2018年09月03日公開
2020年03月26日更新
シンガポール動物園の見どころ・行き方・料金は?観光客にもおすすめ!
シンガポール動物園は見どころ満載の動物園です。特に人気がオラウータンが利用客をもてなしてくれる朝食ビュッフェです。このシンガポール動物園の見どころや行き方、チケット情報などに加えて、その他の旅行者に便利なおすすめ情報をお伝えします。

目次
- 1シンガポールで大人気・シンガポール動物園
- 2シンガポール動物園の見どころ
- 3シンガポール動物園への行き方
- 4シンガポール動物園の営業時間
- 5シンガポール動物園のチケット料金
- 6シンガポール動物園でオラウータンを見る
- 7見どころ満載の11のゾーン
- 8シンガポール動物園の珍しい動物たち
- 9シンガポール動物園で開催される魅力たっぷりのツアー
- 10シンガポール動物園で食べる朝食
- 11シンガポール動物園の入口で食べる食事
- 12シンガポール動物園のナイトサファリ
- 13シンガポール動物園のリバーサファリ
- 14シンガポール動物園のジュロンバードバーク
- 15シンガポール動物園と協力する野生保護地区
- 16シンガポール動物園のメンバーになる
- 17シンガポール動物園でお土産を買う
- 18シンガポール動物園のベストシーズン
- 19シンガポール動物園付近の宿泊施設
- 20シンガポールへの入国情報
- 21シンガポール動物園の評判
- 22シンガポールで絶対よるべき・シンガポール動物園
シンガポールで大人気・シンガポール動物園
地元の人たちにはマンダイズーとも呼ばれているのがこのシンガポール動物園。1973年に政府が設立した上野公園の2倍の広さを誇る動物園です。席的に有名なオープンコンセプトのもとに設計されら各施設は自然の驚異を動物たちと一緒に体感できる施設です。300種類、2400匹の動物がこの動物園で保護されています。
この動物園で保護されている動物の34パーセントは現在絶滅の危機にあるものです。毎年約1900万人を超える来園者は動物たちの愛くるしい笑顔に癒されるとともに自然保護の大切さも学んでいきます。
シンガポール動物園の見どころ
この動物園の見どころは、種類豊富な動物たちを飼育していること、またその多くが絶滅の危機に瀕した希少な動物たちです。ホワイトタイガーにピグミーカバ、ハダカデバネズミといった珍しい動物たちが間近に見られるところでしょう。この動物園には11のゾーンがありそれぞれが生息する地域に分けて展示されています。
オーストラレーシアソーンには、グレーカンガルー、ワラビーたちの間を散歩したりできますし、木登りカンガルーといったとても珍しい動物たちと遊ぶことができます。ほかにもプリメイト・キングダムでは39種類の霊長類が集められています。レプタイルガーデンではコモドオオトカゲを間近に見ることができます。
シンガポール動物園への行き方
シンガポールの都市自体はとてもコンパクトで観光地への行き方はとっても簡単です。しかしこのシンガポール動物園はシンガポール市内から少し離れたところにあります。そんなシンガポール動物園への行き方をご紹介します。時間やチケット料金などの情報もご覧ください。
日本からシンガポールへの行き方
日本からシンガポールへは数多くの直通便が出ています。行き方は簡単です。成田空港、羽田空港共に出ています。ANA、JAL、シンガポール航空などがおすすめの行き方です。主要都市の大阪、名古屋からも、また福岡、札幌、沖縄、広島などの地方からも直通便が出ています。シンガポールへの行き方は以前に比べると簡単になってきました。
特に近年はLCCキャリアの日本への乗り入れが多くなってきたので、タイガーエアなどは安くて便利です。またマレーシアのLCCエアアジアなどは便も多くプロモーションなどを使えばかなり安く向かうこともできます。マレーシアのクアラルンプールからシンガポールまでは30分ほどです。そんなに時間は気になりませんのでこれもおすすめの行き方です。
シンガポール・チャンギ空港からシンガポール動物園への行き方
シンガポールチャンギ国際空港からシンガポール動物園までは、MRTと路線バスを乗り継いでいくのが一般的な行き方です。チャンギ国際空港からMRTに乗り換えてBef Ljatob Stn駅で路線バスに乗り換える行き方もあります。空港から約1時間です。
もう一つの一般的な行き方は空港からMRTでAng Mo Kio Intという駅まで行きます。そこには大きなバスステーションがあるのでそこまで行きます。そこからバスのナンバー138に乗り換えます。バスの乗車時間は40分程で料金は約4ドルというとても安い行き方です。
シンガポール動物園の営業時間
シンガポール動物園の営業時間は午前8時30分から午後6時までです。入園前のエリアでは朝食を提供してくれれるレストランが8時から営業しています。早めにチケットを購入して朝ご飯を軽く食べて動物園を効力できます。
ちなみに、シンガポール動物園を訪れる方々の多くが利用するナイトサファリは午後7時15分からです。シンガポール動物園が午後6時に終了するのでこの間の時間を夕食に充てるといいでしょう。
シンガポール動物園のチケット料金
シンガポール動物園のチケット料金ですが、基本的には大人が35シンガポールドル、子供が23シンガポールドルです。このチケットをネットでオンライン購入をすると15パーセントの割引料金で購入できます。
このシンガポールにある4大パークの入場料がセットになったチケットもあります。このチケットの料金は大人が78シンガポールドル、子供が58シンガポールドルです。やはりオンライン割引料金があり5パーセントの割引料金でチケットを購入できます。
2パークがセットになったチケットもあります。これは58から68シンガポールドル、子供が38から48シンガポールドルです。選ぶパークによってチケット料金が変わります。
加えて4パークの入場料金、トラムの乗り物、ボートライド、カルーセルライドがセットになったチケットも販売されています。このチケットの料金は、大人が88シンガポールドルで子供が68シンガポールドルです。
このチケット料金にはシンガポール動物園とジュロンバードパークを走るトラムのチケット料金、リバーサファリでのアマゾンリバークエストボートなどのチケット料金が含まれます。
シンガポール動物園でオラウータンを見る
シンガポール動物園の見どころの一つはオラウータンでしょう。近隣のマレー半島やボルネオ島に生息するオラウータンたちは霊長類の中でも特に人間たちに愛された動物です。このオラウータンたちは野生での寿命は35年から40年ですが人間の世話のもとでは最高で60年まで生きることができます。
このシンガポール動物園にはその名が有名なオラウータンたちもたくさんいます。例えば、アーメンというオラウータンはシンガポール動物園のオラウータンとの朝食でホストを務め続けてきたオラウータンです。シンガポールの特別観光大使にも任命された由緒あるオラウータンです。2008年に死んだときには4000人もの人が訪れたそうです。
見どころ満載の11のゾーン
このシンガポール動物園はその生息地域や動物の種類によって11のゾーンに分かれています。それぞれのゾーンが保護する動物たちに合わせて設計されているためそれぞれが見どころがたくさんあります。シンガポール動物園の11のゾーンの中からおすすめのゾーンをいくつかご紹介したいと思います。
ツリートップトレイル
来園者がまず最初に訪れるのがこのツリートップトレイルというゾーンです。木のボードウォークの上を歩きながら下を眺めると、せせらぎが流れています。このゾーンのおすすめは全長5mもあるワニのガビアルモドキです。その他にもマレーバク、バビルーサなどもおすすめです。
霊長類の王国
このゾーンでは世界中のサルやその仲間たちが集められています。またこのゾーンはグレートリフトバレー・オブ・エチオピアではマントヒヒがとても可愛くておすすめのポイントです。水浴びをしたり毛づくろいしたりしている姿は絶好の撮影ポイントです。この動物園の見どころの一つです。
エレファントライド
霊長類の王国を過ぎるとそこにはエレファントライドのコーナーがあります。ここではゾウの背中に乗って敷地を一周することができます。ゾウの背中には厚手のマットをかけただけのシンプルなスタイルが逆にゾウの大きさを時間させてくれます。実際に乗ってみると案外高いのでびっくりします。
ワイルド・アフリカ
次のおすすめのゾーンはワイルド・アフリカです。ここで保護されているのはアフリカに生息する有蹄類の動物たちです。つまりシロサイ、シマウマ、キリンたちといった動物です。檻がないゾーンの中でのびのびと生きる動物たちが草をはむ姿は本当にアフリカのサバンナにイルカのようです。
シンガポール動物園の珍しい動物たち
約300種類の動物を飼育しているこのシンガポール動物園には珍しい動物たちのいっぱいです。また来園者の好みと動物の生態を熟知した飼育員たちが考えた展示方法や様々なショーは心から満足するはずです。この動物園の見どころとなる動物たちをいくつか紹介したいと思います。
シンガポールの見どころ・ホワイトタイガー
シンガポール動物園の見どころの一つがホワイトタイガーのコーナーです。3頭の真っ白な虎たちが歩き回っています。この白い色は決して色が抜けただけではなく、毛が白い種類の虎です。その姿は静観で優雅。しかし時折見せるネコのような可愛いしぐさにはとっても引き付けられます。
シンガポール動物園の見どころ・マントヒヒ
別の見どころはPRIMATE KINGDOMにいる世界中のサルたちです。とくに注目すべきはマントヒヒです。このシンガポール動物園には約80頭のマントヒヒが集団で暮らしています。水場に使って互いに毛づくろいをしたり、マントヒヒの子供たちがそばで遊びまわっている姿はまるで人間の家族のようです。
シンガポール動物園の見どころ・キリン
オラウータンのゾーンを過ぎたところにあるワイルド・アフリカのゾーンにはアフリカに生息する有蹄類の動物たちがいます。その中でもおすすめはキリンです。このキリンには驚くほど近くまで接近しすることができます。また森の貴公子ともいわれている世界四大珍獣のボンゴもおすすめです。
シンガポール動物園の見どころ・ライオンとジャガー
大型ネコ科動物がいるキャット・カントリーではライオンやジャガーを見ることができます。とくに屋外ゾーンの奥にある、ライオンビューイングギャラリーではガラス越しにライオンたちの寝顔を観察することができます。さすがの百獣の王も寝るときは一匹の子猫のような顔をして寝ています。
ライオンの区画のすぐそばにジャガーの区画があります。熱帯地方独特の暑さにはこのジャガーもあまり慣れていないらしく、シンガポール動物園ではほとんど寝ているそうです。ですがスコールが降ってきたらチャンスです。元気に外に出て飛び回ります。絶好の撮影チャンスです。
シンガポール動物園の見どころ・ナマケモノ
このシンガポール動物園にはフラジャイル・フォレストと呼ばれる、一区画がまるで巨大なテントで囲まれたかのようなゾーンがあります。ここはパプア・ニューギニアの森の生態を再現した場所ですが、おすすめはナマケモノものです。木の枝にぶら下がってじっとしているかと思えば、地上を案外早く動くことに驚くことでしょう。
シンガポール動物園の見どころ・コモドオオトカゲ
このシンガポール動物園には大型爬虫類たちが飼育されているゾーンがあります。その中でもインドネシアに生食する固有種のコモドオオトカゲです。これは世界最大のトカゲとして知られており、体調は2から3メートル、体重は70キログラムにもなります。まるで恐竜を見ているようです。
シンガポール動物園で開催される魅力たっぷりのツアー
シンガポール動物園はとっても広いのでツアーで回ることができれば時間を有効に活用することができます。その一つはワイルド・ディスカバー・ツアーです。これはツアーバギーに乗って飼育員さんたちの毎日の飼育の様子を観察することができるおすすめツアーです。料金は大人が38シンガポールドル、子供は25シンガポールドルです。
また、バギーでの散策に加えて、バギーから降りて実際に飼育員たちと一緒に動物たちの世話をする姿を観察することができます。それがRep Topiaツアーです。このツアーでは爬虫類の世話をしたり、えさを与えたりと特別な体験をすることができます。料金は大人98シンガポール、子供65シンガポールドルです。
シンガポール動物園で食べる朝食
このシンガポール動物園でおすすめのアトラクションの一つがAh Mengという動物園内にあるレストランで食べる朝食です。オラウータンたちが客席のすぐ近くまで来てくれて朝食を食べに来たお客さんたちをもてなしてくれるのです。
本当にかわいいオラウータンたちは、時にはオラウータン自身の家族全員で朝食に訪れた来園者たちをもてなしてくれます。このレストランの名前にもなっているオラウータンたち、Ah Mengはこのシンガポール動物園で多くの来園者をもてなしたため、シンガポールの特別観光大使にもなったほどです。
とても上手に世話がなされているこの動物園のオラウータンたちはとっても大人しくて、朝食を食べている間も大人しくしています。こちらが一緒に写真を撮りたいときも簡単にとらせてくれます。この動物園でオラウータンたちに会うとこの絶滅の危機に瀕した動物を守りたいと思うようになります。
この朝食はビュッフェ形式で、大人35シンガポールドル、子供は25シンガポールドルです。予約はシンガポール動物園の公式サイトからもできます。しかし大人気でなかなか予約は取れません。もし公式サイトで満席の場合はツアーの一部で朝食ビュッフェを提供している会社を探すといいでしょう。運が良ければ空きがあるかもしれません。
シンガポール動物園の入口で食べる食事
シンガポール動物園ではオラウータンたちとの朝食だけでなく、おいしい朝食を堪能することができます。入り口前には軽食が食べられるレストランがあります。KFCは午前10時から、また週末、祝日は午前8時半から営業しています。アーメンレストランでの食事をしない人たちはここ朝食を食べて園内に向かうといいでしょう。
同じく入園前のエリアにはInuka Cafeがあります。ここではシンガポールスタイルの朝食をとることができます。朝は平日でも午前8時30分から営業しています。他にもAh Meng Kitchen, ベン&ジェリーズといった朝食スポットが入園前のエリアにたくさんあります。
動物園内にも食事処はたくさんあります。オラウータンとの食事が有名なAh Meng Restaurantですがその料理の質も上質です。シンガポール名物のチキンライスやブリヤニなどの地元料理はとってもおいしいです。またAh Meng Bistroではサンドイッチ、ペストリー、デザートなど小腹がすいたときに便利です。
シンガポール動物園のナイトサファリ
今では世界中の動物園で開催されているナイトサファリやナイトズーですが、このシンガポール動物園が始まりといってもいいでしょう。夜行性の動物たちが多いので夜と昼では動物たちは全く違う顔を見せます。そんな同粒たちのナイトライフを観察できるのがこのナイトサファリです。
シンガポール動物園のリバーサファリ
アジアでは初の川をテーマにしたサファリパークがこのリバーサファリです。世界中の淡水をテーマにしたそれぞれのゾーンにはその場地域特有の魚や動物たちがいっぱいです。おすすめの見どころはジャイアントパンダやマナティーです。また最近オープンしたアマゾン川に見立てた川をボートでクルーズするツアーも人気です。
シンガポール動物園のジュロンバードバーク
シンガポール動物園やリバーサファリがある場所からは少し離れていますが、このバードパークもシンガポール動物園と同じグループが経営しています。色とりどりの鳥たちが、来園者の肩や手にとまってえさをあげたりするのはとってもエキサイティングな経験になること間違いないでしょう。
シンガポール動物園と協力する野生保護地区
このシンガポール動物園は檻のない動物園です。この動物園はまさに自然保護区です。保護している動物たちの多くは現在絶滅の危機に瀕しているものです。そんな動物たちを保護しているのがこのシンガポール野生保護区です。この動物園だけでなく、リバーサファリ、ナイトサファリ、バードパークなどを管理して教育を通して野生保護を訴えています。
シンガポール動物園のメンバーになる
シンガポール動物園のメンバーになれば数多くの特典を得ることができます。1年間のフリーパス、メンバー専用駐車場、ショッピングの割引料金、ダイニングの割引料金など特典がたくさんあります。
年会費は大人が85シンガポールドル、子供は45シンガポールドルです。ファミリー向けのパック料金もあり、大人2名で子供1名が195、大人2名で子供2名が205シンガポールドルです。これに加えて4つすべてのパークを楽しめる共通会員もあります。
シンガポール動物園でお土産を買う
シンガポール動物園にはお土産が買えるギフトショップが3つあります。一つはRainforest Kidzworld、そしてもう一つはShaw Amphitheaterです。もう一つはエントランス付近にもあります。ここが一番種類が豊富です。ぬいぐるみやマグカップ、またジグソーパズルなど好みのお土産を購入できます。
シンガポール動物園のベストシーズン
シンガポールは赤道に近い熱帯の国ですから四季はありません。1年中暑い国です。しかし10月から2月ごろの雨季と、3月から9月ごろの乾季には分かれます。動物園を見て回るにはやはり乾季がいいかもしれません。しかし動物の種類によっては激しいスコールが降った時ほど活発に活動するというものもいます。
シンガポール動物園付近の宿泊施設
シンガポール動物園は野生保護地区にあり、市街地からは少し離れています。こういった性質上あまりすぐ近くに宿泊施設はありません。シンガポール動物園から一番近くおすすめのホテルがオーキッドカントリークラブホテルです。シンガポール動物園から約6キロメートルと近くはありませんがプールもある落ち着いたホテルです。
市内まで行けば適度な宿泊料金の施設もたくさんあります。シンガポール動物園までの行き方もMRTなどを利用すればそれほど複雑ではありません。シンガポール市内の宿泊施設を探すことをおすすめします。
シンガポールへの入国情報
シンガポールへの入国は、観光なら簡単です。日本のパスポートならビザがなくても14日か30日の入国の許可を得ることができるでしょう。ビザなしの入国の場合パスポートの有効期限が6か月以上あることが必要条件です。ビザなしは簡単ですが、このパスポートの有効期限には注意しなければなりません。
シンガポール動物園の評判
このシンガポール動物園の口コミなどのネット上での評判はすこぶる良いようです。多くの人がおすすめする観光スポットのようです。とくにこのシンガポール動物園で食べる朝食ビュッフェはとっても人気です。思ったより料金も安いという声もあります。
特に家族連れには大人気。日本ではこれほど動物に近づくことができる動物園も少ないでしょう。子供たちと一緒に行けば忘れられない思い出になるはずです。
シンガポールで絶対よるべき・シンガポール動物園
シンガポール動物園に来れば他では得られない飛び切りの体験をすることができるでしょう。また見どころ満載で1日では満足できないようなおすすめスポットがいっぱいです。シンガポール市内からの行き方はちょっと難しいかもしれませんが、余裕があればタクシーやツアーなどに参加すれば簡単です。
とにかく、一度訪れてみてください。家族連れなら家族全員で楽しむことができます。きっと忘れられない思い出になることでしょう。