ハレアカラ山を登山!国立公園の行き方やサンライズ・サンセットの絶景紹介!

ハレアカラ山は、ハワイのマウイ島にある観光スポットで、サンセットやサンライズを見ようと多くの観光客が訪れています。そこで、ハレアカラ国立公園への行き方や、ハレアカラ山への行き方、また見どころや歴史、トイレの有無について紹介します。

ハレアカラ山を登山!国立公園の行き方やサンライズ・サンセットの絶景紹介!のイメージ

目次

  1. 1ハレアカラ山でサンライズやサンセットを楽しもう!
  2. 2ハレアカラ山とは?
  3. 3ハレアカラ山がある「ハレアカラ国立公園」とは?
  4. 4ハレアカラ国立公園への行き方
  5. 5ハレアカラ山への行き方(ツアー参加)
  6. 6ハレアカラ山への行き方(レンタカー利用)
  7. 7ハレアカラ山の登山コースの紹介
  8. 8ハレアカラ山にあるクレーターについて
  9. 9ハレアカラ山で見られる植物について
  10. 10ハレアカラ山のサンライズについて
  11. 11ハレアカラ山のサンセットについて
  12. 12ハレアカラ山にトイレはある?
  13. 13ハレアカラ山での注意点
  14. 14ハレアカラ山に行くときの服装
  15. 15マウイ島にあるハレアカラ山を楽しもう!

ハレアカラ山でサンライズやサンセットを楽しもう!

マウイ島にあるハレアカラ山は、ハワイの絶景が楽しめる有名な観光スポットです。サンライズやサンセットのほか、絶滅危惧種に指定されている植物や、活火山であったときの名残である巨大クレーター、夜空にある満点の星空を楽しむことが出来ます。そんなハレアカラ山について紹介します。

ハレアカラ山とは?

ハレアカラ山とは、年間6万人もの観光客が訪れるハワイのマウイ島に位置している山です。マウイ島は、ハワイの中で2番目に大きな島ですが、日本からの直行便はなくハワイのホノルルを経由して訪れる必要があります。マウイ島にあるハレアカラ山頂の標高は3055メートルとなり、日本の富士山に匹敵するくらい大きな山です。

マウイ島にあるハレアカラ山は、1980年に生物圏保護区に指定されるほど豊かな自然と生物が残されています。現在は、活動を停止した休火山となっており、最後に噴火した1790年頃からは落ち着いていますが、今なお、活火山であった様子が登山コースのあちこちで見受けられます。

このマウイ島にあるハレアカラ山の名前の由来となった、ハレアカラという言葉は、ハワイ語で「太陽の家」という意味を持ちます。地元には、マウイと呼ばれる半神半人が、1日を長くするために太陽を閉じ込めたという伝説が残っており、その言い伝えから山の名前が名付けられました。

また、ハレアカラ山は、「ハレアカラ国立公園」と呼ばれる施設の中に位置しているため、まずハレアカラ国立公園に入園料を支払って入園してから、登山を行う必要があります。登山口などは整備されていますが、手ぶらで入場することが出来ないため、マウイ島に訪れるときには、注意が必要です。

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ハレアカラ山がある「ハレアカラ国立公園」とは?

ハレアカラ国立公園とは、年間で140万人以上が訪れるハワイ州のマウイ島にある米国の国立公園です。公園の面積は118平方キロメートルです。ハレアカラ国立公園の入場料金は、3日間で25ドルかかります。支払いの手段は、現金では行うことが出来ず、クレジットカードのみでしか対応しておりませんので注意が必要です。

ハレアカラ国立公園には、今ではほとんど見られない絶滅危惧種の保護も目的としております。そのためあらゆるところに珍しい動物や植物が確認できます。またハレアカラ国立公園の中にあるハレアカラ山は、昔から神様が住む神聖な場所として、地元の人からも愛されています。

ハレアカラ国立公園への行き方

ハレアカラ山があるハレアカラ国立公園への行き方について紹介します。ハレアカラ国立公園に行くには、公共交通機関等はございません。タクシーなども本数が少ないため、基本的には事前にツアーに申し込んでから向かう行き方と、空港周辺にあるレンタカーを借りて向かう行き方の2種類になります。それらの行き方を紹介します。

ハレアカラ山への行き方(ツアー参加)

ハレアカラ山は日本人からの観光客も多い絶景スポットですので、日本から出発するツアーが数多くございます。送迎付きであるものがほとんどで、入場料などのやり取りをすべてツアー会社が行ってくれるので、英語でのやりとりが苦手な方や、海外のドライブに自信がない方などは、ツアー参加をおすすめします。

ハレアカラ山へ行くツアーは、時期やツアー内容にもよりますが、おおよそ30万円から40万円となっており、日本語と英語が堪能なツアー添乗員の方が同行してくれるプランも多数ございます。ハレアカラ山の山頂は、サンライズとサンセットの時間になると、多くの観光客で賑わいます。混乱を防ぐためにもツアーはおすすめです。

ハレアカラ山への行き方(レンタカー利用)

ハレアカラ国立公園での行き方はツアーを利用するのが最も安心できますが、マウイ島のカフルイ空港にあるレンタカーショップで車を借りて行くこともできます。ここではカーナビ搭載のレンタカーもありますので、基本的にはカーナビに目的地への場所を入力することをおすすめします。

カフルイ空港から出発してすぐにある36号線の道路をまっすぐ東の方向に直進していきます。直進すると37号線に連結している分岐路に到着しますので、37号線の方向へ右折します。そのまま直進すると377号線に連結している十字路に到着します。ここに「HALEAKALA」と書かれた看板があるので、看板通り左折します。

そのまま進んで30分立つと、「ここから先はお店もガソリンスタンドもありません」という案内が書かれた茶色の標識が見えます。そこから平坦な道のりをキヘイの海岸線などを眺めながら、およそ5分進むと、ハレアカラ国立公園の入り口に到着します。この入り口は24時間開放されていますので、好きな時間に行くことが出来ます。

ハレアカラ山の登山コースの紹介

ハレアカラ山の頂上は標高3055メートルと非常に高い場所にありますが、お子さんでも簡単に頂上に行くことが可能です。それは、ハレアカラ山の登山コースはすべてコンクリートで舗装されており、車で頂上付近までアクセスすることができるからです。山頂には、ハレアカラ国立公園入り口から車でおよそ1時間で到着します。

また、車で登頂しているときに見える景色では、標高に応じて様々な動植物に出会うことが出来ます。このハレアカラ山には多くの絶滅危惧種が生息しており、20年に一度しか咲かない高山植物「シルバーソード」や、ネネ、巨大クレーターなどを眺めることが出来ます。天気がいい日は島の大半を見渡せるので絶景です。

ハレアカラ国立公園内には、身体を休めたり登頂証明書がもらえたりするビジターセンターが2箇所あります。それらは、ハレアカラ国立公園から標高2134メートルのところにある「パーク・ヘッドクウォーターズ・ビジターセンター」と、標高2969メートルにある「ハレアカラ・ビジターセンター」です。

ハレアカラ山には車で登頂することもできますが、頂上の標高は高いため、急に登ると高山病などになってしまう恐れもあります。それらを防止するために、登頂にあたっては、ビジターセンターで休みながら行くことをおすすめします。営業時間は当日の日の出から15時までです。

ハレアカラ山から眺めるサンセットやサンライズは、マウイ島でも一二を争う絶景で、世界中からハレアカラ山に来る来園者のほとんどは、サンセットやサンライズを楽しみに訪れます。サンライズは午前6時頃、サンセットは午後6時頃に眺めることができ、ハレアカラ国立公園の入り口にはサンライズ・サンセット予測が示されています。

ハレアカラ山にあるクレーターについて

ハレアカラクレーターは、直径11.25キロメートル、幅3.2キロメートル、深さ800メートルの巨大クレーターです。ハレアカラクレータの内側には噴石丘や火山の噴火によって出来た多くのでこぼこした地形が存在しています。このクレーターの中にも車で行くこともでき、クレーター内の山小屋に滞在することも可能です。

ハレアカラ山のクレーターには、ハイキングを楽しめるツアーも存在します。雄大なハレアカラの体験に出かける朝は、ご宿泊のマウイのホテルでガイドとおよそ6.4キロメートルのハイキングとなっており、ハレアカラ国立公園の中やクレーター近辺を散策します。英語ですが、現地ガイドからの説明もあります。

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このハレアカラクレーターには、珍しい自生植物種がずらりと並んでおり、活火山であった名残として溶岩道も確認できます。火山が活動的で溶岩が流れていた時代に削り取られて出来たクレーターは自然の雄大さを感じることが出来ます。まるで広大な砂漠のような大きさで、その景色に圧倒されます。

ハレアカラ山で見られる植物について

ハレアカラ国立公園には、マツ、トウヒ、ヒノキ、モミなどの北アメリカの木々のほか、絶滅危惧種に指定されている植物も存在しています。特に、ハレアカラ山で見られる「シルバーソード」と呼ばれる植物は大変珍しく絶滅危惧種に指定されており、山頂付近で生えている様子を確認できますが、触ることすら禁止されています。

このシルバーソードと呼ばれる植物は、ハワイ語では「アヒナヒナ」と呼ばれています。高さは2メートル前後で、細長い剣状の葉の上に大きく太い茎が生えており、春から秋にかけてその茎の周りに紫色の小さな花が多数咲きます。一度花を咲かせて種を残すと、すぐ枯れてしまうため、見つけるのも珍しい植物です。

ハレアカラ山のサンライズについて

ハレアカラ山のサンライズは、午前5時から6時にかけて楽しむことが出来ます。最寄りの飛行場からおよそ1時間で山頂までいけますので、サンライズを楽しむためには、午前4時くらいからハレアカラ山に向かう必要があります。また、早い時間に行かなければ山頂付近の駐車場が満席になる可能性もあるため注意しましょう。

サンライズでは、ハレアカラ山頂を包んでいる雲海から、太陽がゆっくりと現れる様子は言葉を失うほど神秘的で、壮大さに心奪われます。サンライズ前までは星空観測を楽しむことができ、夜空一面に広がる満点の星空を楽しむことが出来ます。サンライズ時には、ハレアカラ国立公園のパークレンジャーによる歌も行われます。

ハレアカラ山のサンセットについて

ハレアカラ山のサンセットはおおよそ午後5時から6時頃から眺めることが出来ます。こちらもサンライズのときと同じく早めに到着しておくと、駐車場の空きスペースに悩まされる心配がありません。サンセット後は、満天の星空を見ながら絶景を堪能できます。星空の説明があるツアーガイドもあります。

ハレアカラ山のサンセットは、この上なくロマンチックな瞬間を味わうことが出来ます。サンセットが始まると、360度すべての空がオレンジ色に染まります。山頂付近は空気もきれいで遮るものがなにもないため、澄んだ絶景を味わうことが出来ます。雲が赤色に彩られ、空が赤から夜空の黒に変わる様子はなんとも言えない美しさです。

ハレアカラ山にトイレはある?

ハレアカラ山は標高が高く、山頂付近は年中防寒着が必要なほど気温が低くなっています。そのため急な尿意を催すこともあります。そんなときにトイレがなければ、頂上から見るマウイ島の景色を楽しめない可能性もあります。しかし、ハレアカラ山では2箇所のビジターセンターにトイレがありますので、ご安心ください。

また、ハレアカラクレーター内にある山小屋の中にも宿泊客が利用できるお手洗いがございます。基本的に車で登頂するため、疲労による体調不良の可能性はあまり心配する必要はございません。しかし、ハレアカラ山は生物圏保護区に指定されているため、道中では出来ません。万が一のときに備えて必ずお手洗いは済ませておきましょう。

ハレアカラ山での注意点

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ハレアカラ山は、誰でも簡単に登頂できる山として有名ですが、標高が高いため、高山病の危険性も秘めています。高山病を防止するためには、こまめな水分補給が大切ですが、ハレアカラ国立公園内には、自動販売機もなく飲み物を購入することは出来ません。マウイ島に到着した時に飲み物は購入しておきましょう。

また、標高が高い場所を行ったり来たりしますので、寝不足にも注意が必要です。ハワイのマウイ島には6時間から7時間のフライトですし、日本との時差も19時間あります。時差に慣れていなかったり、フライト中に十分に睡眠が取れていないと、一気に体調を崩す場合があります。飲み物や頭痛薬などは持参するようにしましょう。

また、ハレアカラ山に自生している植物の中には、シルバーソードなどたくさんの絶滅危惧種に指定されている動物や植物があります。持ち帰ったり傷つけたりするだけでなく、触るだけでも罰せられてしまう植物もあります。むやみに周囲の環境のものに触れず、ツアーの場合は添乗員の支持に従いうようにしましょう。

ハレアカラ山に行くときの服装

道中は、すべて車で移動しますので、通常の登山やハイキングなどで必要な、防水性の高いアウターやインナー、登山用のシューズなどを用意する必要はありません。ハワイ内を観光するときと同じような格好でハレアカラ山に登っても問題ありませんので、気楽に山頂の景色を楽しむことが出来ます。

しかし、ハレアカラ山の山頂は大変気温が低下しています。5月などの少し暖かい時期でも気温が氷点下になるほど、山頂の気温は低いです。そのため、防寒着は必ず持っていくようにしましょう。特にサンセットの時間よりも、サンライズの時間は日が昇っておらず想像以上に気温が低いため、コンパクトにまとまる上着を持っていきましょう。

マウイ島にあるハレアカラ山を楽しもう!

今回は、マウイ島にあるハレアカラ山の行き方や、周辺の動植物、サンセットやサンライズの情報について紹介しました。ハレアカラ山はだれでも頂上まで登れて絶景を楽しめる山です。ハワイといえば、ホノルルやワイキキが有名ですが、ハレアカラ山も人気のスポットです。ぜひ訪れてみてください。

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この記事のライター
Sytry

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