黄山は中国で最も美しい絶景の名山!世界遺産の理由や見所まとめ!

中国華東・東北部に位置する「黄山」(こうざん)は、中国の安徽省にある景勝地。古来より水墨画のような深山幽谷の風景が広がるこの地は、仙人が住む世界と言われていました。今回は、中国の世界遺産にも選ばれた黄山の絶景や、おすすめの温泉など、見どころをご紹介致します。

黄山は中国で最も美しい絶景の名山!世界遺産の理由や見所まとめ!のイメージ

目次

  1. 1中国の世界遺産「黄山」への誘い
  2. 2中国の世界遺産「黄山」とは?
  3. 3世界遺産「黄山」観光のおすすめシーズン
  4. 4世界遺産「黄山」への行き方
  5. 5世界遺産「黄山」の絶景1:奇岩
  6. 6世界遺産「黄山」の絶景2:黄山松
  7. 7世界遺産「黄山」の絶景3:光明頂
  8. 8世界遺産「黄山」の宿泊施設
  9. 9世界遺産「黄山」のご当地グルメ
  10. 10世界遺産「黄山」の温泉
  11. 11中国の世界遺産「黄山」で温泉と絶景を楽しもう!

中国の世界遺産「黄山」への誘い

中国安徽省の「黄山」は、見渡す限りの雲海がたなびく絶景の山です。

古くから中国の文人に愛されて、多くの漢詩や水墨画の題材となった「黄山」は、「黄山を見ずして山を見たというなかれ」と称えられたほどの名峰です。

今回は、中国の世界遺産にも選ばれた絶景の観光地「黄山」の見どころや、温泉の他、アクセス方法も含めて詳しくご紹介致します。

中国の世界遺産「黄山」とは?

中国の「黄山」は、その類まれなる美しい自然と山々の景観が素晴らしい景勝地で、その一際優れた自然美が認められ、世界遺産にも登録されています。

黄山の名前は、中国の伝説上の王「黄帝」がここで不老不死の薬を飲み仙人になったという言い伝えに由来すると言われています。

険しい峰々と雲海が織り成す絶景は、まさに仙人が住む世界「仙境」と讃えられ、多くの文人がこの地に憧れ、水墨画、漢詩などを作ったと言われています。

黄山の山々は、古生代に出来上がったものと推定されており、1億年に及ぶ風雨の侵食により、現在のような断崖絶壁の風景が形成されたと考えられています。

黄山には、海抜1000m以上の峰が69あり、その中でも、三主峰と呼ばれる蓮花峰、光明頂、天都峰は観光の見どころとなっています。

人々を寄せ付けない険しい岩肌には「黄山松」が力強く根を張り、見事な枝ぶりを見せています。黄山には、怪石、雲海、奇松の三つに加え、温泉もあることから「黄山の四絶」と呼ばれています。

天下一の名峰と歌われた黄山は、その険しい山容から、古くは修験者の修行の場でもありました。現在は、山頂まで、ロープウェイで登ることもできますが、場所によっては雨が降ると滑りやすくなりますので、登山の際には注意が必要です。

また、雪景色も素晴らしい黄山では、冬山登山も人気ですが、冬に黄山を登る際は、雪山用のアイゼンを装備しておいた方が良いでしょう。

世界遺産「黄山」観光のおすすめシーズン

四季折々の自然が美しい黄山ですが、観光のベストシーズンはいつでしょうか?

黄山で雲海がたなびく様子を見たいなら、冬11月から春先5月までのシーズンがおすすめです。

また、冬の黄山では、奇岩や断崖絶壁の山々に雪が積もり、白と黒の世界は、まるで本物の水墨画のように見えるとも言われています。

冬の黄山の木々には、下が降り、一番寒い時期には樹氷も見ることができます。登山道がかなり整備されており、ロープウェイも運行していますが、冬は積雪の影響で登山道がかなりすべりやすいため、雪山登山の装備を持っていく必要があります。

冬の静寂の中で、仙境の地「黄山」の絶景を独り占めしてみましょう。

また、黄山には有名な「黄山温泉」もあり、寒い冬山を楽しんだ後は、暖かい温泉で温まるのも観光の楽しみの一つです。

いくつかの温泉宿やリゾートがありますので、後ほど日本人観光客にもおすすめの温泉を詳しくご紹介致します。

冬の黄山は観光客も少なく、フライト料金やホテルの宿泊費用も他のシーズンに比べると安いのでおすすめです。

Thumb中国に太湖で絶景のクルーズ!観光の見どころや周辺スポットをまとめて紹介!
太湖は中国3番目に大きな淡水湖で琵琶湖の3倍以上の広さの湖です。太湖は中国でも大変有名な湖で...

世界遺産「黄山」への行き方

続いては中国の世界遺産「黄山」へのアクセス方法をご紹介します。

日本の成田空港からは、ANAの抗州行きの便が飛んでおり、日本から片道3時間ほどのフライトでアクセスできます。そこから、黄山のある安徽省までは、高速バスで移動します。

もう一つのルートとしては、上海経由でアクセスする方法があり、その場合は、上海から中国の新幹線(高鉄)に乗って、黄山北駅まで移動し、そこからバスに乗って黄山に向かいます。

黄山の麓には、「雲谷ロープウェイ」とさらに標高が低い地点にある「玉屏ロープウェイ」の2つのロープウェイがあり、両方を乗り継いで黄山山頂まで登ることもできます。

日帰りで黄山を登山したい観光客のほとんどが、このロープウェイを使って黄山山頂を目指しています。冬は天候によっては、ロープウェイが遅延あるいは運休することもあるようですので、事前に確認してからおでかけ下さい。

Thumb中国の高速鉄道(新幹線)の乗り方・予約方法まとめ!注意点も紹介!
中国には、日本の新幹線のような高速鉄道が走行しています。高速鉄道(新幹線)は中国国内を移動す...

世界遺産「黄山」の絶景1:奇岩

ここからは、世界遺産黄山を観光する際に、ぜひ見ていただきたい絶景ポイントについてご紹介致します。

まず最初にご紹介するのは、黄山の代名詞でもある「奇岩」。風雨の侵食によって生まれた様々な形状の岩々は、深山幽谷の絶景を生み出している黄山の見どころの一つ。

特に有名なのは、山頂にある「飛来石」でどこかから飛んできたように見えることからこの名前がつきました。高さ15mもある奇岩は重さが544トンもあり、岩に突き刺さったような光景が観光客に人気の撮影スポットとなっています。

世界遺産「黄山」の絶景2:黄山松

続いてご紹介する世界遺産「黄山」観光の見どころは、「黄山松」。岩の割れ目に根を下ろし、力強く枝ぶりを広げている黄山松は、その生命力の強さから、中国の人々に讃えられてきた長寿の植物です。

黄山で観光客にもっとも有名なのは、断崖絶壁に張り出すように枝を伸ばしている「迎客松」や「大王松」。他にも、「連理松」などを黄山山頂付近で見ることができます。

世界遺産「黄山」の絶景3:光明頂

最後にご紹介する黄山観光の絶景スポットは「光明頂」。その名の通り、ご来光が美しい絶景スポットとして観光客に人気を集めています。

黄山山頂には、宿泊施設もあり、山の山頂から断崖絶壁の山々を照らしながら登ってくる朝日を眺めるツアーも人気となっています。

雄大な中国の自然を感じられるおすすめの観光スポットです。

Thumb

世界遺産「黄山」の宿泊施設

15803394 666045553556673 5894751959885283328 n
felixxwiguna

ロープウェイを利用すれば、日帰りで観光することが可能な黄山ですが、せっかくなら、山頂で宿泊して絶景を見てたいと思いませんか?

黄山の山頂には「黄山白雲賓館」という4つ星ホテルがあり、ご来光スポットとなっている「光明頂」からは約10分ほどの好立地に立っています。

客室はもちろん、バストイレも完備しており、深山幽谷の黄山にあって、普通に寝泊まりできる贅沢なホテルです。

17076245 261686247622110 3161576115789627392 n
goforit_mollychang

「黄山白雲賓館」では、朝食ビュッフェの他に、黄山名物「手かん麺」をオーダーすることもできますので、冬の寒い朝は、スープが入った「手かん麺」で体を温めるのがおすすめです。

お天気に恵まれなかった場合でも、美しい雲海や雪山の絶景が広がっていますので、泊まるなら冬の黄山がおすすめです。

世界遺産「黄山」のご当地グルメ

18809358 1857920867857946 8611597397723709440 n
panmichelle1005

世界遺産「黄山」の地域には、先にご紹介した「手かん麺」の他にも、有名なご当地グルメが2つあります。

一つ目は、豆腐を発酵させて糸のようにカビが回りを包んでいる「毛豆腐」。炒め物や揚げ物にしていただく食べ方が一般的で、中国でも黄山地方でよく食べられる伝統食です。

ねっとりとしたチーズのような食感が特徴の「毛豆腐」は、珍しい中国グルメとして、旅の記念に食べてみるのも良いでしょう。

11208370 1606807296245485 828359807 n
cainatea

もう一つ、黄山で有名なご当地グルメと言えば、「黄山毛峰」です。「黄山毛峰」は、海抜1200メートルの半山寺を中心黄山で栽培されている緑茶の一種で、中国を代表する銘茶です。

茶葉の形を大切にする「黄山毛峰」は、炭火で炙る「火焙」(ほんばい)または共焙(きょうばい)という独特の乾燥方法を用いて作られています。黄山観光のお土産にもおすすめです。

世界遺産「黄山」の温泉

世界遺産「黄山」は、温泉が沸いていることでも知られています。

黄山観光と合わせて楽しめる温泉地には、いくつかのリゾートがあり、日本人観光客に人気があるのは、開発期間2年を経てオープンした温泉郷「黄山酔温泉」です。

山水画のような天下一と言われる「黄山」の絶景を眺めながら温泉を楽しめることから、多くの観光客がこの「黄山酔温泉」を訪れています。

26405435 164739154154513 7088299195072774144 n
dr.mathilde

木々に囲まれた中国風の庭園や、露天風呂もあるこちらの温泉は、黄山の大自然をそのまま感じられる人気の観光スポットです。 

黄山酔温泉は温度が44度で、少し高めになっています。中国の露天風呂は、日本と違って水着着用で入浴する場所がほとんどですので、冬の旅行であっても、水着を忘れないようにおでかけ下さい。

中国の世界遺産「黄山」で温泉と絶景を楽しもう!

中国安徽省の世界遺産「黄山」をご紹介致しました。標高1800メートルを越える峰々が連なる黄山は、深山幽谷の絶景が広がる美しい世界遺産。

黄山は、ロープウェイで山頂まで登ることができ、子供でも歩けるような歩道がきちんと整備されていますので、体力に自信のない方でも安心して観光することができます。

数々の水墨画や漢詩の題材にも取り上げられた、天下一の絶景を見に、ぜひ、中国の黄山へおでかけ下さい。

Original
この記事のライター
Yukilifegoeson