ウランバートルの天気・気温・時差まとめ!季節ごとの服装もチェック!

ウランバートルはモンゴルの市で、なんとなく行きにくいイメージですが、文化や天気を知っていればきっと旅行も楽しめるはず!そんなモンゴルの首都ウランバートルの天気や、平均気温、時差などを紹介します。あまり身近ではないウランバートルを知りましょう。

ウランバートルの天気・気温・時差まとめ!季節ごとの服装もチェック!のイメージ

目次

  1. 1ウランバートルとはどんなところ?
  2. 2なんとなく暑い!ウランバートルの天気
  3. 3ウランバートルの天気と気候を調査!その1:夏は長い天気が特徴
  4. 4ウランバートルの天気と気候を調査!その2:1年で気温が暑い日は注意
  5. 5ウランバートルの天気と気候を調査!その3:寒い気候には注意が必要
  6. 6ウランバートルの天気と気候を調査!その4:1年で寒い日は服装に注意!
  7. 7ウランバートルの天気と気候を調査!その5:降水量にも注目!
  8. 8ウランバートルの観光のベストシーズンは?
  9. 9ウランバートルの時差は?
  10. 10ウランバートルの治安は大丈夫?
  11. 11ウランバートルでの禁止事項
  12. 12日本からウランバートルへの行き方
  13. 13ウランバートル観光で必要なビザの取得について
  14. 14ウランバートルの観光現状
  15. 15ウランバートルの観光の足は?
  16. 16ウランバートルに行ってみよう

ウランバートルとはどんなところ?

ウランバートルとは、モンゴルの首都になります。日本からも近く、比較的行きやすい場所となっています。1959年から計画都市としてギリシャの建築家によって碁盤目状に街を作られ、1967年から現在は最大都市となったカラチに変わり新首都となりました。人工的に作られた首都のため、ウランバートルは緑も多い街といわれたいます。草原帯が広がっているのもウランバートルの特徴でもあります。

なんとなく暑い!ウランバートルの天気

ウランバートルの天気や気温としては何となく暑いイメージがありますが、その通りの湿帯夏雨気候で、5月から7月にかけては非常に気温が上がり湿度も高くなる天気となっています。40度に達するほどの暑さの天気になりますが、9月まではモンスーンとなり、夜は雷雨というウランバートル特有の天気になることがあります。

意外と寒い天気のウランバートル

10月以降は過ごしやすい気温や天気といわれてますが、1~2月は0度以下になることもあり雪も降りますし、霧が出る事も多いです。5月からの気温や天気は比較的安定はしますが、7月からは湿度や気温も高くなり40度を超える場合もあります。

天気も不安定となっているのも特徴です。この暑い時期の一部は観光には不向きとなりますので、なるべく避けた方が良い場合もあります

大気汚染による天気も心配

また、気温以外での天気の注意点としては雨季が終わる10月頃から1月下旬までPM2.5などの大気汚染が深刻となっています。冬場は家庭暖房として薪を使うため、さらに大気汚染が助長されるとの事ですのでその時期を避けることが望ましいですが、旅行に行く場合は気温も重要ですが、外出にはマスクを着用するなどの大気汚染対策をしてください。

ウランバートルの天気と気候を調査!その1:夏は長い天気が特徴

ウランバートルの天気と気候の特徴として、夏は長い天気とされています。夏の天気はおよそ5月中旬から9月中旬まで続き、日本と同じような天気をしています。日本の天気ほど暑さには厳しくありませんが、1日の平均気温は16度前後と、ウランバートルの天気や温度は意外と過ごしやすいでしょう。

ベストシーズンはこの時期でもあり、この暖かい天気のベストシーズンになると多くの人が訪れて街は少し賑やかになっていきます。

ウランバートルの天気と気候を調査!その2:1年で気温が暑い日は注意

ウランバートルで1年の中で最も気温が上がるのは7月15日前後だと言われています。その時期の平均気温は25度前後と日本よりもだいぶ過ごしやすい気候となっていますが、ウランバートルの人たちにとっては苦しいようです。

天気も安定しており、観光のベストシーズンと言えるでしょう。夏の時期となっていますので、服装は暑さをしのげる服装がいいでしょう。

ウランバートルの天気と気候を調査!その3:寒い気候には注意が必要

ウランバートルの天気と気候の特徴として、寒い気候には注意が必要です。11月下旬から2月下旬までの3ヶ月ほど、この寒い気候は続き、日本では考えられないほどの寒さが襲ってきます。平均最低気温はマイナス9度まで下がり、日本の最も寒いとされる北海道よりも寒さを体感することのできる場所だと言われています。

服装にも要注意で、服をたくさん着込んでも体がついていけなくなるなどの支障もありますので、服装は十分に注意しましょう。

ウランバートルの天気と気候を調査!その4:1年で寒い日は服装に注意!

ウランバートルの天気で最も気をつけなければいけないのが、寒さです。1年で最も下がる日は1月中旬でその時の平均最低気温はマイナス28度前後、最高気温はマイナス17度前後となっています。そのため、ウランバートルの天気予報も十分注意して見ておく必要があります。

天気によって服装にも気をつける

天気によってはこれよりも寒くなる可能性がありますので、少し暖かいからと行って油断していると、朝晩が急激に寒くなる天気になる可能性もありますので、服装にも十分注意をしましょう。

この時期の天気になると、多くの人が外出をしなくなる傾向があります。命に関わるほどの寒さとなっていますので、不要な外出は避けています。そのため観光のベストシーズンではないでしょう。ベストシーズンではないけれども、どうしてもウランバートルを訪れる必要がある場合は、服装も注意をして万全の対策をしておきましょう。

ウランバートルの天気と気候を調査!その5:降水量にも注目!

ウランバートルの降水量は1年を通してかなり変化をしています。より降水量が多い天気は6月から9月までとなっており、その時期の降水量は比較的多いでしょう。観光のベストシーズンの季節ともなっていますが、急激な雨に備えるためにも服装にも注意をする必要があります。

天気予報をチェック!

最も降水量が多いとされる天気が、7月中旬とされています。この時期の天気は比較的晴れる日の天気もありますが、雨が降る天気もあります。天気予報によっては晴れとなっていても急に雨が降る場合もありますので、雨具の用意も必要です。

ウランバートルの観光のベストシーズンは?

ウランバートルの観光のベストシーズンはやはり暖かい時期の6月から8月となっています。この時期の天気は降水量も多くなりますが、晴れるとさらに良い観光のベストシーズンとなります。この時期のベストシーズンを狙って多くの外国人観光客も訪れる場所となっていますので、ぜひウランバートルへ訪れる際は6月から8月のベストシーズンに訪れてみてはいかがでしょうか。

暑すぎる天気の7月は注意

7月は最も気温が高くなる天気となっているため、ベストシーズンの時期であってもさほどおすすめはできません。天気の状況によっては40度以上を超える場所もありますので、比較的過ごしやすいと行っても大変な天気に見舞われる場合もあります。急な雨も降るため、この時期は天気も不安定であり、7月はあまり観光のベストシーズンとは言えないでしょう。

ウランバートルの時差は?

気になるウランバートルの時差を紹介します。ウランバートルと日本の時差は1時間となっています。日本時間の15時だとすると、ウランバートルでは14時の時差となっています。マイナス1時間したのが時差となっていますので、比較的日本との時差も少なく、旅行には疲れにくい時差となっています。

サマータイムの時差はあるの?

日の出時刻が早まる時期に、時計の針を1時間進め、太陽の出ている時間帯を有効に利用することを目的としているサマータイムの時差ですが、ウランバートルにはそのようなサマータイムはありません。そのため、日本と同じような感覚で過ごすことができます。時差だけ気にすれば、時間には気にせずに過ごすことができるでしょう。

ウランバートルの治安は大丈夫?

治安はとしてはモンゴルの中で、ウランバートルは比較的良い方だと言われていますが、外務省の海外安全ホームページでは危険レベルはさほど高くありませんので、気軽に行ける街だと認識してもいいでしょう。

天気や気候や時差なども日本と大きな変化もありませんので、日本との同じ季節隊の服装をしていれば問題はないとされています。

ウランバートルでの禁止事項

気温の高い夏でも、特に女性は肌の露出が多い服装はやめた方が安全です。半そでは大丈夫ですが、女性のキャミソールはもちろん、男性でもタンクトップや短パンは禁止となっているそうです。体の線が出るような服装も避けた方がトラブルを招かずにすみます。

また、モスクに入る際は靴と帽子を脱ぎ、女性のスカーフは必須となります。写真撮影は大丈夫なようですが、礼拝中の人の邪魔になるような事はしないでください。治安が良い場所でもトラブルになります。

また、気温が高くて喉が乾きますが、他の海外と同様に水道水は絶対に飲まずにミネラルウォーターを飲んで下さい。アルコールについては、イスラム教徒が多いパキスタンは“禁酒国”となっております。ウランバートルでも適用されますが、一部のホテルでは時間限定で販売できる許可を持っており、部屋飲みは可能です。日本から持っていっても空港で没収されることもあるのでご注意ください。

ウランバートルでの注意事項<食事編>

イスラム教徒が少なからずいるウランバートルではラマダン(絶食月)という教えがあります。旅行者である外国人には制限はないものの、現地の人達は食事をしないため、町中のレストランが日中閉めているということが多くなりますの注意してください。ラマダンは夜になるとその日1日に必要な食事をとるので夜まで待つという選択も可能です。

また、食事の内容としては香辛料の効いたカレーや煮込み料理に、タンドールや炭で焼いた肉料理へナンやチャパティーを主食にするのが通常です。「白いごはん」はあまり出ないので、胃腸の弱い方は、レトルトのおかゆなど持っていくと重宝します。

ウランバートルでの注意事項<トイレ編>

トイレは南アジア式とよばれる形で、紙で拭くのでもシャワーで流すのでもなく、水を手に取って洗いたい部分に持っていくそうですが、ちょっと観光客には馴染めない文化なので、ポケットティッシュやお尻がふけるウエットティッシュなどをご持参ください。なお、ホテルのトイレではトイレットペーパーも備え付けられています。

ウランバートルでの注意事項<ネット、電気編>

都市部のホテルでは、有料または無料にてインターネットが利用できます。当然、それに伴いほとんどの場所で充電なども可能ですが、ウランバートルだけではなくモンゴル全土で慢性的に電力が不足しています。停電も頻繁に起こりますので、いざという時のために予備電池や予備バッテリーなどを持参して対策を行ってください。

日本からウランバートルへの行き方

日本からの直行便があります。日本からウランバートルへはチンギスハーン国際空港を目指すといいでしょう。直行便で約6時間程度のフライトとなります。

日本の場合は成田国際空港や関西国際空港から直行便が出ています。どちらから出発しても1時間ほどしか時間はかかりません。

ウランバートル観光で必要なビザの取得について

ウランバートル へ行く際は観光でもビザ(査証)が必要ですので、取得が必要です。ビザの取得はパキスタン・イスラム共和国大使館で申請をする。もしくは手数料がかかりますが、取り扱いのある旅行代理店で申請することもできます。

教育ビザ、家族ビザ、商用ビザ、労働ビザ、通過ビザなど色々な種類がありますが、ここでは観光ビザに必要な書類を簡単にまとめます。大使館でビザを取得する場合、日本国籍を保有しているのであれば申請日の翌営業日にビザを受け取ることが可能だそうです。

必要な書類は、パスポート・証明写真2枚(4.5cm×3.5 cmサイズでで6ヶ月以内に撮影されたもの)・申請書・航空券か航空予約書が必要です。

そして、モンゴルやウランバートルで宿泊する予定のホテルなど滞在先がわかるもの(友人宅の場合は当該友人の署名入り誓約書とその方のパスポートのコピー)以上の5種類となります。

また、大使館で手続きを行えば手数料は100円となります。翌日にもう一度行く手間を省くには郵送も可能ですが、さらに着払いの送料がかかります。なお、第三国での取得は不可能ですので出国前に必ずビザの取得をしてください。

ウランバートルの観光現状

現在、観光復興に力を入れ徹底した治安強化に乗り出しているとのことですが、まだまだ不安な部分も多いです。大手旅行会社では旅行の取り扱いは少なく、インターネットの旅行では検索すると大分出ては来ますが、ウランバートル単体よりも中国とセットとなっているところも多いです。

実は、この中国とウランバートルのルートは日本でもお馴染みになっている人が通ったルートなんです。その人は、中国の古典である西遊記に登場する三蔵法師です。物語では中国を出発して、アフガニスタンとパキスタンを通ってインドに行った事になっているので、その感じを味わってみるのもおすすめです。

ウランバートルの観光の足は?

個人で行くと観光のための交通手段はメトロバスという専用道路しか走らないバスが主流で、切符代わりの専用コインを窓口で購入して乗ります。他はタクシーがありますが、法外な値段を要求され治安の悪い地域で降ろされるという心配もあるため、しっかりしたホテルの人やレストランの人にきちんと対応してもらった車以外は慎重になりましょう。

鉄道はウランバートルの内部を移動する手段ではないので実質メトロバスがメインとなります。個人観光は移動手段が少なくあまり活動的に観光はできないところですが、ウランバートルで有名な観光スポットをいくつかご紹介します。

ファイルサルモスク

1986年にサウジアラビアのファイサル国王の寄付によって建設されたモスク(イスラム教の礼拝堂のこと)です。1日5回の礼拝を行うイスラム教の信徒を支える建物で、外部もあわせると約10万人収容できる大きさです。床一面には大理石が敷き詰められています。モスクに入る時は土足厳禁で、帽子は必ず脱ぎます。女性はスカーフを巻くことが原則必要です。

ダマネコ展望台

ウランバートル全体を見渡せて、計画都市として整然と並ぶウランバートルが一望できます。麓から展望台までは歩くと1時間ほど、車で10分ほどで着きます。展望台を通り越して一番上まで上がるとモンゴルで一番おいしいと言われるレストランがあります。

ウランバートルに行ってみよう

ウランバートルでは観光に力をいれていて、日本からも比較的行きやすい場所となり、最近では観光客が増えて行っています。天気や気候、気温なども日本と似ていることもあり、比較的行きやすく、ウランバートルをはじめ、モンゴルを旅行した人はこの国が好きになって帰って来るという不思議な魅力があります。

とは言えど、やはりウランバートルは海外であることを注意しながら気をつけなければいけない点がさまざまあります。機会があればウランバートルを体験して体感してみてください。

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この記事のライター
ピーナッツ