マウナケアで星空観測はハワイ島観光のおすすめ!標高や山頂を紹介!

標高4200メートルの高さを誇るマウナケアは、山頂から美しい日の出や夕焼けが見られるハワイの絶景スポット。マウナケアには、満天の星空を観測する天文台もあります。今回は、マウナケア観光におすすめの服装やアクセスも含めてその見どころをお伝えします!

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目次

  1. 1マウナケアは富士山より高い山!
  2. 2マウナケアとは?
  3. 3マウナケアはハワイのどこにある?
  4. 4マウナケアへの行き方
  5. 5初心者は「マウナケア・ツアー」に参加するのがおすすめ
  6. 6マウナケア観光におすすめのシーズン
  7. 7マウナケア観光におすすめの服装
  8. 8マウナケアの見どころ1:天文台
  9. 9マウナケアの見どころ2:オニヅカビジターセンター
  10. 10マウナケアの見どころ3:満天の星空
  11. 11マウナケアの見どころ4:サンライズとサンセット
  12. 12マウナケアの見どころ5:銀剣草
  13. 13マウナケアの見どころ6:地球の影
  14. 14マウナケア観光の注意点
  15. 15ハワイ島のマウナケアで山頂からの絶景を見よう!

マウナケアは富士山より高い山!

ハワイのマウナケア火山は標高4200メートルの高山で、一年のうち300日以上晴天の日があるという世界でも珍しいロケーションに位置しています。

ハワイのマウナケアは、星空観測に適していることから、世界中の観測機が置かれる天文台にもなっています。

今回は、富士山より標高の高いマウナケアを観光するのにおすすめの服装や、山頂からの絶景などをご紹介致します。

マウナケアとは?

マウナケアは、ハワイ諸島にある5つの火山のうちの1つで、標高4205m。ハワイ州でもっとも高い山です。

マウナとはハワイの言葉で「白」、ケアは「山」という意味で、その由来は、山頂に積もる雪からつけられました。
 

マウナケアの高さを海底から計測すると、その高さは10203メートルあり、チョモランマを抜いて世界一の標高にあります。

マウナケアの見どころは、なんと言ってもその美しい絶景です。

マウナケア観光ツアーの中には、星空観測やサンライズ、サンセットを見るものがあり、日本人観光客にも人気があります。

マウナケアは、1年のうち300日以上晴天日がある非常に安定した気候の山で、天体観測に適した場所と言われています。

そのため、山頂付近には、世界各国から13基の天体望遠鏡が設置され、天然の天文台となっています。天文台に置かれた観測機の中には、日本の「すばる望遠鏡」もありますので、後ほど詳しくご紹介します。

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マウナケアはハワイのどこにある?

マウナケアは、ハワイ諸島で最も大きい島「ハワイ島」にあります。

ハワイ島は、通称「ビッグアイランド」と呼ばれ、2つも空港がある広大な島です。

ハワイ島の観光名所の中には、今回ご紹介するマウナケアの他にも、世界的に有名な活火山「キラウエア火山」があります。

「女神ペレ」の住む山として、今も人々の信仰を集めているパワースポット「キラウエア火山」は、ハワイ島でもっとも人気のあるスポットです。

ハワイ島には、活火山、死火山、休火山を合わせて5つがあり、標高4156mの活火山「マウナロア」も、キラウエアと合わせてハワイ島の人気観光スポットとなっています。

マウナケアへの行き方

マウナケアのあるハワイ島までの行き方は、日本からハワイ・オアフ島にあるホノルル国際空港へ飛び、そこからハワイ島の空港へ乗り継ぐのが一般的です。

ハワイ島には、ヒロ国際空港とコナ国際空港の2つの空港がありますが、南部にあるヒロ国際空港は、マウナケアからさらに遠いので、コナ国際空港へ乗り継ぐ便をご利用下さい。

オアフ島のホノルル国際空港から、ハワイ島のコナ国際空港までの所要時間は約45分。ハワイアン航空など、各エアラインの便が、毎日就航しています。

ハワイ島内の観光は、レンタカーかタクシーまたは、ツアーに参加するのが一般的です。初めてハワイ島を観光するなら、何の心配もいらないツアーがおすすめです。

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初心者は「マウナケア・ツアー」に参加するのがおすすめ

マウナケアへ の行き方でもご紹介しましたが、ハワイ島は公共交通機関が無く、レンタカーかツアーを利用して観光するのが主流です。

マウナケアの山頂までは、車道が整備されていますが、ハワイ島のレンタカー会社のほとんどが、サドルロードやマウナケア山頂付近への走行を禁止しています。

自家用車でマウナケア山頂にある天文台へ行く場合は、4WDでなければ走行できません。

マウナケア山頂までの道は、特に難しいルートではありませんが、レンタカーの保障も適用されません。

また、マウナケアの山道にはガソリンスタンドやレストランもないため、トイレ休憩に行くのも難しいと言えます。

こういった事情を加味すると、山頂の天文台まで行きたい場合は、やはりツアーで行くのが一番簡単なのでおすすめです。

マウナケアへ行く観光ツアーは、サンライズ・ツアー、サンセット・ツアー、星空観測ツアーなど、見たい風景に合わせてオプションで選べます。

ツアーの中には、山頂付近で必要となる防寒具などを現地でレンタルしてくれるツアーもあり、ハワイのほとんどの場所で必要ないジャケットなどを持っていかなくても良いものもあります。

マウナケア観光におすすめのシーズン

ハワイ島のマウナケアに行くのにおすすめのシーズンは、ずばりハワイの冬に当たる11月から2月頃のシーズンです。

この時期のハワイは、夏休みなどのピークシーズンに比べると、一般の観光客も少なく、フライトチケットもホテルの宿泊費もかなり安くなっており、お得にハワイ旅行を楽しむことができます。

また、マウナケア山頂付近も、積雪が多いのはやはり冬のシーズンで、天文台周辺には、多いときだと1メートルもの積雪があるそうです。

この季節のマウナケアは、その名の通り「真っ白な山」となります。

赤道に近い常夏の楽園「ハワイ」で雪が降っているというかなり神秘的な光景は、一見の価値ありです。

かなり寒いですので、続いては、おすすめの服装についてご紹介します。

マウナケア観光におすすめの服装

ハワイ州でもっとも標高の高いマウナケアは、山頂付近は非常に寒く、冬には積雪が多く見られます。

ハワイ観光の服装と言えば、半袖・短パン・ビーチサンダルを思い浮かべると思いますが、そんな常夏使用の服装でマウナケアに登ると、山頂付近で凍えます!

マウナケアを観光する場合は、山頂付近の寒さに備えて、冬の服装を装備する必要があります。

マウナケア山頂付近の気温は氷点下まで下がることもありますので、ダウンジャケットやマフラーなどの防寒具が必要です。

しかしながら、マウナケアの麓は、他のハワイの地域と同じく非常に暑いので、夏の服装で出かける方が多いと思います。

そこで、登りはじめの地点では、半袖に長ズボンといった服装で、ツアーの車内に、冬物の上着や防寒具を持っていくという形がおすすめです。
 

ツアー会社によっては、冬服をレンタルしてくれるところもありますが、山頂でご来光を待っている時や、星空観測をする間は、体の芯まで冷えます。

旅行の際は、できるだけ荷物を減らしたいと思いますが、寒がりな方は、冬の服装に加えて、ホッカイロなども持っていくことをおすすめします。

もう一つ、服装の注意点は履物です。マウナケアは火山ですので、足元は最低でもスニーカーか登山靴で登りましょう。ビーチサンダルは厳禁です。

マウナケアの見どころ1:天文台

行き方や服装の注意点も分かったところで、ここからは、マウナケア火山の見どころをご紹介していきます。

まず最初にご紹介するマウナケアの見どころは、山頂付近にある天文台です。

ハワイ島は赤道付近に位置しており、北半球の星全部と南半球の星の85%とかなり広範囲の星空を観測することができる非常に恵まれた場所にあります。

「地球で宇宙に一番近い場所」ともいわれているマウナケアの山頂には、世界11ヶ国が設立した合計13基の天文台が設置されています。

ほとんどの天文台が標高4100メートルの地点に設置されていますが、日本の「すばる望遠鏡」は、標高4200メートルの地点に設置されており、事前予約をしておけば、天文台の中を見学することもできるようになっています。

マウナケア山頂付近にある「すばる望遠鏡」のドーム見学は無料となっており、研究施設の中を観測所の職員が案内してくれます。

一般見学の所要時間は約1時間ほどで、天文台の説明は日本語または英語で行われているようです。

天文台の中を見学できる人数は1回につき8名までとなっていますので、見学したい方は、すばる望遠鏡の公式ホームページにアクセスして、申し込みをしてください。

マウナケアの見どころ2:オニヅカビジターセンター

続いてご紹介するマウナケアの見どころは「オニヅカ・ビジターセンター」。

1986年、スペースシャトル「チャレンジャー」の爆発事故で亡くなった、ハワイ出身の初の日系人宇宙飛行士「エリソン・オニヅカ」氏を記念して作られたこのビジターセンターは、マウナケア観光で唯一トイレ休憩ができるスポットです。

標高の高いマウナケア山頂へ行く前に、ほとんどのツアーが、高度順応のために、こちらのビジターセンターで休憩時間をとります。

標高2800メートルの地点にある「オニヅカ・ビジターセンター」では、天体望遠鏡を利用して無料の天体観測も行われており、どなたでも参加することができます。

お天気が良ければ満天の星空と共に、土星や木星なども観測することができるようです。

オニヅカ・ビジターセンターには、軽食や飲み物も販売されていますので、お腹が空いたら小腹を満たす程度の食事を購入することもできます。

マウナケアの見どころ3:満天の星空

マウナケアの見どころ、続いてはご紹介するのは、満天の星空です。

ハワイ島にあるマウナケアでは、満天の星空が見渡せることで有名ですが、観光客に人気の星座と言えば、南半球にある「南十字星」です。

日本では、沖縄県の離島の一部でしか見ることのできない南十字星も、ハワイ島のマウナケアならはっきりと観測することができるようです!

星空観測は、見たい星座や天体によってもおすすめの時期が異なりますが、天の川をはっきり見たいなら、夏から初秋がおすすめです。

また、星空をできるだけ綺麗に見るためには、できるだけ暗い夜がおすすめですので、満月の前後を避けて観光するのがポイントとなります。

観測前の30分ぐらいは、できるだけ車のライトなどの明るい物を見ないようにすると、暗さに目が慣れてマウナケアの上に広がる星空をより一層綺麗に見ることができます。

マウナケアの見どころ4:サンライズとサンセット

続いてご紹介するマウナケアの見どころは「サンセット」と「サンライズ」。

日本でも富士山頂からご来光を見るツアーが人気ですが、富士山より標高の高いマウナケアでは、日の出と日の入りの両方を見られるツアーがそれぞれ催行されています。

サンライズツアーでは、夜中にマウナケアの麓を出発し、日の出に合わせて山頂を目指します。

山頂からは、薄墨色から明るいオレンジに輝く、ハワイ島の絶景を見ることができます。

朝はさらにグッと気温が下がりますので、サンライズツアーに参加する際は、できるだけ温かい服装でおでかけ下さい。

マウナケアの見どころ5:銀剣草

続いてご紹介するマウナケアの見どころは「銀剣草」です。

先ほどご紹介した見どころの一つ「オニヅカ・ビジターセンター」付近でよく観察することができる「銀剣草」は、長いものだと50年も寿命があるハワイ島の高山植物。

花を咲かせるのは、枯れる前に1度だけという非常に珍しい植物で、開花の時期は6月から11月頃と言われています。

「銀剣草」は、英語では「Silver Sword」(銀の刀)、ハワイ語では「アーヒナヒナ」(白髪の人という意味)で呼ばれています。

ハワイ島のマウナケアの他、マウイ島のハレアカラ山にのみ生息する固有種で、標高2100メートルから3700メートルの高山帯に自生しているようです。

近年では、生態系の変化により絶滅が危惧されている貴重な植物ですので、マウナケアへ行ったら、ぜひ探してみて下さい。

マウナケアの見どころ6:地球の影

最後にご紹介するマウナケアの見どころは「地球の影」です。

みなさんは「地球の影」と見たことがありますか?「地球の影」は、マウナケアのサンセットの時に、運が良ければ見られる天体現象の一つで、夕日のある方向と反対側に現れると言われています。

雲海に沈んでいく夕日から、しばし目を離して、後ろを振り返ればそこに「地球の影」があるかもしれません!夕日に夢中になるとは思いますが、そこでぜひ反対側に振り返ってみてください。運がよければ、「地球の影」が見えます!

マウナケアでは、他にも、ムーンボー(月光の虹)やビーナスベルト(日没後の空に現れるピンク色の帯)といった神秘的な光景を見ることができます。

地球の神秘をハワイ島のマウナケアで感じてみましょう。

マウナケア観光の注意点

ここからは、マウナケアを観光する際に、気をつけていただきたい注意点をいくつかご紹介致します。

標高4000メートルを越えるマウナケアは、山頂までのルートを車を使って比較的短時間で登っていくことから、高山病になるリスクのある山です。

ほとんどの観光ツアーでは、高度順応のために途中休憩を入れ、車の速度もゆっくりめで進んでいきますが、体調を崩す方もいらっしゃるようです。

高山病のリスクを避けるためにも、マウナケアへ行く前には十分な睡眠をとり、ツアーの最中はこまめに水分補給することを忘れないようにしてください。

マウナケア観光ツアーの規程によると、24時間以内にダイビングをした方は、減圧症になるリスクがあるため、ツアーの参加はできませんのでご注意下さい。

ハワイ島のマウナケアで山頂からの絶景を見よう!

ハワイ島のマウナケア火山をご紹介しました。

標高4200メートルまで、車で登れるマウナケア観光ツアーは、0歳の赤ちゃんでも参加できるようですが、女性で妊娠中の方は自己責任での参加となっています。

各自体調に留意して、ご家族やカップルでマウナケアの山頂からハワイ島の絶景をお楽しみ下さい!

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この記事のライター
Yukilifegoeson

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