2018年05月31日公開
2018年05月31日更新
台湾の日月潭で絶景の湖と老街を満喫!観光客人気の理由や行き方をリサーチ!
台湾中部にある「日月潭」は、台湾三大観光名所にも数えられる風光明媚な湖です。遊覧船やロープウェイなどアクティビティも楽しめる日月潭には、老街と呼ばれる観光スポットや歴史スポットもあります。今回は、日月潭と老街の楽しみ方や行き方も含めてその魅力をお伝えします!

目次
- 1台湾の三大観光名所「日月潭」と周辺の老街をご紹介!
- 2台湾観光の人気スポット「日月潭」とは?
- 3台湾観光の人気スポット「日月潭」への行き方
- 4日月潭と老街観光の楽しみ方1:ロープウェイ
- 5日月潭と老街観光の楽しみ方2:サイクリング
- 6日月潭と老街観光の楽しみ方3:遊覧船
- 7日月潭と老街観光の楽しみ方4:お土産探し
- 8日月潭と老街観光の楽しみ方5:アッサムティー
- 9日月潭と老街観光の楽しみ方6:茶葉蛋
- 10日月潭と老街観光の楽しみ方7:廟めぐり
- 11日月潭と老街観光の楽しみ方8:九族文化村
- 12日月潭と老街観光の楽しみ方9:拉魯島
- 13日月潭と老街観光でおすすめのホテル
- 14日月潭と老街観光のベストシーズンはいつ?
- 15日月潭へ行って老街観光や湖の絶景を楽しもう!
台湾の三大観光名所「日月潭」と周辺の老街をご紹介!
台湾の台中エリアにある「日月潭」は、台湾の英雄「蒋介石」も愛した人気の観光スポット。遊覧船などもあり人気のある観光地です。
広大な湖には、美しい島々の風景が広がっています。日月潭には、台湾の少数民族サオ族のお土産が買える老街など、様々な見どころがあります。
今回は、台湾の人気観光スポット「日月潭」周辺のおすすめスポットや行き方の他、宿泊したいホテルもご紹介します。
台湾観光の人気スポット「日月潭」とは?
日月潭は、「阿里山」「太魯閣渓谷」と並ぶ、台湾を代表する景勝地で、海抜787mにある台湾最大の淡水湖です。
神秘的な湖面の美しさは、世界中から観光客が訪れる人気スポットで、湖では、様々なアクティビティが楽しめます。
日月潭は、水力発電所を建設した際に、現在の大きさまで拡大され、東側の湖が「日」、西側の湖が「月」の形に似ていることから、「日月潭」と呼ばれています。
台湾建国の父とも言われる「蒋介石」も愛した台湾屈指のリゾート地でもある「日月潭」は、周辺に老街と呼ばれる昔ながらの通りがあり、台湾の少数民族であるサオ族のお土産品なども販売されています。
また、湖のまわりには、観光客向けのリゾートホテルが立ち並び、台湾内外から避暑に訪れる方が多いようです。
観光名所としては、お買い物ができる老街や日月潭の中に浮かんでいる「拉魯島」といった景勝地の他、三蔵法師の遺骨を祀っている玄奘寺なども人気があります。
最も美しい湖の全景が見られるおすすめのスポットには「玄光寺」もあります。
美しい建築様式が人気の「向山游客中心」(ビジターセンター)や、サオ族をはじめとする台湾の少数民族の文化を知ることができる文化村などもありますので、のんびり過ごすなら最低でも1泊以上泊まるのがおすすめです。
また、老街では日月潭ならではのご当地グルメもありますので、後ほど詳しくご紹介致します。

台湾観光の人気スポット「日月潭」への行き方
ここからは、台湾最大の湖「日月潭」への行き方をご紹介します。
日月潭へ行くには、高速バスか台湾の新幹線「高鉄」を使って行く主に2つの行き方があります。
まず台北から高速バスで行く行き方は、「国光客運」のが運行している日月潭行きの直行バスがおすすめです。
台北駅前の台北長距離バスターミナル(台北轉運站)からバスが出ており、平日は1日6便、週末は9便運行されています。
全路線とも途中で「埔里」を経由しています。日月潭への高速バスは、台北からだと所要時間が4時間ほどかかりますので、時間に余裕のある方におすすめの行き方です。片道料金は460元ほどとなっています。
続いて、高鉄(新幹線)を使った行き方をご紹介します。台湾新幹線を使った行き方の場合、まず台北市内から、高鉄台中駅まで移動します。
高鉄台中駅または台鉄台中駅周辺からは、「南投客運」の台湾好行バスが、1時間に約1、2本運行されていますので、こちらに乗り継いで日月潭を目指します。
運賃は片道189元ほどで、高鉄台中駅から日月潭までの所要時間は1時間20分、台鉄台中駅からは1時間40分ほどとなっています。
高鉄とバスを使う行き方だと、日月潭までの所要時間は約2時間30分で、高速バスだけで行くよりずいぶん時短になります。時間がない方には、台湾新幹線を使って行く行き方がおすすめです。

日月潭と老街観光の楽しみ方1:ロープウェイ
神秘の湖「日月潭」への行き方も分かったところで、ここからは、日月潭や老街観光の楽しみ方をご紹介していきます。
トップバッターは、日月潭の観光拠点となる伊達邵老街付近から、観光スポットの一つである九族文化村までを結ぶロープウェイです。
ロープウェイ乗り場は、伊達邵老街から湖に沿って北西に進んだところにあります。
2010年に開通した全長1887メートルのロープウェイからは、眼下に美しい湖「日月潭」と山々の素晴らしい絶景を望むことができます。
ロープウェイの運行時間は、平日10:30から16:00までで、土・日・祝日は10:00から16:30までとなっています。
日月潭を見渡せるロープウェイの運賃は、大人1名300元(小学生から60歳未満)、65歳以上と妊婦、身長100cm以上の未就園児が1名250元となっています。身長100cm以下の幼児は大人1名につき2名まで無料で乗車できます。
日月潭と老街観光の楽しみ方2:サイクリング
続いてご紹介する日月潭の楽しみ方は、サイクリング。観光客でも、自転車をレンタルできるショップがありますので、手ぶらでサイクリングを楽しめます。
レンタルサイクルサービスを行っている「GIANT」という会社がありますので、そちらで自転車を借りることができます。
「GIANT」への行き方は、老街から「水社遊客中心」を目指します。「GIANT」の店舗は地下1階にあります。
台湾最大の自転車メーカーが運営する「GIANT」では、1時間のレンタル費用が、200元から1000元まで様々な自転車をレンタルしてくれます。
レンタルサイクルの料金は2時間め以降はどのタイプも200元になりますので、店員さんのおすすめを聞きながら乗りやすい一台を選びましょう。
1周33kmもある巨大な湖「日月潭」は、よほど慣れている人でも、全部回るのには3、4時間かかるようです。
日月潭と老街観光の楽しみ方3:遊覧船
続いてご紹介する日月潭の楽しみ方は、遊覧船です。雄大な湖を船の上から観光する遊覧船ツアーが人気で、出発点となる水社碼頭は、多くの観光客で賑わっています。
遊覧船である日月潭交通船の乗船券は、1日乗り放題で300元となっており、水社、玄光寺、伊達邵の3つの港で乗り降りすることができます。遊覧船で訪れることができるそれぞれの港に観光スポットがありますので、この遊覧船乗り放題がおすすめです。
遊覧船の乗り放題のチケットを利用して、日月潭を観光する場合は、腕にスタンプを押してもらいます。遊覧船に乗ったしるしになります。
水社碼頭の周辺には、お土産ショップもたくさんありますので、遊覧船で日月潭観光をした記念にこちらでお土産を買うのもおすすめです。
台湾の青空の下、紺碧の日月潭で風を感じながら遊覧船によるクルージングを楽しみましょう!
日月潭と老街観光の楽しみ方4:お土産探し
日月潭の楽しみ方、続いては老街で探したいお土産についてご紹介します。
日月潭には「日月潭田園紅茶手工蛋捲」と言う台湾菓子「蛋捲」(エッグロール)の専門店があり、食べごたえのあるエッグロールを販売しています。
お値段は、12本入りが一箱130元ほどで、とてもリーズナブルなので、職場やお友達へのお土産にもおすすめです。
また、日月潭の老街には、少数民族サオ族の民芸品なども販売されており、通りをひやかしながら散策するのも観光の楽しみの一つです。
おしゃれなカフェやレストランもありますので、お土産を買うついでに、休憩するのもおすすめです。ぜひ、日月潭の老街エリアでお気に入りの一品を探してみてください。
日月潭と老街観光の楽しみ方5:アッサムティー
続いてご紹介する日月潭の楽しみ方は「アッサムティー」です。
様々な台湾グルメが楽しめる日月潭エリアの中で、台中の特産品として有名なのが「アッサムティー」で、日月潭の老街には、アッサムティーが飲めるおしゃれなカフェやレストランもたくさんあります。
また、非常に稀少な台湾コーヒー豆もこの地域の特産品であることから、カフェでは、アッサムティーと合わせてコーヒーも人気です。
日月潭のある台湾中央部は一年中安定した気候と豊富な水があることから、台北よりも新鮮な食材が手に入りやすい地域と言われています。
日月潭はサオ族が住む地域で、台北ではなかなか味わえないサオ族の伝統料理は、必ず食べたいご当地グルメです。
特におすすめなのが、湖で獲れる「土鯛魚」の揚げ煮です。また、蒋介石が好んで食べた「総統魚」の蒸し物も有名です。
日月潭と老街観光の楽しみ方6:茶葉蛋
続いてご紹介する日月潭の楽しみ方は、有名な台湾グルメ「茶葉蛋」(チャーイエダン)。
「茶葉蛋」は、漢字からご想像のつく方も多いと思いますが、お茶で煮込んだ「煮たまご」のことで、台湾の人々が気軽に食べるおやつのようなものです。
お水にお茶と醤油や砂糖、塩などの調味料を加える他、漢方薬や八角など、様々な台湾料理のスパイスも一緒に煮込まれており、独特の風味と香りがするゆで卵です。
軽く割れ目を入れた卵を殻のまま投入して煮こむシンプルなお料理ですが、日月潭では、お茶っ葉にアッサムティーを使っており、中国茶で作られる「茶葉蛋」とは、一味違います。
かなり独特な匂いが日本人観光客には、少し苦手と思う方もいるかもしれない食べ物ではありますが、ぜひ、一度食べていただきたいおすすめのご当地グルメです。
日月潭と老街観光の楽しみ方7:廟めぐり
続いてご紹介する日月潭の楽しみ方は、廟めぐりです。日月潭の北側に建つ「文武廟」は、中国式の美しい建築物。
元々「龍鳳廟」と「益化堂」という2つの建物がありましたが、水力発電工事一環で日月潭にダムが建設された際に、この2つの建物が水没するということになり、合併して現在の高台に「文武廟」として、移築再建されました。
「祈福風鈴」と呼ばれる鈴が張り巡らされた366段の階段は、日月潭観光のハイライトの一つです。
「文武廟」の他にも、日月潭観光の見どころとしては、玄蔵法師にゆかりのお寺や、南投県魚池郷日月村にある「慈恩塔」などが有名です。
「慈恩塔」は1971年に蒋介石が母を偲んで建てたと言われる尖塔で、高さ46メートルのてっぺんは、ちょうど海抜1000メートルになるようです。
塔の頂上まで長い螺旋階段を登ると、そこにはどこまでも広がる日月潭の美しい絶景があなたを待っています!
日月潭と老街観光の楽しみ方8:九族文化村
続いてご紹介する日月潭の楽しみ方は、台湾の先住民族の文化を紹介する「九族文化村」です。
ロープウェイの駅もある「九族文化村」は、建設当時に分類された9つの台湾の先住民族を紹介する施設でしたが、現在は、さらに細分化され14の民族を紹介する施設となっています。
「九族文化村」の入場料は780元で、このチケットを購入すれば、ロープウェイに無料で乗車できます。
日月潭を代表する観光スポットの一つである「九族文化村」では、大自然の中に、台湾の先住民族を紹介するコーナーや、遊園地の他、庭園なども広がっています。
また、文化村の中では、先住民族の伝統的な衣装や手工芸品の実演販売の他、様々なダンスショーなども開催されています。
通常の台湾旅行とはまた違った角度から台湾を知ることのできる非常におもしろい観光スポットです。
日月潭と老街観光の楽しみ方9:拉魯島
続いてご紹介する日月潭の楽しみ方は、日月潭に浮かぶ「拉魯島」(ラル島)です。ラル島は、日月潭水力発電工事と1991年の台湾大地震で島の一部が消失してしまった島で、サオ族の聖地と言われています。
周囲が20メートルほどしかない小さな島は、日月潭観光遊覧船の周遊ルートにもなっており、船の上からその姿を眺めることができます。
サオ族の聖地にもなっていた島もある日月潭は、昔から台湾のパワースポットの一つであり、水を湛えた神秘的な姿は、見る人々の心を惹きつけて止みません。
日月潭がもっとも美しく見えるのは、朝焼けと夕暮れ時で、まだ、暮れ残る薄墨色の空を映し出した静かな水面は、やはり台湾の三大絶景の一つと言って間違いない美しさです。
日月潭と老街観光でおすすめのホテル
高級リゾートが立ち並ぶ日月潭には、いつか絶対泊まってみたいおすすめのホテルがいくつかありますので、ご紹介致します。
1つ目のホテルは、「涵碧樓大飯店」(ラルサンムーンレイク)。日月潭に面したホテルの窓からは、日月潭の美しい風景を満喫できます。全室レイクビューという贅沢なリゾートは、文句なしのホスピタリティに絶対満足できる5つ星ホテルです。
日月潭周辺でおすすめのもう一つの5つ星ホテルは「雲品温泉酒店日月潭」(日月潭フローデシンホテル)。漢字名から分かる通り、こちらは温泉が楽しめるホテルです。
日月潭のほとりにたたずむ素晴らしいホテルには、温泉が楽しめる大浴場の他、プールやジムも完備。また、周辺にサイクリングロードがあるため、レンタサイクルのサービスも行っています。
日月潭と老街観光のベストシーズンはいつ?
日月潭のある台湾中部は、一年を通して最高気温が20℃を越えており、大変温暖な気候となっています。雨も多い台湾の中で、比較的降水量も少なめで安定している季節が、ちょうど10月から4月頃になります。
神秘的な風景と、様々な民族の文化が交差する景勝地「日月潭」を観光するベストシーズンは、10月から4月頃になります。服装も軽装で良いので、清々しい空気の中でアクティビティをお楽しみ下さい。
日月潭へ行って老街観光や湖の絶景を楽しもう!
台湾中部にある絶景の湖「日月潭」をご紹介致しました。
台北からは、高速バスや台湾新幹線でもアクセス可能な日月潭は、台湾旅行も二度め以降で地方に行ってみたいという方におすすめの観光地です。遊覧船やロープウェイなど魅力たっぷりの観光名所です。
台湾最大の湖「日月潭」で、のんびりと静かな休日をお過ごし下さい。
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