スリランカの治安状況まとめ!女性に危険な場所やテロの心配はある?

この記事では、スリランカの治安状況について解説します。スリランカはアジア圏の国なため、比較的安全なイメージですが、現在の治安状況はどうなのか、テロなどの危険はないか、詳しく説明します。スリランカ旅行の注意点も、この記事を読めばよく分かります。

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目次

  1. 1『スリランカ』の現在の治安状況を徹底解説!
  2. 2『スリランカ』は20年前まで内戦が続いていた
  3. 3『スリランカ』は年々治安が安定してきている
  4. 4『スリランカ』の女性だけ旅行の治安は?
  5. 5『スリランカ』の治安上の注意点4つ!
  6. 6『スリランカ』の治安上の注意点1:交通事情
  7. 7『スリランカ』の治安上の注意点2:違法薬物
  8. 8『スリランカ』の治安上の注意点3:スリ・ひったくり
  9. 9『スリランカ』の治安上の注意点4:テロ
  10. 10『スリランカ』の治安以外の注意点4つ!
  11. 11『スリランカ』の治安以外の注意点1:仏教施設
  12. 12『スリランカ』の治安以外の注意点2:写真撮影
  13. 13『スリランカ』の治安以外の注意点3:チップ
  14. 14『スリランカ』の治安以外の注意点4:病気
  15. 15『スリランカ』は平和だけど警戒しとくべし!

『スリランカ』の現在の治安状況を徹底解説!

この記事は、「スリランカ」の現在の治安状況をまとめています。20年前まで内戦が続いていたスリランカですが、現在の治安は安定しているんでしょうか。最近は、女性だけの海外旅行が流行していますし、旅行スポットとして名前が挙がるスリランカの治安状況は、ぜひ知っておきたいところ。本記事を読めば、スリランカの治安がよくわかります。

『スリランカ』は20年前まで内戦が続いていた

冒頭でもお話ししたように、アジア圏にある国「スリランカ」は、20年前まで内戦が続いていました。民族間による紛争が、およそ26年間も続いていたんです。

当時は、とてもじゃないですが、旅行に出かけられるような状況ではありませんでした。テロではないものの、危険な状況であることには変わりなかったんです。

しかし、内戦が終結した現在のスリランカは違います。現在のスリランカは、内戦が繰り広げられていたあの頃とは違い、女性だけで日本から旅行に出かけられる国にまで変わりました。

『スリランカ』は年々治安が安定してきている

スリランカは、26年間にも及ぶ内戦が終結しました。その後、スリランカの治安はどんどん安定していきました。2018年の現在、スリランカは、テロや内戦の危険を感じないレベルの治安を取り戻しています。

そのため、スリランカは海外から旅行で訪れる人の数が、年々増加しています。実際、日本からスリランカに旅行で出かけた人も少なくありません。スリランカに女性のひとり旅で行ったという人が、ブログなどで、現地の写真付きで投稿しています。

スリランカの現在の治安は、昔に比べて安定していることは、間違いありません。スリランカに興味を持った人が、日本からスリランカに旅行しに行くレベルには、安定しています。もちろんテロや内戦の危険がゼロではありませんが、昔に比べて危険度は低いです。

『スリランカ』の女性だけ旅行の治安は?

海外旅行というと、家族全員での旅行や、カップルでの旅行が一般的に感じます。しかし、最近は女性だけで行く海外旅行も流行しています。女性の海外のひとり旅も流行っています。

女性だけで行く海外旅行には、家族や恋人と行く海外旅行とは、また違う楽しさがあります。ですが、それと同様に、旅行先によっては危険もつきまといます。年々治安が安定してきているスリランカの場合は、どうなんでしょうか。

結論から言いますと、スリランカへの海外旅行に、女性だけ、もしくは女性のひとり旅で行くのは大丈夫です。現在のスリランカは、テロや内戦などが勃発していませんし、スリランカ国内に特別危険と言われている場所もありません。

なので、女性のスリランカ旅行は全然大丈夫なんですが、注意点も存在します。男性・女性関係なくの治安上の注意点については、次の項目で解説しています。こちらの項目では、女性が特に注意しておくべきことをお話しします。

女性のスリランカ旅行での注意すべきことは、乗りものである「トゥクトゥク」にあります。トゥクトゥクとは、スリランカで1番おおく走っている乗りもののこと。スリランカ国内を移動する際に、トゥクトゥクに乗って移動したりします。

このトゥクトゥクでの注意点なんですが、女性は特に、トゥクトゥクに乗車する前に、目的地までのルートを確認しておきましょう。というのも、トゥクトゥクに乗った女性が、過去に乱暴されたという情報が流れているんです。トゥクトゥクを使わないのも手です。

『スリランカ』の治安上の注意点4つ!

昔に比べて、治安が安定してきた現在のスリランカですが、日本に比べると治安はよくありません。そのため、スリランカへ旅行で出かけるまえに、スリランカの治安に関する注意点をチェックしておきましょう。

海外旅行へ行くのに、その国の現在の治安状況を調べるのは重要です。それと同時に、より安全に旅行を楽しむために、治安上の注意点を把握しておくのも重要なんです。

この記事で紹介する、現在のスリランカの治安に関連する注意点は、次のとおりです。「交通事情」「違法薬物」「スリ・ひったくり」「テロ」の4つです。なんだか、物騒なキーワードが並んでいますが、大事なことですので、しっかり把握しましょう。

『スリランカ』の治安上の注意点1:交通事情

年々危険が少なくなっている、スリランカの治安上の注意点、1つ目は「交通事情」についてです。交通事情については、女性だけの旅行の項目で「トゥクトゥクに乗るときは注意」と解説しました。

しかし、男性・女性共通の、スリランカの交通事情に関する注意点があるんです。実はスリランカは、日本に比べて交通事故による死亡率が、極めて高いんです。

2017年にスリランカで起こった交通事故は、合計で4万件にものぼっています。そして、そのうち約3千件が交通事故で亡くなられています。スリランカの交通事故による死亡率は、日本に比べて、およそ10倍にも及んでいます。

なぜ、スリランカの交通事故が多いかと言いますと、スリランカは自動車の台数や免許証の保有者数に対して、道路の交通整備が完全には整っていないんです。

道路の交通整備だけではありません。スリランカの運転マナーがあまり良くないというのも、交通事故が多い原因と考えられています。スリランカ旅行で、国内を歩いて回るときは、車に注意しておくことをオススメします。

『スリランカ』の治安上の注意点2:違法薬物

年々危険が少なくなっている、スリランカの治安上の注意点、2つ目は「違法薬物」についてです。当たり前のことですが、違法薬物を持ってスリランカに行ったり、スリランカで違法薬物を購入することは犯罪です。絶対にそのような過ちは起こさないように。

しかし、知らず知らずのうちに、違法薬物に関わってしまうという事態は起こりえます。日本国内ならほぼありえない話ですが、日本国外なら全然ありえます。スリランカだって、可能性がゼロとは言えないのが現状です。

知らないで違法薬物に関わってしまって、知らなったで済まされないのが、違法薬物です。スリランカに旅行で出かけた際は、違法薬物に関わらないよう、スリランカ国内では細心の注意を払いましょう。

具体的な違法薬物に関わらない方法ですが、1番良いのは「怪しいと感じた場所には近寄らない」です。実際は、違法薬物に関係のない場所だったとしても、怪しいと感じたあなたの直感に従って、近寄らないようにしましょう。

『スリランカ』の治安上の注意点3:スリ・ひったくり

年々危険が少なくなっている、スリランカの治安上の注意点、3つ目は「スリ・ひったくり」についてです。海外旅行に出かける人で、スリやひったくりを警戒している人は多いと思います。スリランカに旅行で出かけた際も、スリやひったくりには注意しましょう。

テロなどが起きておらず、昔に比べて治安が安定してきたスリランカ。治安が安定してきたと言っても、日本に比べたら治安が良いとは言えません。現に、スリランカの人口あたりの犯罪発生率は、日本に比べて3倍以上もあるというデータが出ています。

そのスリランカで起きている犯罪で、特に多いのがスリやひったくり、それに置き引きなわけです。男性であろうと女性であろうと関係なく、スリやひったくりの被害に遭う確率はありますので、十分に警戒をしておきましょう。

スリランカ人の全員が全員、犯罪に手を染めているわけでは、もちろんありません。しかし、バスに乗っていた時に財布だけ抜き取られたなどの、公共交通機関内でのスリの被害があるのも事実なんです。

また、こちらはスリやひったくりではありませんが、旅行観光客をターゲットに「詐欺」をはたらく輩もいるそうです。「自分は大丈夫」と慢心せず、自分の持ち物、特に貴重品からは手を離さないように気をつけましょう。

『スリランカ』の治安上の注意点4:テロ

年々危険が少なくなっている、スリランカの治安上の注意点、4つ目は「テロ」についてです。スリランカに出かけて、テロに巻き込まれたら、とんだ災難です。海外旅行に出かけた際には、突然のテロに注意しておきましょう。

突然のテロに注意といっても、正直に言って、それほど警戒する必要はありません。というのも、近年スリランカでは、テロが起きていないからです。テロが起きていないため、スリランカの旅行でテロを警戒する必要はあまりなさそうです。

『スリランカ』の治安以外の注意点4つ!

上記では、アジア圏にある国「スリランカ」の治安上の注意点について解説しました。続きましては、スリランカの治安以外の注意点について解説していきます。

当然のことですが、スリランカと日本では、習慣や風俗がまるで違います。そのため、日本では当たり前の行いであったとしても、スリランカでは御法度というようなことがあるかもしれないんです。

なので、この項目を読んで、スリランカで守るべきマナーなどをきちんと把握しておきましょう。この記事で紹介する、スリランカの治安以外の注意点は、全部で4つあります。

治安以外の注意点は、次のとおりです。「仏教施設」「写真撮影」「チップ」「病気」の4つです。チップは、日本では馴染みがありませんが、スリランカでは一般的のようです。

『スリランカ』の治安以外の注意点1:仏教施設

スリランカの治安以外の注意点、1つ目は「仏教施設」についてです。スリランカの仏教施設に入るときは、注意しておくべき点がいくつかあります。この項目を読んで、注意点を把握しておきましょう。

スリランカの国民にとって、仏教施設とは、とても神聖なものとして崇められています。そのため、多くの国民の祈りの場として、日々感謝されています。そのような場所に旅行の際に訪れるのであれば、それ相応のマナーを守らなくてはなりません。

まずは、仏教施設に入るときの服装について。先ほどもお話ししたとおり、スリランカ人にとって、仏教施設は非常に神聖な場所です。神聖な場所なため、この仏教施設に入る際には、3つのマナーを守らなくてはなりません。

1つは、肌の露出の多い服を着ないこと。肩がむき出しになっている服や、膝上あたりが見えているホットパンツ姿などは、スリランカの仏教施設に入るのにNGな服装と指定されています。

次は、靴と帽子についてです。仏教施設に入るときには、汚れを持ち込まないように、靴を脱いで裸足になる必要があります。そして、帽子などのかぶりものも基本的にNGとされており、仏教施設では帽子を脱いで入りましょう。

最後のマナーは、仏教施設内でのカメラ撮影です。スリランカ人は、仏教施設の仏像を敬拝しています。そのため、仏像をバックにして写真を撮るなどといった行為は、たとえ海外からの観光客であったとしても、よくない行為とされています。

『スリランカ』の治安以外の注意点2:写真撮影

スリランカの治安以外の注意点、2つ目は「写真撮影」についてです。実はスリランカには、写真撮影を禁止しているスポットが何ヶ所かあります。先ほど紹介した「仏教施設」も、写真撮影に関する決まりがありました。

スリランカのどのような場所での写真撮影が、NGなのかと言いますと、世界遺産が撮影NGとなっていました。スリランカの世界遺産というと、かの有名な「シーギリヤロック」です。

ここだけの話、シーギリヤロックは2015年までは、フラッシュを消した状態でなら、写真撮影がOKの場所でした。しかし、2016年の1月から、写真撮影が完全NGになってしまったんです。

シーギリヤロックの写真撮影が完全NGになった原因ですが、フラッシュを消せずに写真撮影をした観光客が、あまりにも多かったからだと言われています。シーギリヤロックのように、写真撮影ができないスポットが、スリランカには多く存在しています。

『スリランカ』の治安以外の注意点3:チップ

スリランカの治安以外の注意点、3つ目は「チップ」についてです。スリランカでは、ウエイターやウエイトレスに、チップを配るという習慣が根付いています。日本では、あまり馴染みのない習慣でしょう。

スリランカに旅行で行ったのなら、その国の習慣にならいましょう。そこで気になるのが、ウエイターやウエイトレスへのチップの渡し方ですが、いたって簡単です。レシートに「SC」という欄があれば、それはチップ代金のこと。会計を済ませれば、チップを支払ったことになります。

もしレシートにSCの欄がなければ、会計金額の10%をチップにして渡すとよいでしょう。SCの欄があれば、ウエイターなどにチップを渡す必要は無く、SCの欄がなければ、会計金額の10%をチップで渡しましょう。

『スリランカ』の治安以外の注意点4:病気

スリランカの治安以外の注意点、4つ目は「病気」についてです。赤痢やコレラなどの病気のことです。スリランカでは、食べ物と飲み物に十分に気をつけましょう。食べ物はしっかり火の通ったものを、飲み物はミネラルウォーターにすれば、病気にかかるリスクを低減できます。

『スリランカ』は平和だけど警戒しとくべし!

ここまで読んだ人なら、スリランカは年々治安が安定しており、旅行の危険は少ないということが分かったことでしょう。近年、スリランカではテロが発生した報告もないですし、トゥクトゥクなど注意すれば、女性だけの旅行でも安心です。スリランカに女性だけで旅行しようと計画中の人は、本記事の注意点を、頭に入れておきましょう。

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ぐりむくん

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