2018年05月25日公開
2020年03月25日更新
セーシェル観光や治安・物価情報まとめ!島の魅力や行き方・見どころ紹介!
セーシェル共和国は、インド洋の真珠と言われていて、ハネムーナーにも人気の島です。大小115もの島々から成り立ち、青い空と白い雲、サンゴ礁に囲まれた南国の楽園です。セーシェルの島の魅力や行き方、見どころなどをご紹介しましょう。

目次
セーシェルはインド洋の真珠
セーシェルは、インド洋の真珠と言われ、美しい南国の共和国で、人気のリゾート地です。セーシェルは日本ではそんなに馴染みがありませんが、ヨーロッパのセレブが集まる島として知られています。アフリカ大陸から1300キロ離れた115ものインド洋に浮かぶ島で成り立っています。島への行き方や治安、物価、見どころをご案内しましょう。
セーシェルってどんな国?
セーシェル共和国は、アフリカ大陸の東にあり、手つかずの大自然が広がる大小115の島々からなりたっている国です。熱帯雨林が生い茂り、真っ白な砂浜にどこまでも続く青い海が、欧米を中心にハネムーナーに人気があるリゾート地です。ビーチや大自然を満喫することができて、観光することもできるのが人気です。
セーシェルは、イギリスのウィリアム王子とキャサリン妃のハネムーン先としても有名であり、セレブ建ちのリゾート地になっています。首都のヴィクトリアがあるマヘ島や、2番目におおきいプララン島は世界遺産があるので観光もでき、その他にもたくさんの美しい島によって成り立っています。
セーシェルの魅力
セーシェルの魅力をご紹介しましょう。セーシェルの魅力と言えば、やはりターコイズブルーの海です。透明度が高く、透き通った海に一度潜ってしまうと、きっとセーシェルの虜になってしまうことでしょう。最高の楽園であり、サンゴ礁、青い海、青い空の下でゆっくりとした時間を過ごすことができます。
ロマンティックな風景なのでハネムーナーにも人気があります。特にサンセットは最高にロマンティックな風景が広がり、カップルやハネムーナーにおすすめです。治安も良くて、どこをとっても絵になるセーシェルはまさに楽園そのものです。スキューバダイビングやシュノーケリングも楽しむことができます。
セーシェルまでの行き方
日本からセーシェルまでの行き方をご紹介しましょう。日本からセーシェルまでは残念ながら直行便は運航されておりません。セーシェルまでの行き方としては、アブダビでトランジットをする行き方がおすすめです。エティハド航空を利用して、アブダビで乗り換え、セーシェル航空でマヘ島又はプララン島に向かう行き方がベストです。
日本からの行き方は、成田か名古屋から搭乗しましょう。セーシェルの行き方を見ると、とても遠い国のような感じがします。フライト時間は、アブダビでトランジットする行き方の場合、日本からアブダビまでが約12時間で、アブダビからセイシェルまでは約5時間かかります。エミレーツ航空を利用したドバイ経由という行き方もあります。
日本からセーシェルに行く場合には、南アジア経由で行かれるのが実は便利です。スリランカは日本から直行便がありますので、ここを拠点にすると、プラスαの感覚でセーシェルに行くことができます。コロンボはスリランカの首都であり、ここからセーシェルまではたったの4時間で行くことができます。
プラス1日あればセーシェルに行くことができて、朝コロンボを出発すると午前中にセーシェルに到着します。1日ゆっくりとビーチで過ごして、翌日の午後出発するというコースもできます。セーシェルを満喫したいのであれば、あと数泊プラスされることをおすすめします。わずか4時間で夢の楽園に行くことができますので是非足をのばしてみましょう。
セーシェルの治安が気になる!
セーシェル旅行で気になるのは治安です。外務省の治安情報を見ると、セーシェル全土で、危険情報は出ておりません。手つかずの大自然が残っていて、観光が主産業なので、セーシェルの治安は良好と言えます。首都のヴィクトリアを含めてセーシェルは治安が良いことで知られているリゾートです。
ただし、セーシェルは治安が良いと言えど、通常の危機管理は必要です。セーシェルを観光している分には治安も良く安全に過ごせるとは思いますが、無防備になりすぎないように注意は必要です。貴重品の管理を徹底して、外出時には施錠したりして、治安対策は忘れないようにしましょう。
セーシェルは治安が良いからといって、夜の一人歩きには注意しましょう。セーシェルは街灯が少なく、夜になると暗い場所が多いです。治安が良いからといって、夜道の一人歩きは避けましょう。麻薬の薬物に関する犯罪も増加していますので、興味本位で関与しないように注意しましょう。野犬も多いので、夜間の外出は控えましょう。

セーシェルの物価
セーシェルの物価はとても高いです。外国人にとって物価が高い都市のランキングでもセイシェルは第2位となり、その物価の高さがわかります。セイシェルの食料はほとんどが外国産であり、輸入に頼っています。各島に輸送する際にコストがかかりますので、物価が上がってしまうのです。セイシェル産のお土産を探すのは難しいです。
物価が高いので、レストランでの食事も高いですが、クレオール料理はなかなか味わえませんので、是非味わってみましょう。物価が高いと言えど、セイシェルは物価の高さを忘れさせてくれるような経験をすることができます。物価が高くても是非、セイシェルを訪れてみて下さい。物価が高いのは気にならないくらいの見どころがあります。
セーシェルの見どころ1:アンス・インテンダンス・ビーチ
マヘ島は首都ヴィクトリアがある島です。こちらにあるアンス・インテンダンス・ビーチはセーシェルの見どころの一つで、ゆっくりと海を眺めながらのんびり過ごしたい方におすすめのビーチです。マヘ島で一番綺麗なビーチと言われていて、波が荒いので、泳ぐというよりも、風景を楽しみたい方におすすめです。
アンス・インテンダンス・ビーチに行かれる際には、レンタカーで行かれるのが一番便利です。マヘ島の首都であるヴィクトリアの周辺にはバスが走っているのですが、あまり発達していませんので、バスはおすすめできません。アンス・インテンダンス・ビーチで海を見ながらブランチをしてみてはいかがでしょうか?
セーシェルの見どころ2:ヴァレ・ド・メ自然保護区
世界遺産にも認定されているヴァレ・ド・メ自然保護区というのは、セーシェルで2番目に大きな島であるプララン島にある人気の観光スポットで、セーシェルの見どころです。様々な生き物や野鳥を観察することができて、珍しい鳥も生息しています。カメレオンもいるようなので、注意深く観光をすると見つけられるかもしれません。
ジャングルのようなところにあり、野生の植物が生い茂っている山の中の観光スポットです。体力がある方にはレンタサイクルもおすすめです。こちらには、ココ・デ・メールが群生していて、世界で一番大きな実を付けています。そのため、セーシェルはエデンの園だと言われています。是非、世界遺産であるヴァレ・ド・メ自然保護区に足を運んでみて下さい。
セーシェルの見どころ3:アルダブラ環礁
セーシェルの見どころの一つにアルダブラ環礁という世界遺産があります。サンゴ礁が盛り上がって出来たもので、自然にできた観光スポットで、世界で2番目に大きいサンゴの島です。ゾウガメの生息地としても有名であり、他にもアオウミガメや多くの鳥が生息しています。ゾウガメは人馴れしていて、人の手からエサを食べる姿が見られます。
ゾウガメは約15万匹生息し、他にも珍しい鳥も生息しています。グンカンドリやクロトキの生息していて、動物好きの方にはアルダブラ環礁は是非訪れていただきたい観光スポットです。マヘ島から船で行きますが、ツアーで行かれると便利なのでおすすめです。非日常を感じさせるところが見どころです。
セーシェルの見どころ4:グラン・アンス
ラ・ディーグ島のグラン・アンスは、世界で一番美しいビーチに選ばれたこともあり、人気の観光スポットです。泳ぐことは禁止されているので、景色を楽しみましょう。浜辺には色々な施設があり、美味しいグルメを堪能したり、世界で一番美しいビーチでゆっくりとした時間を過ごすことができます。
夕暮れが見どころの一つで、刻々と表情を変えていきます。日中は海と空の青と白の風景から夕暮れになると黄金色とオレンジの風景に変わります。この風景はハネムーナーに特におすすめします。ゆっくりと浜辺を散歩したりしてグラン・アンスのビーチを楽しみましょう。世界で一番美しいビーチはセーシェルを訪れたら是非足を運んでみて下さい。
セーシェルの見どころ5:ココ島
セーシェルのココ島は、日帰り観光で訪れることができます。小さな無人島で、透明度が非常に高く、スキューバダイビングやシュノーケリングで人気の島です。プララン島やラ・ディーグ島からツアーで行くことができますので、セーシェルを訪れた際には是非行ってみてください。
ラ・ディーグ島からの方がコストが安いので、ラ・ディーグ島を訪れた際には是非ココ島にも足を運んでみて下さい。ココ島に到着すると、ヤシの木が生い茂り、花崗岩の巨石を見ることができます。日常を忘れさせてくれて、リゾート気分にさせてくれるココ島でマリンスポーツを楽しみましょう。
セーシェルの見どころ6:島巡り
セーシェルは色んな島がありますので、島巡りも見どころの一つです。島巡りツアーが出ていますので、是非参加してみましょう。プララン島やマヘ島からの日帰りのツアーもあります。ツアーには、シュノーケリングセットの貸出や、ランチが含まれています。ラ・ディーグ島、カズン島、キュリーズ島、アリデ島、セント・アン海洋国立公園などがおすすめです。
セント・アン海洋国立公園は、サンゴ礁がとても美しく、シュノーケリングはもちろん、底が透明になっていて海中を見ることができるボートやカヤックなどで楽しむことができます。ラ・ディーグ島は、人口が約2000人しかいないのどかな島で、現在も牛車が走っています。キュリーズ島はウミガメの産卵地として有名で、美しいマングローブを見ることが出来ます。
このように、セーシェルには魅力的な島がたくさんあります。マヘ島、ラ・ディーグ島、プララン島は3島間の移動は高速艇で行き来することができます。マヘ島、プララン島間は約1時間で移動することができて、マヘ島からラ・ディーグ島間は1時間半で移動できます。プララン島からラ・ディーグ島間はわずか15分で行くことができます。
セーシェルの見どころ7:珍しい動植物
セーシェルにはこの地域でしか生息していない動植物が生息しています。アルダブラゾウガメは約10万頭生息していて、時にはリゾート内の敷地でも遭遇することができます。セーシェルの首都にある植物園でもゾウガメを見ることができます。プララン島には世界でも珍しい双子ヤシのココ・デ・メールが群生しています。
バード島は、セーシェル島の最北端にある島で、海鳥の繁殖地として有名な島です。5月から10月にかけては、セグロアジサシが数百羽見ることが出来て、小さい島を埋め尽くします。ブラック・パロット、セーシェル・ヒヨドリ、セーシェル・ルリバトなどセーシェルでしか見ることができない固有種が生息しています。
セーシェルの文化
セーシェルは美しいビーチと自然が魅力ですが、それだけではなく、セーシェルの文化も魅力の一つです。セーシェルの文化は、クレオール文化といって、多文化が混交して生まれました。セイシェルの言葉は英語、フランス語とならんでクレオール語が公用語なのですが、各国の言葉が混ぜ合わさっています。セーシェルの料理には各国の影響がとてもよくあらわれています。
セーシェルの料理は、どれも日本人の口に合います。米を主食にしていて、カレーやフレンチをベースにされたものばかりです。セーシェルの首都ヴィクトリアのマーケットを訪れると、インドを感じさせる香辛料や、インド洋で取れた魚介、中国の醤油、セーシェルらしい南国のフルーツやココナッツなどが並んでいます。
セーシェルの首都、ヴィクトリアには、伝統的なクレオール建築の建物がたくさんあり、セーシェルの文化を感じることができます。他にも、自然史博物館や植物園ではセーシェルの植生について学ぶことができます。ヒンディー寺院、時計塔もクレオール文化の見どころとなっています。
マヘ島にはセーシェルの地元アーティストたちのギャラリーや工房がたくさんあり、様々な作品を楽しむことができます。どれも個性的な作品で、彫刻やステンドグラス、絵画といった様々な作品を見て廻るのもおもしろいです。セーシェルを訪れた際にはクレオール文化を堪能してみてください。
夢の楽園セーシェルへ行こう!
いかがでしたでしょうか?セーシェルは夢の楽園で、その魅力は、ビーチやリゾートライフだけでなく、固有の動植物やいろんな国の歴史が混交した文化といったように多くの魅力が詰まったところです。インド洋の真珠と言われているセーシェルで何もしない贅沢を楽しんでみませんか?
