汝矣島（韓国）は63ビルや公園など見所満載！自転車での観光がおすすめ！

汝矣島とは漢江の中洲に造られた人工島です。汝矣島には国を動かす中枢機関が集まっているところで、日本で言う東京永田町のようなところです。韓国の国会議事堂をはじめとして、韓国の3大テレビ放送ネットワークの1つであるKBSがあります。かつては3大テレビネットワークのすべてが汝矣島にありました。

経済の中枢も汝矣島に集まっています。韓国証券取引所があり、その周囲にたくさんの証券会社が集まっています。ソウル国際金融センターが2012年に全面開業して、ソウルで一番高いビルになりました。このように韓国国家を動かす中枢機関が集まっている汝矣島ですが、観光にもおすすめできるスポットとなっています。

汝矣島へのアクセス方法は、地下鉄を利用するのが便利です。地下鉄汝矣島駅は地下鉄5号線と9号線が交わる駅です。地下鉄5号線は金浦空港を通る路線で、日本からの飛行機は金浦空港に降り立つ便はたくさんあるので、地下鉄5号線を利用する日本人も多いはずです。金浦空港から乗り換えなしで行くことができるのは便利です。

地下鉄9号線も金浦空港を通っており、地下鉄5号線よりも新しく造られた路線で、地下鉄で快速運転を行っている路線です。快速運転と各駅停車の両方を運行している路線ということで、多くの人が利用しやすい路線になっています。金浦空港と江南方面を結んでいる路線として、とても利用価値が高い路線となっています。

韓国KBSは日本でも放映されているいろんな韓国ドラマを制作しているテレビ局です。汝矣島にあるKBSの中にはKBSオンという韓国のテレビやラジオの歴史や仕組みなどを知ることができるスポットがあります。テレビやラジオの裏側を知りたいという人はとても多く、たくさんの観光客がKBSオンを訪れています。

KBSオンには日本でも大人気ドラマとなった冬のソナタのパネル写真や、歴代のアナウンサーのパネル写真などが展示されています。KBSで制作されている番組やKBSのことを知ることができる貴重なスポットです。KBSのことをあまり知らない人でも楽しめること間違いなしです。キャスターになりきって放送の体験をすることもできます。

汝矣島公園は汝矣島にある大型緑地公園です。汝矣島にいる人々の憩いの場として、多くの人に親しまれています。地元の人が自転車に乗ったり、インラインスケートなどをして楽しんでいる姿を目にします。汝矣島公園には韓国伝統の森・芝の広場・文化の広場・自然生態の森といったテーマ別に分かれています。

それぞれのテーマ別に楽しむことができるので、何度訪れても楽しむことができる公園です。いろんなイベントが行われ、イベントが行われる日には、公園を人が埋め尽くすくらいたくさんの人が訪れることがあります。ソウルと言う大都会にありながら、自然をたくさん感じることができる汝矣島公園は、汝矣島の癒しスポットです。

汝矣島公園を楽しんでもらうためには自転車がおすすめです。公園内で自転車を借りることができます。1人乗り自転車と2人乗り自転車がありますが、1人乗り自転車は1時間3000ウォン、2人乗り自転車は1時間6000ウォンで借りることができます。自転車をレンタルする時に必要なのは身分証明証なのであらかじめ準備しておきましょう。

汝矣島公園はとても広大な公園なので、歩いて隅々まで楽しむのはなかなか大変です。1時間でも自転車を借りることができれば、汝矣島公園をしっかりと楽しめるはずです。2人乗り自転車を借りられるところは日本でもなかなかないので、汝矣島公園を訪れたなら、2人乗り自転車を利用して楽しむと言うのもおすすめです。

汝矣島公園からは漢江の素晴らしい景色を眺めることができます。漢江はソウルを象徴する大きい川で、韓国の中枢機関が集まる汝矣島で、漢江の景色をのんびりと眺められる公園があるのは、とても貴重な存在です。中枢機関で働いている人は、とても慌しい時間を過ごしているに違いありません。そういった時には癒しスポットが必要です。

汝矣島公園を自転車で楽しんでいたら、自転車を止めてゆっくりと漢江の景色を楽しんでもらいたいです。大都会ソウルの中に、こんなに落ち着ける場所があるということを実感してもらえるはずです。レンタサイクルの時間の関係でそれほどゆっくりする時間はないかもしれませんが、少しだけでも良いので漢江の景色を楽しんで下さい。

IFCモールはグローバル複合ショッピングモールとして2012年にオープンしました。韓国国内外からの有名ショップが集まっています。日本では見ることができないブランドもあります。ブランドショップの他には、大型書店、映画館、レストラン街があり、ブランドショップ以外にも楽しめるスポットはたくさんあります。

IFCモールは地下鉄汝矣島駅から直結しているため、アクセスが非常に便利です。IFCモールの入口は高さ17メートルのガラスに囲まれており、IFCモールのシンボルとなっています。IFCモールの前にあるIFCガーデンは芝生が広がっており、人々の休憩スペースとなっています。IFCモールはショッピング以外にも汝矣島にいる人のくつろぎの場です。

63ビルは汝矣島の大人気観光スポットです。63ビルは地上60階建てで高さは264メートルです。ビルには24金でコーティングされた特殊ガラスを使用しているため、遠くから見ると金色に輝いて見えます。63ビルで観光客が楽しめるスポットは低層階と57階から上の高層階になっています。特に60階の展望台は63ビルでも一番人気です。

63ビルの60階展望台からは、最高に素晴らしいソウルの景色を見ることができます。ソウルがいかに大都会であるのかがすぐにわかります。願いの壁には多くのカップルが書いた、ハート型のメッセージカードがたくさん飾ってあります。韓国版恋人の聖地と言える場所です。展望台にはカフェやギフトショップもあるので、併せて利用して下さい。

63ビルを訪れる時は、無料シャトルバスを利用することをおすすめします。63ビルへの無料シャトルバスは、最寄の汝矣ナル駅から出ています。汝矣ナル駅から63ビルまでは歩けない距離ではありませんが、無料シャトルバスを利用した方が便利です。63ビルから地図上で最も近い駅は鷺梁津駅ですが、途中は漢江に阻まれているため徒歩では無理です。

地下鉄汝矣ナル駅を出てからすぐのところに無料シャトルバスの乗り場があるので、すぐにわかるはずです。あらかじめ汝矣ナル駅の無料シャトルバス乗り場を調べておくと安心です。汝矣ナル駅の他には、汝矣島駅・大方駅・セッカン駅からも無料シャトルバスが出ているので、利用して下さい。63ビルは多くの人が訪れやすいように配慮されています。

63ビルにはアクアプラネット63という水族館があります。アクアプラネット63は1000坪を超える広大な敷地の中に、約400種類2万匹以上の世界中の海の生き物を見ることができます。この水族館はたくさんの観光客も楽しんでおり、日本の水族館とはまた違った楽しみ方ができるかもしれません。生き物を見ているだけで癒されるでしょう。

ペンギンの餌付けやアザラシのショーなどのイベントが行われ、アクラプラネット63の目玉となっています。公演スケジュールは決まっているので、あらかじめスケジュールを調べておくのも良いです。水族館と展望台をお得なセット料金で楽しめるので、水族館と展望台を併せて楽しむようにして下さい。

スカイアートは63ビルの最上階にある美術館です。空に近い美術館として、63ビルを訪れる多くの人に親しまれています。約3ヶ月に一度の割合で作品を入れ替える企画展を行っており、次にスカイアートを訪れたら、また新しい作品を見ることができる可能性が高いです。幅広い客層に楽しんでもらえるように配慮されています。

韓国内外の作家だけではなく、若い作家の作品も展示しており、いろんな作家の素晴らしい作品を楽しめます。63ビルの最上階は展望台だけではなく、空に近い美術館も併せて楽しんでもらいたいです。普段美術館にあまり行かない人でも楽しめるようになっているので、63ビルで芸術の素晴らしさに触れてもらいたいです。

汝矣島に行ったら国会議事堂を見学してもらいたいです。国会議事堂の見学には予約が必要で、見学希望日の3日前までに予約しなければなりません。韓国以外に住む外国人は国会ホームページへの登録をし、外国人登録証の番号が必要になります。これだけの条件を満たせば、国会議事堂を無料で見学することができます。

韓国の国会議事堂の中は、とても豪華な造りになっており、その広さに圧倒されるかもしれません。憲政記念館では、国会の記録が保存されており、国会に関するいろんな展示物を見学することができます。憲政記念館のみの見学であれば、予約なしで大丈夫です。国会議事堂を見学すれば、とても貴重な経験になるに違いありません。

汝矣島では4月の桜の時期がおすすめです。毎年4月上旬にソウルで最大の桜まつりが行われます。汝矣島はソウルで一番の花見スポットとして知られており、汝矣島公園周辺では素晴らしい桜の風景を楽しむことができます。桜まつりでは韓国グルメを楽しむことができたり、いろんなステージが行われ、桜まつりを盛り上げます。

汝矣島公園周辺は桜以外にも同時期にツツジやレンギョウと言った花が咲き誇り、約88000本というすごい数の花が咲き誇ります。桜の数は約1800本くらいで、桜まつりの時は桜が咲き誇っている通りは歩行者天国となります。ソウルでも最高に素晴らしい桜の風景を楽しめるので、桜の時期は汝矣島を是非訪れて下さい。

毎年9月末もしくは10月初めの土曜日にソウル世界花火祭りが行われます。この花火祭りはソウルでも最大規模の花火大会として知られています。汝矣島公園や63ビル前からは、一番花火をきれいに見られるということで、多くの人々で殺到します。多くの人々で殺到することがわかっていても、最高の花火を見たいという人であふれかえります。

漢江に浮かべられた船から打ち上げられる花火は数千発にも及びます。地元韓国の花火だけではなく、中国・イタリア・アメリカ・日本の花火を見ることができるので、各国の花火の違いを知ることもできます。花火が打ち上げられるのは夜ですが、昼間からたくさんの人が場所取りに訪れます。少し離れたところが穴場となっています。

汝矣島は最高に素晴らしい夜景が見られるスポットとして知られています。夜は周辺の高層ビル群の夜景がとてもきれいに見られます。汝矣島公園内からでも夜景を楽しむことができるので、夜景を楽しみに訪れたカップルの姿がたくさんあります。63タワーからの夜景は文句なく素晴らしいですが、汝矣島公園からの夜景も良いです。

高層ビル群の夜景を見ていると、ソウルがいかに大都会かということがわかります。自然が広がっている汝矣島公園だからこそ、周辺の夜景を思う存分楽しむことができます。ソウルは夜遅くまで元気な街なので、夜遅くまできれいな夜景を楽しむことができます。夜の汝矣島公園を訪れて、最高の夜景を楽しみ、良き思い出にして下さい。

汝矣島を訪れるならば、汝矣島から地下鉄9号線で、2駅のところにある鷺梁津駅を下りるとすぐのところにある水産市場を併せて訪れて下さい。鷺梁津水産市場は韓国で最初にできた水産市場です。ソウルの海の台所であり、150種類以上の海の幸を取り揃えています。市場の中はとても威勢の良い声が響き渡り、勢いの良さを感じます。

市場で購入した海の幸は、市場内の食堂で食べることができます。韓国語を話すことができない人でも、日本語や英語が通じるお店もあるので、思い切ってお店の人に話しかけて下さい。自分で購入した新鮮な海の幸をその場で食べることができるのは最高の楽しみ方です。市場の雰囲気を味わい、お腹一杯海の幸を堪能して下さい。

韓国の汝矣島について紹介してきましたが、汝矣島の素晴らしさについて知ってもらえたらありがたいです。大都会の中で自然を感じられる場所であり、楽しくショッピングができるスポットがあったり、高いところからの景色を楽しめるところがあったりと様々な楽しみ方ができます。ソウルを訪れたら汝矣島に注目して下さい。