2018年10月28日公開
2018年10月28日更新
ゴビ砂漠はモンゴルの観光名所!場所・行き方・見どころを詳しくリサーチ!
モンゴル屈指の有名人気観光名所「ゴビ砂漠」。世界で4番目に大きな砂漠で、世界で初めて恐竜の卵と巣の化石が発掘されたことでも知られています。場所に行き方、気温、服装、観光の見どころなど、モンゴルのゴビ砂漠について詳しくまとめました。

目次
- 1モンゴルの観光名所「ゴビ砂漠」に行こう!
- 2豊かな自然が溢れる草原の国「モンゴル」
- 3モンゴル屈指の人気観光名所「ゴビ砂漠」
- 4ゴビ砂漠は世界で4番目に広大な砂漠!
- 5世界初の化石発見でも知られるゴビ砂漠
- 6ゴビ砂漠の場所は?モンゴルのどこにある?
- 7日本からモンゴルのゴビ砂漠への行き方
- 8ゴビ砂漠に行くには現地の人との交渉を!
- 9日本語ガイド付きのゴビ砂漠ツアーもある
- 10急激な変化に注意!ゴビ砂漠の気温は?
- 11ゴビ砂漠を観光するのに適した服装
- 12見逃せない!ゴビ砂漠観光の見どころ
- 13炎の壁と呼ばれるゴビ砂漠の「バヤンザク」
- 14ゴビ砂漠「ホンゴル砂丘」でトレッキング!
- 15ゴビ砂漠の野生動物の楽園「ヨリーンアム渓谷」
- 16ゴビ砂漠に行くなら「ゲルキャンプ」も必須
- 17ゴビ砂漠で過ごす夜には満天の星空観測を
- 18移動手段はこれ!ゴビ砂漠でラクダに乗ろう
- 19ゴビ砂漠を観光する際の注意点
- 20モンゴル観光なら「ゴビ砂漠」は欠かせない!
モンゴルの観光名所「ゴビ砂漠」に行こう!
世界で4番目の大きさを誇り、世界で初めて恐竜の卵の化石と巣の化石が発掘されたことでも知られる「ゴビ砂漠」は、モンゴル屈指の有名人気観光名所です。モンゴルを旅行するなら、ゴビ砂漠観光は欠かせません。場所や行き方、気温に服装、さらに観光の見どころまで、モンゴルのゴビ砂漠について気になることを、まとめてご紹介していきます。
豊かな自然が溢れる草原の国「モンゴル」
まずは「モンゴル」がどのような国であるのか簡単に押さえておきましょう。モンゴルは、東アジア北部に位置している内陸国で、中国とロシアに隣接しています。
人口は約307万人で、首都の「ウランバートル」の人口は全体の約半分である141万人程度。モンゴルは日本の4倍もの国土を持ちながらも、人口は日本の約52分の1しかありません。というのも、実はモンゴルの国土のおよそ79%を草原が占めているのです。そのため、モンゴルは「草原の国」という別名でも呼ばれています。
そんな豊かな自然溢れる大草原が広がっているモンゴルは、野生動物たちの楽園でもあります。モンゴルの自然も草原だけではなく多種多様であるため、その分、さまざまな種類の動物たちが生息しています。
また、モンゴルは「親日国家」でもあります。モンゴルは他国と比較し旅行先としてメジャーな国ではないためあまり知られていませんが、実は親日家が非常に多く、日本人が旅行でモンゴルを訪れると手厚くもてなしてもらえる場合がよくあります。そのため、少し意外かもしれませんが、モンゴルは日本人にとってとても観光のしやすい国なのです。
モンゴルが親日国家である理由としては、モンゴルが共産主義からの脱却を行う際に日本が援助を行ったこと、また日本の政府開発援助(ODA)により経済発展を遂げていることなどが大きな要因となっているようです。
在モンゴル日本国大使館が実施した「最も親しくすべき国は?」という世論調査でも日本が1位を獲得したこともあるのだそうです。
モンゴル屈指の人気観光名所「ゴビ砂漠」
モンゴルには、多種多様な自然を楽しむことができる観光名所が数多く点在しています。「恵み豊かで美しい自然が残る土地」としてモンゴル国内でも有名な「ハンガイ」という地域は、外国人観光客だけでなく地元モンゴルの人々にとっても憧れの場所。
モンゴルらしい風景が広がる「ステップ」と呼ばれる平らな草原地帯も、魅力的な観光名所です。常緑針葉樹林が育つ「タイガ」という山々の周辺は「ツァータン民族」というトナカイを飼育している民族が暮らしていることでも知られています。
そして、忘れてはならないモンゴル屈指の有名人気観光名所が「ゴビ砂漠」。数あるモンゴルの観光名所の中でも、特にゴビ砂漠は絶対にチェックしておきたい、大変魅力的で価値のある観光名所なのです。
ゴビ砂漠は世界で4番目に広大な砂漠!
「モンゴル=砂漠」という図式がいまいちピンとこない人も多いかと思います。ですが、実はこのモンゴルのゴビ砂漠、世界的にも有名な「サハラ砂漠」「オーストラリア砂漠」「アラビア砂漠」に引き続き、世界で4番目の大きさを誇る大変広大な砂漠なんです。
その大きさは、東西に約1600キロ、南北約970キロ、総面積は約130万キロ平方メートルにも及びます。ゴビ砂漠の約130万キロ平方メートルという面積がどれほど広いのかは、日本の面積と比較してみると分かりやすいかもしれません。
日本の総面積は、約38万平方キロメートル。単純計算で、ゴビ砂漠は日本の「3.4倍」もの面積があるということになります。日本が約3.4個分。ゴビ砂漠がどれだけ広大であるのか、なんとなく分かるかと思います。
ちなみに、ゴビ砂漠の名前にある「ゴビ(Govi)」というのはモンゴル語で「沙漠、乾燥した場所、草がまばらに生えている場所」という意味の言葉を指しています。
このことから考えると「ゴビ砂漠」は「砂漠(沙漠)砂漠」という畳語表現になってしまうことになりますが、なぜか日本では「ゴビ砂漠」という言い方が定着してしまっているようです。
モンゴル語の「ゴビ」には「沙漠」のほかに「乾燥した場所、草がまばらに生えている場所」という意味もありますが、ゴビ砂漠の場合、後者の意味のほうがよく当てはまっています。サハラ砂漠のような延々と砂丘が続くような砂漠ではなく、短い草が生えた場所、草原や森林のようになっている場所もある、ゴビ砂漠はちょっと変わった砂漠なんです。
世界初の化石発見でも知られるゴビ砂漠
ゴビ砂漠は、よく化石が発見されることでも知られています。ゴビ砂漠で発見されているのは、恐竜の化石。世界で初めて恐竜の卵の化石と巣の化石が発見されたのもまさにこのゴビ砂漠でした。
ここでプロトケラトプスやピナコサウルスなどをはじめとする多くの恐竜の化石が発見され、恐竜の生育環境の解明などの偉業に繋がっていったのだそうです。
ゴビ砂漠で世界で初めて恐竜の卵と巣の化石が発見されたのは、1923年(大正12年)のこと。当時はまだ未開の地だったゴビ砂漠ですが、この発見を機に「比較的状態のいい恐竜の化石がよく見つかる場所」として多くの関心を集め、調査隊により化石発掘が行われることも多くなりました。化石に関心がある人にとっても興味深い場所であるはずです。
ゴビ砂漠の場所は?モンゴルのどこにある?
世界で4番目の大きさを誇り、世界初の恐竜の卵と巣の化石が発見されたことでも知られる、ゴビ砂漠。日本の約3.4倍もの面積を持つゴビ砂漠は、一体モンゴルのどの場所に位置しているのでしょうか?
モンゴルの総面積は約156万平方キロメートルなので、約130万キロ平方メートルものゴビ砂漠がどこにあるのか、場所が気になる人もいるでしょう。
ゴビ砂漠の場所ですが、全てすっぽりとモンゴル国内におさまっているわけではありません。中国北部からモンゴル南部にかけて、国境をまたぐように広がり存在しているのです。中国にかかっているゴビ砂漠では、2011年に奇妙な形状をした謎の巨大構造物が発見されたことで大きな話題になっていたので、耳にした人もいるのではないでしょうか。
日本からモンゴルのゴビ砂漠への行き方
日本からモンゴルのゴビ砂漠への行き方についても押さえておきましょう。ゴビ砂漠への行き方はもちろん、簡単ではありません。
まずは、モンゴルの首都である「ウランバートル」を目指す必要があります。日本からだと、成田国際空港または関西国際空港から直行便が出ています。フライト時間はそれぞれ、約5時間半、約4時間半となっています。
ウランバートルに到着したら、次はウムヌゴビという県の「ダランザドガド」という町へ移動します。ダランザドガドはモンゴルの最南端に位置しているため、ウランバートルからの距離は約600キロ。そのため、行き方は飛行機になります。フライト時間は約1時間半。ダランザドガドに空港があるので、ウランバートルからの行き方は比較的簡単です。

ゴビ砂漠に行くには現地の人との交渉を!
実は、ウムヌゴビ県はゴビ砂漠の中に位置しています。つまり、ウムヌゴビ県に到着した時点でそこはもうゴビ砂漠ということになります。ですが、ウムヌゴビ県のダランザドガドはゴビ砂漠の観光拠点に過ぎません。観光名所として知られるダランザドガドの見どころをまわるには、ダランザドガドからさらに東に70キロほど移動する必要があります。
あとはいよいよ、ダランザドガドからゴビ砂漠の観光名所の行き方のみ。しかし、肝心のこの行き方が簡単ではないのです。ダランザドガドからの行き方としては、大きく2つの行き方が挙げられます。
まずは、レンタカーを借りて自力で運転していく行き方、そして現地のドライバーを探し交渉して連れて行ってもらうという行き方の2通りになります。
ただ、何度かゴビ砂漠を観光した経験があったりとよほど土地勘がない限り、レンタカーを利用しての行き方はおすすめできません。方角すら分からなくなるような真っさらな道で、目印になるものもありません。自力で行くのは正直無謀なので、現地の宿でドライバーを紹介してもらい、コースや料金を交渉して案内してもらう行き方がベストでしょう。
日本語ガイド付きのゴビ砂漠ツアーもある
現地の人に案内してもらうにしても、それなりの英語力や交渉力が必要となってきます。英語に不安がある人や交渉に自信のない人からすると、この行き方もかなり壁が高いはずです。もっと安心してゴビ砂漠観光を楽しみたいのであれば、ツアーを利用するという方法でもいいでしょう。日本語ガイド付きのツアーもあるので、言葉の問題もありません。
もちろん個人で行くよりも料金的には高くなってしまいますが、ツアーを利用する際には安心と安全を買ったと考えましょう。
日本を出発してから乗り換え、ゴビ砂漠観光ツアー、帰りの便に合わせたウランバートルの空港までの送迎まで、全てを任せることができます。個人で行くよりもスムーズで、効率のいいゴビ砂漠観光を楽しめておすすめです。
急激な変化に注意!ゴビ砂漠の気温は?
ゴビ砂漠を観光することになったら、気温に注意する必要があります。ゴビ砂漠の緯度は北海道の札幌市に相当するため、一見気温は低いかのように感じられます。
しかし、内陸に位置しているゴビ砂漠は大陸性気候に属しており、夏にあたる5月から9月にかけては最高気温が45度を超えることも珍しくはないほど。この時期は灼熱の気温が続きます。
砂漠というと年中気温が高い灼熱の地のようなイメージがありますが、ゴビ砂漠の場合はそうではありません。冬にあたる12月から3月にかけては、砂漠とは思えないような気温で厳しい寒さが訪れます。特に真冬である1月末から2月にかけては、最低気温がマイナス40度を割ることも少なくありません。真冬のゴビ砂漠観光はかなり厳しいでしょう。
ゴビ砂漠を観光するのに適した服装
ゴビ砂漠を観光するとなると時季は夏を選ぶ人が多いかと思います。最高気温が45度を超えることもさほど珍しいことではないというゴビ砂漠の夏。特に日中は気温が非常に高くかなりの暑さとなりますが、服装はどれだけ気温が高くても長袖を着るのがベスト。ジリジリと照りつける強い日差しから肌を守りましょう。日焼け対策にもなるので必須です。
長袖といっても、もこもこと着込む必要はありません。砂漠では日中であっても、日向と日陰での気温が体感にして5度から10度ほどの差があるといわれています。
つまり、気温よりも太陽を遮断することができるかどうか、という点が肝になるのです。肌に密着するような服ではなく、砂漠民が着るようなふんわりとした長袖を用意するといいでしょう。
また、日中は気温が高くても、砂漠では基本的に夜になると急激に気温が下がります。これはゴビ砂漠の場合も例外ではありません。
日中は太陽を遮断することさえできれば風通しのいい服装でいいですが、夜はかなり冷え込むことが考えられるので防寒具も用意しておくようにしましょう。気温差に素早く対応し、うまく体温調節をする必要があります。
日中は太陽を遮ることさえできれば薄手の長袖で十分なことが多いのですが、夜になるとそうはいきません。日中の気温からは考えられないほどにぐっと気温が下がるので、厚手の長袖やジャケットなどのアウターを用意しておきましょう。ストールやブランケットなど、夜に外に出ることも考えて、しっかりと防寒具を揃えておくことをおすすめします。
見逃せない!ゴビ砂漠観光の見どころ
それでは、ゴビ砂漠観光の見どころについてご紹介していきます。日本が約3.4個分に相当する広さを持つ、広大なゴビ砂漠。そんなゴビ砂漠を観光するなら絶対にチェックしておきたい、注目の観光名所をまとめました。砂漠を一周するのはとても無理ですが、人気の有名観光名所をいくつかまわり、効率的にゴビ砂漠観光を楽しんでみてください。
炎の壁と呼ばれるゴビ砂漠の「バヤンザク」
「炎の壁」という別名でも呼ばれている「バヤンザク」は、ゴビ砂漠を観光するのであれば必ず立ち寄っておきたい観光名所です。バヤンザクは、1923年にアメリカのアンドリュース隊が調査に入り、世界で初めて恐竜の卵の化石と巣の化石を発見したという有名な平原です。夕暮れ時に赤く輝くバヤンザクの姿はまさに「炎の壁」のような迫力です。
バヤンザクの「バヤン(bayan)」はモンゴル語で「たくさん」という意味、「ザク(zag)」はモンゴル語でとある草木の種類を指しているのだそうです。「たくさんのザク」というその名の通り、バヤンザクの周辺一帯にはザクという草木の姿を多く見ることができます。夕暮れ時、赤く染まる恐竜化石の聖地、バヤンザクを眺めてみてください。
ゴビ砂漠「ホンゴル砂丘」でトレッキング!
砂丘ばかりがあるわけではないゴビ砂漠。実は砂丘よりも短い草がまばらに生えている地帯が大部分なのですが、ゴビ砂漠の「ホンゴル砂丘」では、これぞまさに砂漠といった砂漠のイメージそのものの景色を見ることができます。ゴビ砂漠で砂漠を感じたいのであれば、ホンゴル砂丘は外せません。ゴビ砂漠を代表する、美しく魅力的な観光名所です。
ゴビ砂漠で砂漠らしい砂丘があるのは、実はわずか10%ほど。その中でも最も美しい砂丘といわれているのがこのホンゴル砂丘なのです。全長180キロ、最大幅115キロと非常に広大な砂丘で、中には高さ50メートルを超えるものもあるんです。ホンゴル砂丘では砂漠観光らしく、ラクダの背中に乗ってトレッキングを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ゴビ砂漠の野生動物の楽園「ヨリーンアム渓谷」
多種多様な野生動物たちが生息している、野生動物の楽園「ヨリーンアム渓谷」もゴビ砂漠観光でおすすめしたい見どころのひとつです。標高2200メートルもの高地に位置しており、初夏でも雪が残っているほどに涼しい渓谷です。「ヨリーンアム」はモンゴル語で「鷲の谷」。その名の通り、ここではイヌワシやヒゲワシの姿を見ることができます。
またほかにも、オオカミ、ハゲタカ、ヤギ、ヒツジなど、普段はなかなか見ることのない野生動物たちがたくさん生息しています。360度、見渡す限りに大自然が広がっており、そこにはありのままの野生動物たちの姿は都会の喧騒を忘れさせてくれます。日本では決して見ることのできない素晴らしい光景に、目を奪われてしまうこと間違いありません。
ゴビ砂漠に行くなら「ゲルキャンプ」も必須
モンゴルというと「ゲル」をイメージする人も多いのではないでしょうか。ゲルとは、モンゴルの遊牧民が使用している移動式住居のことを指しています。組み立てや運搬を簡単に行うことができるため、場所を移動しながら生活する遊牧民の間で昔から大切に受け継がれてきた文化です。ゴビ砂漠ではそんなゲルでの宿泊を体験することができるんです。
ゴル砂漠観光では、観光客向けにゲルでの宿泊を行う「ゲルキャンプ」というサービスが提供されています。ゲルの組み立て方法や利用方法など、ゲルの文化について学ぶことができたり、モンゴルの遊牧民の食事や生活などを実際に体験することができるのです。現地の遊牧民とも触れ合うことができ、ほかではなかなかない貴重な体験になるはずです。

ゴビ砂漠で過ごす夜には満天の星空観測を
ゴビ砂漠でゲルキャンプを体験することになったら、夜には満天の星空観測を楽しみましょう。広大なゴビ砂漠には月あかりや星の光を遮るような建物や人工的な光がないため、非常に美しい星空が広がっています。砂漠に寝転がって星空を見上げてみると、そのあまりの星の多さに、まるで自分が宇宙にでもいるかのような気分に錯覚させられるはず。
この最高の星空観測をするためにも、ゴビ砂漠を観光する際には、ゲルキャンプは絶対に欠かすわけにはいかないのです。吸い込まれてしまいそうに美しいその星空は、日中のゴビ砂漠とはまた別の魅力に溢れています。視界いっぱいに広がる幻想的な星空を眺めながらゴビ砂漠の雰囲気に浸り、またそのよさを感じながら旅の疲れを癒してみてください。
移動手段はこれ!ゴビ砂漠でラクダに乗ろう
ゴビ砂漠を歩くなら、移動手段としてラクダに乗ってみるのもおすすめです。「砂漠の舟」と呼ばれ、昔から砂漠での移動手段として大切にされてきたラクダ。砂漠といえばラクダをイメージする人も多いかと思いますが、もちろんゴビ砂漠でもラクダの背中に乗ることができます。せっかく砂漠を観光するのであれば、一度は体験してみたいものです。
先にご紹介したように「ホンゴル砂丘」ではぜひ、ラクダに乗ってトレッキングを楽しんでみてください。ゴビ砂漠で乗ることのできるラクダは「フタコブラクダ」で、割と知られている名前ですが、実はアジア原産のフタコブラクダは全体の10%ほどと、非常に珍しいのだそうです。どこまでも続く広大な砂漠を、ラクダと共に突き進んでみてください。
ゴビ砂漠を観光する際の注意点
ゴビ砂漠を観光するにあたって、覚えておきたい注意点があります。それは、化石についてです。
先に説明したように、ゴビ砂漠は恐竜の化石が数多く発見されることでも知られている砂漠です。恐竜だけに限らず、多種多様な野生動物たちの化石なども発見されており、世界有数の「化石産地」として世界中の調査隊からも熱い注目を浴び続けています。
ゴビ砂漠を観光していると、もしかすると運よくなにかの化石を発見してしまうことがあるかもしれません。世界有数の化石の産地で発見した「化石らしきもの」。記念に持って帰りたいという気持ちになるかと思いますが、国外へ化石を持ち出すことは固く禁じられています。化石のようなものを発見しても、安易に持ち出さないように注意しましょう。
モンゴル観光なら「ゴビ砂漠」は欠かせない!
いかがでしたでしょうか。モンゴル屈指の有名人気観光名所である「ゴビ砂漠」についてまとめてご紹介しました。ゴビ砂漠は、一度は行ってみる価値のある大変魅力的な観光名所です。モンゴルを旅行するなら、ゴビ砂漠を観光せずには帰れません。朝晩での激しい気温差など、体調管理には十分注意しながらゴビ砂漠での観光を楽しんでみてください。