那須のスッカン沢とは?絶景の秘境で滝を巡るハイキングコースを紹介!

那須塩原には、滝が絶景な秘境ポイントがあります。その名は、スッカン沢です。全く人の手が加わっていない、自然本来の姿が織りなすスッカン沢は、知る人ぞ知る、滝めぐりの人気ポイントです。今回は、スッカン沢渓谷のハイキングコースを紹介します。

那須のスッカン沢とは?絶景の秘境で滝を巡るハイキングコースを紹介!のイメージ

目次

  1. 1スッカン沢は様々な滝が集まる渓谷
  2. 2スッカン沢渓谷のハイキングは「スッカン沢駐車場」からスタート
  3. 3スッカン沢の中で最も美しい素廉の滝
  4. 4白いスカートのように見える仁三郎の滝(舞姫滝)
  5. 5スッカン沢の中で最大「雄飛の滝」
  6. 6スッカン沢ハイキングコースの終着地「スッカン橋」
  7. 7薙刀のような形から名が付いた「薙刀岩」
  8. 8スッカン沢だけでなく桜沢の渓谷も魅力
  9. 9スッカン沢の拠点は「山の駅たかはら」で
  10. 10スッカン沢を歩くのに相応しい服装
  11. 11スッカン沢を歩く上で必要な持ち物
  12. 12スッカン沢を歩く上で注意点
  13. 13スッカン沢の駐車場はどこにある?
  14. 14スッカン沢を歩いた後は温泉に浸かりましょう
  15. 15東京からスッカン沢へアクセスするには?
  16. 16スッカン沢は事前の準備が重要

スッカン沢は様々な滝が集まる渓谷

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スッカン沢は、素廉の滝・仁三郎の滝・雄飛の滝という大きな滝や、その他小さい滝が多く集まった渓谷です。遊歩道が整備されていますが、舗装はされておらず、山道を歩きます。今回は、スッカン沢の見どころだけでなく、スッカン沢を歩く上での注意点・服装・持参品なども合わせて紹介します。

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スッカン沢渓谷のハイキングは「スッカン沢駐車場」からスタート

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スッカン沢渓谷で滝めぐりをするなら、県道56号沿いにある「スッカン沢駐車場」に車を停めましょう。「雄飛の滝線歩道」の看板が目印です。渓谷沿いに続く遊歩道があるので、そこからスッカン橋までがハイキングコースとなります。いよいよ滝の絶景に向けてハイキングが始まるので、テンションがあがります。

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スッカン沢駐車場までのアクセスは、車でアクセスするなら、西那須野塩原インターから国道400号で西に向かい、塩原温泉の病院の所で左折します。そこから県道56号に入り、道なりを進めば、およそ40分で到着します。なお、公共交通機関でアクセスするなら、近くにバス停が無いので、レンタカーを使うしかありません。

スッカン沢の中で最も美しい素廉の滝

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スッカン沢の駐車場から渓谷沿いに歩くと、最初の絶景ポイントが見えます。そこは、素廉の滝という、遊歩道の奥に佇む滝です。スッカン沢の対岸にある岩壁から水が流れ落ちるため、簾のように見えます。このため、"すだれの滝"とも呼ばれています。毎日変化する素廉の滝は、いつも水が新鮮なため、スッカン沢の中で一番美しい絶景ポイントです。

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素廉の滝は関東の屋久島とも呼ばれています。大きな杉の木を思わせる大木や、そこから生えるコケ類、シダに覆われた木々は、まさに屋久島の絶景そのものです。関東でこんな景色を見られるのも、那須だからこそです。渓谷沿いの遊歩道からも一部見えますが、本当の絶景へアクセスするなら、険しい山道を進まなければなりません。

白いスカートのように見える仁三郎の滝(舞姫滝)

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素廉の滝から8分程歩くと、仁三郎の滝が見えます。素廉の滝とは違って、この滝は遊歩道から見えるので、誰でも気軽に見る事ができます。素廉の滝は、遊歩道から離れた険しい道だったので、かなりの体力を使いましたが、この滝なら、身体を休めながら滝の音を聴くことが出来ます。スッカン沢渓谷の中でも一番気軽な絶景ポイントです。

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滝名の由来は、仁三郎という人物がこの滝を見つけたので、仁三郎の滝と一般的に呼ばれています。この滝の特徴は、滝壺に流れ落ちるという点であり、それが白いスカートを身にまとった乙女に見えるため、舞姫滝と呼ばれることもあります。落差はそんなにありませんが、穏やかな流れなので、身も心も安らぎます。

スッカン沢の中で最大「雄飛の滝」

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仁三郎の滝から15分ほど歩くと、いよいよ那須のスッカン沢の中で、最大の絶景ポイント・雄飛の滝に差し掛かります。この滝は岩に囲まれて薄暗いですが、水の流れが暗い場所に光を照らしているように見えるので、夕日が来るのを忘れる感覚になります。その理由で、雄飛の滝と呼ばれています。スッカン沢の中で最も大きな滝です。

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滝の上にある展望台から、雄飛の滝を眺める事が出来ますが、迫力のある滝を見るなら、近くまで行くのがベストです。目の前には、雄大な滝が広がり、流れの勢いはスッカン沢渓谷の中でもトップクラスです。特に夏場は自然のクーラーとも呼ばれているので、涼を求めて訪れる観光客も多いです。これも那須が織りなす大自然です。

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雄飛の滝は、夏だけでなく冬も見どころ満載です。毎年冬になると、岸壁から湧き出る水が凍結し、氷柱のようになります。滝から落ちる水の流れと氷柱が描き出す冬の雄飛の滝は、まさに幻想世界です。これも、寒さの厳しい那須地方が創り出す自然の恵みとも言えます。ただし、足元が滑りやすいのでご注意を。

スッカン沢ハイキングコースの終着地「スッカン橋」

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雄飛の滝から少し歩けば、いよいよハイキングコースの終点・スッカン橋に到着します。木製の橋がとても立派で、夏の時期には木漏れ日が橋を照らしてくれるので、木が少し黄色に見えます。また、スッカン橋から眺める滝の様子も絶景です。少し体を休ませながら、橋の上で那須の自然を満喫しましょう。

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橋の先には、巨大な桂の大木が見えます。大蛇のように見えるので、"モウカツケイジュ"と呼ばれています。樹齢は不明ですが、明治時代の書物に紹介されたことから、100年以上はあると思われます。現在はこの大木を取り巻くように遊歩道が整備されています。なお、スッカン橋の先は、震災の影響で倒木が多くて危険なため、通行禁止です。

薙刀のような形から名が付いた「薙刀岩」

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スッカン橋を渡った先には、薙刀の形をした、大きな岩が目の前に広がります。岩の形から、薙刀岩という名が付いています。この岩は、火山の噴火の際、溶岩が冷えて固まるという、桂状節理という現象によって形成されました。なお、スッカン橋の先は通行止めとなっておりますが、通れないわけではありません。ただし、自己責任でお願いします。

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こうして、薙刀岩を近くで見ると、手前に大きく曲がっているから威圧感を感じます。上から見上げれば、崖のように見える事もあれば、天井のように見える事もあります。時々、岩から浸り落ちる水滴が、見る人の心を癒す存在になります。岩肌から見えるシダ類・コケ類も、薙刀岩のバリエーションを増やしてくれます。

スッカン沢だけでなく桜沢の渓谷も魅力

ここからは、スッカン沢から少し離れて、桜沢渓谷の滝を巡りましょう。スッカン沢からアクセスするには、スッカン橋を渡る必要がありますが、危険のため通る事ができません。という事で、「山の駅たかはら」の駐車場に車を停めて、滝巡りコース入り口から遊歩道を歩きます。およそ50分ほどで桜沢の渓谷に着きます。

水量豊かな雷霆の滝

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まずは、雷霆の滝を訪れます。山の駅からは1時間歩けばたどり着けます。目の前には、雷のように響く大轟音と絶景が広がります。水の流れが雷のように音が大きいので、雷霆の滝という名が付きました。水量が豊富な分、音も大きくなります。高さも10mあり、岩肌も荒れているため、近くでみると迫力満点です。

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轟音を響き渡せる雷霆の滝も、冬になると多少おとなしくなります。那須地方にあるので、冬はかなり気温が低くなります。また、雪が降る時もあり、周りに雪が積もることもあります。そうすることで、滝が凍結し、水の勢いが弱まるので、音が小さくなります。雷霆の滝が凍結する姿を、一度は見てみたいものです。

桜沢渓谷で最も奥にある咆哮霹靂の滝

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雷霆の滝から歩いて500mの所にありますが、高低差もあり、足場も悪いので、慎重に歩かなければなりません。そのため、わずか1kmにも満たない道のりを、30分かけて歩くことになります。咆哮霹靂の滝は、スッカン沢渓谷と桜沢渓谷のちょうど交点にあたります。ただ、ここからスッカン沢渓谷方面は通行止めの為アクセスできません。

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咆哮霹靂の滝は、桜沢の中で最も大きな滝であり、咆哮の滝と霹靂の滝から成り立っています。「咆哮」には獣が叫ぶという意味が、「霹靂」は雷鳴が響くという意味が含まれています。2つの滝が同時に流れを演出している光景は絶景です。光を浴びながら流れる水は、輝きを増しながら滝から落ちていきます。

スッカン沢の拠点は「山の駅たかはら」で

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スッカン沢の近くには、「山の駅たかはら」があります。駐車場が広いので、多く停める事ができます。スッカン沢駐車場が満車の時は、ここで構いません。スッカン沢への準備運動や、スッカン沢を歩いて疲れた体を癒すのにうってつけです。なお、スッカン沢へのアクセスは歩いて1時間程かかりますが、ここからハイキングを始めてもいいでしょう。

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山の駅たかはらでは、売店や食堂も併設しており、食事する事もできます。中でも、矢板産のりんごを使った「アップルカレー」は、カレールーにりんごのエキスが入っており、辛さの中にほのかな甘みを感じます。レトルトカレーも売っているので、お土産にも合います。他には、地元産の野菜を使った天ぷらそば・うどんも提供しています。

スッカン沢を歩くのに相応しい服装

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スッカン沢は、遊歩道がありますが、渓谷沿いのためアップダウンが激しく、足元も凸凹しています。そのため、登山用の動きやすい服装で行くのが鉄則です。また、自然の中を歩くので、虫刺されや、転倒による怪我のリスクもあるため、出来る限り、長袖・長ズボンを着用しましょう。那須の山奥は、夏でも涼しいため半袖でなくても快適です。

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靴は、動きやすいものであれば何でも構いません。ただ、山の中を歩くので、ほぼ登山に近いです。そのため、ハイキングシューズが理想です。ハイキングシューズは、他のシューズと比べると、滑りにくい・足首の保護に強い、といったメリットがあり、他の動きやすいシューズと比べると、怪我をしにくい構造になっています。

スッカン沢を歩く上で必要な持ち物

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スッカン沢渓谷は、山奥にあるので、突然熊が出没する恐れがあります。熊に出くわしたからといって、驚いて逃げると逆に襲われてしまうのでご注意下さい。熊を撃退するには、熊鈴が効果的です。熊は、人を見かけると姿を隠すという性格があるので、それを利用して自分の存在を知らせる事で、熊による被害を軽減する効果が期待できます。

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スッカン沢はかなり歩くので、汗を多めに掻きます。そのため、水分補給できるものを用意しましょう。また、突然雨に降られる可能性もあるので、合羽などの雨具があると便利です。傘では前方が見えづらくなるので危険です。怪我に備えて、絆創膏や出血を止めるバンドなどの緊急用具もあるといいでしょう。

スッカン沢を歩く上で注意点

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スッカン沢は、スッカン沢駐車場からスッカン橋まで、歩くと2時間くらいかかります。アップダウンも激しいため、かなり体力を消耗します。そのため、体力に自信がある方のみおすすめできます。体力に自信のない方は、水分を多めに持参し、途中で休みながら少しずつ前進しましょう。無理に進まない方が、事故を防げます。

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スッカン沢周辺は、渓谷にあるため、携帯電話の電波が届きません。そのため、はぐれてしまうと何かあった時に大変な事に巻き込まれてしまいます。これを防ぐには、単独行動を避けて、お互いの目の届く範囲で行動しましょう。できれば、4~5人程度のグループで行動する方が無難です。一人旅では絶対に行けない場所です。

スッカン沢の駐車場はどこにある?

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スッカン沢周辺は、バス停がないので、ほぼ全員が車で来ると言っても過言ではありません。そこで、「駐車場はどこにあるのか?」という疑問が湧くでしょう。結論を言うと、前述の通り、スッカン沢駐車場と山の駅たかはらの駐車場しかありません。特に、スッカン沢駐車場はスペースが狭いので、とにかく早い者勝ちです。

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前述の通り、スッカン沢駐車場は、停められる台数は少ないですが、「山の駅たかはら」なら、多くの車を停められます。ただし、スッカン沢の入り口まで徒歩でアクセスすると1時間かかります。そのため、まずはスッカン沢駐車場に向かい、そこが満車なら、引き返して山の駅の駐車場に停めるのが一番効率がいいです。

スッカン沢を歩いた後は温泉に浸かりましょう

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スッカン沢で疲れた体を癒すには、温泉に入りましょう。スッカン沢からのアクセスは、県道56号を20分程北上すればたどり着けます。日帰りで行くなら、国道400号沿いにある「森のいで湯・福のゆ」がおすすめです。露天風呂の他にも、自家源泉の温泉に浸かることができます。「塩原グリーンヴィレッジ」というキャンプ場にあります。

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泊りがけで行くなら、塩原温泉に泊まりましょう。スッカン沢からのアクセスが良く、すぐに行けます。温泉から上がった後は、ビールで乾杯しながら、一日の疲れを癒しましょう。温泉上がりのビールは最高です。疲れ切った後にビールを飲むと、かなり美味く感じます。郷土料理でも頂いて、塩原温泉で楽しく過ごしましょう。

東京からスッカン沢へアクセスするには?

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東京からスッカン沢へのアクセスは、まず、那須の玄関口・那須塩原駅へアクセスする必要があります。東京から那須塩原駅へは、新幹線で簡単に行けます。新幹線で1時間10分程です。料金を安くして、在来線で行く場合は、宇都宮で乗り換える必要があります。東京から東北本線で行くと、乗り換えを除けば2時間半かかります。

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那須塩原駅に着いたら、レンタカーを利用しましょう。グループで行くため、レンタカー料金は人数が多い程割安になります。新幹線が停まる駅だけあって、日産・オリックス・トヨタ・ニッポンなど、様々なレンタカー会社が集結しています。駅レンタカーなら、運賃が割引になるサービスもあるので、そちらもおすすめです。

スッカン沢は事前の準備が重要

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スッカン沢は、滝が綺麗で、那須の大自然を満喫する事が出来ます。ただし、山の奥にあるので、携帯の電波が届きません。また、険しい山道を歩くので、服装や持参品にも気を付ける必要があります。ハイキングとは言えども、本格的な登山に近いです。事前準備をバッチリ行い、楽しいハイキングにしましょう。

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