2018年08月14日公開
2020年03月25日更新
仁川空港第2ターミナルは自動手続きなど新機能満載!レストランや施設紹介も!
最近開港した仁川空港第2ターミナルは、チェックインや出入国の自動化などで搭乗までの時間を格段に短くすることに成功した最新のターミナルです。そんな仁川空港第2ターミナルについてご紹介します。レストランや免税店などの情報も併せてお伝えします。

目次
- 1ついにオープンした仁川空港第2ターミナルは見どころ満載
- 2仁川空港第2ターミナルの魅力
- 3仁川空港第2ターミナルの免税店
- 4仁川空港第2ターミナルのショップ
- 5仁川空港第2ターミナルのレストラン
- 6仁川空港第2ターミナルの自動化ゲート
- 7仁川空港第2ターミナルで暇つぶし
- 8仁川空港第2ターミナルからのトランジットツアー
- 9仁川空港第2ターミナルから発着する航空会社
- 10仁川空港第2ターミナルから第1ターミナルへのアクセス
- 11仁川空港第2ターミナルから市内へのアクセス
- 12仁川空港第2ターミナルでのおすすめのお土産
- 13仁川空港第2ターミナルのラウンジ
- 14仁川空港第2ターミナル付近のホテル
- 15自動化でチェックインもあっという間・仁川空港第2ターミナル
ついにオープンした仁川空港第2ターミナルは見どころ満載
韓国の玄関口としての役割を果たしてきた韓国仁川空港に最近第2ターミナルが完成しオープンしました。バラエティーに富んだ利用客のニーズに合わせた施設や設計があちこちに見られます。そんな仁川空港第2ターミナルについて紹介します。おすすめのレストランや免税店、自動化されたチェックインや入国システムなどをご紹介します。
仁川空港第2ターミナルの魅力
すでに国際ハブ空港としてのその地位を確立していた仁川空港ですが、2018年の平昌オリンピックを前に新たに完成した新しい設備がこの仁川空港第2ターミナルです。このターミナルのオープンによって仁川空港自体のキャパシティが大幅に増加することとなり、現在では年間7200万人の旅行客が利用可能となっています。
このターミナルのおすすめポイントは、搭乗までの時間が短いことです。第1ターミナルでは出国エリアまでの総移動距離が233メートルでしたが、この第2ターミナルではなんと59メートルと大幅に縮小されています。またチェックインの自動化も進んでいます。チェックインカウンターの無人化を自動荷物預け機などの導入によって取り組んでいます。
これにより、煩わしい搭乗までの煩雑なプロセスを短縮化することに成功した、まさに乗客の益を追求した近代的な空港ということができるでしょう。もちろんシステムだけでなく他にも利用客を喜ばせる、リラックスさせるための施設がそろっている空港です。飛行機に乗る人にも乗らない人にもおすすめできる仁川空港第2ターミナルです。

仁川空港第2ターミナルの免税店
日本の消費税もどんどん上がってきているので、免税店の魅力はますます増大しているので、国際空国に到着したらまずは免税店に行きたいという方も多いのではないでしょうか。この仁川空港第2ターミナルにも多くのおすすめの免税店があり、あらゆる商品を購入できます。そんな免税店をいくつかご紹介します。
仁川空港第2ターミナル免税店:化粧品・香水
免税店の定番は香水、化粧品でしょう。この免税店も第2ターミナル内にはたくさんあります。The Shillaというお店は、3階の243番搭乗口付近、248番搭乗口付近にあります。またイブ・サンローランは251搭乗口付近、エステローダーは252搭乗口付近にあります。またディオール、シャネル、SK-2のフラッグショップも252搭乗口付近にあります。
仁川空港第2ターミナルの免税店:包装食品
お土産にぴったりの包装されたお菓子などが買える免税店もたくさんあります。247番搭乗口付近には健康食品やチョコレート、韓国菓子が豊富なCity Duty Free、248番搭乗口付近には文具、人形、小型家電が置いてあるSHINSEGAE、また健康食品で有名な高麗人参が購入できるロッテ免税店は249番搭乗口付近、253搭乗口付近にあります。
仁川空港第2ターミナルの免税店:お酒・たばこ
第2ターミ249番搭乗口付近にはヘネシーやジョニーウォーカー、シーバスのフラッグショップがあります。ここでも様々な種類のコニャック、ウィスキー、スコッチを見つけることができます。値段を見ると普段は買わないような高級な種類のものにも手を出せそうです。お酒好きの方にはおすすめの免税店です。
仁川空港第2ターミナルの免税店:高級ブティック
免税店ではブランド物の買い物もはずせません。250、251搭乗口付近に高級ブランドの免税店が並んでいます。バッグ、革小物やアクセサリーのLONGCHAMP、BOTTEGA VENETA、GUCCIに加えて、MONT BLANCやRIMOWAといった小物やカバンのお店などです。もちろんシャネル、フェラガモ、ティファニーといった免税店の定番も店を構えています。
仁川空港第2ターミナルの免税店:24時間営業の店
この第2ターミナルの免税店でうれしいのは24時間営業しているお店があることです。253番搭乗口付近のThe Shillaやロッテ免税店、またネットで購入したものを受け取るピックアップカウンターも252番搭乗口付近にありそこも24時間営業をしています。世界中からの飛行機が飛び交うハブ空港として親切なサービスです。
仁川空港第2ターミナルのショップ
免税店だけではなく、第2ターミナルの一般エリアにもたくさんのショップがあります。一般エリアも24時間営業なのでコンビニのセブンイレブンやGS25なども24時間営業で、ちょっとした買い物にとても便利です。加えて旅行グッズを販売しているTRAVEL MAITEや眼鏡、サングラスのお店GLASSSTORY、またLa FETEというお花屋さんまでそろっています。深夜に到着しても安心です。
仁川空港第2ターミナルのレストラン
空港にあるレストランはとても重要です。旅の終わりの最後に食べる地元の料理でその旅や訪れる国の印象が大きく変わってしまう事もあるからです。仁川空港第2ターミナルのレストランも質の高いものばかりです。おもに韓国の地元料理のレストランが多いので旅行の帰りやトランジットで訪れた際に、コリアンレストランで韓国料理を堪能するのもおすすめです。
仁川空港第2ターミナルの一般エリアにあるレストランとしてはスンドゥブチゲ専門レストランの北倉洞(ブクチャンドン)が第2ターミナルの交通センター地下1階にあります。また韓国伝統料理専門レストランのスニネ・ピンデットクでは緑豆の親機、ピンデトクやトッポギ、ホットクといった韓国の伝統料理を堪能できます。
他にもプデチゲ専門レストランのオデン食堂、全州ビビンバやクッパがおいしいレストラン家族会館などもおすすめです。韓国料理以外にもカフェやパン屋さんなどがそろっています。さらに深夜到着組にとってうれしいのは24時間営業のお店があることです。ロッテリアやクリスピークリームドーナツなどのファストフードレストランは24時間営業しています。
仁川空港第2ターミナルの自動化ゲート
第2ターミナルのおすすめポイントの一つは自動化が進んでいることです。チェックインカウンターから入国審査、また手荷物の預け入れまでもが自動で行えるということです。成田空港などでも自動化を進めていますがそれでもチェックイン時には長蛇の列です。しかしこの仁川空港第2ターミナルではチェックインから自動化が進んでいるためとてもスムーズです。
まずはチェックインの自動化です。チェックイン手続きの機会を大幅に増やすことにより手続きの時間を削減しました。それに加えてこの第2ターミナルでは手荷物預け入れの自動化も進んでいます。この機械を大量に投入することにより出国までの時間を大幅に軽減しました。
この第2ターミナルでは入国まで20分、出国も30分ほどで完了できるといわれています。第1ターミナルと比べると20分以上も短縮されたことになります。チェックインの時のあの長蛇の列はもはや過去のものとなったのです。一度試してみることをお勧めします。
仁川空港第2ターミナルで暇つぶし
トランジットの乗客の方々のために仁川空港にはたくさんの施設があり暇つぶしをするには十分です。例えば第2ターミナルの到着ロビーには利用客の流れに沿って、アティスティックにデザインされたメディアウォールアートや写真が展示されており、韓国の伝統的な美しさを味わうことができます。
また第2ターミナルの247搭乗口付近には韓国伝統文化センターがありそこでは様々な企画展示があり韓国の文化を紹介しています。文化体験や工芸体験、伝統衣装の体験などのサービスがあります。体験プログラムは外国人なら無料で体験できます。
第2ターミナルの5階中央には展望台があります。ここででは航空機の離着陸などを眺望できますし、またラウンジもありゆっくりすることができます。大型の空港の模型と3Dマッピング技術を使った映像ショー、仁川空港VR体験などを楽しむことができます。
仁川空港第2ターミナルからのトランジットツアー
仁川空港をトランジットで利用する方のために特別なサービスもあります。それが乗り継ぎツアーです。しかも乗り継ぎ客は無料で乗り継ぎ時間に合わせてツアーコースを選ぶことができます。仁川周辺を訪れる2時間のツアーから、ソウル市内まで行く5時間のツアーなど魅力たっぷりのツアーでトランジット時間を過ごせます。
予約が必要なので仁川空港のホームページのサイトから予約をしてください。サイトは日本語もあるので予約は簡単です。第1ターミナル、第2ターミナルの両方からツアーが出発していますので本当に便利で親切なサービスです。

仁川空港第2ターミナルから発着する航空会社
この第2ターミナルから発着するのはSkyteam所属グループの航空会社で、大韓航空、デルタ航空、エールフランス、KLMの4航空会社です。また日本の地方都市発のLCCの中にはこの第2ターミナルに発着するものもあります。ターミナルを間違えるとややこしいのでよく確認しておくことをお勧めします。
仁川空港第2ターミナルから第1ターミナルへのアクセス
第1ターミナルと第2ターミナルを移動したいというときもあるかもしれません。そんな時は空港が用意している無料のシャトルバスがとても便利です。朝の4時50分が始発で午後23時50分が最終で、5分間隔で出発しています。所要時間は約20分と、ちょっと長めの移動です。
このシャトルバスのために使用されている車両は、荷物を持ってそのまま入れる座席が少ない車両から、普通に座席がある車両まで様々なようです。もしターミナル間を移動しなければならないとしたらこの方法が一番無難です。あとは空港鉄道AREXなどでか、タクシーなどで移動することもできるでしょう。
仁川空港第2ターミナルから市内へのアクセス
市内へのアクセス方法は、リムジンバス、市バス、空港鉄道や普通列車KTXなどです。リムジンバスは普通と高級の2種類があり普通は10000ウォン、高級は15000ウォンと大変お得です。空港鉄道はソウル市内を直通で結ぶものと各駅停車のものがあります。
タクシーで市内へ向かうと所要時間は約70分で料金は45000ウォンほどでしょう。タクシーには外国人用のものもあります。無料で携帯電話を介した通訳サービスが受けられるタクシーとソウル市公認の日本語、英語ができるドライバーが運転するInternational Taxiなどがあります。

仁川空港第2ターミナルでのおすすめのお土産
仁川空港で買えるおすすめのお土産の一つは化粧品です。近年美容大国としての評判の高い韓国ですから美容品もとっても人気です。シートマスクやパックなどはみんなに喜ばれるお土産です。その次に人気なのがキムチです。やはり韓国のキムチは一味違います。お土産物屋さんなどで真空パックになったものが売っていてにおいも全く気になりません。
またお土産にぴったりなものが韓国海苔でしょう。軽くて持ち運びがしやすくかさばらない、しかもみんなに喜ばれるという、韓国土産の王道です。この韓国海苔も空港内のお土産物屋さんで購入できます。出国後の制限エリアにも売っていますので、最後にまとめ買いもいいでしょう。
仁川空港第2ターミナルのラウンジ
第2ターミナル出の時間を有意義に過ごすために多くのラウンジが用意されています。4階の231搭乗口付近にはラウンジLがあります。また249搭乗口付近にはマティナゴールドラウンジもあります。さらに252番搭乗口付近にはマティナラウンジとそろっています。またKALラウンジと多くのラウンジがそろっています。
またわざわざラウンジに入らなくても、仁川空港第2ターミナルではリラックスできる施設がたくさんあります。シャワー室でシャワーを浴びてリラックスできますし、各所には無料で利用できる睡眠用ベッドもそろっています。トランジットで長時間の待ち時間があっても全く問題ありません。

仁川空港第2ターミナル付近のホテル
仁川空港には空港内にもホテルがあります。カプセルホテルは第1ターミナルと第2ターミナルの両方にあります。時間貸しで使用できるのでトランジットの待ち時間に合わせて利用できます。制限区域内のトランジットホテルもありますが、これは第1ターミナルのみでしかも制限区域内なので第2ターミナルに到着した人で利用する人は少ないでしょう。
しかし第1ターミナルまでリムジンバスや鉄道で移動したならホテルはたくさんあるでしょう。自分たちの好みによって選ぶことができます。第1ターミナル付近のホテルにはデイユースもあるので、トランジットの時間に合わせて利用することもできます。またシャトルバスを運行しているホテルもあります。わざわざ第1ターミナルへ移動する必要はありません。
自動化でチェックインもあっという間・仁川空港第2ターミナル
仁川空港第2ターミナルについてお伝えしました。おすすめなのは自動化や動線の考慮によりチェックインから出国までかかる時間が格段に短くなったこと。またレストランや免税店などが豊富なことです。ハブ空港としてトランジットの時間の過ごし方も沢山の選択肢があります。韓国への玄関口としてだけでなくハブ空港としてもおすすめのターミナルです。