2018年05月21日公開
2018年05月21日更新
南アフリカ観光でおすすめの名所や見どころ紹介!ベストシーズンや服装も調査!
アフリカ大陸最南端に位置する南アフリカ共和国は、アフリカの大自然を満喫できるおすすめの観光スポット。今回は、南アフリカ観光のベストシーズンやおすすめの服装の他、野生動物と会える観光名所や美味しいワインがいただけるエリアなど見どころをまとめてご紹介いたします!

目次
- 1南アフリカのおすすめ観光情報をご紹介!
- 2南アフリカ共和国ってどんな国?
- 3南アフリカ観光のベストシーズンはいつ?
- 4南アフリカ観光でおすすめの服装は?
- 5南アフリカの観光名所1:喜望峰
- 6南アフリカの観光名所2:ボルダーズ・ビーチ
- 7南アフリカの観光名所3:テーブルマウンテン
- 8南アフリカの観光名所4:ライオンズ・ヘッド
- 9南アフリカの観光名所5:スタークフォンテン
- 10南アフリカの観光名所6:クルーガー国立公園
- 11南アフリカの観光名所7:リンポポ州
- 12南アフリカの観光名所8:ドラケンスバーグ
- 13南アフリカの観光名所9:ブライドリバーキャニオン
- 14南アフリカの観光名所10:ワインランド
- 15南アフリカで大自然と出会う旅を満喫しよう!
南アフリカのおすすめ観光情報をご紹介!
ケープタウンやドラケンスバーク山脈など、素晴らしい景観の観光名所がたくさんある南アフリカ。
見どころいっぱいの南アフリカは、世界中から観光客が訪れる野生動物の楽園です。
今回は、南アフリカ観光のベストシーズンや、季節毎におすすめの服装の他、観光スポットの見どころをまとめてご紹介いたします。
南アフリカ共和国ってどんな国?
南アフリカ共和国は、かつて「アパルトヘイト」と呼ばれる人種隔離政策があったアフリカ大陸南部の国で、世界的に有名な金とダイヤモンドの産地です。
人口約5000万人の南アフリカ共和国では、ケープタウンやヨハネスブルクなど、いくつかの都市に首都機能を分散して統治しています。
南アフリカ共和国は、イギリス連邦に加盟している国の一つで、公用語として英語が通じます。観光地や街のレストランでも英語が通じるので、日本人にとっても観光しやすい国の一つです。
南アフリカの気候は、地域によって差がありますが、おおむね夏は10月から3月、冬は5月から8月となっています。訪れる地域によって多少ベストシーズンは異なるものの、一年を通して過ごしやすい気候となっています。
南アフリカ共和国には、ユネスコの世界遺産に登録された文化遺産が4件、自然遺産が3件、複合遺産が1件あり、それぞれ観光名所となっています。
また、南アフリカの固有種や絶滅危惧種に指定されている生き物も数多く生息しており、サファリツアーや国立公園観光なども見どころの一つとなっています。

南アフリカ観光のベストシーズンはいつ?
ここからは、南アフリカ観光のベストシーズンをご紹介していきます。
まず、南アフリカ共和国は、南半球に位置しており、季節の移り変わりが日本と逆になっています。
一年を通して比較的温暖ですが、ケープタウンや内陸部は、季節によっては朝夕冷えますので、ベストシーズンを見極めて観光するのがおすすめです。
南アフリカで花のベストシーズンと言えば、8月初旬から10月までのシーズン。
この季節は、南アフリカの各地で野性の花々が咲き乱れ、特に南アフリカの春と初夏に当たる9月から10月にかけてが、花のベストシーズンです。
南アフリカでは、10月から3月が夏で、1月から3月が真夏になります。日本ほどの暑さはなく、快適に過ごせます。
南アフリカの首都の一つであるヨハネスブルクは内陸に位置しており、10月から2月が雨季になり、雨が多くなりますので、あまりおすすめしないシーズンです。
逆に南西部にあるケープタウンは乾季のベストシーズンに当たりますので、喜望峰やテーブルマウンテンなどの観光名所を回るなら、10月から2月がおすすめです。
内陸部には野生動物を観察できるサファリツアーが人気の観光地もありますが、サファリ観光のベストシーズンは、南アフリカの冬にあたる6月から7月のシーズン。
冬とは言っても、日本ほど肌寒く感じませんので、サファリ観光のベストシーズンは南アフリカの冬がおすすめです。
それ以外の地域の観光のベストシーズンは、4月から5月の秋か、8月から10月頃までの春です。

南アフリカ観光でおすすめの服装は?
ベストシーズンに続いて、観光するエリアごとにおすすめの服装をご紹介していきます。
まず、夏に南アフリカのケープタウン方面を観光する時の服装は、半袖、半ズボンといった動きやすい服装がおすすめです。
特に、観光名所であるテーブルマウンテンへ行く場合は、トレッキングできるような服装で行く方が良いでしょう。
冬の南アフリカを観光する場合は、エリアにもよりますが、かなり風が強くなります。
基本の服装は、長袖・長ズボンで、ウィンドブレーカーやフリースなど、風を通さない上着を持っていくようにしてください。
南アフリカで、サファリ観光へ行く場合は、汚れても良い服装で出かけるようにしましょう。
内陸部にあるサバンナは、朝晩冷え込みやすく、雨が降ると急激に気温が下がったりしますので、基本の服装は長袖、長ズボンが良いでしょう。
寒くなったときに備えて、上から羽織れるストールやジャケットなども忘れないようにしてください。
また、南アフリカのドラケンスバーグ山脈を観光する際は、トレッキングできる服装でおでかけ下さい。
南アフリカの観光名所1:喜望峰
ベストシーズンや服装の注意点も押さえたところで、ここからは、南アフリカ観光の見どころをご紹介していきます。
まず、最初にご紹介する南アフリカの観光名所は「喜望峰」。
地理や世界史で習った方も多いと思いますが、南アフリカを代表する観光スポットの一つです。
喜望峰は、実は南アフリカ最南端ではありません!南アフリカ最南西端になります。
8月から10月の喜望峰は、ホエールウォッチングのベストシーズン。見どころの一つとなっています。
また、喜望峰観光へ行く場合は、西ケープエリアにある「ドイカー島」を合わせて観光するのもおすすめです。
ドイカー島は、オットセイがたくさんいる島で、夏のツアーでは、船から海に飛び込んでオットセイと一緒に泳ぐこともできるようです。
南アフリカの観光名所2:ボルダーズ・ビーチ
続いてご紹介する南アフリカの観光名所は「ボルダーズ・ビーチ」。
ダウンタウンから程近いエリアにあるこの海岸線は、世界でも珍しいケープペンギンの生息地となっています。
喜望峰から海岸線を降っていく途中にありますので、喜望峰と合わせて観光したい見どころの一つとなっています。
南アフリカの観光名所3:テーブルマウンテン
続いてご紹介する南アフリカの観光名所は「テーブルマウンテン」。
テーブルマウンテンは、南アフリカのケープタウンにある巨大な山塊で、頂上がテーブルのように平らになっていることからその名が付きました。
ケープタウン観光のハイライトでもあるテーブルマウンテンからは、ケープタウンの美しい街並みと、南アフリカの海岸線が一望できます。
このテーブルマウンテンと合わせて観光の見どころとなっているのが「カーステンボッシュ国立公園」。
様々な花が咲き乱れる美しい公園は、南アフリカの固有種も見られる自然豊かな観光スポットです。
花のベストシーズンは、9月、10月ですので、この季節にケープタウンを訪れることをおすすめします。
南アフリカの観光名所4:ライオンズ・ヘッド
続いてご紹介する南アフリカの観光名所は「ライオンズ・ヘッド」。
こちらも、南アフリカのケープタウンにある観光スポットです。先ほどご紹介した「テーブルマウンテン」から、ケープタウンを見下ろしたときに見える、尖塔状の丘が「ライオンズ・ヘッド」です。
トレッキングルートもあるライオンズ・ヘッドは、場所によっては、少し危険な箇所もあります。
ライオンズ・ヘッドを観光する場合は、動きやすい服装でおでかけするようにしてください。
丘の形が、まるでライオンのように見えることからその名がついた「ライオンズ・ヘッド」。頂上から、テーブルマウンテンを仰ぎ見るのもまた絶景です。
ハイキングなど、体を動かすアクティビティが好きな方におすすめしたい、南アフリカの観光名所の一つです。
南アフリカの観光名所5:スタークフォンテン
続いてご紹介する南アフリカの観光名所は「スタークフォンテン」。
8つの世界遺産のうち、南アフリカの文化遺産として世界的に有名な「スタークフォンテン」は、人類発祥の地と言われています。
最初の人類と言われる「アウストラロピテクス属」が発掘された洞窟や、遺跡群が観光の見どころとなっています。
南アフリカのヨハネスブルグから、北西約35キロの地点にあるこの遺跡群には、人類学博物館もあり、実際に発掘された頭蓋骨などが、数多く展示されています。
21世紀に入ってからも、新しいアウストラロピテクスの骨が発掘されているスタークフォンテン一帯は、「人類のゆりかご」と呼ばれています。
「私たちはどこから来たのか?」壮大な歴史ロマンを感じられるおすすめの観光名所です。
南アフリカの観光名所6:クルーガー国立公園
続いてご紹介する南アフリカ観光の見どころは「クルーガー国立公園」。
南アフリカ観光の目玉の一つといえば、やっぱりサファリツアー。
アフリカの大地で暮らすたくましい野生動物たちの姿を間近で見られる「クルーガー国立公園」は、動物好きの方に、ぜひおすすめしたい観光スポットです。
サファリツアーでは、野生動物を探しながら、車で国立公園内を移動します。
象の群れやキリンの群れなど、動物たちに遭遇すると車を停めて、野生動物を観察します。「ゲームドライブ」と呼ばれるこのツアーは、南アフリカ観光で最も人気のあるツアーの一つです。
雨季に当たる9月から5月までは、雨も多く湿度も高くなります。また、マラリアの蔓延なども心配ですので、ベストシーズンである乾季に観光するようにして下さい。
南アフリカの観光名所7:リンポポ州
続いてご紹介する南アフリカの観光名所は「リンポポ州」。
南アフリカの世界遺産に登録されている「マプングブェ」が観光の見どころとなっています。
「マプングフェ」は、リンポポ州の州都から車で約2時間半ほどの距離にあり、隣国ボツワナとジンバブエの国境沿いにあります。
アフリカ古代王国の跡地とも言われるこの丘からは、黄金で作られたサイの象や食器などが発掘されています。
また、リンポポ州には、サン・テグジュペリの童話「星の王子様」でも有名な「バオバブの木」があり、観光の見どころとなっています。
リンポポ州には、世界最大と言われる巨大なバオバブの木があります。推定樹齢が6000年以上とも言われており、日本の縄文時代頃からこの地に生えていた計算になります!
世界最大のバオバブの木は、高さが22m、幹の太さは47mもあり、中にはバーもあるそうです。
南アフリカの観光名所8:ドラケンスバーグ
続いてご紹介する南アフリカの観光名所は「ドラケンスバーグ」。
南アフリカの公用語の一つ「アフリカーンス語」で「ドラゴンの山」を意味する「ドラケンスバーグ山脈」は、先にご紹介したリンポポ州の南東部から東ケープ州の北西部までを結ぶ巨大な山脈です。
全長1000km以上もあるこの山脈は、南アフリカ共和国にある内陸国「レソト王国」とも国境を接しています。3000m級の山々が連なるこの地域は、南アフリカの雄大な自然を感じられる人気の観光スポットです。
ドラケンスバーグでは、登山やハイキングの他に、ゴルフや乗馬なども楽しめます。渓谷もあるので、釣りを楽しむ観光客も多いようです。
また、ドラケンスバーグでは、雄大な山脈をヘリコプターで観光するのもおすすめです。
見どころとしては、世界遺産にも登録されているアフリカの先住民族「サン人」が残した洞窟壁画もあります。
南アフリカの観光名所9:ブライドリバーキャニオン
南アフリカの観光名所も残すところあとわずかとなりました。続いてご紹介する見どころは「ブライドリバーキャニオン」。
ヨハネスブルグの保護区に指定されている「ブライドリバーキャニオン「は、世界最大規模の渓谷です。
谷の頂上から川底までが1372mの断崖絶壁になっており、アメリカのグランドキャニオンと並んで、世界的に有名な観光スポットとなっています。
アメリカのグランドキャニオンは、真っ赤な砂漠のような地形で知られていますが、ブライドリバーキャニオンは、木々の緑が美しい緑の渓谷です。
南アフリカのブライドリバーキャニオンは、のんびりとドライブしながら、レンタカーで観光するのがおすすめです。
ブライドリバーキャニオンのベストシーズンは、内陸部の雨季が明けた6月頃。渓谷に流れ落ちる絶景の滝も見られます!
南アフリカの観光名所10:ワインランド
最後にご紹介する南アフリカの観光名所は、ケープタウンの東に広がる「ワインランド」。その名の通り、ワイン農家がたくさんある地域です。
南アフリカのケープタウン地方は、地中海性気候で、ワインの原料となるぶどうの栽培に適しており、世界的に有名なワインの産地になっています。
ワイナリーを巡って試飲を楽しめますので、お酒好きな方におすすめの観光名所です。
南アフリカでもっとも有名なワイナリーといえば「GROOT CONSTANTIA」(グルート・コンスタンシア)で、新しいワイン醸造技術で生まれた美味しい南アフリカワインを楽しめるおすすめの観光スポットです。
世界の名だたる賞を受賞してきた「グルート・コンスタンシア」のワインですが、お値段はとてもリーズナブルですので、試飲して気に入ったものがあったら、ぜひ、購入して下さい。
南アフリカ旅行のお土産を買うのに、おすすめの観光スポットです。
南アフリカで大自然と出会う旅を満喫しよう!
南アフリカ共和国の観光名所や、ベストシーズンをご紹介しました。
南アフリカには、他にも「ビッグホール」と呼ばれるダイヤモンド鉱山や、「カムデブー国立公園」など、今回はご紹介できなかった見どころもたくさんあります。
日本からは直行便もなく、かなりアクセスは不便ではありますが、ぜひ、南アフリカへ行って、大自然と出会う旅をお楽しみ下さい!
関連記事
