダヤ戦争」の際、最後までユダヤ人が立てこもってローマ軍と戦った砦です。
砂漠の中にある「マサダ遺跡」には、この地に暮らした人々の住居跡や、用水路などが数多く残されており、当時の人々の暮らしをうかがい知ることができます。
イスラエルの壮大な歴史を感じられる観光名所「マサダ要塞」からは、もう一つの観光名所「死海」をはるか彼方に望むことができます。
イスラエルは、四国ほどの面積しかありませんが、この小さな国土に「マサダ遺跡」を含めて9つもの世界遺産がありますので、ぜひ、他の世界遺産も回ってみて下さい。
イスラエルの観光名所7:死海
最後にご紹介するイスラエルの観光名所は、イスラエルのもう一つの世界遺産「死海」です。
海水の10倍の濃度があるという塩水をたたえた「死海」は、世界中から観光客我訪れるイスラエルの人気ナンバーワン観光スポットです。
塩分濃度30%の「死海」では、何もしなくても体がプカプカ浮かびます!
「死海」は、かなり海抜が低い位置にあり、湖面の高さは、驚きのマイナス428メートル!地表で最も低い場所と言われています。
こんなに低地にありながら、雨も降らない砂漠地帯にあるため、「死海」にはほとんど水が貯まりません。
「死海」は毎年蒸発しつづけており、湖面の高さは1年に1メートルという早さで下がって行っています。
このまま水位が下がりつづけると、数十年後には「死海」の水がなくなってしまう可能性もあるため、イスラエル政府は、この世界遺産を守ろうと、海から死海に水を引くプロジェクトなどを始動させています。
先にご紹介した「マサダ遺跡」と合わせて、1日観光ツアーなどで周遊することも可能です。
「マサダ遺跡」で汗をかいた後は、「死海」の水に浸かって涼を取るのがおすすめです。
イスラエル観光で買いたいお土産1:死海の塩
様々な観光名所を巡ったら、旅の最後に買いたいのはお土産です。
日本人にはあまり馴染みのない国「イスラエル」には、女性にうれしいお土産が色々ありますので、その一部をご紹介してみます。
まず、最初にご紹介するイスラエルのお土産は「死海の塩」。
塩分濃度30%の「死海」で取れた「死海の塩」は、発汗作用があるバスソルトが人気のお土産です。
世界遺産で取れたバスソルトを入れたお風呂に入るというのも、イスラエルの旅を振り返る良い思い出になるのではないでしょうか?
イスラエル観光で買いたいお土産2:ガミラシークレット
続いてご紹介するイスラエルのお土産は「ガミラシークレット」。
イスラエル北部に住むガミラという女性が作り出した石けんは、イスラエル産のオリーブオイルを使った天然素材100%の肌にやさしい石けんです。
日本で買うより、イスラエルで買う方が断然お得ですので、お土産としてまとめ買いするのがおすすめです。
イスラエル観光で買いたいお土産3:マックスブレナーのチョコ
最後にご紹介するイスラエルで買いたいお土産は「マックスブレナーのチョコレート」です。
日本にも上陸している「マックスブレナー」は、イスラエル発祥のチョコレートバーで、アメリカやオーストラリアなど、様々な国に出店している大人気のイスラエルのお土産です。
コスメやボディケアアイテムもいいけれど、やっぱり女性へのお土産なら甘いものがおすすめです!
「マックスブレナー」のおしゃれな店内には、カラフルなパッケージに包まれたオリジナルのチョコレートが所狭しと並んでいます。
ばらまき用のお土産に最適な個包装タイプもありますので、値段と相談しながら、お気に入りの一品を選んでみて下さい。
イスラエルで観光名所を巡ろう!
世界3大宗教発祥の地「イスラエル」をご紹介しました。
自国を失くしたユダヤ人たちが、安息の地を求めて生まれた国家「イスラエル」には、他にもその歴史にまつわる観光名所として「ホロコースト博物館」もあります。
イスラエルでは治安に気をつけて、安全な旅をお楽しみ下さい。
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