カッパドキアはトルコの観光名所!地下都市や熱気球で見る絶景もおすすめ!

カッパドキアはトルコにある世界遺産にも登録されている観光名所です。地下都市や気球、奇岩などが有名です。カッパドキアの自然が作り出した独特な形状には、いくつもの歴史や経緯があります。そんなカッパドキアの行き方、見どころ、歴史について紹介します。

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目次

  1. 1カッパドキアは地下都市や奇岩で有名!
  2. 2カッパドキアとは?どこにある?
  3. 3カッパドキアの行き方
  4. 4カッパドキアの歴史
  5. 5カッパドキアには珍しい物がたくさん!
  6. 6カッパドキア名物その1「奇岩」
  7. 7カッパドキア名物その2「地下都市」
  8. 8カッパドキア名物その3「気球」
  9. 9カッパドキア名物その4「宿泊施設」
  10. 10カッパドキアの名物を満喫しよう!

カッパドキアは地下都市や奇岩で有名!

トルコの中央部にあるカッパドキアは、奇岩や地下都市で有名な地域です。カッパドキアの歴史は深く、数億年に渡る長い年月をかけて、この奇妙で美しい地域を生み出しました。そんな壮大な魅力が詰まっているカッパドキアの歴史や行き方、観光ポイントなどについて紹介します。

カッパドキアとは?どこにある?

カッパドキアは、トルコの中央にある観光名所です。カッパドキアの地域は「奇岩地帯」と呼ばれており、火山灰や溶岩が堆積してできた奇妙な形の巨岩が乱立しています。また、カッパドキアでは、点在する奇岩を削って内部を削って部屋を作るという独特の住居が形成されており、その独特な様子から世界遺産に認定されています。

また「妖精の煙突」と呼ばれる奇岩の間にある「ギョレメ」は、多くの観光客が訪れるカッパドキアの町です。ここでは多くの奇岩が見られ、またキリスト教の弾圧から逃れようとして造られた地下都市が数多く見られ、地下45メートルを超えるものもある地下都市の中の一部は入場して中を確認することが可能です。

カッパドキアの行き方

カッパドキアに行き方としては、ツアーに参加する場合と、個人でカッパドキアに向かう行き方のどちらかになります。ツアーであれば問題なくアクセスすることが可能ですが、個人で向かうとなるとカッパドキアの生き方に関する情報が少なく、不安になります。そこでカッパドキアの2種類の行き方について紹介します。

ツアーでカッパドキアに行く場合

カッパドキアは、日本人観光客からも人気が高い観光地ですので、数多くのツアーが存在します。ご予算によって内容は変わりますが、10日旅行で15万円前後となっています。日本からの添乗員や現地日本語ガイドも同行するプランも多いので、海外旅行に慣れていない方にはツアーを利用することをおすすめします。

個人でカッパドキアに行く場合

個人でカッパドキアに行く場合は、イスタンブールを経由して国内線でカッパドキアに向かい、観光中心地である「ギョレメ」には車で向かう必要があります。日本からの直行便に乗ると「アタチュルク空港」に到着しますので、そこから国内線に乗り、「カイセリ空港」へ向かいます。そこから約40分車を走らせるとギョレメに到着します。

イスタンブールの空港は2種類あり、またカッパドキア内にも空港が2種類あるため、複雑でわかりにくい場合もあります。また空港から中心地まではバスが出ているのですが、こちらも本数が限られており、シーズンによっては運転手が英語を話せない場合もありますので、海外慣れしている人でないと個人での行き方はおすすめしません。

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カッパドキアの歴史

カッパドキアに奇岩が多く、横穴が多く独特の雰囲気を保っているのには理由があります。そして、その理由は先史時代まで遡る必要があります。まず、先史時代にカッパドキアがある地域にある「エンジュルス火山」が活発に噴火しており、カッパドキアの地域には多くの火山灰と溶岩が堆積していました。

そして長い時間をかけて堆積した火山灰と溶岩が、それぞれ凝灰岩と溶岩層へとなり、巨大な山脈を形成しました。しかし火山灰でつくられたカッパドキアの岩は柔らかいため、長い長い年月をかけて雨と風が、火山灰で形成された山脈を侵食していきました。その結果、奇岩と呼ばれる奇妙な形の岩が多数生まれました。

また、カッパドキアにあるこれらの岩は柔らく堀りやすいため、紀元前4000年頃から人々が住居として繁栄しました。その名残として、今でも奇岩の中には、彼らが住居としていた横穴が多数存在しています。また、雨風をしのげるだけでなく、立地的にも優れているため紀元前17世紀頃からは交易都市としてどんどんと成長していました。

しかし、ローマ帝国が栄えた3世紀半ば頃から、キリスト教徒たちがローマ帝国からの弾圧から逃れるための避難地として移り住み始めました。これをきっかけに、弾圧を受けたキリスト教徒たちがカッパドキアに逃れるようになり、カッパドキアにはキリスト教徒たちが多く増加し、聖堂や教会などが造られ始めました。

そのため、カッパドキアには多くの聖堂や教会が残されています。これらの教会や聖堂は、カッパドキアの奇岩に掘られた横穴に造られていることもあり、雨風を受けることもありません。そのため昔造られたものが今もなお比較的綺麗なまま現存していることもあるため、歴史的に価値の高い場所になっています。

また、カッパドキアにはキリスト教徒が多くいるため、彼らを弾圧しようとしてペルシャやアラブたちから襲撃を受けることもありました。そのような襲撃に備えて、カッパドキアには「地下都市」が造られていました。この地下都市には大人数が隠れ住むことができ、数万人が暮らすことができる規模のものもあります。

カッパドキアには珍しい物がたくさん!

カッパドキアの世界遺産に指定されている町「ギョレメ」には、長い年月をかけて形成された美しい自然が残されています。それらは日本では体験できないや自然遺産ばかりです。そこで、カッパドキアに行ったら必ず見てほしい、「奇岩」「地下都市」「気球」「宿泊施設」について徹底的に紹介します。

カッパドキア名物その1「奇岩」

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カッパドキアには、「妖精の煙突」と呼ばれる、縦に長い岩の頂上に、黒い横長の岩がちょこんと乗っている岩を始めとして奇妙な形をした岩が数多くあります。これは、カッパドキアの観光名物となっており、カッパドキア周辺が火山灰や溶岩が固まって形成されたという特殊な地域になっていることに起因しています。

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カッパドキアにあるこれらの奇岩は、街中に点々と存在しており、先が尖っているものが多くお城のような形をしています。長い年月雨風にさらされると火山灰は簡単に崩れてしまうことから、上の方から徐々に削り取られて行き、現在の形になったと言われています。その独特の形から世界遺産に指定されています。

カッパドキア名物その2「地下都市」

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奇岩に続くカッパドキアの名物の一つに、「地下都市」があります。これは先述したとおり、キリスト教徒たちが、アラブやペルシャからの弾圧から逃れるために奇岩などの中に造られたもので、何万人もの人数がこの地下都市で生活していたと言われています。これもカッパドキアの土地が掘りやすい性質を備えていたからです。

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また、これらの地下都市は1箇所だけではなく、カイマルク、デリンクユ、オズコナック、アジギョル、マズ、タトラリンなど何種類もの地下都市が存在しています。現在発見されているものは、オズコナックにあるもので、地下20層まで続いています。またこれらの地下都市はトンネルで相互につながっているのも特徴です。

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現在観光客が立ち入ることができる地下都市は数種類に限られており、そこではかつてのキリスト教徒たちが過ごしていた暮らしぶりを知ることができます。また地下都市には装飾が施された教会や寝室、また絵画なども残されているのですが、雨風を防げたため、何千年も綺麗なまま残されており当時の生活を知る貴重な情報となっています。

カッパドキア名物その3「気球」

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3つ目のおすすめ名物は「気球」です。気球に乗って、カッパドキアの世界遺産を上空から眺めて楽しみます。何億年もかけて形成された奇岩がいくつもある広大な土地は迫力満点です。日の出に合わせて気球を熱し、何十機もの色鮮やかな気球が飛ぶ姿は圧巻です。気球は最高1000フィートまで上昇するので全土が見渡せます。

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飛行時間は1時間前後で、キノコ岩などの奇岩から差し込む朝日を見ながら自然が作り出した壮大な絶景を満喫することができます。参加にあたっては事前申し込みが必要で、日本からカッパドキアに観光する場合は、日本の旅行会社からインターネットなどを介して申し込むことが一般的です。

カッパドキア名物その4「宿泊施設」

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カッパドキアの名物の4つ目は、宿泊施設です。かつてカッパドキア周辺に住んでいた人々が住居して造った横穴は、現在は観光客向けのホテルとなっており、奇岩の中で一夜を過ごすことができます。横穴からライトの光がいくつも見える様子は、幻想的で美しく、滞在したときは、ぜひ横穴に宿泊していただきたいおすすめスポットです。

カッパドキアの名物を満喫しよう!

今回はカッパドキアの歴史や行き方、見どころについて紹介しました。カッパドキアは何千年もかけて多くの人々が過ごし、様々な歴史を経て現在の姿になっている歴史的にも大変価値のある地域です。そんなカッパドキアへの行き方や歴史を知り、カッパドキア観光を満喫してください。

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この記事のライター
Sytry

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