2018年05月29日公開
2020年03月25日更新
沖縄「岸本食堂」の沖縄そばは絶品でおすすめ!観光客にも大人気!
沖縄には美味しいご当地グルメがたくさんありますが、今回おすすめするのは岸本食堂の沖縄そばです。この岸本食堂はなんと明治38年創業の沖縄そば屋では県内最古の老舗で、今も行列のできる超人気店です。今回は岸本食堂ってどんなお店?についてまとめました。

目次
沖縄そば現役最古の老舗「岸本食堂」
沖縄北部の本部町にお店を構える「岸本食堂 本店」は、創業110年を超える老舗の沖縄そば屋で、ランチ時は地元の人や観光客で行列ができる超人気店です。数ある沖縄そば屋の中でも特におすすめしたいお店です。今回は110年間愛されている老舗岸本食堂の魅了をたっぷりとお届けします。
THE・昭和の食堂!岸本食堂の外観
岸本食堂はお店の大きさはこじんまりとしていますが大きな看板が目立っているのと、ランチ時間は並んでいることが多いので遠くからでも目立っています。明治38年から営業している老舗の雰囲気漂う「THE・昭和の食堂」といった懐かしさを感じる外観です。
店内はテーブル席と座敷があり、親戚のおじさんの家に遊びに来た時のようなほのぼのとした懐かしさを感じます。岸本食堂は沖縄そば県内最古の老舗ということもあって、TV取材も多く店内には有名人のサインがずらりと並べてあり、人気と知名度の高さを感じます。
沖縄の伝統!岸本食堂は木灰そばが自慢
沖縄そばの特徴的な黄色い麺は小麦粉100%ですが、作り方が大きく分けて2つあります。1つが現在多くのお店で作られている小麦粉+かん水の麺と、戦前は主流だった小麦粉+木灰で作られた麺です。沖縄そばのコシや風味は小麦粉にかん水や木灰が混ざって作られています。
かん水は、沖縄そばや中華麺を作るときに混ぜる炭酸ナトリウムや炭酸カリウムといった国が認めている食品添加物のことで、同じ小麦粉からできているうどんと中華麺の違いは、かん水が入っているかいないかです。沖縄では1960年以降、薪が手に入りにくくなり灰の入手が難しくなってからはかん水を使った沖縄そばが主流です。
沖縄伝統の「木灰」って何?
木灰(もっかい)とは沖縄ではガジュマルやデイゴなどの硬い木を燃やして灰にしたものです。できた木灰を水に浸けておいて、その上澄み液(灰汁)を練りこんで作った麺が木灰麺です。木灰は作るのに時間がかかるので使っている店は少ないですが、最近は岸本食堂のように伝統的な木灰麺にこだわっているお店も増えて来ています。
岸本食堂のメニューは麺(大小)とご飯の3つだけ!
岸本食堂のメニューは麺は岸本そばの1種類のみ。大(650円)か小(500円)で大きさが選べます。ご飯はジューシーという沖縄の炊き込みご飯(250円)です。この2つのメニューで創業以来ずっと愛されていてランチは行列になるわけですから、お味は絶品です。
男性でたくさん食べる人ならそば(大)とジューシーでも大丈夫ですが、小でもうどん1玉ぐらいのボリュームがあるので女性ならそば(小)とジューシーの組み合わせがおすすめです。せっかくなので老舗の沖縄そばとジューシーを両方注文して味わってください。
沖縄そばの特徴の豚の三枚肉も甘辛く煮てあってしっかりとした味付けです。このタレが混ざってスープに甘さをプラスしています。脂の部分はホロホロととろける柔らかさ、赤身の部分はしっかりと煮てあり旨味がギュッと凝縮されています。岸本食堂のそばは三枚肉+かまぼこ+ねぎがトッピングされた王道スタイルです。
味に変化をつけたい時はコーレーグスを少量入れてみてください。コーレーグスは島唐辛子を泡盛で漬け込んだピリッと辛い調味料で、沖縄以外ではあまり見かけませんが、沖縄ではとてもポピュラーな調味料です。見た目は辛そうにみえませんが一味や七味と同じような位置づけなので入れすぎには注意して下さい。
岸本食堂のそばはカツオの出汁が決め手!
沖縄そばはあっさりしたスープが多いのですが、岸本食堂のスープはカツオの出汁がしっかりと濃く煮出されたしっかり味が特徴です。「沖縄そばの出汁は薄くてちょっと物足りない・・・」と思っている人には、他とは違う老舗の1杯をぜひ堪能してもらいたいです。
岸本食堂の甘みが強めの醤油風味の和風ダシは老舗ならではのこだわりが詰まっています。このダシに手打ちの自家製木灰麺と甘辛く煮た沖縄そばならではの三枚肉(豚のバラ肉)が絶妙にマッチしていて、1度食べると人気の理由にも納得で人にもおすすめしたくなること間違いなしです。
岸本食堂のジューシーはやみつきになる味
岸本食堂にきたら沖縄そばとセットで食べて欲しいのがジューシーです。ジューシーは沖縄の炊き込みご飯のことで、岸本食堂のリピーターさんの中にはこのジューシーを目的にくる人もいるほど美味しくて人気のメニューです。数量限定なのでランチタイムでも売り切れている可能性があるので注意してください。
岸本食堂のジューシーは濃いめの甘辛い味です。ジューシーの特徴は具材に豚肉が入っていることと、豚骨出汁で炊くので豚の旨味やコクが詰まったこってりとした深い味わいがあります。この濃いめの味付けのジューシーとあっさり味の沖縄そばが絶妙にマッチしてあっという間に完食してしまうという口コミが多数寄せられています。
岸本食堂は美ら海水族館から10分!
岸本食堂は沖縄北部の本部町というところにあります。近くには有名な美ら海水族館、古宇利橋から見る景色が絶景でドライブにもデートでも人気の古宇利島、車で行ける離島で沖縄で1番と名高い綺麗なビーチのある瀬底島など、おすすめの観光&デートスポットが集まったエリアです。
特に美ら海水族館からは車で10分ほどの距離にあるので、一度抜けてランチは岸本食堂に食べにくる人もいます。日程に限りのある旅行の時はどっちも楽しめて一石二鳥です。ただ、開店からランチの時間はとても混み合うので時間の都合と、美ら海水族館で再入場できるスタンプを忘れずに押してもらって下さい。
岸本食堂へのアクセス方法
岸本食堂へのアクセスは那覇空港から車で那覇ICから許田ICをでて国道58号線を走って約1時間40分、一般道なら国道58号線から国道449号線で約2時間20分です。最寄りの許田ICからは国道58号線で約40分です。 バスを利用する場合の最寄りは渡久地バス停になります。上記で紹介した美ら海水族館からは南に約5kmです。
立地的に車で訪問する人が多いと思いますが、駐車場は事前に下調べしておくことをおすすめします。店舗の無料駐車場が路地中でわかりにくことや数が少ないこともあり、路駐したり、近隣のお店に勝手に止める人がいるなど駐車問題が発生しています。人気店なので駐車スペースも混み合うことも考慮しておきましょう。
岸本食堂は本店と八重岳支店がある
本店じゃなくても岸本食堂の沖縄そばが食べれたらOKという人は支店の八重岳店を訪問するのもおすすめです。八重岳店は別名「沖縄そば街道」と呼ばれている84号線沿いにあります。岸本食堂八重岳店は駐車スペースが26台分用意されているので車で訪問する人には駐車場を探す手間が省けるの便利です。
岸本食堂八重岳店のメニューは本店よりサイズが増えて、特大・大・小の3サイズから選べ、ご飯はジューシーと白米が用意されています。そして八重岳店はオーダーするのではなく販売機で食券を購入するスタイルです。観光バスのツアーがランチに立ち寄ることもあるので本店より観光客が多く訪問しています。
本店よりも広々としていて席数も多く観光客向けのお店ですが、人気店の支店というだけありランチ時はとても混み合います。岸本食堂本店と同じ味が食べれますし、回転は早めなので沖縄北部に行った際は本店か八重岳店のどちらかをルートに入れてみて下さい。
岸本食堂の後は新垣ぜんざいでデザートを
ぜんざいと聞くと甘く煮た小豆にお餅や団子を入れて食べる温かいデザートを思い浮かべる人が多いと思いますが、沖縄のぜんざいは氷を入れてかき氷のようにする冷たいスタイルが定番です。金時豆を使うことが多く、甘く煮て冷やした金時豆に白玉団子を入れてから氷をたっぷり入れて食べます。
メニューは氷ぜんざいの1種類のみで1人前〜20人前まで一気に購入できます。テイクアウトもできますが、蓋をすると写真のような氷の山は潰れてしまうのでフワフワ感を写真に撮りたい場合は蓋なしでお願いして下さい。岸本食堂の向かいにあるので沖縄そば→ぜんざいをデザートにいただくコースがおすすめです。
一度は訪問したい老舗の味「岸本食堂」
今回は沖縄そばの老舗「岸本食堂」についてお伝えしましたが、いかがでしたか?創業以来変わらない製法を守り自家製の木灰そばを使用した沖縄そばとジューシーにこだわって提供していることが、110年以上たくさんの人に愛され続けている理由です。沖縄北部に訪問する際はぜひ訪問して老舗の味を堪能して下さい。
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