ベトナムのチップの相場や渡し方は?ホテルやタクシーなどシーン別に紹介!

ベトナムには元々チップを支払うという習慣がありませんが、南部のホーチミン市や都市部では、欧米からの観光客の増加でチップを支払うというのが習慣化されつつあります。今回は、ベトナムのチップの相場をホテル、マッサージなどシーン別に取り上げ綿仕方もまとめます。

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目次

  1. 1ベトナムのチップの相場や渡し方をご紹介!
  2. 2ベトナムのチップの相場と渡し方1:ホテル
  3. 3ベトナムのチップの相場と渡し方2:レストラン
  4. 4ベトナムのチップの相場と渡し方3:マッサージ
  5. 5ベトナムのチップの相場と渡し方4:タクシー
  6. 6ベトナムのチップの相場と渡し方5:バイクタクシーやシクロ
  7. 7ベトナムのチップの相場と渡し方6:ツアーガイド
  8. 8ベトナムのチップの相場と渡し方7:カフェ
  9. 9ベトナムのチップの相場と渡し方8:バーや高級クラブ
  10. 10ベトナムのチップの相場や渡し方はこれで完璧!

ベトナムのチップの相場や渡し方をご紹介!

日本と同じく、ベトナムには元々チップの習慣はありません。欧米からの外国人観光客が増加したことで、最近は、大都市圏を中心にチップを要求するマッサージスタッフやタクシードライバーが増えています。

チップは、本来受けたサービスに対する「心付け」として渡すものですので、サービスに納得していなければ渡す必要がありません。逆によいサービスを受けた時には、相場以上のチップをスマートに渡したいものです。今回は、旅に役立つベトナムのチップの相場やシーン別の渡し方をご紹介致します。

ベトナムのチップの相場と渡し方1:ホテル

まずは、ベトナムのホテルでのチップの相場と渡し方からご紹介します。ベトナムのホテルでチップを払う場面は、トランクなどの荷物を運んでもらう時や、ベッドメイキングの方にチップを渡す時などが想定されます。

ホテルのポーターに渡すチップの相場は、1万ドンから2万ドンぐらいが相場です。チップを払いたくない場合は、ポーターのサービスを断りましょう。

渡し方は、現金になりますので、ベトナムについたら、まずは少しでいいので、空港でベトナムの通貨に両替しておく必要があります。

ベトナムのホテルの中で、4つ星以上のホテルであれば、ホテル滞在中は、毎日ベッドメイキングしてもらっていても、チップを置く必要はありません。気持ちのよいサービスを受けた場合は2万ドンぐらいのチップを置いておけばよいでしょう。

ベッドメイキングの方へのチップは、枕銭という言葉の通り、ベッドのサイドテーブルなどに見えるように置いて渡します。

ベトナムで中級以下のホテルに滞在する場合も、基本的にチップはいりませんが、荷物が紛失したり、盗難にあったら不安という方は、気持ち程度のチップを置いておく方が被害に遭う確率が減るかもしれません。

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ベトナムのチップの相場と渡し方2:レストラン

続いては、ベトナムでレストランへいった時のチップの相場と渡し方についてです。外国人向けのレストランでは、チップはサービス料に含まれていることも多く、ベトナムのレストランでは基本的にチップは必要ありません。

ただし、ベトナムのローカルのレストランや食堂では、着席の際に提供されるお茶やおしぼりが有料となっている場合が多いので、注意が必要です。

「冷やしたおしぼり」は、ベトナム語で「khan lanh」と表記されます。もし、この料金を払いたくなければ、おしぼりを使わなければOKです。使っていないのに、レシートに記載されていたら、レストランの店員に伝えましょう。

ベトナムのレストランでは、特にチップは必要ないですが、お茶やおしぼりが有料の場合は、2万ドンから5万ドンほどを請求されている場合が多いようです。サービス料が入っていないときには、食事した料金の5%から10%ぐらいの金額をチップとして渡してもよいでしょう。渡し方は、小銭などのおつりだけでも大丈夫です。

ベトナムのチップの相場と渡し方3:マッサージ

ベトナムのチップの相場と渡し方、続いてはマッサージやエステを利用した場合についてです。日本人観光客が使うような高級エステの場合は、料金にサービス料が含まれていますので、チップは必要ありません。

マッサージを受けた場合も、サービス料がレシートに含まれているかで判断します。もし、マッサージ代金にサービス料が含まれていない時には、チップを渡します。相場は5万ドンから10万ドンくらいが目安です。

ベトナムでは、日本に比べるとかなり安い金額でマッサージが受けられますが、その中でも特に格安のお店になると、マッサージ師がお客からのチップだけで生計を立てているような場合もあります。

ベトナムの格安マッサージ店では、施術が終わると、チップを要求してくるマッサージ師もいますので、チップを払う必要があるのかどうか、受付で確認してから入店するとトラブルを防げます。

ベトナムで高級スパへ行った場合は、素敵なマッサージを受けたと思ったら、10万ドンぐらいのチップを渡すのが相場です。

マッサージだけでなく、どんなサービスでも料金の5%ほどをチップとして払えばよいと覚えておけば安心です。

ベトナムのチップの相場と渡し方4:タクシー

続いてはベトナムでタクシーを利用した場合のチップの相場についてです。ベトナムのタクシーは、きちんとメーターを使うタクシーと、悪質なぼったくり商法のタクシーの2通りのタクシーがいます。

どちらに対しても、基本的には、タクシードライバーにチップを支払う必要はありませんので、仮に悪質なタクシーに引っかかったとしても、チップは払わなくてOKです。

ベトナムでタクシーを利用した際に、チップを支払う必要があるのは、半日、または1日など観光用にタクシーをチャーターした場合です。

ベトナム観光は、見どころが点在していますので、安いタクシーを利用するのが便利。チャーターした場合のチップの相場は、タクシー料金の5%から10%ぐらいで十分です。

ベトナムのチップの相場と渡し方5:バイクタクシーやシクロ

ベトナムの移動手段のオプションとしては、シクロやバイクタクシーもおすすめです。中距離や長距離は普通のタクシーがよいと思いますが、近距離ならシクロに乗るのも旅の楽しみです。

バイクタクシーもシクロも、基本的には、乗車前に料金交渉をしてから乗りますので、チップを払う必要はありません。

ベトナムの観光名物の1つでもあるシクロは、かなり強引に客引きしてくるドライバーもいます。シクロのドライバーには、気持ち程度のチップを渡せば十分です。

ベトナムのシクロのチップの相場は、1万ドンから2万ドンあればよいと思いますが、もし、ドライバーから5万ドン渡せなどと言われた時には、無視して車を降りてください。

ベトナムのチップの相場と渡し方6:ツアーガイド

ベトナムのチップの相場と渡し方、続いては、ベトナム国内の観光で現地ツアーなどを利用した場合のツアーガイドに渡すチップについてご紹介します。

ベトナムの現地ツアーを利用する際には、もし、プライベートのチャーターガイドやドライバー付きの貸切ガイドの場合は、5万ドンから10万ドンほどのチップを渡すとよいでしょう。

同じツアーガイドでも、団体向けの格安ツアーの場合は、ツアーガイドやドライバーにチップを渡す必要はありません。

しかしながら、ベトナムでは、ツアー中にバスの中に置いていた荷物がなくなっていたというようなこともあるようです。心配な時には、バスドライバーに1万ドンから2万ドンぐらいの気持ち程度のチップを渡してもよいかもしれません。

ベトナムのチップの相場と渡し方7:カフェ

ベトナムのチップの相場、続いてはカフェです。先ほどレストランについてご紹介しましたが、ベトナムでは、カフェでも水やおしぼりを有料で提供していることが多いようです。

ベトナム南部はフランス統治時代の影響で、フレンチスタイルのスイーツを出す高級カフェやおしゃれなカフェがたくさんあります。

こういった外国人向けのベトナムカフェは、サービス料が5%から10%ほどチャージされていることがほとんどです。

一方、同じベトナムカフェでも、エアコンのない路面店のようなローカルなお店では、サービス料は含まれません。特にチップを支払う必要もありませんが、よいサービスを受けたと思ったら、飲食代金の5%から10%ぐらいをチップとして渡すとスマートです。

ベトナムのチップの相場と渡し方8:バーや高級クラブ

最後にご紹介するベトナムのチップの相場情報は、最近増えてきているバーや高級クラブでのチップについてです。

ベトナム最大の経済都市である南部のホーチミンを中心に、都市部では高級バーやビアクラブなどが次々とオープンしています。

ベトナムの富裕層の社交場にもなっているルーフトップバーなどの高級バーでは、テーブル付きのウェイターにチップを渡すのがマナーです。チップの相場は5万ドンから10万ドンとかなり高めです。

一方、ベトナムの若者たちが集うクラブなどのチップの相場は、1テーブルにつき10万ドンが基本です。こちらは、お友達と割り勘できますので、高級バーに比べると少しチップの相場は下がります。

ベトナムのチップの相場や渡し方はこれで完璧!

マッサージやホテルなど、ベトナムのチップの相場と渡し方をご紹介致しました。欧米では現金ではなくクレジットカードでチップを渡すという渡し方もありますが、ベトナムでは現金が基本です。

細かい紙幣がないと、ホテルなどでチップを置く時にも困りますので、両替の時は、1万ドンや2万ドンなど小額紙幣に崩してもらうのを忘れないようにしましょう。スマートな対応で、素敵なベトナムの旅をお楽しみください!

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Yukilifegoeson

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