マカオの気温＆服装の注意点まとめ！観光ベストシーズンの気候は？

マカオの気温について見て行く前に、マカオがどんなところかも知りたいところです。マカオはショッピングやグルメや金融、それから何と言ってもカジノがあることで有名です。24時間営業のカジノが多く、入場料無料なところもあるのでカジノをしなくても観光できるのがマカオです。そのためマカオの観光客は世界中から訪れます。

ラスベガスに次いでカジノの中心地として知られており、カジノホテルも立ち並んでおり、中国でもリゾートの中心地です。有名なザ・ベネチアン・マカオなどは世界最大の広さを持つでカジノフロアを持っており、ヴェネチアの街並みをイメージしたホテルや敷地内にゴンドラがあったりします。

マカオは場所でいうと広東省の珠江で、マカオ半島と呼ばれる沖合の島で構成されています。元はポルトガルの植民地であったために、歴史的な遺構が多く、世界遺産にも指定されたマカオ歴史地区があります。カジノだけでなく普通に歴史観光を楽しむのにも最適なスポットなのです。

マカオにも日本と同じように季節の変化があります。日本と同じように夏は暑く冬は寒く、四季折々の自然を楽しむことができるので、日本と同じく季節を感じることができます。しかしマカオは亜熱帯気候のため一年中暖かいことが多いのです。平均気温も20度前後あり、夏が長く、比較的あったい場所です。

それから日本とは違って霧が多いです。山の中ならわかるのですが、マカオの場合は街中でも霧ができることがよくあります。湿度が高く、気温が高い。これがマカオと日本の違いです。汗をかく人は汗ばむことが多いでしょう。夏以外の時期でも春や秋でも暑いことがあるので、日本よりも少しあったかいところだな、と考えておいた方がいいです。

年間を通して気温が20度前後ですので、一年中過ごしやすいのがマカオの気候です。夏が長いので暖かい時期が続きます。冬でも天気がいい日には長袖のTシャツぐらいで過ごせてしまうくらい、軽装でバックパッカーをしている人には嬉しい国です。気温と気候はその点に本当を大きく違いがありますが、しっかり季節の変化がありますので、似ているところも多いです。

マカオの気候が暖かいのは、亜熱帯性気候という気候のためです。熱帯についで気候の高い地域のことを言います。南国などは亜熱帯ですが、南国ほどでなく、アジアの暖かい地域は亜熱帯性気候のところが多いです。一年中暖かい息が続くので、平均気温が高く、冬でも暖かかったりするのが特徴です。ちなみに日本は温帯と言います。

マカオには雨季があります。亜熱帯性気候によって一年中気温が暖かく過ごしやすいことがわかりましたが、雨季が多いので、春から夏頃にかけて街に霧が出たり、湿度が高かったり、雨が多かったりします。梅雨の時期は大変です。気温がとても高いのに雨が降ったりしてジメジメして嫌な感じになります。

台風が訪れることも多く、春頃から夏にかけては雷雨や暴雨、台風が来たりします。この時期は服装の準備が大変ですので、着替えなどを持っておいた方がいいでしょう。マカオは過ごしやすいけれでも雨季が大きな問題ということです。雨季を避けたいなら秋や冬に観光してもいいでしょう。雨が嫌いな人にとっては逆にベストシーズンです。

マカオは気温や気候も大事ですが、台風は特に注意した方がいいでしょう。マカオに旅行に行って暴風雨や台風にあったという人も少なくないです。マカオ半島は島ですので、台風などが訪れるとマカオを結ぶ橋が通行止になったりします。交通機関がストップしたりして、フェリーの運行も中止になることがあるので、台風の予報には注意です。

マカオは台風がくることが多く、世界中の観光客が訪れるベストシーズンでもある春から夏の季節にかけて台風が来ます。台風はマカオでは熱帶氣旋と表示され、警告の場合は現時並無熱帶氣旋警告と表示されます。どちらかが観光しやすいベストシーズンの季節にくることが多いので注意です。

マカオは気温や気候の変化がそれほど大きくないのですが、季節を楽しむこともできます。冬などは雪が降ったりすることは少ないのですが、イルミネーションイベントが盛んに行われており、特にマカオのカジノやリゾート施設などではイルミネーションイベントが人気です。秋から冬にかけては季節のイベントを楽しむことができるのでおすすめです。

今度はマカオの年間の気温についてみていきたいと思います。まずは冬から。1月と2月は平均最高気温が19度ほどで、最低気温が12から14度ほどです。最低気温は日本よりも高いのがわかるでしょう。平均気温10度から15度ほどで、日本より寒くない感じがしますが、寒波が訪れたりすると気温が寒くなったりします。

ホテルや室内などはエアコンが効いているので寒くないかもしれませんが、防寒具などがあった方がいいでしょう。日によってはダウンがいらない日もありますし、軽い格好で観光している人も多いです。しかし日本と違って雪が降ったりすることがめったにないため、日本の冬を過ごすほどの格好していく必要はないでしょう。

マカオの冬の服装は10度以下になる日もありますので、ダウンなどや厚手の上着を持っておくといでしょう。室内が暖かく気温の差があることがありますの、中に着るものはそれほど分厚いものでなくてもいいでしょう。しかし寒がりの人はウールやセーターを着用して行った方がいいかもしれません。男性ならジャケットと厚手の羽織ものがあるといいです。

今度はマカオの春の気温についてみていきたいと思います。3月からは最高気温も上がり、20度を越すようになります。4月と5月は25度を超え、最低気温も15度を超えます。気温が暖かくなって春の時期はとても観光しやすそうですが、降水確率も上がっていきます。この時期から夏にかけて気温とともに降水確率も上がっていくので注意です。

最高気温は高くなっていくので日本よりも早く暖かくなっていく感じです。Tシャツで過ごせる日もたくさんあります。3月はまだ寒い時期も残りますが、5月頃になるともう夏と変わらない格好しても大丈夫でしょう。マカオの春は気温が高く過ごしやすいですが、雨に注意、ということです。

マカオの春の服装は夏と同じ感じでも大丈夫です。3月あたりはまだまだ寒いかもしれませんが4月5月なら十分暖かいので半袖か長袖で大丈夫です。寒がりの人はジャケットを持っておけば十分でしょう。ジャケットでも厚手のものでなく薄手のものの方がいいでしょう。観光すると歩きますので汗をかきます。服装はなるべくすぐ脱げるものがおすすめです。

マカオの夏の気温は7月は最高気温32度になり、最も暖かい時期になります。6月の時点で最高気温30度を超え最低気温も26度ほどですので、6月あたりからとても暑いシーズンが訪れます。8月を過ぎ9月あたりでもまだまだ暑いです。マカオは夏が長いので6月あたりから9月あたりまでは夏のシーズンと考えた方がいいでしょう。

10月の頭でもまだまだ暖かいです。つまりマカオでは1年を通して春先から夏過ぎまでずっと暖かい時期が続いているのです。気候が暖かい反面、雨季も多いので、雨には気をつけた方がいいでしょう。雨が多いのはやはり5月6月あたりです。この時期は日本でも雨季になりますが、マカオでも雨季ですので傘を忘れずに。

マカオの夏の服装は一体どんなものがいいのでしょうか。夏になるともうほとんど半袖で十分です。マカオの夏はとても暑く、湿気もありますので、すぐに室内に入りたくなる時期でもあります。雨季ならなおさらです。雨季をすぎて本格的に暑くなると、Tシャツやタンクトップで十分でしょう。夏の服装は日本の気候と同じように用意するといいでしょう。

続いてマカオの秋の気温を見ていきます。秋頃になると雪のシーズンが終わりますので比較的過ごしやすくなります。冬に近づいてくるので寒くなるかと思いきや、9月10月11月あたりはまだまだ暖かい日が続いています。最高気温は下がっていきますが、10月あたりなどは長袖ぐらいでも十分過ごすことができます。

服装的には長袖のTシャツにジャケットぐらいの服装でも十分です。湿気もなくなってきて過ごしやすいシーズンになります。太陽が出ている時は半袖で過ごせる日も十分あります。10月の最高気温は28度で最低気温は22度ぐらいです。11月になると最高気温は26度で最低気温は20度。まだまだ暖かい日が続いているので、十分快適に過ごせます。

マカオの秋の服装は、春と似ています。秋の気候は暖かく、半袖で過ごすことができる時期が多いです。まだまだ夏の気温が下がらないので、秋口は男性や若い人なら半袖でも大丈夫でしょう。10月あたりから長袖やジャケットなどを用意するようにしておくのがおすすめです。秋の服装もバックパッカーなら少なくてすみそうです。

マカオは一年中それほど大きく気温が変化することはないので、学生さんの旅行や格安旅行、バックパッカーの方などはオールシーズン使える服装を準備しておけば軽装になってとっても便利です。ユニクロなどでポーチにしまうことができる上着や防水用の収納できる上着など、オールシーズン使えるものがあると便利です。

雨が多いので防水加工されたしまえる上着などがあると便利です。下着はTシャツで十分でしょう。オールシーズンTシャツを持っていけば、冬のホテルの中でも夏の外でも利用することができます。マカオではカジノに行ったりする人もいると思いますが、室内にいることが多いなら、オールシーズン使える軽い服装の準備もおすすめです。

マカオは気温や気候の変化をそれほど気にする必要はないでしょう。気温や気候よりも、季節の変わり目に起こる雨季を心配した方が良さそうです。雨季は春から夏の季節にかけて来るので、防寒具の用意と、着替えなどを持っておく必要があります。それと、特におすすめなのは速乾のタオルです。

速乾性のタオルはすぐに水分を吸収して、絞ると綺麗に水を出してくれるので、雨に濡れて観光している時にとっても役にたちます。バスや電車に乗る時でも鞄を拭いたりすることにも使えるし、シャワーを浴びた後ゲストハウスなどでさっと体を拭く時ににも使えます。気温や気候の変化も需要ですが、雨季の季節は速乾タオルがあると便利です。

では、マカオ観光でベストシーズンは一体いつでしょうか。今まで見てきたことから考えるとやはり秋頃から春先などがいいのではないでしょうか。雨季を逃れることができ、荷物は多少多くなるかもしれませんが、夏の時期と比べて比較的過ごしやすいのでベストシーズンです。クリスマスシーズンや正月前後は寒い日もありますが、穴場の時期です。

さらに冬の時期はマカオの飛行機料金が安かったりホテルの宿泊料金が安かったりします。冬の時期は湿度が低い上に晴れていれば軽い格好でも十分過ごすことができるのでベストシーズンでしょう。バックパッカーなどで格安の旅行をしており、料金をできるだけ少なくしたいなら冬の時期はバックパッカーにとってもベストシーズンです。

雪が降ることはあまりないのですが、どうしても寒いのが苦手という人は春頃に訪れるのもいいでしょう。飛行機の料金は上がっていきますが、2月3月あたりは過ごしやすく、雨季も避けることができるので、お金のある人にとってはベストシーズンです。しかし人も多くイベントなどもたくさん行なわれている夏の時期も観光のベストシーズンでもあります。

いかがでしたか？マカオの気温は日本とずいぶん違うところもありましたが、季節の変化が似ているので日本と似ているところもあります。ベストシーズンは人によっても変わると思いますが、雨季を避けて気温のいい時期に行くなら秋か春がベストシーズンです。是非とも服装の準備をしっかりと気温に合わせて整えて、楽しい旅をしてきてください。