土俗村はソウルの人気のサムゲタン店!おすすめメニューや食べ方を紹介!

韓国の首都ソウルでサムゲタンの名店として知られる「土俗村」。人気メニューのサムゲタンだけでなく、様々なメニューがあることでも知られています。今回は、ソウルの人気店「土俗村」への詳しい行き方や、サムゲタンの食べ方も含めて、その魅力をご紹介致します。

土俗村はソウルの人気のサムゲタン店!おすすめメニューや食べ方を紹介!のイメージ

目次

  1. 1ソウルの土俗村は行列ができるサムゲタンの人気店!
  2. 2韓国の定番料理「サムゲタン」とは?
  3. 3家庭でも作れる簡単サムゲタン!
  4. 4ソウルで人気の土俗村ってどんなお店?
  5. 5土俗村の素敵なインテリア
  6. 6土俗村への行き方1:韓国インチョン国際空港まで
  7. 7土俗村への行き方2:市内から店舗まで
  8. 8土俗村のおすすめメニューはもちろんサムゲタン
  9. 9土俗村のサムゲタン以外の人気メニュー
  10. 10土俗村のサムゲタンの食べ方は?
  11. 11土俗村に行く時はポンナルを避けるべし!
  12. 12土俗村の営業時間
  13. 13土俗村が満席の時には?
  14. 14土俗村周辺の観光スポット
  15. 15ソウルの土俗村で本格サムゲタンを食べてみよう!

ソウルの土俗村は行列ができるサムゲタンの人気店!

ソウル市内で行列のできるサムゲタンの名店として知られる「土俗村」は、地元の人で知らない人はいないと言われるほどの人気店。

鶏肉が一羽まるまる入った豪快なサムゲタンは、観光客にも分かりやすいように食べ方の説明もついているそうです。

今回は、ソウルの人気店「土俗村」への詳しい行き方の他、気になるメニューも合わせてご紹介致します。

韓国の定番料理「サムゲタン」とは?

土俗村のご紹介に移る前に、まずは、韓国料理「サムゲタン」について少し触れてみたいと思います。

韓国の伝統的なスープ料理「サムゲタン」は、鶏肉に高麗人参などの生薬、そしてもち米を加えて煮込んだスープ。

熱々のスープは、日本なら冬に食べる食べ物だと思う方がほとんどですが、韓国では、夏に食べる料理として知られています。

その食べ方は、日本の土用の丑の日に食べるうなぎと同じ位置づけで、滋養のあるサムゲタンスープを食べることで、夏バテ防止や疲労回復を図るという狙いがあります。

韓国では、土曜の丑の日ではなく「三伏の日」という日があり、夏の間だけサムゲタンを出す食堂も多くあります。

今回ご紹介する「土俗村」のような専門店では、一年中サムゲタンをいただくことができます。

サムゲタンの食べ方で、一つ注意しなければならないのは、高血圧の方や風邪で高熱がある時には、高麗人参の入ったものは食べないようが良いという点です。高麗人参は、動悸を起こす副作用があるため、特に注意が必要です。

サムゲタンの仲間には、烏骨鶏の肉を使って作る「オゴルゲタン」というスープ料理や、漆の木と一緒に煮たオッケタン、さらには、すっぽんやアワビなどを加えたヨンボンタンなど、いくつかのバリエーションがあります。
 

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家庭でも作れる簡単サムゲタン!

土俗村で大人気のサムゲタン。韓国では、家庭料理として簡単に作ることができることで知られています。

日本のテレビ番組でも、イケメン料理研究家として大人気のコウケンテツさんなどが、家庭で簡単に作れるサムゲタンレシピを紹介しています。

日本でサムゲタンを作る場合は、材料に鶏肉をまるごと一羽使うのは難しいので、手羽先4本と骨付きのもも肉2本で代用するのがおすすめです。

また、値段の高い高麗人参は入れずに、乾燥なつめやしや乾燥くりなどを同量加え、洗ってごま油に浸したもち米を大さじ3杯ほど加えます。

鶏肉、なつめやしなどの乾燥調味料、そしてもち米を鍋に加えたら、ひたひたになるまで水を注ぎ、にんにく、塩小さじ2杯を加えて火にかけます。沸騰したら、鍋の蓋を少しずらして1時間ほど煮込めば完成です。

家庭で作る簡単サムゲタンのおすすめの食べ方は、お好みで、生のニラまたは青葱と、細切りの鷹の爪をトッピングすると美味しくなります。また、黒こしょうをたっぷり振ると、味に深みが出て、食欲をそそる味わいになります。

乾燥なつめやしや乾燥くりは、韓国スーパーの他、中国からの輸入食品を扱うコーナーで簡単に入手できますので、ぜひ、ご家庭でお試し下さい。

ソウルで人気の土俗村ってどんなお店?

韓国の首都ソウル市内中心部にある「土俗村」は、数々のメディアや雑誌にも取り上げられたサムゲタンの人気店。

子供から大人まで、誰でも楽しめる看板メニューのサムゲタンは、日本人向けのガイドブックにも大きく取り上げられています。

「土俗村」のサムゲタンは、数ある韓国グルメの中で、絶対に現地で食べておきたい人気のご当地グルメとして、すっかり知名度が上がっています。

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週末ともなると、お店の前にズラリと行列のできる「土俗村」。お店は、ソウルの観光スポット「景福宮」の近くにあります。

「景福宮」は、韓国を代表する古宮の一つで、土俗村のある地域は「西村」(ソチョン)と呼ばれており、韓国の伝統的な様式に則った建築物が数多く残されています。

「土俗村」は、1983年の創業以来、韓国の芸能人や政治家など、有名人もお忍びで通う名店として、地元の方にも知られてます。

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ソウルで知らない人はいないと言われるほどの有名店「土俗村」のサムゲタンは、食材選びは元より、調理法にもこだわって丁寧に作られています。

日本人の口に合うあっさりとして滋味深い味わいは、一度食べたらやみつきになると評判です。

土俗村には、看板メニューのサムゲタン以外にも、鶏の丸焼き(トンタッ)や海鮮チヂミなど、美味しいサイドメニューがたくさんありますので、後ほど詳しくご紹介します。

土俗村の素敵なインテリア

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韓国のソウルで大人気のサムゲタン専門店「土俗村」。お店の人気の秘密は、美味しいサムゲタンだけではありません。「土俗村」の店舗は、韓国の伝統的な建物「韓屋」(ハノッ)を採用しており、お店のインテリアや雰囲気も韓国らしさを味わえると評判です。

韓屋は、夏は涼しく、冬は温かく過ごせるように工夫された韓国の伝統家屋のことで、最大の特徴は、夏向きの板の間と冬向きのオンドル(床暖房)の両方が組み込まれているところです。

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土俗村の店内には、テーブル席とオンドル席を合わせて約400席があり、広々とした店内は、混雑していてもゆったり座れます。

韓屋に用いられる板の間は、マルと呼ばれており、韓国の南部で発達してきました。地面と床の間に空間を設けることで、湿気を遮断し、夏でも足元がひんやりするよう工夫されています。

土俗村への行き方1:韓国インチョン国際空港まで

続いては、ソウルの土俗村までの詳しい行き方をご紹介します。まずは、インチョン国際空港までの行き方です。

日本の成田、羽田、名古屋、大阪、福岡の各地から、大韓航空、アシアナ航空、日本航空、全日空などがソウルのインチョン国際空港に就航しています。

おすすめの行き方は、ピーチエアやバニラエアなど、LCCを利用した行き方で、最安片道6000円で韓国まで行くことができます。

また、韓国のLCCチェジュ航空やエアプサン、その他イースタン航空などのLCCも就航していますので、旅費を抑えたい方には、断然こちらがお得な行き方です。

土俗村への行き方2:市内から店舗まで

続いて、インチョン国際空港から、ソウル市内までの行き方です。インチョン国際空港の第1旅客ターミナル、第2旅客ターミナルのそれぞれから、ソウル市内へ行く行き方は、空港リムジンバス、空港鉄道A’REX、またはタクシーのの3つ行き方があります。ソウル市内と直結している空港リムジンバスが一番おすすめの行き方です。

リムジンバスは、渋滞状況によって到着時間が前後する可能性がありますが、タクシーに比べて非常に安いので、スケジュールに余裕のある方に、おすすめの行き方です。

ソウル市内から、土俗村までの行き方は、地下鉄3号線に乗車し「景福宮」駅(キョンボックン)にて下車します。2番出口から出て、徒歩7分ほどで土俗村の店舗に到着です。

土俗村のおすすめメニューはもちろんサムゲタン

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詳しい行き方も分かったところで、ここからは、ソウル「土俗村」の人気メニューをご紹介していきます。

「土俗村」の一番人気メニューはなんと言っても看板メニューのサムゲタン。韓国の伝統的なスパイスや薬膳もたっぷり入っており、長時間かけて煮込まれた鶏肉独特の旨味が食欲をそそります。

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トッピングの松の実や黒ごまの他、日本ではあまにお目にかからないかぼちゃの種などが良いアクセントになっています。バランスよく様々な食材が使われており、体に良いおすすめのメニューです。

土俗村自慢のサムゲタンは、1杯16000ウォン(約1650円)です。口の中で解ける柔らかい鶏肉と、トロトロになったお粥状のもち米をたっぷり味わってみてください。

土俗村のサムゲタン以外の人気メニュー

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ソウルで行列のできるレストランとして大人気の「土俗村」。サムゲタン以外にも、人気のメニューがありますので、ご紹介します。

サムゲタンの次に人気のあるスープメニューには、真っ黒な烏骨鶏(うこっけい)を使用した「オゴルゲサムゲタン」があります。

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見た目はちょっとグロテスクですが、宮廷料理の食材としても使われていた烏骨鶏は高級食材で、お値段はサムゲタンより少し高めの23000ウォン(2350円)となっています。

その他のサイドメニューとしては、イカやエビ、ネギが入ったパジョン(海鮮チヂミ)15000ウォン(1550円)が人気で、パリッ、もちっの二つの食感が楽しめるおすすめの一品です。

土俗村のサムゲタンの食べ方は?

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土俗村でのサムゲタンの食べ方をご紹介します。まず、サムゲタンを食べる前に食前酒を飲むのが一般的な食べ方です。最初に配膳される「人参酒」をぐいっと飲んでお料理を待ちましょう。

続いて、サイドに置かれているキムチやカクテキの食べ方です。こちらは小皿に取り皿に分けていただきます。

最後にサムゲタンの食べ方ですが、サムゲタンが運ばれてきたら、鶏肉を骨から外し、塩コショウに少しつけて食べてみて下さい。スープにも、お好みで塩こしょうを加えて食べるのがおすすめの食べ方です。

土俗村に行く時はポンナルを避けるべし!

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韓国には、日本の「土用の丑の日」に当たる「伏日」(ポンナル)と言う暑気払いの日があります。

 この3日間のポンナルを合わせて、韓国語では「三伏」(サムボッ)と言い、最初の「初伏」から「末伏」までの期間は1年でもっとも暑い期間と言われています。

毎年7月から8月にかけて全部で3日間あるポンナルの日には、滋養のあるサムゲタンをいただくのが風習となっているため、この3日間は、いつにもまして土俗村が大混雑するようです。

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2018年7月のポンナルは、初伏(チョボッ)、中伏(チュンボッ)が既に終了していますが、8月のポンナルである末伏(マルボッ)は、8月16日となっています。

夏の食べ物であるサムゲタンを食べようと、全国各地からソウルの土俗村にたくさんの観光客が訪れることが予想されますので、できるだけ8月16日を避けて、土俗村へいくようにスケジュールを調整してください。

土俗村の営業時間

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続いては、韓国サムゲタンの人気店「土俗村」の営業時間をお伝えします。土俗村の営業時間は10:00から22:00までとなっており、年中無休で営業しています。テレビ取材なども非常に多く、連日行列を作っている人々をカメラが撮影している光景がお馴染みとなっています。

夜は、21:30がラストオーダーとなっていますので、遅くとも21:00までには入店するようにしましょう。

週末などは、朝10:00の開店前に既に行列ができているそうですので、できれば週末を避けて来店するのがおすすめです。

土俗村が満席の時には?

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ソウルを代表するサムゲタンの名店として全国に名を知られている「土俗村」。あまりの混雑ぶりに、2016年に満を持して別館がオープンしました!本館が大行列で入れそうに無い場合は、向かい側の路地を入ったところにある別館に案内してもらえるそうです。

別館でも本館と同じメニューが提供されていますので、美味しいサムゲタンをいただけます。本館から別館へ移る場合は、お店の人が案内をするそうですので、直接別館に行かないようにご注意下さい。

土俗村周辺の観光スポット

ここからは、土俗村から行きやすい観光スポット「景福宮」をご紹介致します。ソウルの中心街に位置する「景福宮」(キョンボックン)は、世界中の観光客が訪れる人気の観光スポット。

ビルが立ち並ぶソウルの街の中で、そこだけが時間が止まったようにたたずむこの宮殿は、1392年から1910年まで続いた朝鮮王朝の正宮でした。

王の政務の場として、また生活の場として使われていた「景福宮」は、四季折々の自然が美しい建物で、韓国の歴史を感じられる代表的な古宮の一つです。

日本人観光客も多く訪れることから、景福宮では、日本語の音声ガイドを借りることもできます。また、韓国の歴史ドラマの撮影舞台としても人気で、ドラマの背景やドラマのシーン撮影ロケなども多く行われています。

日本語ガイドは無料となっており、無人のデジタルガイド機器もレンタルすることができます。

日本語無料ガイドは、「興礼門」(フンレムン)から入ってすぐ右手に案内所があり、毎日3回10:00、12:30、14:30からガイドツアーが出発しています。

ガイドツアーの所要時間は、60分から90分ほどとなっており、朝鮮王朝500年間の歴史のうち、200年間王の宮殿として使われた景福宮の歴史を知ることができます。

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また、韓国の民族衣装である、チマチョゴリやハンボッを着用して行くと、入場料が無料になるという嬉しいサービスもあり、観光客が近所のレンタルショップで韓国の伝統衣装に着替えて写真撮影するのも人気となっています。

通常の入場料金は、大人 (満19歳から64歳)が3000ウォン、子ども (満7歳から18歳) が1500ウォンです。

ソウルの土俗村で本格サムゲタンを食べてみよう!

ソウルで行列のできる人気店「土俗村」のサムゲタンの食べ方や行き方を含めてご紹介しました。

観光スポット「景福宮」からも徒歩でアクセスできる「土俗村」は、ランチでもディナーでも楽しめるおすすめのお店です。

2018年は末伏が8月16日となっていますので、この日を避けて、土俗村でサムゲタンを満喫してください。

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この記事のライター
Yukilifegoeson

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