シンガポールの言語・公用語ガイド!英語事情や旅行で使えるフレーズは?

治安の良いシンガポールは、女性にも人気のある観光国です。そんなシンガポールで話されている言語や公用語は一体何かご存知でしょうか?公用語の一つは英語ですがその他にも3つの言語が通じます。今回は、シンガポール旅行で役立つフレーズも含めてご紹介致します。

シンガポールの言語・公用語ガイド!英語事情や旅行で使えるフレーズは?のイメージ

目次

  1. 1シンガポールで使える言語や公用語は何語?
  2. 2シンガポールの歴史
  3. 3シンガポールので使える公用語と4つの言語
  4. 4シンガポールの言語と公用語1:英語はシングリッシュ
  5. 5シンガポールの言語と公用語2:標識は4ヶ国語表示
  6. 6シンガポールの言語と公用語3:教育は何語?
  7. 7シンガポールの言語と公用語4:屋台で使えるフレーズ
  8. 8シンガポールの言語と公用語5:マレー語の使えるフレーズ
  9. 9シンガポールの言語と公用語6:メニューに使用されるフレーズ
  10. 10シンガポールの言語と公用語7:断る時に使えるフレーズ
  11. 11シンガポールで使える言語や公用語を覚えて旅行を楽しもう!

シンガポールで使える言語や公用語は何語?

東南アジアの先進国として、金融業界をリードする国シンガポール。高層ビルが立ち並ぶ経済大国は、人口の約29%を外国人が占めるという国際的な国家です。

そんなシンガポールでは、4つの言語が公用語に定められており、広く国民が使っているのがシングリッシュと言われる英語です。今回は、なぜ、シンガポールがこの様に複雑な言語を持つ国なのか、その歴史も含めて詳しくご紹介致します。

シンガポールの歴史

現在では、世界でも最も生活水準の高い国として知られるシンガポール。その名前が歴史に登場するのは3世紀頃と言われています。

マレー半島の突端に位置するシンガポールは、かつてはマジャパヒト王国の支配下に置かれていましたが、1400年代には、交易で力をつけたマラッカ王国の支配下に置かれます。マラッカ王国の没落後は同じく、マレーシア南部のジョホール王国の支配を受けることになります。

マラッカ王国が栄えた大航海時代には、マラッカに渡ってきた中国系商人やインド系商人が土着のマレー系民族と結婚して「プラナカン文化」と呼ばれる新しい文化を繁栄させます。財力を持ったプラナカンの人々は、シンガポールにも南下し、今も、当時の繁栄を今に伝える屋敷などが各地に残されています。

ここまでの歴史からも分かる通り、シンガポールは、常にマレー半島の一部として、マレーシアを席捲した民族の支配下に置かれてきました。そのため、マレーシアに上陸した様々な民族がシンガポールへと移り住んでいったという歴史があります。

1800年代に入って、マレー半島がイギリスの植民地となった際に、シンガポールは英語風の名前である「シンガポール」に改名され、引き続きマレーシアの属国としてイギリス支配の歴史が続きます。

この頃から、シンガポールを含めたマレー半島全域で、広く英語が公用語として使用されていくようになっていきます。

その後、第二次世界大戦中は一時的に日本軍の支配下に置かれますが、1957年マラヤ連邦がイギリスから独立したのをきっかけに、イギリスからシンガポールも独立することとなりました。

シンガポールは、マラヤ連邦の時代にも、特に中華系民族が多く居住していた地域で、マレーシアのマレー系民族とは相容れない政治思想を持つ人々が多かったため、1965年8月9日に、マレーシア連邦から追放されるという形で、分離独立を遂げました。

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シンガポールので使える公用語と4つの言語

マレー半島の一部として、常にマレーシアの属国という立ち位置にあったシンガポール。その複雑な歴史から、マレー系、インド系、中国系の3つの民族が流入する国家となりました。

そんなシンガポールの公用語は実に4ヶ国語が指定されており、イギリス統治時代の影響から話されている英語の他、中国語、マレー語、タミル語の4つの言語が使用されています。

多民族国家であるシンガポールは、外国人流入率が非常に高いため、公用語の中でも最も使用頻度が高いのは英語となっています。

また、初代国家元首であったリー・クアンユーが中華系民族であったことと、元々、中華系民族が多く居住していた地域であったため、英語の次に使われるメジャーな公用語は、中国語(北京語)となっています。

シンガポールの言語と公用語1:英語はシングリッシュ

シンガポールの公用語の一つである英語は、私たちが旅行で使ういわゆる「アメリカ英語」とはかなり違っています。

シンガポールの英語には、現地の人々が話す言語であるマレー語や、中国語(北京語)の他、シンガポールに多い中華系移民「潮州人」の話す潮州語などがミックスされています。

このシンガポール独特の英語は、シングリッシュと言われて、語尾に中国語やマレー語の「La」「Le」(完了の意味を表す北京語の了など)が付帯しています。

同じ英語なのに、発音も早口で語気が強く、まるで中国語のように聞こえるため、旅行者はなかなか聞き取れないのがシンガポール英語の特徴です。

シンガポールの言語と公用語2:標識は4ヶ国語表示

シンガポールでは、道路標識も公用語である4つの言語で表示されることが普通です。特に旅行者の多いエリアでは、まれに日本人向けに日本語の標識が立っている場合もあります。

通りの名前などは、英語かマレー語で表記されている場合が多く、マレー語で「通り」「ストリート」を意味するJalanと表記されていることが一般的です。

シンガポール人は、中国語(北京語)を話せても、読み書きができない若い世代も多いため、標識の多くは英語やマレー語のアルファベットで表示されていることがほとんどです。

同じ公用語でもマイナー言語であるタミル語で表記されている箇所は、他の言語に比べて少なめになっています。

シンガポールの言語と公用語3:教育は何語?

シンガポール政府は、4つの公用語の中で、特に国際的に使用できる英語の習得に力を入れており、シンガポールの公立校では、授業を英語で行う政策がとられています。

しかしながら、シンガポールは多民族国家であることから、マレー系の家庭では、家の中でマレー語、中華系の家庭では、家の中で中国語を話すなど、多言語教育が行われているという実情があります。

日本でも、このようなマルチリンガル教育の重要性が叫ばれていますが、実際に多言語を操るシンガポール人の話言葉を聞いていると、1つのフレーズの中に英語、マレー語、中国語などがごちゃまぜになっています。

このことから、確かにシンガポール人は、多言語を操れるのかもしれませんが、ある意味、他の国の人とは、きちんとコミュニケーションがとり辛いというデメリットもあるようです。

シンガポールの言語と公用語4:屋台で使えるフレーズ

ここからは、シンガポール旅行で使えるおすすめのフレーズをシーン別にいくつかご紹介してみましょう。

まず、シンガポールで屋台やレストランなどで食事をするときに使える便利なフレーズは「打包」(ダーパオ)。これは、中国語の「持ち帰り」を意味するフレーズで、屋台の食事をテイクアウトしたいときに使えます。

また、シンガポールのレストランで食事が終わったときには、お会計をテーブルで済ませるという習慣があります。英語では「Bill, please」というフレーズを使いますが、もっと通じやすいのは「買單」(埋単)マイダンという中国語。

シンガポール人でも、屋台などを経営している場合は特に、学校教育を受けていない方も多いため、英語があまり話せないという方もいます。英語だけでもほぼ通じますが、旅行の際、簡単な中国語のフレーズも使えると便利です。

シンガポールの言語と公用語5:マレー語の使えるフレーズ

シンガポールでマレー系の多い地域を旅行する際に使えるマレー語のフレーズは「マカン」(makan)。マレー語で食べるという意味です。

他にも、トイレはtandasですので、お手洗いに行きたい時には「Tandas di mana?」トイレはどこですか?と聞くと通じやすいのでおすすめです。

シンガポールの言語と公用語6:メニューに使用されるフレーズ

シンガポールでは、メニューに使われるフレーズも独特です。特にドリンクメニューでよく見かけるのは英語の「Sky Juice」。英語で正しく表記するとすればPlain Waterで、水という意味です。

屋台のコーヒーショップでは、Teh O Kosongのようにマレー語が使われているメニューもよく見かけます。Tehは紅茶、O(オー)は、ミルクなどが入っていない、Kosongは(ゼロ、砂糖なし)という意味です。旅行の際には、こういった言語表記もしっておくと便利です。

シンガポールの言語と公用語7:断る時に使えるフレーズ

シンガポールでは、何かをお願いしたときに、同意したと言う意味を表すフレーズは英語の「can」で、ローカルの人は「can can」(いいよ、いいよ)といった感じで使います。

では、断る時はどうするのか?その場合は、「No can」(できないよ)と答えます。これに対して、「えー、いいでしょー。お願いやってよー」と伝えたい場合は「can lah」などとゴリ押しします!

どうしてもできないときは「Can not lah」と答えます!ここまで来ると、もはや英語ではありませんが、英語が苦手な日本人旅行者でも比較的簡単にコミュニケーションが取れます。

お店などで、いらないものを売りつけられそうになったときには「No need」というフレーズが使えます。中国語の不要(いらない)をそのまま英語に直訳したシンガポールならではのフレーズです!

シンガポールで使える言語や公用語を覚えて旅行を楽しもう!

シンガポール旅行で使える様々なフレーズと、なぜ、シンガポールがこのような多言語国家になったのか素の歴史について、お伝え致しました。

シンガポールで通じる「シングリッシュ」は、私たちが日本で学ぶアメリカ英語とは発音も文法も異なります。郷に入っては郷にしたがえで、ぜひ、現地スタイルの言語や公用語を覚えて、快適なシンガポール旅行をお楽しみください!

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Yukilifegoeson

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