チベットの名峰・カイラス山の見どころは?聖地巡礼・登山のポイントも紹介

チベット高原の西部に位置する独立峰カイラス山。サンスクリット語では水晶を意味し、太古の昔から神として崇められチベット仏教、ボン教、ヒンドゥー教、ジャイナ教、4つの宗教にとって神聖なる聖地とされています。そんなカイラス山の聖地巡礼・登山や行き方をご紹介します。

チベットの名峰・カイラス山の見どころは?聖地巡礼・登山のポイントも紹介のイメージ

目次

  1. 1チベットの名峰カイラス山とは?
  2. 2チベットの名峰カイラス山巡礼
  3. 3チベットの人々が神として崇める釈迦牟尼とは?
  4. 4五体投地でいくカイラス山巡礼の旅を描いた映画
  5. 5ガンジス川の神話発祥の地
  6. 6カイラス山周辺で発見されたピラミッド群
  7. 7カイラス山で登山をする時期
  8. 8カイラス山での巡礼で気をつけておくこと
  9. 9チベット西部カイラス山への行き方
  10. 10カイラス山巡礼路への行き方や周り方
  11. 11旅行やカイラス山巡礼の見どころ1:ポタラ宮
  12. 12旅行やカイラス山巡礼の見どころ2:パンコルチューデ寺
  13. 13旅行やカイラス山巡礼の見どころ3:ギャンツェ城
  14. 14旅行やカイラス山巡礼の見どころ4:チャンタン高原
  15. 15旅行やカイラス山巡礼の見どころ5:マナサロワール湖
  16. 16旅行やカイラス山巡礼の見どころ6:仏教王国
  17. 17旅行やカイラス山巡礼の見どころ7:グゲ遺跡
  18. 18旅行やカイラス山巡礼の見どころ8:ピアン遺跡
  19. 19旅行やカイラス山巡礼の見どころ9:トンガ遺跡
  20. 20旅行やカイラス山巡礼の見どころ10:新蔵公路
  21. 21世界の秘境!聖地カイラス山巡礼の旅へ

チベットの名峰カイラス山とは?

中国のチベット自治区に位置するカイラス山。人々の信仰の対象として崇められているこの山の標高は6656m、登山は神への冒涜ともされているためチベットでの登山ツアーも入域許可証が発行されずらく登頂許可が下りにくい聖なる山とされています。チベットの人々はカイラス山で一体どのように巡礼をしているのでしょう?

チベットの名峰カイラス山巡礼

世界有数の秘境と称され、チャンタン高原に顔を出すカイラス山はチベット語で「尊い雪山」という意味のカン・リンポチェやカンティセ(魂の住む山)と呼ばれています。平均4500mを超えるこの聖地の巡礼路には、巡礼者が絶え間なく訪れ、崑崙山脈やチョモランマ、ヒマラヤ山脈に挟まれた場所にそびえ立っています。

巡礼路は決して容易な道のりではありませんが、「五体投地」と呼ばれる両手、両膝、頭を地につけて祈る昔ながらの礼拝法によって2週間、またはそれ以上の時間をかけ巡礼をする人もいるようです。一周約52kmのカイラス山巡礼路は、チベット人であれば大抵1日で一周する事ができ、彼らは雪を頂く山々を釈迦牟尼そのものと考えています。

チベットの人々が神として崇める釈迦牟尼とは?

釈迦牟尼(しゃかむに)とは、仏教の開祖。世界三大聖者のうちの1人であるゴーダマ・シッダールタを仏として敬う際の呼び名です。最高の悟りを得た仏弟子は、聖者である阿羅漢(あらかん)と称され、釈迦の教法により煩悩にしばられる事から解放され魂という存在にとって至福の状態に達した聖者とされています。

釈迦牟尼は紀元前5世紀頃、インドの釈迦族の王子として誕生し29歳で宗教生活に入り、35歳で成道したとされています。釈迦族は、古代インドのネパール地方に住んでいた種族。シッダールタは王族として不自由のない生活を送っていましたが人生の無情や苦を目の当たりにし真実を追求しようと試みたことから、出家をしました。

五体投地でいくカイラス山巡礼の旅を描いた映画

巡礼の旅を描いたロードムービーである映画「ラサへの歩き方〜祈りの2800km」は、仏教で最高の敬意を表す五体投地の礼拝法によってチベット仏教の聖地であるラサとカイラス山を1年かけて目指していくというもの。中国人映画監督であるチャン・ヤンによって製作されたこの映画は小さな村に暮らす村人の巡礼の旅を描いています。

チベットを旅し、この地に強く惹かれた監督はたびたびチベットを訪れ様々な巡礼者と出会い巡礼者の物語を撮るための準備を進めていたそうです。幸運な事に一つの村だけで彼が理想としていたキャストが全員集まり、放牧や食事を始めとする日常シーンから巡礼への想い、五体投地の準備品と本物の家族がドキュメンタリーに近い視点で描かれています。

この映画でフォーカスされているのは政治的要素ではなく、昔ながらに変わらない過酷な巡礼の姿やチベットに住む人々の生き方。映画の中で巡礼者達は、物資や重機などを積んだトラックが通る四川省の成都とラサを結ぶ国道318号線を進んでいくシーンがあり、通常人は身の危険を感じる場面ですが彼らは五体投地で進んでいきます。

ガンジス川の神話発祥の地

宗教上大変重要な山であるカイラス山は登山家の間では、長年の伝統として登頂を控えるという事や営利目的として聖山の解放が激化するのではないかという懸念もあるようで、登頂を思いとどまる登山家もいるようです。カイラス山は登頂するほどのものではないとされている山にもかかわらず登頂できた登山家は今まで1人もいません。

この神聖な場所は、3つの重要な川の水源地であり、ガンジス川の神話発祥の場所でもあります。虹色の岩からなる美しい大地やドーム型の山頂を登る事はジャイナ教、チベット仏教のシャーマニズム、ボン教、仏教徒やヒンズー教徒にとって大変重要な巡礼目的地のうちの1つとして知られています。

ヒンズー教の信者達はカイラス山をシヴァ神が配偶者であるパールヴァティと共に永久に瞑想をし鎮座する場所であると信じ、マナサルワール湖のサファイヤ色の冷たい水で沐浴をすることによって一生の罪を洗い流す事ができると言われています。南斜面には繁栄と永遠の命を表す古代シンボル卍(まんじ)があり山には神秘的な力があると考えています。

その証拠に、チベット仏教の法王とよばれるダライ・ラマを彷彿させるオレンジ色の薄いローブを着た数百人のヒンズー教の巡礼者と行者は、マナサワロール湖周辺からカイラス山までの51488キロの巡礼を始めるため16700フィートの凍ったリプレー峠を超えてチベットへと、厳しい巡礼に向かうそうです。

カイラス山周辺で発見されたピラミッド群

ロシアの科学調査隊が、2004年に世界最大級のピラミッドをここ、チベットで発見した事実が報道されています。ピラミッド調査隊の隊長が明らかにしたところによるとカイラス山周辺でピラミッドや巨大石像を形取った巨大石像群が100以上発見されていて、階段式のピラミッドは高さが180mもありエジプトにあるクフ王のピラミッドを上回っています。

中国側はこの巨大ピラミッドの事実を否定し、ピラミッドを公開しないようにしていますがチベットという秘境の奥深さや人々の崇拝するものの大きさを感じ、まだまだ驚くべき事実や神秘的な力が隠れている場所にも感じられます。古代建築群やピラミッドの総数は100基以上にのぼり厳格な数学上の法則に基づいて建設されたものという事が判明しています。

ピラミッドが発見された場所は、ヒマラヤ山脈のすぐ北側。インドやネパールの国境に近いカイラス山の周辺で、多くの石が階段状に積み上げられているのがこのピラミッドの特徴です。ヒマラヤの山中に100基もピラミッドを築いてしまうという超人的な力が働いているため、様々な探検家達が命がけで発掘やピラミッドの学問的秘密に迫ろうとしています。

カイラス山で登山をする時期

5月中旬以前と9月下旬以降はカイラス山の巡礼路に雪が残り、7月と8月は雨が多く降るため巡礼ができない可能性が高くなっています。1年の中で最も巡礼に適した季節は、5月下旬から6月、9月。この月にツアーを設定している旅行会社も多いようです。特別な登山技術は必要ありませんが、登山には十分な体力や高山経験が必要です。

巡礼中、現地での着替えなどの荷物は、ウシ科の動物であるヤクに運んでもらう事も可能です。上着や水筒など自分で持てるものは自身で運びます。シャワーなどの設備は少なくトイレは野外に設置されていますが巡礼中は簡易宿泊所を利用する事も可能です。チベット族の人々は1日で巡礼する人もいますが外国人旅行者やトレッカーであれば2、3泊が必要です。

このカイラス山を聖地として巡礼をはじめたのはヒンドゥー教徒だったとされ、7世紀チベットに仏教が入ってきた後、チベットの仏教はこの山を仏教の宇宙観がそのまま地上にあわわれた極楽世界や曼荼羅と見ています。カイラスは仏陀(大日如来)のような存在であり周囲の山々は菩薩や如来であるというわけです。

カイラス山での巡礼で気をつけておくこと

政治情勢によってここは下界から隔離されたこともありましたが現在では制限はあっても巡礼で訪れる事は可能、世界各地から巡礼旅行やトレッキングで訪れる人々がいます。カイラス山高地での巡礼になるため、昼夜の寒暖の差が大きく、日中は長袖シャツとセーターでも過ごせますが朝晩は冷えるためダウンジャケットが必要です。

カイラス山への巡礼やトレッキング旅行用には、防水のきいたトレッキングシートにしっかりとした雨具や道具を準備して行くのがおすすめです。高山病の影響も予想されるコースになっているため事前に医者の診断を受けておくか高山病対策としてパルスオキシメーターや携帯加圧装置、酸素ボンベなどを持参しておくのも良いでしょう。

観光名所や宿泊施設、キャンプは突然の政府の決定により許可が下りなかったり許可を取得していても現地で観光に制限が設けられていたり、現地の事情によっては入場や旅行、観光目的で訪れる事ができない場所もあるようです。現地は自然環境の厳しい地域となっているため道路や道の状況も良いものではありません。

チベット西部カイラス山への行き方

チベットへの行き方は限られていますが、西チベットにはクンガ空港があるため空路を利用する行き方があり、空港内のバスへ乗り込めばドライバーから一人一人に歓迎の白いハダをかけてもらえます。クンガ空港からの行き方はヤルツァンポ河を越えジョカンへ向かいます。中国からの行き方は北京もしくは成都からラサへ入るところから旅がスタートします。

現地では英語がほとんど通じず日本語話者もいないため、日本国内からの巡礼ツアーでの行き方でカイラス山へ向かう方法がおすすめです。公式サイトを探してみると専門の旅行会社が定期的にツアーを組んでいるのが解ります。但し行き方やツアー催行人数には限りがあるため、日にちに余裕を持って申し込む事をおすすめします。

個人での行き方もないわけではないですがカイラス山を含む西チベットの個人旅行は許されない場所になっています。現在もここは入境許可証が必要なため、ネパールからカイラス山への行き方を目指す方は旅行会社を通しパーミット付きのツアーのみ旅行が可能となっています。巡礼時に登山ガイドがいるツアーでの行き方も良いでしょう。

カイラス山巡礼路への行き方や周り方

シヴァ神の住処や立体曼荼羅とも呼ばれ、崇められるカイラス山は52キロの巡礼路に囲まれています。山の南に位置する村を拠点にスタートした場合、ゴンパ(寺院)、ミラレバ、グルリンポチェ、ゴツァンパなどかつての聖者達が瞑想をしたという伝説のある洞窟の数々や、最高度ドルマラ(5668m)の峠を目にする事でしょう。

その52kmの巡礼路には、アジアやチベット全土、世界中から集まった旅行家、登山家、写真家、宗教研究家、ヒンドゥー教、ボン教徒が一堂に集います。その中には歩いて巡礼や登山をする人の姿や馬に乗って巡礼を行う人の姿、ヤクやポーターに荷物を運んでもらい手ぶらで歩く人など行き方や周り方は様々のようです。

旅行やカイラス山巡礼の見どころ1:ポタラ宮

ポタラ宮は、チベットの中心地であるラサのマルポリの丘のうえにそびえ建つ白い宮殿。この宮殿は10数年もの年月をかけて建てられ他宮殿で観音堂を中心に東西に建造されています。寺全体の壁が白く塗られていることから現地の人々には白宮とも呼ばれるようになったそうで、ダライ・ラマの住居と政治的役割を担っています。

ポタラ宮の上層に位置する中核の部分は、政治的空間である白宮と宗教的空間の紅宮との2つの領域に分けられています。最下層には大集会場が設けられていてダイヤモンドや貴重な宝石類で装飾されたダライ・ラマ5世の霊塔が存在します。白宮の最上層にある寝室のベランダからはラサ市街を眺める事ができるようになっています。

旅行やカイラス山巡礼の見どころ2:パンコルチューデ寺

かつてギャンツェ王国が最盛期を迎えていた15世紀、ラプテン・クンサン・パクパ王がギャンツェ県であるこの地に建設したのがパンコルチューデ寺。この寺は特定の宗派に属さない寺で、境内には学院が並び大勢の僧侶が住んでいたとされ、街の中心は、古都の中心であるギャンツェ・ゾンにあるとされています。

ここの地形の特徴を生かし山上には砦が建てられ、チベット語で「至高無情の王宮」という意味をあらわす名前が付いています。この地には宗山やパラ荘園、ギャンツェ城の他、数々の名勝古跡が点在しています。パンコルチューデ寺は1418年に建立されチベット仏教サシャ派とシャル派、ゲルク派の3つが入っています。

旅行やカイラス山巡礼の見どころ3:ギャンツェ城

ギャンツェ旧市街越しに見えるギャンツェ城の本格的な築城は、14世紀に入ってからだそうですが古くは9世紀にまで遡る歴史のある城です。古くからインドの交易路として栄えたギャンツェは、ラサやツガチェに継ぐ第3の都市です。1904年開国を求めチベットに侵攻したイギリスの武装使節団とのあいだで闘争が行われたのがこの砦です。

イギリス側で使用されていた近代的な火器により、わずか半日でギャンツェ城は陥落。ダライ・ラマ13世がモンゴルに亡命しているうちにイギリスの優先権を認めるラサ条約が結ばれる事になったという歴史が残っています。城山の頂上からはパンコル・チューデ寺の全景と門前町を一望する事ができ、まるで空中都市のような壮大な眺めが広がります。

旅行やカイラス山巡礼の見どころ4:チャンタン高原

世界最大の高原と称されるチャンタン高原は、ニンチェンタングラ山脈やカンティセ山脈、崑崙山脈などの高峰群に囲まれた広大な広さの面積を持つ高原です。チャンタン高原のチャンタンは北の高原を意味し、チベット自治区の3分の2もの面積を占めています。人が住むには過酷すぎる環境のため人的影響をほとんど受けず様々な動植物も生息しています。

例えばガゼルやロバの一種であるノロバに始めオグロヅル、マーモットなどの野生小動物からエーデルワイスやアズマギク、ハッショズルなどの植物が多く生息している土地です。他の旅行や観光では味わう事の出来ない本物の厳しい大自然の姿を目の当たりにする事で多くの発見や意識改革があるでしょう。

旅行やカイラス山巡礼の見どころ5:マナサロワール湖

湖の周囲は約100キロメートル、海抜4588メートルの淡水湖であるマナサロワール湖は、カイラス山と同様巡礼の対象として多くの登山家や旅行者が訪れる場所です。サンスクリット語でマナは宝を意味しサロワールは湖、正式名称であるチベット名ではマパム・ユンツォと呼ばれています。この場所からカイラス山を展望することも可能です。

インドのヒンドゥー教巡礼者は、ここで沐浴してからカイラス山(カンリン・ポチェ)の巡礼を行うそうです。ここは、強烈で明るい太陽の光が差し込む、静けさに包まれた雄大な大地です。そこに現れるどこまでも真っ青な青い湖はまるで極楽浄土、この世のものとは思えない神々しさが感じられる場所です。

旅行やカイラス山巡礼の見どころ6:仏教王国

9世紀に西チベットで樹立されたといわれる仏教王国、グゲ王国の勢力範囲は、西チベットからインドへと及んでいます。10世紀にグゲ王国の王であったイェシェ・ウーは仏教再興に熱心で、翻訳僧であるリンチェン・サンボを仏教先進国カシミールへ留学として派遣し当時最先端であった壁画、寺院、建築様式などを取り入れました。

11世紀にはインドの高僧を招き、彼の教えによって現在のチベット仏教で主流のグルク派が生まれました。ここ、西チベットに現存するグゲ遺跡としてはツァンダ市内にあるトリン僧院とツァパランにあるグゲ遺跡が残っています。ツァパランのものは破壊が激しいものの、仏教の貴重な壁画を見る事が出来ます。

旅行やカイラス山巡礼の見どころ7:グゲ遺跡

このピアンとトンガからなるグゲ遺跡は10世紀から17世紀のグゲ王国時代に彫られた人口の岩場で、南北約60メートルに渡り洞窟が並んでいるのが特徴です。50窟の石窟(せっくつ)のうち、現在見学が可能なものは3窟程度。ピヤン石窟よりも壁画の保存度と規模が見どころ、内部天井はラテルネンデッケ(三角隅持ち送り形式)の建築手法です。

四方の各壁面には、多種多様の曼荼羅が赤と青色をベースに細部に至り描かれ、菩薩、女尊、飛天、護法神、獣面人身像などが狭い石窟内部に隙間なしに表現されています。見学には事前に許可を取得する必要があり許可を取得しても突然現地で観光に制限が設けられる事があります。

旅行やカイラス山巡礼の見どころ8:ピアン遺跡

ピヤン遺跡への行き方はツァンダより約170キロ離れたピヤン村へ向かいます。そこには一面荒野が広がり石窟群が姿をあらわします。ここの岸壁上には約1000の石窟が3つの区画に点在しているのが特徴。食庫や僧房と思われる石窟も多く、最盛期には大勢の僧侶達が住んでいたと考えられています。

石窟内部は普段鍵がかけられているため、ピヤン村に住んでいる管理人と一緒に見学を開始します。現在この遺跡では数個の石窟と、僧院の跡地を見学する事が可能です。1991年にこの洞窟内において色鮮やかで目を引く仏像壁画が発見されて以来チベットの歴史研究は進展していきました。

旅行やカイラス山巡礼の見どころ9:トンガ遺跡

ピアン村から2キロ足を運んだところにトンガ村が位置していますが、村近郊の岸壁に彫られた石窟寺院がこのトンガ遺跡です。1000を超える石窟の数が1キロに渡り広がっている規模から、一時期にはこの地域が政治、経済、宗教の中心的役割を担っていた事がわかります。石窟壁画がとても時代変化に富んでいて多彩な内容を持っています。

このことから、長期にわたり造営されてきたものではないかという説があります。ここの壁画のスタイルは、ラダックのアルチ僧院やスピティのタボ僧院との密接な関係性が見られるとともに、石窟構造は中央アジアの石窟寺院とも多くの共通点が見いだせるものとなっています。狭い石窟内部に隙間なしに表現されている壁画はとても見事です。

旅行やカイラス山巡礼の見どころ10:新蔵公路

西チベットに位置する阿理(アリ)から、新疆ウイグル自治区の葉城(イエチョン)を結ぶ1000km超のルートがこの新蔵公路。カルギリクやラツェをも結んでいる世界一標高の高い国道です。通常旅行者やハイカーの人達はドマル、大紅柳灘付近でキャンプをします。この公路途中の見どころとしては、ルトク付近に位置するパンゴンツォと呼ばれる湖。

その他、インド国境の無人地帯であるアクサイチン。大紅柳灘と呼ばれるタマリスクの群生する河原、崑崙山脈やラコルム山脈などがおすすめです。チョモランマをはじめ多くの名峰をここから展望する事ができ、宇宙の中心地として、神秘的な景観がどこまでも広がっています。山岳の絶景と民族の文化に触れる事のできる場所とも言えるでしょう。

世界の秘境!聖地カイラス山巡礼の旅へ

カイラス山周辺への行き方や観光地への行き方、登山で気をつける事や登山をする時期、ピラミッドの存在やピラミッドの謎、ピラミッドの場所にも触れてきましたがいかがでしたか?巡礼する価値のある宗教的にも神聖で重要な場所という事が伝わったかと思います。この地が変化しても人々の巡礼の心はきっとずっと変わらないのでしょう。

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