熊本『通潤橋』の大迫力放水の仕組みは?アクセスや駐車場情報も!

熊本県上益城郡山都町にある「通潤橋」(つうじゅんきょう)をご存じですか?通潤橋は国の重要文化財にも指定された歴史のある石造りのアーチ橋です。この記事では大迫力放水スポットとしても楽しめる通潤橋の魅力にたっぷり迫っていきます。

熊本『通潤橋』の大迫力放水の仕組みは?アクセスや駐車場情報も!のイメージ

目次

  1. 1熊本の大迫力放水スポット「通潤橋」に行こう!
  2. 2放水が人気の「通潤橋」とは?
  3. 3通潤橋の大迫力放水の仕組みとは?
  4. 4放水だけじゃない通潤橋の楽しみ方
  5. 5今は工事中?震災後の通潤橋と放水について
  6. 6通潤橋までのアクセスと駐車場情報
  7. 7通潤橋周辺のおすすめスポット
  8. 8熊本の通潤橋は江戸時代の技術が学べるスポット

熊本の大迫力放水スポット「通潤橋」に行こう!

熊本県上益城郡山都町にある「通潤橋」(つうじゅんきょう)は美しいアーチ型が特徴の石造りの水路橋です。古い歴史を持つ通潤橋は、国の重要文化財にも指定された貴重な橋でもあります。この記事では通潤橋の見どころや大放水の仕組み、アクセス方法に加え、2016年に発生した熊本地震で被災した通潤橋の今の様子もお伝えします。

Thumb熊本観光スポット特集!名所を巡るおすすめコースや穴場まで完全網羅!
熊本でおすすめの人気観光名所やコースをご紹介します。熊本は九州でも人気の観光地。そんな熊本に...

放水が人気の「通潤橋」とは?

37810170 215307475827759 3580388530125275136 n.jpg? nc ht=scontent hkg3 1.cdninstagram
minamu450

この記事で紹介する通潤橋のある熊本県上益城郡山都町は、九州の真ん中に位置することから「九州のへそ」とも呼ばれる、山に囲まれた自然豊かな街です。そんな緑豊かな山間の町に熊本有数の観光名所である通潤橋はあります。

通潤橋は普通の橋としての機能だけでなく、水を運ぶ水路が通った水路橋です。通潤橋では水路橋ならではの橋からの大放水が見られます。

国の重要文化財の歴史のあるアーチ橋

12918580 1062052293855344 928075956 n.jpg? nc ht=scontent hkg3 2.cdninstagram
yszma15510

水路の通った水路橋と聞くと現代的なイメージがわくかもしれませんが、思いのほか水路橋の歴史は古く、古代ローマ時代までさかのぼることができます。

通潤橋の歴史も古く、1854年(嘉永7年)の江戸時代に建設されており、肥後の国の石の加工技術をうかがえることから国の重要文化財にも指定されています。機能的な水路の付いた美しいアーチ型の通潤橋は、なんと150年以上前に作られたものなのです。

32763922 171035946900392 1446635621987647488 n.jpg? nc ht=scontent hkg3 2.cdninstagram
tukino_minato

通潤橋は水の資源に乏しい白糸台地へと水を通すためが作られており、橋の上部には3本の水路が通っています。通潤橋の建設は地元の有力者であった布田保之助が中心となって計画されました。くわしい歴史は通潤橋の近くにある通潤橋の資料館でも確認できます。

周辺の美しい田園風景と迫力の放水が人気

37080915 214030099307596 7179718600465317888 n.jpg? nc ht=scontent hkg3 1.cdninstagram
emiko_mitarai

通潤橋の周辺は美しい棚田地帯となっており、今でも季節のうつろいを感じさせる田園風景を楽しむことができます。夏の美しい緑の水田、実りの秋の稲狩りの様子、雪の積もった静かな棚田など、どのシーズンに訪れても美しい景色に心洗われます。ぜひカメラを持参して美しい景色を記念に残しておきましょう。

10666273 293982047472114 1420065896 n.jpg? nc ht=scontent hkg3 1.cdninstagram
orb884

通潤橋の見どころの1つとなっているのが豪快な大放水です。もともとの大放水は使用しているうちに水路の中に溜まってしまう土や砂を洗い流すために必要な作業でしたが、今では熊本でも有数の観光名所の見どころとして知られるようになりました。

しかし、2016年に発生した熊本地震に被災し、2018年現在は復旧工事中のため大放水を見ることができません。復旧工事は2019年3月に終了を予定していますが、1日も早い復旧を願うばかりです。

住所 熊本県上益城郡山都町長原
電話番号 0967-72-3855

通潤橋の大迫力放水の仕組みとは?

2018年現在はまだ、復旧工事のため放水を休止している通潤橋ですが、大迫力の放水を見られるようになったときのために放水の仕組みを学んでおきましょう。

通潤橋はサイフォンの原理を仕組みに応用した水路橋です。そのため通常の自然に水が流れる仕組みの水路橋と違い、通潤橋は噴き出し口を開けると水圧で水が勢いよく噴き出します。くわしい仕組みは通潤橋の近くにある資料館でも確認できます。

サイフォンの原理を知ろう

16122476 185484361930391 22582280912371712 n.jpg? nc ht=scontent hkg3 2.cdninstagram
imoimoka2

サイフォンの原理とは、高い位置の出発地点と低い位置の目的地点に液体を流すとき、液体で満たされた管を使うことで出発地点よりも高い地点を通過することができる仕組みのことです。

サイフォンの原理を仕組みに応用した身近な道具には灯油ポンプがあります。灯油ポンプもはじめにポンプで管に灯油を満たしてしまえば、あとはポンプを使用しなくても勝手に灯油が流れる仕組みになっています。

通潤橋の仕組みはサイフォンの原理の応用

31412313 1628195967235236 2895864566703456256 n.jpg? nc ht=scontent hkg3 1.cdninstagram
yukiyoan

サイフォンの原理を橋の仕組みに応用している通潤橋ですが、橋よりも高い位置にある2つの地区を結んでいます。そのため、通潤橋で使われている仕組みは逆サイフォンやとも呼ばれるものです。

水が入る側から通潤橋までの高低差は約7.5メートル、通潤橋から水が出る側との高低差は約5.8メートル。高い位置から通潤橋に流れ込んだ水は、橋に通された3本の通水管を水圧を受けながら通過し、約5.8メートルの高さまで一気に押し流されます。

11849376 839398312844587 751143410 n.jpg? nc ht=scontent hkg3 2.cdninstagram
kenstagram_34

石の加工技術も素晴らしいのですが、ゴムなどの便利な素材がない江戸時代に水漏れせずに水を流すことができた秘密は漆喰(しっくい)にあります。

石で作った管の継ぎ目には特殊な漆喰を施し、水漏れを防ぐ工夫がされています。通潤橋は150年以上を越える年月をもろともせず、今でも現役の水路橋として活用されています。ぜひ、くわしい仕組みを通潤橋の近くにある資料館で確認してみましょう。

放水だけじゃない通潤橋の楽しみ方

12748211 1219691324712454 438456620 n.jpg? nc ht=scontent hkg3 2.cdninstagram
dmwajtgp184

大迫力の放水が観光の大きな見どころでもあった通潤橋ですが、2016年の熊本地震の影響で復旧工事中は放水休止しているということは先にお話したとおりです。また、復旧が終わったとしても水田に水が必要な時期や冬場などには放水を見ることはできません。

そんなときでも通潤橋を満喫できる見どころを紹介していきます。放水以外の見どころをたっぷりとチェックしておきましょう。

高さ20メートルの通潤橋の上を散歩

12445792 760922360674717 1783114035 n.jpg? nc ht=scontent hkg3 1.cdninstagram
aoyuta

通潤橋は小さな谷間の高さ20メートル地点にある作られています。復旧工事中の間は立ち入り禁止エリアとなっていますが、通常は高さ20メートルの橋の上も一般に公開されており、橋の上を歩くことができるのです。水路橋として作られた通潤橋には、なんと手すりなどが一切ありません。

12750217 1091299787567082 1262659228 n.jpg? nc ht=scontent hkg3 1.cdninstagram
dmwajtgp184

復旧工事中の間は橋の上を歩くことはできませんが、復旧工事の様子を見学できるよう見学所も設置されています。復旧工事の進み具合にもよりますが、通常は表に出ていない内部の様子も見ることができます。

復旧工事の様子を見学できる見学所は工事の終了予定の2019年3月までの一般公開が予定されています。

棚田と通潤橋の写真撮影を楽しもう

11918027 493880067435217 2005768340 n
yumikosaki

通潤橋の周辺に広がる見事な棚田も必見です。美しい棚田と通潤橋を1枚の写真に収めれば、旅の良い記念となること間違いありません。

近くに寄っても立派な石造りの通潤橋ですが、少し離れるとアーチ型の美しい姿を楽しむことができます。通潤橋のすぐ近くの道の駅通潤橋からの眺めもおすすめです。

10499326 1670048069919637 1512372612 n.jpg? nc ht=scontent hkg3 1.cdninstagram
junko_0208

遠くから風景としても通潤橋を楽しむほかにおすすめなのが、橋の上から見下ろす風景です。20メートルといえばビルの6~7階ほどの高さ。手すりが無いのでくれぐれも落ちないように気をつけつつ、美しい棚田の風景も楽しみましょう。山都町の豊かな自然と触れ合いも通潤橋の楽しみの1つです。

18161319 131044944107062 5886442632686600192 n
alexanderhwc

ゴールデンウィークや夏休みは観光客であふれる通潤橋ですが、静かな冬の通潤橋もおすすめです。橋の石の凍結防止のため放水も休止中の冬場の通潤橋。夏の活気がウソのように静かな雪景色が広がります。

平野部よりも気温が低くなりやすい山都町では、雪もよく積もるようです。寒さ対策をしっかりとして安全に観光を楽しんでみてください。

通潤橋から五老ヶ滝までドライブ

通潤橋のすぐ近くにある絶景スポットに「五老ヶ滝」(ごろうがたき)があります。通潤橋に訪れたら、落差150メートルの大迫力の五老ヶ滝にもぜひ立ち寄っておきましょう。通潤橋と五老ヶ滝は公園のように散策用の道も整備されています。

散策コースは1周30分ほどかかるので、時間の無い方や子ども連れの方には車でのアクセスもおすすめです。無料駐車場もあるので気軽に立ち寄れます。

今は工事中?震災後の通潤橋と放水について

31136652 229358644285717 1412556946279497728 n
nanapapa521

2016年4月に発生した熊本地震で被災した通潤橋は、2017年より復旧工事をはじめています。復旧工事の期間は立ち入り禁止、放水も休止となっています。

通潤橋の熊本地震での主な被害は、高さ約3.4メートル、長さ約10メートル、奥行き約1メートルにわたる大きな崩落が見られたとのことで、復旧工事の内容も崩落部分の補修や、ヒビの入ってしまった通水管の漆喰の補修など大規模な工事となっています。

2018年現在は修復工事中

19051731 462897567392150 2348004431120826368 n.jpg? nc ht=scontent hkg3 1.cdninstagram
satoyamato_kumamoto

昨年の2017年4月頃から本格的な復旧工事がはじまり、2019年3月の終了を予定しています。2018年いっぱいは残念ながら全面公開、放水の予定はありません。

しかし、小規模ながら放水の様子を見かけることがあるようです。本来の迫力のある大放水ではありませんが、久しぶりの放水を目にした方からは喜びの声が聞かれました。着実に復旧に向けて作業は進んでいるようなので、工事終了後の大放水を楽しみに待ちましょう。

放水が見れるのはいつ頃?

38097479 2087687644639989 2008132983109713920 n.jpg? nc ht=scontent hkg3 2.cdninstagram
hinata3dayo

復旧工事終了後の放水の予定は明らかにされていませんが、放水の時期が近付けば、もともと放水のタイミングを確認できた山都町の観光協会のWEBサイトや通潤橋の近くにある資料館などで確認できるものと思われます。工事の間も震災前の放水の様子を資料館のモニターで見ることはできます。

30841363 555977058136290 3160194489235013632 n.jpg? nc ht=scontent hkg3 1.cdninstagram
wkwku1

通常でしたら1年間で約100日程度、土曜日・日曜日、祝日を中心に放水が行われていました。通潤橋は現役の水路として活用されているため、水田に水が必要な5月から7月と、橋に使われている石の凍結防止のため12月から3月は放水が休止されています。1年間の放水予定日は公開されているので、お出かけの前に確認しておくと良いでしょう。

通潤橋までのアクセスと駐車場情報

ここからは通潤橋までのアクセス方法と駐車場情報を紹介していきます。山に囲まれた通潤橋までのアクセスには車の移動がおすすめです。

公共交通機関を利用してのアクセスの場合、JR熊本駅からでしたらまずは熊本交通センターまで路線バスや市電などで移動します。熊本交通センターから「通潤山荘行き」のバスに乗車し「通潤橋前」停留所で下車すぐです。熊本交通センターからの移動時間は約1時間30分です。

道の駅通潤橋を目指そう

11111247 443342295821950 667410658 n.jpg? nc ht=scontent hkg3 2.cdninstagram
rhfri3419

「道の駅通潤橋」は通潤橋のすぐ近くにあり、車でアクセスする方はこちらの駐車場を利用することになります。資料館などの施設も併設されているので、まずは道の駅通潤橋を目指しましょう。

車でアクセスする場合、九州自動車道の御船ICから国道445号を経由するか、松橋ICから国道218号を経由するアクセス方法があり、どちらの方法も自動車道より約45分程度です。

駐車場について

11375250 1626638904278638 889922124 n.jpg? nc ht=scontent hkg3 2.cdninstagram
kojigeorge

通潤橋に車でアクセスする場合には道の駅通潤橋の駐車場が便利です。道の駅通潤橋には120台収容可能な無料の駐車場があるので利用しましょう。駐車場は通潤橋を正面から楽しめる絶景ポイントとしても人気です。車でアクセスする予定のない方にもおすすめのポイントです。

通潤橋周辺のおすすめスポット

11193157 1623436364536594 908865418 n.jpg? nc ht=scontent hkg3 2.cdninstagram
miki_0402

ここからは通潤橋周辺のおすすめスポットを紹介していきます。通潤橋のある山都町は山に囲まれた自然豊かな町です。通潤橋に訪れた際には、ぜひ山都町の美しい自然も満喫しましょう。

先に紹介した五老ヶ滝のほかにも通潤橋周辺のおすすめスポットはまだまだあります。ここでは通潤橋に関連した見どころをピックアップしました。

レストランやショップでひと休み「道の駅通潤橋」

11241494 1658843327678608 336952116 n.jpg? nc ht=scontent hkg3 1.cdninstagram
kyk_i_

「道の駅通潤橋」は通潤橋のすぐ近くにある道の駅です。通潤橋観光の際の拠点となる道の駅通潤橋は、物産館の「虹の通潤橋」やレストラン「食事処いしばし」のほか、資料館なども併設されています。通潤橋を散策したあとは道の駅通潤橋でひと休みされてはいかがでしょうか?

住所 熊本県上益城郡山都町下市184-1
電話番号 0967-72-4844
営業時間 9:00~17:00
休館日 12/31~1/1

食事処いしばし

31571266 166131784056920 8649258393984303104 n.jpg? nc ht=scontent hkg3 2.cdninstagram
morino.tg

道の駅通潤橋の館内にあるレストラン「食事処いしばし」では通潤橋を眺めながらのお食事が楽しめます。「肥後赤牛のステーキ丼」や地元の食材を使った「いしばし定食」などもおすすめです。運が良ければ通潤橋の大放水を見ながらのランチタイムも楽しめます。

住所 熊本県上益城郡山都町下市184-1
電話番号 0967-72-1806
営業時間 11:00~14:00オーダーストップ
定休日 12/31~1/2

大画面で放水が見れる「通潤橋史料館」

21690266 1964015247172136 7160998762167402496 n.jpg? nc ht=scontent hkg3 2.cdninstagram
taba_ko

「通潤橋史料館」は道の駅通潤橋に併設された資料館です。資料館では通潤橋の歴史や水路の構造、仕組みなども学ぶことができます。大画面のモニターで通潤橋の放水の映像も見られるので、放水が見られない時期や復旧工事の期間にはこちらの資料館で楽しみましょう。

住所 熊本県上益城郡山都町下市184-1
電話番号 0967-72-3360
開館時間 10:00~16:00
休館日 12/31~1/2

通潤橋建設の布田保之助を祀る「布田神社」

33020503 387710774969903 2453047150653734912 n.jpg? nc ht=scontent hkg3 2.cdninstagram
tukino_minato

通潤橋の歴史を語るうえで欠かせない人物「布田保之助」(ふた やすのすけ)を祀る「布田神社」も、通潤橋観光では訪れておきたい観光スポットです。今尚、地元民の誇りとして語り継がれる布田保之助の人物像は、先に紹介した通潤橋の資料館でも確認できます。

住所 熊本県上益城郡山都町長原219
電話番号 0967-72-1158

熊本の通潤橋は江戸時代の技術が学べるスポット

ここまで熊本で人気の観光名所であるについてくわしく紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?古い歴史を持つ通潤橋は国の重要文化財として、江戸時代の技術が学べるおすすめスポットです。周りでは自然豊かな見どころや資料館などの学びのスポットなども楽しめます。熊本県民に愛される通潤橋の1日も早い復旧を祈りましょう。

関連記事

Original
この記事のライター
tomi

新着一覧

最近公開されたまとめ