マヨン山は噴火に注意!フィリピンの富士山と呼ばれる名山と周辺を調査!

フィリピンのマヨン山はルソン島にあり、日本の富士山のように綺麗な山のため観光客からも写真映えするため人気の山です。周辺み自然が多いため登山も人気ですが、比較的よく噴火する火山と言うことでも知られています。そのフィリピンルソン島のマヨン山についてお伝えします。

マヨン山は噴火に注意!フィリピンの富士山と呼ばれる名山と周辺を調査!のイメージ

目次

  1. 1フィリピンルソン島のマヨン山
  2. 2マヨン山はフィリピンの富士山
  3. 3マヨン山は何度も噴火している活火山
  4. 4マヨン山の登山
  5. 5マヨン山の2018年の噴火
  6. 6ルソン島に伝わるマヨン山の伝説
  7. 7マヨン山伝説の二人が噴煙に
  8. 8マヨン山は美しい山
  9. 9マヨン山の周辺
  10. 10マヨン山周辺の人気観光地1:カグサワ教会跡
  11. 11マヨン山周辺の人気観光地2:教会横の博物館
  12. 12マヨン山周辺の人気観光地3:ベラ滝
  13. 13マヨン山周辺の人気観光地4:アルバイパーク&ワイルドライフ
  14. 14マヨン山周辺の人気観光地5:エンバカデロ
  15. 15マヨン山の警戒レベルに注意
  16. 16マヨン山の美しさを見に行こう

フィリピンルソン島のマヨン山

フィリピンルソン島にあるマヨン山は、フィリピンの人達にも観光客にも人気の山です。その姿は日本の富士山に似ていてルソン島南部の観光では特に人気で、登山はもちろん、写真好きな人達にも愛されている山です。しかし、マヨン山はよく噴火する山としても知られています。そのマヨン山についてお伝えします。

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マヨン山はフィリピンの富士山

フィリピンで一番大きな島のルソン島にあるマヨン山は周辺の街や海に観光にくる人達や地元周辺の人達からも人気のある山です。大変美しいマヨン山の姿は絵に描いた山のように綺麗な円錐形をしていて、日本の富士山に似ているのでフィリピンの人達やルソン島の人達からもルソン富士と呼ばれています。

美しい自然とマヨン山の形の美しさから写真好きにも人気の山で、周辺の山から見るマヨン山の姿は大変美しく、その姿は富士山以上の美しさがあります。観光でも自然豊な環境のためアウトドアが人気ですが周辺にも沢山観光スポットもあるので、観光で訪れた人達も皆、マヨン山をバックにあちこちで記念撮影をする姿をみます。

マヨン山は何度も噴火している活火山

マヨン山は緑も多く大変美しい山で、フィリピンの真っ青な空との姿も人気があり、一見よく噴火する火山には全く見えないのですが、もう何度も噴火していて、最近では2018年1月13日に噴火しました。過去の大きな噴火としては1994年の噴火が有名ですが、2018年の噴火は特にフィリピンルソン島に伝わるマヨン山の伝説に関係して大きく注目されました。

マヨン山の噴火は、あまり大きな噴火はなく、大抵はマヨン山周辺でおさまるので、数km離れるとほとんど安全なため、真っ黒い煙を出していたとしても大丈夫です。そのため、観光客も噴火し真っ黒い煙を出しているマヨン山をバックに記念撮影したり、夜に赤く燃える流れる溶岩を見て盛り上がったりしていて、噴火の様子を見ています。

マヨン山は小噴火が多い

マヨン山はよく噴火すると言っても、マヨン山は大変綺麗な円錐形の形が崩れることがなく、維持されています。マヨン山が噴火しても周辺でも離れていたら安全と言われるのは噴火があっても山頂が崩れない程度と言うのと、山頂以外の噴火がないという特長があります。

周辺は農地が多い

マヨン山周辺には農家さんも多く、広大な農地が広がっています。いつ噴火するかわからないとは言え、噴火してもそこまで溶岩が来ることが無いためか黒煙が上がっていても、作業をしています。避難勧告が出たら一度避難しすぐに戻ってきます。

これはマヨン山の噴火が普段から小さいからですが、噴火の規模は噴火してからでないとわかりません。数10km離れたらほぼ安全ではありますが、観光に行き、マヨン山の登山をもし計画するのであれば、個人的に行くのではなくツアーがあるのでガイドと共に行って下さい。

マヨン山の登山

マヨン山は登山も出来ます。しかしマヨン山は活火山で警戒レベルによって登れる場所が決まっています。2018年に噴火してるので頂上付近はまだ危険な地域で、安全のため行けないですが、現地の情報や万が一の場合もあるので、もし、マヨン山登山おするならガイドと一緒に行って下さい。

日本での情報収集も出来ますが、細かな部分の危険などは現地のガイドの方が知っています。そして予兆などもわかり危険回避においても、現地ガイドが居たほうが安全です。

マヨン山の2018年の噴火

フィリピンのルソン島にあるマヨン山は2018年に噴火しました。日本のイメージだと噴火すると火山灰などで数10km立入禁止になったりしますが、比較的小規模噴火がほとんどのマヨン山なので、この時は周辺6kmが立入禁止になった程度でした。

そして、この時にたまたま撮ったマヨン山の姿がSNSを通じてフィリピンの人達が知るルソン島のマヨン山に伝わる伝説が知られるようになり、沢山の人達から共感を得ました。

ルソン島にはマヨン山の伝説があり、その伝説をイラストレーターの方が2017年に描いて発表したのですが、その絵のように、マヨン山の噴火によってあがる黒い煙が写真に撮られ、フィリピンの人達からも伝説は本当のにあった事なんだと、ルソン島に伝わる伝説と共に広がりました。

最近の噴火

ここ最近では2014年の噴火が大きく合計5万人が避難しました。2013年には、観光客がマヨン山登山中に犠牲になり、2006年の噴火は8月に起きたのですが、11月におきた台風の影響で大雨が降り火山灰や粉屑物が雨によって火山泥流となり死者行方不明者合わせて1330人、家屋の倒壊も約9000戸も出て、大きな被害がありました。

初めに小さな噴火があっても、数ヶ月後に大噴火というのもあるため、一度噴火したら、しばらくは危険なので注意が必要です。

ルソン島に伝わるマヨン山の伝説

ルソン島のマヨン山に伝わる伝説はルソン島にいた部族の長の娘が溺れたところを武人が助けたのがきっかけで二人は恋愛に発展し愛し合うようになります。結果的に二人は結婚になりますが、二人の結婚は部族のルールで叶うことはなく、それが原因で部族間の戦争に発展します。

戦争に発展し、武人のパンガロノンは弓矢で命を狙われます。その弓矢で狙われたパンガロノンを部族の娘マガヨンが、身をていし、パンガロノンをかばい命を落とします。

その後、マガヨンが埋葬された所に山が現れます。その山はルソン島の言葉でマヨン山と呼ばれるようになります。マヨンはルソン島で美しいという意味で、マガヨンの名前と合わせマヨン山の名前の由来になったそうです。

マヨン山伝説の二人が噴煙に

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2018年の噴火によってあがった黒煙が、この伝説の二人が抱き合うような姿に見え、たまたまの偶然とは言え、その瞬間を撮った写真があり、それをイラスト加工した人がいて、そこには伝説の二人の姿が見え、それを見た人々から伝説は本当だったと大勢の人達に共有されました。

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煙がたまたまそう見えただけと言えば、それまでですし、そう見ようとしたから、そういう風に見えただけと言う方もいますが、伝説を知っていて、2014年に発表されたイラストを知っていたとは言っても、この伝説を知る地元の人達には、これは伝説ではなかったと感動を呼び、大きな反響を呼びました。

マヨン山は美しい山

伝説にあるマガヨンとマヨンの名前通りにマヨン山は美しい山です。それは噴火する場所も関係しています。マヨン山は頂上部からだけ噴火し、他の場所から噴火することがないためで、伝説のマガヨンの名前通り綺麗な円錐形の山でルソン島にいた日系人たちからルソン富士と言われ、富士山よりも美しいと言われています。

事実、これまで過去約400年近くの間に50回もの噴火をしているマヨン山ですが、噴火は山頂部からだけで、しかも山頂部の大きな崩れも無いため、富士山のよりも綺麗な円錐形で、緑も豊富の美しい山です。マヨン山が見える場所のほとんどの観光地や観光スポットは、撮影スポットとしても人気で、マヨン山から離れているため、噴火時も撮影をする人が多くなっています。

マヨン山の周辺

マヨン山周辺にはマヨン山の自然を楽しむ人気のスポットも沢山あります。もちろんそういった周辺の都市では、買い物や歴史的スポットなども多くあり、地元の人達だけでなく、観光客からも人気のあるスポットが多いです。そして、マヨン山周辺では、やはりマヨン山がダントツの人気があり、登山を楽しむ観光客も多くいます。

特にマヨン山の美しい形が、近かろうが遠かろうが、十分に見るだけで楽しめる山なので、朝陽、夕陽とのコラボはもちろん、フィリピンの真っ青な南国の空とのコラボも絶景と言われ、、日本人からすると、農村の地域で見ると、富士山にそっくりと感じる景色を見る事が出来ます。

マヨン山周辺の人気観光地1:カグサワ教会跡

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マヨン山周辺にある都市、レガスピにある1724年に建てられたカグサワ教会の跡は観光客からも人気のあるスポットです。今現在は廃墟になっているので教会の跡だけがあるのですが、1814年にマヨン山の大噴火があり、その時の噴火によって、教会は大きなダメージを受けました。

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そして、その時の噴火の事を、噴火の怖さや凄まじさを忘れないように、伝えるためにカグサワ教会は当時の被害を受けたままの姿で残っています。

今現在はここまでの大噴火はそうそうに無いため、噴火があっても安全な場所というイメージですが、唯一教会のベルタワーがあるくらいで、他は苔など植物に覆われていて、噴火の破壊力や怖さを実感できるおすすめの場所です。

マヨン山周辺の人気観光地2:教会横の博物館

カグサワ教会の横にあるカグサワ博物館はカグサワ教会を訪れた時には是非一緒に訪れるのをおすすめします。マヨン山の噴火の事や歴史がわかり、マヨン山の事やルソン島の事など詳しくわかります。そしてここからの景色がすごくおすすめです。噴火の破壊力を感じるのは当然ですが、ここから見るマヨン山の景色は大変素晴らしいです。

ここではマヨン山をバックに記念撮影する観光客もすごく多くて、ルソン島の絵はがきにもなっていることで知られています。ここからのマヨン山の景色は絶景と言われ、ここでマヨン山の写真を撮る目的だけで訪れる観光客も大変多くいる、撮影スポットとしても知られる場所です。

マヨン山周辺の人気観光地3:ベラ滝

ベラ滝はマヨン山の北のマリナオ火山にある滝です。フィリピンは澄んだ美しい海が人気ですが、このベラ滝も大変綺麗な水が流れています。気温の高い時は特におすすめの場所です。レガスピからは車で1時間ほどで行けるとこにあり、観光客だけでなく、地元の人も多く訪れる場所です。

ベラ滝はルソン島の豊な自然の中にあり見るだけでも良いですが、海同様に透明度ある美しい滝の下には、透明度が高い滝から流れる水が作る天然のプールが出来ています。この天然のプールは泳ぐことも出来ます。訪れる人達は泳ぐだけでなく、水中カメラをもち、透明度の高い水中の写真を撮ったり人気があります。

マヨン山周辺の人気観光地4:アルバイパーク&ワイルドライフ

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アルバイパーク&ワイルドライフは子連れの観光客からも大変人気のあるスポットです。ここはフィリピンの自然を楽しみながらピクニックなどをして楽しめ、大きな恐竜のモニュメントや遊具なども沢山あって、子供たちにも人気のある場所です。そしてここには75種類というおおくの種類の動物もいるので、お子さん連れの方には特におすすめです。

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アルバイパーク&ワイルドライフの園内では他にサイクリングなども楽しめ、湖もあるので散策したりと一日中過ごす事も出来ます。遊具やアクティビティも多く、ピクニックにもおすすめなので長時間いることが多いため、スニーカーなど動きやすい格好で行くと良いです。

マヨン山周辺の人気観光地5:エンバカデロ

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レガスピで買い物をするのにおすすめの海沿いにあるモールです。食料品店ももちろんですが、日用品、地元のお土産さんなど、沢山のお店が入っているので買い物をするならここでするのがおすすめです。

そしてここでも当然マヨン山を見る事ができますが、海沿いにあるのでフィリピンの青く綺麗な海を見ることもでき、マヨン山と海の写真だけでなく観光客の写真撮影スポットとしても人気のある大文字のエンバカデロやレガスピといったモニュメントもあります。

マヨン山の警戒レベルに注意

マヨン山は本当に綺麗な山で、何処から見ても絵になります。しかし、活火山のためいつ噴火があってもおかしくないというのもあります。遠くから見るだけなら安全ですが、登山をする場合は警戒レベルによって登れる場所が決まっています。警戒レベルが3になっていると、ハイキングといった感じになります。

マヨン山に入るときは警戒レベルのチェックも必要ですが入山届けも必要です。万が一噴火後にルソン島に行き周辺近くに行く場合などは、火山灰などの影響もあるのでマスクなど持って行くと良いです。

遠くからでも十分魅力あるマヨン山

登山をするわけでなく、周辺の観光地を巡って、そこからのマヨン山の風景を見るなら観光で行く分には全く問題はないです。避難勧告が出やすいマヨン山のすぐ近くだと危険ですが、離れた場所であれば、観光にはなんら支障はないです。

写真を撮る方なら周辺の農地から見るマヨン山も綺麗ですが、離れた場所でもマヨン山の魅力は大変綺麗ですので、ルソン島のマヨン山近くに行くなら、カメラは確実に持っていくと良いです。特に朝陽や夕陽があたるマヨン山は絶景で多くの人達を虜にいています。

マヨン山の美しさを見に行こう

ルソン島のマヨン山は今も活動する活火山です。噴火の恐れはありますが距離の離れたところから見る分にはほぼ安全です。そしてマヨン山の魅力は近くでも遠くから見ても十分にあります。マヨン山周辺の街では、そのマヨン山の魅力を十分に見られる絶景も多いです。フィリピンにある富士山と言われるルソン島のマヨン山を見に行ってきましょう。

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この記事のライター
Barista Sho