テルアビブ観光の見どころ紹介!人気ホテルやビーチなど実はリゾート地?
中東イスラエルの都市テルアビブ。なじみのない都市ですが、実は観光都市として見どころ満載のリゾートスポットです。観光客が主にヨーロッパから訪れますが、日本でも人気が出てきました。そんなテルアビブの見どころやおすすめホテル、治安の状況などをご紹介します。
目次
- 1隠れた観光都市・テルアビブ
- 2テルアビブとその歴史
- 3テルアビブの見どころ観光地その1:旧市街・ジャファ
- 4テルアビブの見どころ観光地その2:カルメルマーケット
- 5テルアビブの見どころ観光地その3:テルアビブ美術館
- 6テルアビブの見どころ観光地その4:ホワイトシティ
- 7テルアビブの見どころ観光地その5:スザンヌデレルセンター
- 8テルアビブの見どころ観光地その6:テルアビブポート
- 9テルアビブのおすすめビーチ
- 10テルアビブのおすすめショッピングスポット
- 11テルアビブのおすすめレストラン
- 12テルアビブのおすすめ地元料理
- 13テルアビブのおすすめリゾートホテル
- 14テルアビブへの行き方
- 15テルアビブの治安
- 16歴史と近代アートとビーチリゾート・テルアビブ
隠れた観光都市・テルアビブ
テルアビブは中東イスラエルの主要都市です。地中海に面したリゾート都市としてヨーロッパでは知られておりヨーロッパ各地をはじめ世界中から観光客が訪れる国際的な都市です。最近では在イスラエル大使館の移転問題が取りざたされていますが、ほとんどの国は現在このテルアビブに大使館を置いています。事実上の首都の機能があるようです。
歴史ある街でその起源は紀元前6世紀ともいわれています。しかし現代では宗教色は薄れ、近代的な経済都市、観光都市また様々な流行の発信地ともなってきた都市でもあります。そんな見どころ満載のテルアビブの観光情報を治安情報なども含めてお伝えします。
テルアビブとその歴史
テルアビブの起源は遠い昔、紀元前5世紀ごろまでさかのぼります。旧約聖書の中でこの街の名前が言及されているのが最初です。その後20世紀初頭からこの国は一気に発展してきました。現代において地中海に接するこのテルアビブは欧米から多くの観光客が訪れる世界屈指のリゾートとなっています。
テルアビブの見どころ観光地その1:旧市街・ジャファ
4000年の歴史を誇る旧市街です。高台に登れば古い町並みと新市街の両方を見渡すことができます。新旧のコントラストはとても味わい深い風景を生み出します。テルアビブの観光ではまず訪れるべき場所でしょう。お土産物屋さんもたくさんあります。イスラエルらしいものが欲しければここで購入することができます。
テルアビブの見どころ観光地その2:カルメルマーケット
マーケットや市場のことをヘブライ語でシュークといいますが、このカルメル市場はテルアビブでも最大のシュークです。特に金曜日の午前中は安息日の閉店前なので地元のお客さんでにぎわいます。市場に来れば本当の町の魅力を知ることができますが、それはこの市場も同じです。イスラエルをよく知ることができるはずです。
テルアビブの見どころ観光地その3:テルアビブ美術館
テルアビブにあるイスラエル最大の美術館です。1932年開館の旧館と2011年開館の新館に分かれています。旧館にはピカソ、マティスそしてルノアールなど有名画家たちの作品が陳列されており新館のほうにはイスラエル人の新進気鋭のアーティストたちの作品が展示されています。
テルアビブはアートの面でもとても発展した都市です。この町のおすすめ観光スポットの多くがアートに関連した場所であるのはそのためです。またマーケットなどに行ってもいたるところで工芸品や芸術作品を売っています。この美術館はそういう意味でもテルアビブを代表する観光スポットということができます。
テルアビブの見どころ観光地その4:ホワイトシティ
見どころ満載のテルアビブの観光スポット、その次はホワイトシティです。約1000戸の白い建物が密集する区画がこのテルアビブにあります。この街区がユネスコの世界遺産にも登録されたホワイトシティという地区です。正確にどこまでが世界遺産なのかはわかりにくいのでユネスコのホームページを参照なさるといいでしょう。
この街内を有名にしたのがバウハウスというドイツの造形学校です。この学校の出身者たちがのちに多くの革命的な建築作品を生み出し建築の歴史に大きな影響を与えてきました。このホワイトシティの街並みは、このバウハウスの影響を大いに受け、近代建築の歴史の中で重要なポイントとなりました。
テルアビブの見どころ観光地その5:スザンヌデレルセンター
テルアビブが近代舞踊の中心地であることはあまり知られていないかもしれません。しかしこのテルアビブには代表的なダンスグループ2つがありそれらが活動の拠点としているのがこのスザンヌデレルセンターです。2010年にイスラエル賞というもっとも権威のある賞を受賞したこの施設は今やテルアビブの象徴的な施設といえるでしょう。
テルアビブの見どころ観光地その6:テルアビブポート
戦争と共に開港と閉鎖を繰り返してきたのがこのテルアビブポートです。1965年からずっと閉鎖されてきたこの港に再び活気が戻ってきたのは2001年。テルアビブが観光地区として再開発を始めました。今ではテルアビブでも多くの若者が集まるトレンドスポットとして知られています。
木造デッキのプロムナードの上にはおしゃれなレストランやカフェ、ブティックやその他のショップが並ぶようになり見どころ満載のテルアビブでも有数の観光スポットとして外国の人々にも親しまれるようになってきました。祝日や記念日にはイベントやショーが開催され多くのテルアビブ市民でにぎわっています。

テルアビブのおすすめビーチ
見どころ満載のテルアビブで多くの観光客のこころを引き付けるのが地中海のビーチです。ビーチを歩くと、ここがリゾート地であることを改めて思い起こさせられることでしょう。ビーチ沿いの歩道はきれいに舗装されていてヤシの木が植えられています。おしゃれなテルアビブにぴったりの海岸沿いです。
このテルアビブ全体に言えることですが、特にこのビーチ沿いにはいたるところにオブジェや芸術作品があります。屋外美術館のようなものです。また清掃が行き届いているのでとても清潔なビーチです。さらにこのビーチの見どころの一つが砂の質です。とてもサラサラでまるで雲の上を歩いているかのよう。一度体験してみたいものです。
おすすめのビーチの一つがテルアビブビーチです。リゾートホテルもあるビーチリゾートです。5月から10月は平均気温が25度を超えるのでこの辺りが海水浴シーズンで、主にヨーロッパ中から観光客が押し寄せます。近隣のビーチリゾートホテルは予約も取りにくくなるので早めに予約したほうがいいでしょう。
テルアビブにはビーチがたくさんありリゾートホテルもたくさんあります。別のおすすめビーチがエルサレムビーチです。こちらでは散歩やジョギングにサイクリング、あるいはベンチに座っておしゃべりを楽しんでいるおばさんたちなど、現地の人たちの日常の生活を垣間見るいい機会です。
テルアビブのおすすめショッピングスポット
ショッピングスポットその1: Nachlat Binyamin Pedestrian Mall
毎週火曜日と金曜日に開かれる工芸品のマーケットです。イスラエル中の工芸品が集まり芸術品の展覧会のようなマーケットです。日本人にはない発想の芸術作品の数々に魅了されます。所狭しと並んでいる作品の中には、きっと気に入る作品があるはずです。目移りしてしまう作品を見て回っているとつい時間を忘れて楽しめてしまう、人気のお土産スポットです。
ショッピングスポットその2: Adina Plastelina
こちらはオールドジャファにある、スタイリッシュなアクセサリーショップです。アクセサリー一つ一つの評判がとても良く、たびたび訪れる人もいる様です。アートギャラリーも併設されているおしゃれなお店は古代様式の建築物と見事にマッチしています。テルアビブ市民でなければ出せないセンスです。
ショップスポットその3: Sarona Market
テルアビブに最近できた近代的なショッピングモールです。レストランやカフェもたくさんあり買い物客も一日中ここで楽しむことができます。買い物には最適な場所で日用品から食品まで何でもそろいます。地元の人たちが来るようなマーケットこそが他で手に入らないテルアビブらしいお土産探しにぴったりな場所です。
テルアビブのおすすめレストラン
おすすめレストランその1: Keren & Yael of Habanot
このテルアビブで最も評判の良いレストランの一つです。テルアビブの豊富な海産物を使ったメニューは素材の味を十分に生かした中東料理。しかもオーナーはアーティストでもあるのでその料理一つ一つがとても美しく、目でも楽しませてくれます。また大胆な発想からでた創作料理は世界中から訪れる人々に良い意味での驚きを与えています。
おすすめレストランその2: Einat & Orr of Jarashi
旧市街のオールドジャファに位置する古代の雰囲気が佇む一角にあるレストランです。その料理の質もとても高く、フレンドリーなもてなしも相まってテルアビブ市民のみならず世界中の人々の交流の場ともなっているレストランです。とにかく盛り付けがとても美しくて、そしてもちろん洗練された味は世界中の人々に愛されています。
テルアビブのおすすめ地元料理
イスラエルは中東ですが周りとは宗教的文化が違うので、当然食文化も周りの国とは違ってきます。ヨーロッパとも違う独特の食文化の中で育った料理は外国からこの国を訪れた人たちを驚かせます。その中の一つがファラフェルです。
ファラフェルとはひよこ豆やそら豆から作ったコロッケのような食べ物です。100パーセント野菜の食べ物ですが、肉料理を食べているかのような味わいと満足感があるので特にベジタリアンには最適の料理です。テルアビブでもぜひ試してみてください。
最近ではニューヨークでも大人気のイスラエルの朝食の定番がこのシャクシュカです。朝食の定番メニューなので作り方もとても簡単です。煮詰めたトマトソースの中に卵を落としてしばらく煮ればそれで完成です。シンプルな分アレンジも簡単です。チーズを加えたり、香辛料を加えたりお好みのシャクシュカが作れます。
フムス、あるいはフンムスやハマスとも呼ばれているこの料理は中東でもよく見られます。ゆでたひよこ豆に、ニンニク、練りごまにオリーブオイルなどをすりつぶしてペースト状にした料理です。見た目はマッシュポテトのようなものでパンにつけて食べたりサンドイッチの具として使われることもあります。
テルアビブのおすすめリゾートホテル
おすすめリゾートホテル1:ロイヤルビーチテルアビブ
テルアビブのビーチリゾートホテルにして5つ星ホテルです。ビーチにも直行できますしホテルの屋外プールで過ごすのもおすすめです。子ども用プールもあるので家族連れでも安心です。部屋の値段は平均300ドルから500ドルくらいなのでやや高い印象を持つお値段ですが損をした気分にはさせない満足度高いホテルです。
おすすめリゾートホテル2:クラウンプラザホテル・テルアビブビーチ
このホテルはテルアビブ海岸沿いの遊歩道に沿って建てられているので海まで何も遮るものはありません。屋外プールもあるので海を見ながらカクテルやジュースを飲んでリラックスできます。朝食やランチ、ディナーはビュッフェスタイルで海を臨む見事な眺望の中で食事ができます。
テルアビブへの行き方
テルアビブへの行き方ですが、残念ながら日本からの直行便はありません。どこかの経由地を通して行かなければなりません。大韓航空や香港、中国経由が一般的です。大韓航空を使った便なら朝出て夜にはテルアビブ・ベングリオン空港についているのでとても便利です。治安を不安視しておられる方もいると思いますが基本的に搭乗の条件は他と同じです。
治安が悪いという誤った認識からきているのか、テルアビブのベングリオン空港の入国審査はとても厳しく時間がかかるといううわさもあります。しかし実際にはそれほど心配する必要はありません。非常に簡素で簡単に入国できる人のほうが多いようです。入国カードもなくパスポートを提示するだけです。
滞在期間が3か月以内の出張や観光ではビザは必要ないというのもその理由かもしれません。ただパスポートに中東の他の国への入国記録があると時間がかかるかもしれません。
無事入国出来たなら次は市内までの移動です。一番便利なのはタクシーです。ここでも治安を心配して法外な料金を請求されることや白タクにつかまることを心配するかもしれません。しかしこの空港ではそのようなことはありません。タクシー乗り場は1カ所のみで分かりやすい場所にあるので迷うことはありません。
タクシー乗り場のブースに行き、行き先を告げると正規料金を書いた紙をドライバーに渡してくれるのでトラブルなしで市内まで行くことができます。市内までは約30分、運賃は100シェケルなので3000円くらいです。
空港から電車で市内に移動することもできます。乗車時間は約15分で運賃は13.5シェケルなので400円くらいです。早くて安い移動手段です。ですが電車の本数が少なかったり、鉄道駅は市内中心から離れているのでホテルまでタクシーを利用しないといけないためあまり便利とはいえないかもしれません。
テルアビブの治安
イスラエルの旅行となるとまず考えるのが治安でしょう。しかしこのテルアビブはイスラエルの中で一番治安が安定した街です。観光地ですし基本的にイスラエルの現地の人々は気質の良い人が多いので治安を心配することはほとんどありません。治安の悪いイメージとは程遠い何かゆったりとした雰囲気の町です。
ナイトスポットに行く時でもそれほど治安を心配する必要はないでしょう。明るいですし強盗や性犯罪も他の国と比べると少ないです。しかし情勢が悪くなるとテロの不安があり治安も悪化する可能性があるので注意しましょう。それ以外では旅行中の治安を心配する必要はほとんどなさそうです。

歴史と近代アートとビーチリゾート・テルアビブ
この記事を読んでテルアビブという都市に対する印象が大きく変わった方も多いはずです。政治ニュースでしか聞かないような名前でしたが、よく調べてみるとその歴史ある街並みや近代アート、それに加えて地中海を望むビーチリゾートとして有名であることがわかります。
イスラエルの人々のホスピタリティにあふれた精神に触れることもできますし、おいしい地中海産のシーフードを堪能することもできます。日本からもそれほど遠くないので旅行の計画を立ててみることをおすすめします。
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